広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

ブログコラボ無理やり便乗

2008-03-19 07:28:39 | 子育て
今週のブログコラボ。
お題は「くしゃみ」ということで。
さ、いってみよう♪

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タイトル <バスじいちゃん>


私の実家の父、つまり子供たちにとって祖父のことを
「バスじいちゃん」と呼ぶ。

息子くんが言葉がしゃべれるようになってからずっと
父は、「バスじいちゃん」だ。

バスじいちゃんは、今年、夏の始まりがくると還暦を迎える。
60歳の誕生日の日に、40年近く勤続したバス会社を退職する。

そういうわけであと数ヶ月の間、
ド田舎の、今にも廃止になりそうな赤字路線の運転手を努めている。

なんとか、バスじいちゃんが勤めているうちに廃止にならなかったと
ほっと胸をなでおろすほどの、
乗り手のほとんどいない 過疎の集落と集落をつなぐ路線。
3月だというのに、こんなに道端に雪が残る。




乗客のほとんどは、地元の学校が廃校になったため
少し離れた町にバス通学する小学生か、
これまたやはり町に唯一ある診療所に通うお年寄りたち。
だから、日曜祝日のバスには、乗客がゼロという日も珍しくない。

この日は、広島から帰ってきた孫たちが、
「バスじいちゃんのバスに乗りたい!」とわざわざ駅から乗ってきた。



乗客は他に誰もいない。
一番前の席に乗って、美しい景色を独り(二人)じめ!
まるで観光バス?と見間違うかのような車窓の風景。
毎日毎日、この雄大な景色の中を駆け抜ける青いバス。





バスじいちゃん、
長い間、お疲れ様。

私が、大学生の頃は、観光バスに乗って毎日寝る暇もなく
西へ東へ日本全国を駆け巡っていたね。
宮島や平和公園にお客さんを乗せてくるのが事前にわかった時は
よく、顔を見に(こづかいをもらいに?)宿泊のホテルまで会いに行ったよね。
その後、私と弟に仕送りがいらなくなって、
地元の田舎路線バス勤務に変わってから
今まで加速度的に髪の毛が薄くなってたのが止まってほっとしました。
多くの命を載せて、過剰ぎみの労働条件で
毎日毎日知らない道を走るストレスはいくほどだったかを顕著に髪の毛が表してたんだね(笑)

このたびは
長年勤務 無事故無違反優良ドライバー の県表彰、おめでとう。


もう数ヶ月の間、
この大山の雪がすっかり解けて新緑に包まれるまでがんばってください。

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こんなところで噂されて
今頃、バスじいちゃん、のどかな山陰路のどこかで
大型バスが似合う大きな体で大きなくしゃみをしてるはず。

ハ ハ ハーーークション!
ありゃぁ、わしゃ花粉症になっただらぁか・・・・。 (訳:あれ?私は花粉症になったんだろうか・・・。)




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コメント (12)
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