No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

全力で打つことが原点

2007年03月27日 | 身体の使い方・打ち方
脱力する、軸をつくる、重力を利用するなど、
理想の身体動作を求めて様々な取り組みをしてきましたが、
そんなことよりももっと重要なことがあることに最近ようやく気付いてきました。
それは何かというと、すごくシンプルなことですが、
”思い切り打つ”ということです。

テニスというスポーツは、ネットがあり、枠がありますから、
どうしてもコントロールしようという意識が先に立ちます。
そうすると身体が本来欲している気持ち良い動作を制限してしまうことになります。
そして皮肉なことに、制限された身体動作ではコントロールをも失われ、
逆にミスが増えてしまうのです。

我々レベルのプレーヤーに美しさが欠けるのは、
制限された卑屈な身体動作にあるんですね。
さらに困ったことには、いろいろなところから仕入れてきた
頭デッカチな理論ばかりが先行するので、
さらにギコチない動きに拍車をかけます。

とにかく、”思い切り打つ”、これが原点です。
しかも無心で。
”こうあるべき”という余計な知識を外してしまうことすごく大事です。
その先に脱力であったり、軸であったり、
そう言った感覚が芽生えてくるんですね。

初めから頭で考え、小利口にやろうとすると逆に上達が遅くなります。
爽やかに思い切り振っていきましょう。