サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

Waiting for The Sun...(Doors)

2009年08月20日 11時21分21秒 | 洋楽
Waiting for The Sun・・・

もう朝晩は若干秋の季節のドアが開きかけてますが、
自分の中でドアーズ・ブームがやってきました!

Tシャツを買ったり、CDを買ったり・・・

最近は当時のLIVE音源をオフィシャルで出してるバンドも多いですが、
その中でもドアーズはしっかりとした管理のもと、
良質な音源を沢山出しています。

そんなわけで色々まとめてこの機会に購入しました!
↓↓↓↓↓


どう考えても、こんなストレンジなバンドはいないし、
Doorsに影響を受けたアーティストは多くいても、
Doorsにはたどり着けないところが面白く、正に孤高のバンド。

ゆっくり聞いてレビュー出来ればと。



Gurand Funk Railroad / Locomotion

2009年08月19日 11時59分50秒 | 洋楽
お茶の間に懐かしい歌が響いてるなぁ。

ん?SMAP?

ん?Softbank?

どうやらこのCM相当お金がかかってるらしく、
外国の大物振付師がSMAPに指導したとかしないとかで話題ですが、
このCMでかかっている曲がグランド・ファンク・レイルロード!

あヽ!懐かしのグランド・ファンク!

前座で出演したにもかかわらず、
トリのツェッペリンをくったという
アメリカのハードロックバンド!

トリオながら非常にテンションが高く
そして親しみやすいちょっと哀愁感もあるそのメロディラインが大好きです。

1971年の初来日時には豪雨の中の後楽園でのライブが今や数々の来日公演の中でもTOPにくるほど伝説と扱われていますが、個人的には2000年代に中野サンプラザで、マーク・ファーナーを見る事が出来たのが良い思い出です。(独特のステップと非常に腕、指、ピッキングが強いイメージがあります)

で、SoftbankのCMで流れているのは「Locomotion」。
トッド・ラングレン・プロデュースの1974年の「Shin' On 」に収録。
オリジナルは、「作詞:Gerry Goffin 作曲:Carole King」で 
1962年にリトルエヴァという人が最初にシングルを出しているようですが、
オリジナルは聞いたことありません。

日本人(60年代のアーリーポップス/カバーポップス時代)も含めて、
沢山のアーティストにカバーされている名曲です。

グランド・ファンクもちょっとハードさのあるポップな感じで良いです。
女性歌手が取り上げるなか、敢えてハードロックバンドで荒々しいイメージのある彼らが歌い上げたのは、そのギャップで新鮮だったのかも。

▼これがその「Locomotion」



▼ブートでも出回っているちょうどリリースと同じ位のライブ映像。
 時代を反映して衣装キラキラ。マーク・ファーナーはやっぱり上半身でないとね!



▼こちらが2000年に入ってからのマーク・ファーナー。実はドン・ブリューワーとの中が悪く、ここ最近オリジナル・メンバーでの再結成がないのが残念。サンプラザの時もドンのナンバーがなくちょっと寂しかったです。


マハビシュヌ・オーケストラ

2009年08月12日 00時48分58秒 | 洋楽
[Wax Poetics Japan No.05]の最新号はなんとマイルス御大が表紙!

で、早速購入!

読んでみると1973年のマイルスに焦点をあてた内容で、
マイケル・ヘンダーソンやピート・コージー、エムトゥーメらのインタビューを掲載し、
当時のマイルス・バンドの内幕を解き明かさんとしている。
これは面白い!

そしてもう一つ。マイルスがらみでジョン・マクラフリンと
「マハビシュヌ・オーケストラ」のインタビューも掲載。

ジョン・マクラフリン単独のインタビューは読んだ事あるものの、ビリー・コブハムらのバンド・メンバーが当時を語る内容は意外に見たことがなく、マイルスと共に貴重な写真も載っていて興味が尽きません。


1st。「内なる炎」と覚えていましたが、「内に秘めた炎」となっているところも多いみたいですね。

確か大学時代に軽音の先輩に聞いた方が良いということで、
教えてもらったのがこのアルバムだったような。

このアルバムには相当衝撃を覚えました。

しかしこのバンドのLIVE映像を見たときのインパクトは
聞いたときのそれを軽く上回る衝撃だったかも。

▼1972年のBBC STUDIOでのLIVEより。



まずはなんといってもビリー・コブハムの人知を超えたドラミング。
そして各々のテクニック!今や超絶技巧を駆使するバンドは山ほどありますが、
このまだまだ混沌とした時代の様式美に囚われない素晴らしい演奏の数々!

あまりテクニック系は好きになれませんが、このバンドは次元が別!

音だけでは分からなかった、どれがどの音なの?っていう超絶なユニゾンをかます
ギター、バイオリン、キーボードの三つのリード楽器も映像だとその迫力も凄い!

「Wax Poetics Japan」を読んで久々にマハビシュヌの熱い音を思い出した今日この頃でした!

LED ZEPPELIN / RAH ALTERNATE FOOTAGE

2009年08月10日 14時12分16秒 | LED ZEPPELIN
西新宿のお店で特典盤をGET!

今やオフィシャルで大幅にレベルUPしたVERSIONで気軽に見る事が
出来るようになった1970年のロイヤル・アルバート・ホールでのLIVE。

私がこれを始めて目に&手にしたのは、今より画質も悪く曲目も少なく、
さらには後半にフィルムが反転し、左利きにジミーがなってしまう粗悪なビデオでした。
というかこれしかなかったんですが、当時目にしたときの衝撃は未だに忘れられません。

一曲目の「We're Gonna Groove」の圧倒的なパワー&格好良さといったら!

と、書き出すと長くなってしまいますが、この特典盤のDVD-Rは二種類のテイクを収録した内容。

そして面白いのが、オフィシャル・テイクとの比較が出来る画面構成での収録。テレビの画面に合計3つの画面が同時進行で流れ、どのようにオフィシャルに収録されているか、されていないのかが、手に取るように分かります。

これ興味深いですよ~。パーシーが歌っている、その後ろでどのようにジミーが弾いているのか、ボンゾが叩いているのか、ジョンジーが弾いているのか。これが分かるんです。そして分かるオフィシャルの編集の凄さ。きれいにやはり最良の部分を上手くピックアップ&リペアしているのかがよく分かります。

オフィシャルには未収録のアンコール最後のLONG TALL SALLY収録も嬉しいところ。

意外にこのような「比較」を一つの画面でやってのける特典盤ってなかったので、ちょっと興奮してしまいます。またツェッペリンの波が来るのか(笑)

▼以下メーカーインフォより
LED ZEPPELIN - LONG TALL SALLY: RAH ALTERNATE FOOTAGE(無料DVDR)
Live at Royal Albert Hall, London, UK 9th January 1970 PRO-SHOT

1970年1月9日のロイヤル・アルバート・ホール公演のプロショット映像の現存する2種のテイクを収録。Alternate Cutはオフィシャルとは違う編集ヴァージョンで41分9秒収録されています。Single Camera Footageはその名のとおり一台のカメラの撮りっぱなし映像をそのまま楽曲単位で収録。フィルムの長さが制限されているワンカメの素材映像で、楽曲ごとの収録分数は短めですが、非常に貴重なシーンの数々を見ることができます。こちらはAlternate Cut未収のSomething Else、Bring It On Homeを含む7曲を12分31秒収録。両テイクとも、オフィシャルには未収のLong Tall Sallyが収録されています。今回の企画の素晴らしいのは、ラストにオフィシャルテイクとの2テイクとの比較画面が分かりやすい画面構成で収録されている点で(9曲で収録時間:45分42秒)、Alternate CutとSingle Camera Footageを見ながら「こんなシーンオフィシャルに収録されていたかな?」と思っていた部分が、どこがどういう風に違うということがよく分かる内容になっています。逆にオフィシャルが複数のフィルム素材をどのように編集したか、そして採用されなかったフィルムにもこれだけ魅力的なシーンが収録されていることも分かります。ロイヤル・アルバート・ホール公演の裏映像タイトルとしては決定版とも言える内容であり、研究用資料として大きな価値を持つ一枚です。ツェッペリン・コレクターのみならず、全てのロック・ファン必携の一枚と言える素晴らしいタイトルが登場です。

The Alternate Cut

1. Intro 2. We're Gonna Groove 3. I Can't Quit You Baby 4. White Summer 5. Whole Lotta Love
6. Communication Breakdown 7. C'mon Everybody 8. Long Tall Sally

Single Camera Footage(fragments)

1. Intro 2. We're Gonna Groove 3. I Can't Quit You Baby 4. Communication Breakdown
5. C'mon Everybody 6. Something Else 7. Bring It On Home 8. Long Tall Sally

Official Cut Analysis(multi-angle comparison)

1. Intro 2. We're Gonna Groove 3. I Can't Quit You Baby 4. White Summer 5. Whole Lotta Love
6. Communication Breakdown 7. C'mon Everybody 8. Something Else 9. Bring It On Home
10. Long Tall Sally

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 100min.


で、これがオフィシャル未収の「LONG TALL SALLY」。
後の「WHOLE LOTTA LOVE」に聞くことが出来る、怒涛のロックン・ロール・メドレーを聞くことが出来ます。途中はオーディエンス録音で繋いでるようですね。だからオフィシャル収録が見送られたのでしょうか?