サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

URC紙ジャケ

2005年03月19日 02時51分37秒 | 邦楽
avexにURC(アンダーグランドレコードクラブの略)の版権が移り、
はっぴいえんどのBOXが出て称賛を浴びたことは、
一年前のことながら記憶に新しい。

そのavex-URCの新シリーズが動きを見せている。
まずはURCシングルズ、2タイトル。
URCからリリースされた52枚のタイトルから
37枚を厳選してAB面収録、更にはジャケを再現した
ミニジャケット付き(但し岡林は収録されず)と、
東芝時代のシングルのコンピが廃盤になっていただけに、
嬉しい商品の発売となった。しかも資料性が高いというのも嬉しい。

第二がブルース・クリエイションのライブ音源集。
ブルクリ時代の「プリティ・スー」が聞けるのが兎に角凄い。
(ブルクリについてはまた改めて書きます)

そしてつい先日発売された、avex-URC紙ジャケットシリーズ。
しかしここまでの良い流れが残念でならない、非常に悪い出来。
98年位(失念・・・)に東芝から発売された時の再現度に比べると、
消費者をなめているとしか考えられない。
顕著なのが、ジャックスの早川義夫のソロ。
東芝版はジャケットにわざわざシールが張られている仕様であったが、
それが今回はなしで、のっぺりとした感じに仕上がってしまっている。

東芝版は帯も再現されていたし、紙質にもこだわりもみられたが、
avex-URCはまるで駄目。もしちゃんとしたものであったら、
以前の東芝版で出なかったものを買い集めようと思っていただけに
非常に残念です。プラケースで手に入るCDを紙ジャケ化して需要を
作り出そうというのは分かるが、買う方だって
安易なものには手を出さないことくらい分かって欲しいものだ。

はたしてavexが出来なかったのが・・・
それがavexの限界なのか分からないが・・・

そういえば自分の大好きなDMBQというバンドもavexから出していますね。
しかも悪いことにコピーコントールCDでしたね。