
2015年6月にCBR600RRをレンタルし、570キロ程度ツーリングしたので
インプレしたい。
性能(国内仕様)
車名・型式
ホンダ・EBL-PC40
全長(mm)
2,030
全幅(mm)
685
全高(mm)
1,115
軸距(mm)
1,380
最低地上高(mm)
135
シート高(mm)
820
車両重量(kg)
189【199】
乗車定員(人)
2
燃料消費率(km/L)
29.0
(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m)
3.2
エンジン型式
PC40E
エンジン種類
水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
総排気量(cm3)
599
内径×行程(mm)
67.0×42.5
圧縮比
12.2
最高出力
(kW[PS]/rpm)
57[78]/12,000
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
52[5.3]/10,000
燃料供給装置形式
電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI)〉
使用燃料種類
無鉛プレミアムガソリン
始動方式
セルフ式
点火装置形式
フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式
圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)
18
クラッチ形式
湿式多板コイルスプリング式
変速機形式
常時噛合式6段リターン
変速比1速
2.750
変速比2速
2.000
変速比3速
1.666
変速比4速
1.444
変速比5速
1.304
変速比6速
1.208
減速比(1次/2次)
2.111/2.500
キャスター角(度)
23° 55′
トレール量(mm)
98
タイヤ(前)
120/70ZR17M/C (58W)
タイヤ(後)
180/55ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式(前)
油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後)
油圧式ディスク
懸架方式(前)
テレスコピック式
(倒立サス/ビッグ・ピストン・フロントフォーク)
懸架方式(後)
スイングアーム式
(ユニットプロリンク)
フレーム形式
ダイヤモンド
価格
¥1,129,680(ABS無し)
¥1,302,480(ABS付き)
*色がブラックの場合、今回試乗したホワイトは3万円高い。
今回はCBR600RRを愛車であるYZF-R1(09年式国内仕様)や以前レンタルしたGSX-R600と比較しながらインプレしたい。
GSX-R600 CBR600RR YZF-R1
全長(mm) 2030 2030 2070
軸間距離(mm) 1385 1380 1415
シート高(mm) 810 820 835
車重(KG) 187 189 212
パワー(PS/回転) 125/13500 78/12000 145/11000
トルク(KG/回転) 不明 5.3/10000 10/10000
燃料タンク(L) 17 18 18
ギア 6速 6速 6速
ABS 無 無 無
価格(千円) 1382千円 1129千円 1417千円
エンジンフィーリング・高速性能
エンジン性能に関しては、スーパースポーツの4気筒エンジンらしく
高回転まで軽やかに吹きあがるスポーティなエンジンで、全く不満はない
と言えるが、これは国内仕様のCBR600RRを単体で見た場合であって、
GSX-R600と比較してみるとその差は歴然で、どうしても無理やりパワーを
抑えられていると言うか、パワー制御の付いているバイクのレインモードで
走っているような感覚を感じてしまう。
今回レンタルしたCBR600RRが発売された時は、国内仕様の規制が緩められた
タイミングなので、もしかして120馬力くらいで発売されるかと期待したが、
結局従来の国内仕様と同様の78馬力だったので拍子抜けした記憶がある。
例え78馬力でも、峠やワインディングでそのパワーを出し切れるわけではないし、
高速でもその気になれば、180キロでも200キロでも問題なく出せてしまうのだろうが、
やはりエンジンの吹き上がりの爽快感という点で、フルパワー仕様のGSX-R600に及ばない
と感じるのである。
ハンドリング・乗り心地
GSX-R600のインプレでも述べたように、600SSのハンドリングは、リッターSSに対し、20キロ以上軽量でトルクも低く、
エンジンも回しやすくなるため、かなり軽快な印象となる。
私のようなあまり腕がないライダーが乗るとリッターSSは、大砲の弾丸にへばりついている感覚で、振り落とされないよう
必死にしがみつくようなライディングになるが、600SSでは多少余裕がうまれ、自分で制御している感覚が強くなる。
CBR600RRはGSX-R600と比較してもエンジンパワーが低く抑えられているためか、ハンドリングはより軽快な印象を受ける。

取り回し
ハンドルは多少持ちにくいが、リッターSSより20キロ以上軽量なこともあって、取り回しには苦労しない。

燃費
リッター20キロ程度と、15キロ程度に留まるリッターSSと比較するとはるかに高燃費で、ツーリングで距離を走るライダーにとっては
経済的に大きな助けとなる。

メーター、デザイン
GSX-R600同様に、メーターはSSにありがちなデザインで、特に面白みがある訳ではない。

デザインに関しては、マイナーチェンジ前のCBR600RR
のほうが、分かりやすいカッコよさがあったと思うが、マイナーチェンジ後も
ブサかわと言うか、一見ぱっとしないが、だんだん格好良く感じてくるスルメ的デザインだと思う。

総評
結論から言うとやはり国内仕様のCBR600RRは無理やりパワーを封印しているようなもどかしさを感じてしまうので、コストを無視すればGSX-R600の方がおすすめということになる。
ただし乗り出しまでの価格差が、ヘタをすると30万円近くすることを考えるとコストパフォーマンスとしてはCBR600RRが上回る。
なかなか難しい選択だが、もしSSに乗るのがはじめてならCBR600RRを購入して物足りなくなったらリッターSSにステップアップするなり、フルパワーの600SSに乗り換えるなりすれば良いと思うし、
リッターSSからの乗り換えならGSX-R600くらいのスペックがないと物足りなく感じてしまうだろう。
一番良いのは両車レンタルし乗り比べてみることだが、マイナーな車種だけにレンタルしている店も少なく、レンタル代もかなりかかるのが悩ましいところである。
インプレしたい。



性能(国内仕様)
車名・型式
ホンダ・EBL-PC40
全長(mm)
2,030
全幅(mm)
685
全高(mm)
1,115
軸距(mm)
1,380
最低地上高(mm)
135
シート高(mm)
820
車両重量(kg)
189【199】
乗車定員(人)
2
燃料消費率(km/L)
29.0
(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m)
3.2
エンジン型式
PC40E
エンジン種類
水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
総排気量(cm3)
599
内径×行程(mm)
67.0×42.5
圧縮比
12.2
最高出力
(kW[PS]/rpm)
57[78]/12,000
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
52[5.3]/10,000
燃料供給装置形式
電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI)〉
使用燃料種類
無鉛プレミアムガソリン
始動方式
セルフ式
点火装置形式
フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式
圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)
18
クラッチ形式
湿式多板コイルスプリング式
変速機形式
常時噛合式6段リターン
変速比1速
2.750
変速比2速
2.000
変速比3速
1.666
変速比4速
1.444
変速比5速
1.304
変速比6速
1.208
減速比(1次/2次)
2.111/2.500
キャスター角(度)
23° 55′
トレール量(mm)
98
タイヤ(前)
120/70ZR17M/C (58W)
タイヤ(後)
180/55ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式(前)
油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後)
油圧式ディスク
懸架方式(前)
テレスコピック式
(倒立サス/ビッグ・ピストン・フロントフォーク)
懸架方式(後)
スイングアーム式
(ユニットプロリンク)
フレーム形式
ダイヤモンド
価格
¥1,129,680(ABS無し)
¥1,302,480(ABS付き)
*色がブラックの場合、今回試乗したホワイトは3万円高い。
今回はCBR600RRを愛車であるYZF-R1(09年式国内仕様)や以前レンタルしたGSX-R600と比較しながらインプレしたい。
GSX-R600 CBR600RR YZF-R1
全長(mm) 2030 2030 2070
軸間距離(mm) 1385 1380 1415
シート高(mm) 810 820 835
車重(KG) 187 189 212
パワー(PS/回転) 125/13500 78/12000 145/11000
トルク(KG/回転) 不明 5.3/10000 10/10000
燃料タンク(L) 17 18 18
ギア 6速 6速 6速
ABS 無 無 無
価格(千円) 1382千円 1129千円 1417千円
エンジンフィーリング・高速性能
エンジン性能に関しては、スーパースポーツの4気筒エンジンらしく
高回転まで軽やかに吹きあがるスポーティなエンジンで、全く不満はない
と言えるが、これは国内仕様のCBR600RRを単体で見た場合であって、
GSX-R600と比較してみるとその差は歴然で、どうしても無理やりパワーを
抑えられていると言うか、パワー制御の付いているバイクのレインモードで
走っているような感覚を感じてしまう。
今回レンタルしたCBR600RRが発売された時は、国内仕様の規制が緩められた
タイミングなので、もしかして120馬力くらいで発売されるかと期待したが、
結局従来の国内仕様と同様の78馬力だったので拍子抜けした記憶がある。
例え78馬力でも、峠やワインディングでそのパワーを出し切れるわけではないし、
高速でもその気になれば、180キロでも200キロでも問題なく出せてしまうのだろうが、
やはりエンジンの吹き上がりの爽快感という点で、フルパワー仕様のGSX-R600に及ばない
と感じるのである。

ハンドリング・乗り心地
GSX-R600のインプレでも述べたように、600SSのハンドリングは、リッターSSに対し、20キロ以上軽量でトルクも低く、
エンジンも回しやすくなるため、かなり軽快な印象となる。
私のようなあまり腕がないライダーが乗るとリッターSSは、大砲の弾丸にへばりついている感覚で、振り落とされないよう
必死にしがみつくようなライディングになるが、600SSでは多少余裕がうまれ、自分で制御している感覚が強くなる。
CBR600RRはGSX-R600と比較してもエンジンパワーが低く抑えられているためか、ハンドリングはより軽快な印象を受ける。


取り回し
ハンドルは多少持ちにくいが、リッターSSより20キロ以上軽量なこともあって、取り回しには苦労しない。



燃費
リッター20キロ程度と、15キロ程度に留まるリッターSSと比較するとはるかに高燃費で、ツーリングで距離を走るライダーにとっては
経済的に大きな助けとなる。


メーター、デザイン
GSX-R600同様に、メーターはSSにありがちなデザインで、特に面白みがある訳ではない。

デザインに関しては、マイナーチェンジ前のCBR600RR

ブサかわと言うか、一見ぱっとしないが、だんだん格好良く感じてくるスルメ的デザインだと思う。




総評
結論から言うとやはり国内仕様のCBR600RRは無理やりパワーを封印しているようなもどかしさを感じてしまうので、コストを無視すればGSX-R600の方がおすすめということになる。
ただし乗り出しまでの価格差が、ヘタをすると30万円近くすることを考えるとコストパフォーマンスとしてはCBR600RRが上回る。
なかなか難しい選択だが、もしSSに乗るのがはじめてならCBR600RRを購入して物足りなくなったらリッターSSにステップアップするなり、フルパワーの600SSに乗り換えるなりすれば良いと思うし、
リッターSSからの乗り換えならGSX-R600くらいのスペックがないと物足りなく感じてしまうだろう。
一番良いのは両車レンタルし乗り比べてみることだが、マイナーな車種だけにレンタルしている店も少なく、レンタル代もかなりかかるのが悩ましいところである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます