北の国の人生ノート

これからの人生を有意義に生きていくための道程。自分で自分のために書く日記です

恵方巻きと節分。文化は創られる?

2007-02-04 | 食べること
コンビニに節分の豆を買いにいったら売り切れだった。
最近は、豆より恵方巻きを食べるのが浸透してきた。
これは、簡単に言うと巻きずしのことで、
またの名を「丸かぶり寿司」とも言われる。
恵方とは、易学に基づいたその年の幸運を招くと
される方角のことで、07年は北北西だ。
節分の日の夜に、家族そろってこの恵方を向き、
切っていない丸ごと一本ののり巻きを願い事を
念じながら無言で食べる。
巻きずしを鬼の金棒に見立てて鬼退治をするという意味もあり、
のり巻きを切らないのは「縁が切れないため」という。
全国ののり問屋による団体「海苔で健康推進委員会」によると、
この風習は江戸時代の末期から明治の初めごろにかけて、
大阪の船場で始まったとされている。
明治時代には廃れてしまったが、同委員会が、約20年ほど
前からこの風習を広めようと全国でイベントを開くなど尽力。
また、89年からセブン-イレブンが一部店舗で販売を始め、
全国販売するようになったことなどで認知度が大きく高まった。
風習が順調に広まっているようで「全国区のイベントになりつつあると
感じている」という。また、同社では今年から恵方巻きに
似せたロールケーキ「丸かぶりロールケーキ」を開発。
のりに見立てたココア風味のスポンジケーキでバナナや
ホイップクリームを包んでおり、こちらの予約も順調に伸びているという。
クリスマスとバレンタインデーそして恵方まき等々日本人は、忙しい。