当時のニューミュージックマガジンからかなり興味深い特集があったので、
ピックアップして何度か更新していきたいと思います。
1973年の7月号に「マガジンが見つけた19の実力派グループ」の特集がそれ。
まずはチャー在籍のバッド・シーン!
この特集、なかなか見たことがない写真が使われておりそこも見ものの一つですが、
このバッドシーンもその一つではないでしょうか?
一番奥がチャー氏だと思うんですが、どうでしょうか?
============
金子光則 ボーカル(シュアー)
CHAR ギター(フェンダー=ストラトキャスター)
成瀬ヒロ ベース(フェンダー=ジャズ・ベース)
長谷川康之 ドラム(ヤマハ特注)
長谷川君が慶応高校の仲間3人と金子君でバンド結成したのが71年の2月。途中メンバー交代が何度かあって(ギターとベース)今年の4月に現メンバーになった。成瀬君意外の3人はまだ学生。コンサート活動は、学園祭、文化祭を中心にOZ、ジャンジャンなどへ出演してきた。ステージでは日本語のオリジナルがほとんどだが、メンバー全員がカクタス、というよりもティム・ボガード、カーマイン・アピスにはまっていて、時々そのコピーもやる。ステージ上のアクションもハード・ロック・グループの割にはかなり派手で見せることもかなり考えている。一応まとまってはいるがギターをはじめまだこれからといった感じ。今年8月にキングから初のシングル盤A「すべてがわかる時」B「ロックン・ロールをぶっとばせ」が出る。
=============
よく知られたチャーのバンド活動としては初期の「バッド・シーン」。自身が参加したバンドでの発売された音源はこれが初。ベースの成瀬ヒロはもちろん「鳴瀬喜博」。ドラマーの長谷川康之は近田春夫&ハルヲフォン、カルメン・マキ&OZ などで後に活躍した方。
今考えてもすごいメンバーが揃ってます。
それにしてもまだまだこれからのバンドとはいえ、
チャーを掴まえて「ギターをはじめまだこれから」
という記述は後から読むと面白いですね。
カクタスのカバーやステージ・アクションが派手だったという記述も
非常に想像力をかき立てられます。どこかにLIVE音源残ってないんでしょうか。
音源自体は結局シングル一枚しか出せず仕舞い。
A面/B面とも1999年発売のオムニバスで聞くことが出来ます。
オムニバス
『ニューロックの夜明け 番外編9 キング・ニューロック・シングル集 ファンキー・ダッコNo.1』
1. FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
2. MORE FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
3. 恋のT.P.O(近田春夫&ハルヲフォン)
4. プラスチック・ムーン(近田春夫&ハルヲフォン)
5. きりきり舞い(近田春夫&ハルヲフォン)
6. ロキシーの夜(近田春夫)
7. 闇にジャックナイフ(近田春夫&ハルヲフォン)
8. すべてがわかる時 Out of Time(BAD SCENE)
9. ロックンロールをぶっとばせ(BAD SCENE)
10. 続・東京ワッショイ(遠藤賢司)
11. ルイのテーマ(遠藤賢司)
12. 月経(山平和彦)
13. 大島節(山平和彦)
14. さすらいの唄(唐十郎)
15. アメニモマケズ(サラ&メロディ)
16. ヤギブシ・ラットマン Legend from Ratman(サラ&メロディ)
17. 私の恋人さん(ベイビー・ブラザーズ)
18. 母さんのいびき(藁人形と五寸釘)
19. 下っ端(金玉(こんぎょく))
20. 蒸気機関車(金玉)
21. からっぽの世界(小林啓子)
このアルバムの8曲目と、9曲目で聞くことが出来ます。
このCDは他にも聞き所満載なので興味ある方は是非どうぞ。ただ残念ながら廃盤です。
バッド・シーンの音源がこれ以降のなにかに収録されたということは確かないと思いますが、
情報あいまいなので間違っていたらご指摘いただければと思います。
ちなみに今回初めて「長谷川康之」で検索をかけたところ、
ご自身のブログがあることを知りました。
「元ちょいワルオヤジのお茶目な本音ブログ」
面白いブログですが、その中の「青春時代」は特に当時の音楽のことやご自身の生活のことが書かれてあったりして非常に興味深いです。(この記事の中にTOPの四人の写真もありましたね。やはり一番左がチャーでした)是非ご一読を。
ピックアップして何度か更新していきたいと思います。
1973年の7月号に「マガジンが見つけた19の実力派グループ」の特集がそれ。
まずはチャー在籍のバッド・シーン!
この特集、なかなか見たことがない写真が使われておりそこも見ものの一つですが、
このバッドシーンもその一つではないでしょうか?
一番奥がチャー氏だと思うんですが、どうでしょうか?
============
金子光則 ボーカル(シュアー)
CHAR ギター(フェンダー=ストラトキャスター)
成瀬ヒロ ベース(フェンダー=ジャズ・ベース)
長谷川康之 ドラム(ヤマハ特注)
長谷川君が慶応高校の仲間3人と金子君でバンド結成したのが71年の2月。途中メンバー交代が何度かあって(ギターとベース)今年の4月に現メンバーになった。成瀬君意外の3人はまだ学生。コンサート活動は、学園祭、文化祭を中心にOZ、ジャンジャンなどへ出演してきた。ステージでは日本語のオリジナルがほとんどだが、メンバー全員がカクタス、というよりもティム・ボガード、カーマイン・アピスにはまっていて、時々そのコピーもやる。ステージ上のアクションもハード・ロック・グループの割にはかなり派手で見せることもかなり考えている。一応まとまってはいるがギターをはじめまだこれからといった感じ。今年8月にキングから初のシングル盤A「すべてがわかる時」B「ロックン・ロールをぶっとばせ」が出る。
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よく知られたチャーのバンド活動としては初期の「バッド・シーン」。自身が参加したバンドでの発売された音源はこれが初。ベースの成瀬ヒロはもちろん「鳴瀬喜博」。ドラマーの長谷川康之は近田春夫&ハルヲフォン、カルメン・マキ&OZ などで後に活躍した方。
今考えてもすごいメンバーが揃ってます。
それにしてもまだまだこれからのバンドとはいえ、
チャーを掴まえて「ギターをはじめまだこれから」
という記述は後から読むと面白いですね。
カクタスのカバーやステージ・アクションが派手だったという記述も
非常に想像力をかき立てられます。どこかにLIVE音源残ってないんでしょうか。
音源自体は結局シングル一枚しか出せず仕舞い。
A面/B面とも1999年発売のオムニバスで聞くことが出来ます。
オムニバス
『ニューロックの夜明け 番外編9 キング・ニューロック・シングル集 ファンキー・ダッコNo.1』
1. FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
2. MORE FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
3. 恋のT.P.O(近田春夫&ハルヲフォン)
4. プラスチック・ムーン(近田春夫&ハルヲフォン)
5. きりきり舞い(近田春夫&ハルヲフォン)
6. ロキシーの夜(近田春夫)
7. 闇にジャックナイフ(近田春夫&ハルヲフォン)
8. すべてがわかる時 Out of Time(BAD SCENE)
9. ロックンロールをぶっとばせ(BAD SCENE)
10. 続・東京ワッショイ(遠藤賢司)
11. ルイのテーマ(遠藤賢司)
12. 月経(山平和彦)
13. 大島節(山平和彦)
14. さすらいの唄(唐十郎)
15. アメニモマケズ(サラ&メロディ)
16. ヤギブシ・ラットマン Legend from Ratman(サラ&メロディ)
17. 私の恋人さん(ベイビー・ブラザーズ)
18. 母さんのいびき(藁人形と五寸釘)
19. 下っ端(金玉(こんぎょく))
20. 蒸気機関車(金玉)
21. からっぽの世界(小林啓子)
このアルバムの8曲目と、9曲目で聞くことが出来ます。
このCDは他にも聞き所満載なので興味ある方は是非どうぞ。ただ残念ながら廃盤です。
バッド・シーンの音源がこれ以降のなにかに収録されたということは確かないと思いますが、
情報あいまいなので間違っていたらご指摘いただければと思います。
ちなみに今回初めて「長谷川康之」で検索をかけたところ、
ご自身のブログがあることを知りました。
「元ちょいワルオヤジのお茶目な本音ブログ」
面白いブログですが、その中の「青春時代」は特に当時の音楽のことやご自身の生活のことが書かれてあったりして非常に興味深いです。(この記事の中にTOPの四人の写真もありましたね。やはり一番左がチャーでした)是非ご一読を。
画像1番右は、ボーカルの金子さんです。
シングル1枚ではなく、LP1枚出しています。
レコードではチャ―はすでに脱退していません。
当時のバッドシーンを知る者として、参考までにコメントさせていただきました。
貴重なコメントありがとうございます。
レコードの件知りませんでした。ちなみにそのLPのタイトルや型番などお分かりでらっしゃいますでしょうか?
当時、高校生でしたが彼らなライブは衝撃的でした
その後、アルバムやシングルを買いましたが
今でも宝物です
サハラって曲はGメン75で流れてたりしました
あと、ショーミーザウェイたったかな
確か神奈川のローカル番組の主題歌だったと思います
金子さんは所沢辺りに居ると聞きました
貴重な情報ありがとうございます!ドラマで流れていたとは知りませんでした!
ふと、このHPに辿り着きました。
確か、1983年か1984年頃だったと思いますが、
Bad Sceneのメンバーのかなり親しい友人の方に、福生の基地の傍にあるライブハウスへ連れて行ってもらったことがあります。
それが、Bad Sceneの解散ライブでした。
当時、私は大学生でバンド活動をしていましたが、プロとの圧倒的な差を思い知らされました。
また、メンバーの方々を紹介してもらい、色々お話出来たことがとても嬉しかった思いでです。
今でも、頂いたライブテープや自分で買ったレコードは大切にしています。
Route16と基地を唄った曲がありましたが、たまらなく好きでした。
所沢で音楽活動してる者です。
金子さんの息子さんと仲良いんですよ、わしw
息子さんはわしが良く出演しているライブハウスのスタッフやってます。
勿論息子さんもバンドやってます。
何年か前所沢周辺にいるプロミュージシャンが趣味でやってるアマチュアバンド(あれ?なんか変な表現www)のステージに金子さん飛び入り出演しました。
もう圧倒的なパフォーマンスでしたよ。
所沢、いや、埼玉県西部のロックシーンのドンですね。
ヒットねらいっぽい曲でしたね。
亀コメですが(笑)