広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

「土葬」の思い出

2009-03-15 11:10:38 | 思ったこと

先日、テレビの取材を受けたとき。
お世話になったテレビ局のスタッフTさんが、
つゆまめの実家のお向かいさんと親戚だということが発覚!
たった8軒しかない我が集落の名前が
Tさんの口から飛び出した時にはえらくびっくりしました。

お向かいさんといっても、農道と川と田んぼをはさんだはす向かいですが。



その後、しばし地元ネタで盛り上がったときのこと。
話題はTさんの親戚のおじいさまの葬式@土葬の話に・・・。
それをそばで聞いていたレポーターさん、
目を丸くして、「それ、日本ですか?!」と・・・

えぇ、 えぇ。
日本ですよ。
それも広島から車で3時間もあれば行けちゃう
ところですよ。(鳥取県と岡山県の県境)

実家はかなり田舎だと再三ブログにも書いてますが
なんと、最近まで土葬の習慣が残っていました。
過去4度、私も近親者の土葬のお葬式を経験していますが
一番最近は大学生のころ。(て、つい最近?!じゃん)

うろ覚えな記憶をたどってみると。

お棺は大きな桶。まさに棺おけ!

そこに体操座りでご遺体をいれます。屈葬っていうのかな?!

桶のふたは釘で打ちつけたような・・?

その棺おけを男の孫たちが4人(?)で墓まで背負います

その後ろを集落の人や親戚の人(かな?)が
みんなでいろいろな小物、鳴り物とかを持って
カンカンチンチン
鳴らしながら大名行列のように行進して墓まで歩きます。

背負い係は白装束にわらじ姿、おでこにはお化けの定番三角布着用!

わらじは帰りは脱いではだしで帰ってくるんじゃなかったかな?

しかも、違うルートを通らないといけないとかで
はだしのくせに本来墓地への道じゃない田んぼのあぜ道を通って
帰って来て足の裏が痛そうだった気が・・・


そんな話題で盛り上がるTさんと私。


Tさんが一番衝撃だったことは
おじいさまが背の高い方だったので桶のふたが閉まらず
よいしょっと首をかしげてむりやり上からふたをしたことだとか。

私の一番衝撃だった思い出は・・
小学校2年のときの母方の祖父のお葬式。(隣町ですがやはり土葬)
墓場まで行っていざ、お棺を埋める作業のとき
かたわらに、なにやら布を被せて隠してあるザルを発見。
父親に「ザルの中を見ちゃいけんよ」といわれたのに
見るなと言われれば 見たくなるのが 人間の心情。


大人たちの目を盗んでそろーっと
布をめくって中を見てしまいました。


そこに入っていたものとは!!!!



なんと


シャレコウベ~



 そう、ガイコツです!
 ホンモノの。



あの衝撃の瞬間は今でも忘れませんもん。
墓穴を掘っている時に、
前回(?)埋められた方の骨が出てきたので
あとで埋めようと、脇に置いてあったんでしょう。

人が見るなというものは、見ないのが正解ですね・・・


今日のブログは
なんだか民俗学の学者さんが興味を示しそうなネタですねぇ。
なんせ私の子供のころの記憶なので
細かい部分、間違ってたらすみません。


田舎に残る風習、びっくりですか??



ちなみに、実家で健在のつゆまめのおじいちゃんいわく
「わしが死んだら、松本家歴代初の火葬にしてくれ」とのこと。
ハイカラですなぁ。



ちなみに テレビの放送は18日(水)のイブニングフォーです

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コメント (15)
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