「海外で見かけた日本車」シリーズの第588回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
トヨタの車が続きますが、今日は「ハイエース」をご紹介。
まず、上の写真ですが、4代目モデル。
写真左と真ん中は4代目モデルの中期型で、日本でもよく見た車。
この車両はワイパーを見ても分かりますが、右ハンドルなので、日本からの中古車の輸入でしょう。
一方、写真右の車両はボディが完全に4代目モデルながらヘッドライトが独特の形状。
ヘッドライトの外枠やフロントグリルの枠の形は日本仕様の後期型と同じ形状ですが、カバー無しの角目のヘッドライトが付いている点は異なります。
よって、こちらは4代目モデルの海外仕様というところでしょうね。
さらにこちらは現行5代目モデルのワイドボディの方。
共に左ハンドルですが、日本のものと同じ仕様です。
ここまで来ると、海外仕様も日本と統一して、少しでもコストを下げようとする考え方が取り入れられて来ます。
「ハイエース」は「カローラ」と共に“世界のトヨタ”を体現したモデルと言えますね。