今日の車は「ダットサン・DB-5」です。
元々、750cc以下しか生産できなかった自動車ですが、1947年の自動車取締法改正により、1500ccまでの生産が可能となり、翌年、「ダットサン・デラックスセダン」として、DB型が製作されました。
その後、DB-2、DB-4、DB-5 と作られ、1954年にDB-6で終了となっています。
写真のモデルは、そのうちの「DB-5」。
1954年の発売です。
ボディサイズは、全長3805mm、全幅1480mm、全高1560mm、
エンジンは、水冷の直列4気筒-860cc で、25ps/4000rpm、5.1kgm/2400rpm を発生しました。
また、ボディのデザインが独特ですが、このプレスは三菱重工業が担当をしており、それは三菱車の将来へとつながっていきます。
国産車という枠組みの中で、様々な企業が経験を積み、今の時代のもとになったと考えると、凄い時代だったのだなと思います。
今も多くの企業の合併や協力体制が出来ていますが、50年後の未来はどうなっているのでしょうか?