広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

はっとうじ の 瓶詰め

2009-12-08 08:35:36 | 思ったこと


はっとうじの瓶詰め

変なタイトルでごめんなさい。


ツユマメの田舎(鳥取県西部の山ん中)では アイツ のことを
はっとうじ と呼びます。

生まれてから田舎を離れるまでの18年間
全国共通の呼び名と思いこんでたので、広島に来て
通じなかった時の驚きはそうとうでした。

というより
鳥取県にはあんなにたくさん居た アイツ が
広島にはあんまり居ないことにも驚き2倍でした。

アイツとは・・
冬場になると、見ない日は無いぐらい
親近感?のある存在で、洗濯物の中にはいてあたりまえ。

縁側のカーテンをゆさゆさ揺すると 2、3匹はあたりまえ。
多い時には10匹ぐらいが バラバラっと落ちるぐらい居ます。

ストーブをつけて部屋をぬくめると
アイツ は出てきて
部屋の真ん中、蛍光灯の下あたりを

ぶーーんぶーーんと羽音を響かせて回遊をはじめます。

ちょうど、その周回経路に勉強机を置いていたツユマメは
ぶーーんぶーーーんの羽音が止まるとドッキリ!
だって。
背中や肩、ひどい時には頭に止まってたりするですもん。

受験勉強とアイツ、切っても切れない関係です?!


もう、
おわかりですね。


アイツ とは ・・・ 





カメラ寄りすぎ!


そう、
カメムシです。

カメムシの中でも、この茶色いやつを
ツユマメのいなかでは はっとうじ と呼びます。


ほんっとに、この はっとうじ
冬になると大量発生します。

外に逃がしたって すぐにまた洗濯物に潜り込んだり
家の中に戻ってくるし。

ティッシュに包んでゴミ箱に捨てたぐらいじゃ
すぐにごそごそと脱出してしばらくしたら
蛍光灯の下をブーーン。

だからといってつぶすと臭くてやれんし。


というわけで
ツユマメの田舎あたりではどうやって退治するかというと

用意するものは二つ。

割り箸1セットと
大きめのコーヒー瓶。


コーヒー瓶は割り箸が中に入るように
ネスルとかの大瓶がよいです。

そして

はっとうじを見つけると、その割り箸で
えいっと捕まえて
瓶の中にポイっ。

そしてあわてて蓋をする。

まさに

臭いものにふた!


そのセットは特に大量発生しやすい窓辺や
洗濯干場あたりに常駐。

1週間も貯めれば、瓶の中にうじゃほどたまります。

それを見るたびに
ツユマメのばあちゃん。

「臭いがなければ佃煮にして食べてみるのになぁ」

とつぶやきます。
ひと冬に一体何度 この佃煮発言がでることか!


ほんとに佃煮にでもできるぐらいの量が
あっという間にたまるんです。


そんな身近な存在だったはっとうじくん。
広島市内ではほとんど見ることがないのですが
今年は何かが違うっ!

家の中でももう数匹見つけたし、
サンリブの床を這っているのも目撃したし。

今年は、多いみたいです。

はっとうじが多い年は大雪が降るとの言い伝えもあります。


そろそろスノボシーズン。
今年は良質の天然雪で滑ることができるのでしょうか。楽しみ!




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コメント (7)
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