サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

サンタナ・ハンコック・ショーター in 横浜アリーナ

2005年07月31日 02時03分50秒 | ライブ
「Emissaries for Peace」、平和の使者
という意味の副題がついた、
カルロス・サンタナ、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター
という音楽界の凄い三人の共演が見ることが出来る!
ということで、勇んで7月27日水曜日に
横浜アリーナに駆けつけました。

水曜という平日にも関わらず17時半開場18時半開演と無茶な
時間設定を嘆き、仕事を早く終わらせて神保町から、
言葉通り横浜アリーナまで駆けつけるものの(遠い!)、
既にコンサートは始まっている!

のっけからパーカッションの洪水に、
一音で分かるサンタナ特有の高音のチョーキング、
更にうわ!誰だこのチョーキングは?
と思ったら、ウェイン・ショーターのブロウだった。
ん~今日は凄い一日になりそうだ!と思い席に着く。

先にセットリストを紹介すると、

SET LIST
1.NOVUS
2.I AM SOMBOY
3.EL FUEGO
4.PUT YOUR LIGHTS ON
5.AYE AYE AYE
6.CONCERTO/MARIA MARIA
7.FOO FOO
8.SPIRITUAL/SUN RA/YALEO B & D SOLO
9.WAYNE AND HERBIE
10.IN A SILENT WAY/IT'S ABOUT THAT TIME
11.EXODUS
12.JINGO
アンコール
13.APACHE
14.LOVE SUPREME

始めに断っておくと、私は正直サンタナの全キャリアを知っている訳でもないし、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターの両名についてもちょっとばかりの知識とアルバムを何枚か持っている位なものである。なのでSET LISTを載せてみたものの、知らない曲が多い。しかし知らなくても、サンタナのギターや各プレイヤーの妙技は、やはり皆さんキャリアが長いだけあって充分楽しむことが出来た。

ステージの見た目の印象は人が一杯いるなぁ、ということ。
全体的には、サンタナのバンド
(アナウンスがないのではっきりとは分かりませんが)
にショーターとハンコックが加わった形をとっていて、
ドラム、パーカッション、二管、ベース、サイドギター、
キーボード、シンセギターのバックに、この三人が加わる。
ということでステージはなんだか所狭しとなっている。
更にハービー・ハンコックは、
グランドピアノと様々なキーボード群に囲まれている。

そしてステージ上の進行もサンタナお得意のラテン・ロック、
更にはスーパーナチュラル以降顕著になっている、
ラテンロック風味のポップス(この時にはボーカルが出てくる)
中心に進行。バンマスもサンタナのようで、ソロの振り分けを
やたらと指示している。その分熱いギターソロがおざなりに
なってしまう部分があるようでちょっと残念。
そしてサンタナの曲中心なので、ショーターやハンコックの
出番も少なめ、ソロをとるときも若干無理をしていそうな
感じさえしました。

ようやく面白くなってきたと思ったのは、
ベーシストとドラマーのソロが終わってからのこと。
(ちなみにベーシストは、ベースで「イマジン」を弾いてました)
この間、メンバーは幕の中へひっこんでいたので、
あるいは第二部的な意味もあったのかもしれない。
その9曲目は曲名は分からないが、
ショーターとハンコック二人だけの曲。
ひょっとすると完全な即興かも知れない。
この辺りは詳しくないのでなんとも言えないのですが、
最初ハンコックのシンセの音に様子を見ながらショーターが
サックスでもって対戦する。その掛け合いは徐々に熱くなり・・・
それは静かなやりとりながら見てる側も熱くなるような演奏で、
私は単純にクール!と心の中で叫びました。

続いてはこの日一番嬉しかったかも知れない、
本格的なジャズ・ロックの歴史を切り開いた、
マイルス・デイヴィスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」!
私の以前の記事でも、初期サンタナがこの曲をフィルモアで
披露したという話はしましたが、2005年の今、サンタナの
サイレント・ウェイが聞けるなんて!

サンタナはマイルスに影響を受けたと公言しているが、
当時はそれと同じくらいジョン・マクラフリンにも影響を
受けていたのではないだろうか?この曲は元々マクラフリンが
ギターを弾いていたし、サンタナとバディ・マイルスとの
ライブ盤でもマクラフリンの曲を取り上げている。
その思いはアルバム『魂の兄弟たち』という
サンタナとマクラフリンの大いなる邂逅によって
果たされた訳だがこのアルバムでのフレーズがマクラフリンに
酷似しているので影響を受けていたので間違いないだろう、
と思う。

そんなリスペストする二人のミュージシャンが参加した
「イン・ア・サイレント・ウェイ」だが、今回は
その時にピアノを弾いていたハービー・ハンコックと
サックスを吹いていたウェイン・ショーターの
本物のマイルス・チルドレンが二人もいる。
サンタナは相当嬉しかったのではないだろうか。
見ているコチラも相当ワクワクして見ていました!
あのEの印象的なギターリフ?から始まり、
そこにウェイン・ショーターの幻想的なサックスが絡むと
あたかも当時の様子が垣間見ることが出来るような
熱いステージが現出した。
この曲ではハンコックもショーターも充分にそして自由に
ソロをとっており聞き応えがあった。
惜しむらくはもうちょっとサンタナに熱いソロを
とって欲しかったということだけ。
あのロックなリフに展開した時点で格好良いソロ
聞きたかったなぁ!

そして「JINGO」でもってクライマックスへ。
ラテン・ロックは大好きですが、席をたってワーワーって
どうも苦手なんですが、この曲はいつ聞いても格好良い。
ここぞとばかりに高音チョーキングをキュイン・キュイン
言わせまくり!ほぼ12フレット以降、
それも17フレット付近が多いと思われるが、
歪んではいるものの、音そのものに全く曇りがない。
非常にクリア。なんて素晴らしく、
スピリチュアルな音なんだろうか!私が目指すのは
クラプトンと並んでこのサンタナのチョーキングです!

いったんこの曲で終わるものの、
すぐにメンバーはステージに復帰。
アンコールで二曲を演奏。
その最後の曲はショーターの重厚なサックスからゆっくりとした
テンポで始まったものの、このベースラインといい、
サンタナが歌っているというか唱えている呪文の
ようなものといい、これは正しく「至上の愛」ではないか!
この曲も元々先ほど挙げた、ジョン・マクラフリンとの
アルバム『魂の兄弟たち』の一曲目に収録されていたもので、
ジョン・コルトレーンの曲である。
まだまだ未熟なので本元であるコルトレーンVer.を聞いたこと
がないのですが、『魂の兄弟たち』は行きの電車の中で
ウォークマンでちょうど聞いていたので、
こんな嬉しいことはない!と思いました。

関東ではこの日一夜限りの公演。平和の使者ということで、
長崎や大阪を巡り最後に広島での公演で終わりとなる
このツアー。純粋なサンタナファンは、ショーターハンコックが
いることを承知しつつも、「あの曲やってないぞ!」や
「もっとギターを聞かせろ!」と思ったかも知れない。
ショーターやハンコックのファンだって、
あまり活躍していなかったので釈然としているかも知れない。

しかしこの3人の組み合わせだからこそ、
出来た曲があったと思うし、そういった曲というのは、
普段の各自のコンサートでは、
滅多にやらないような曲であったに違いない。
私は上でも述べたように、
「イン・ア・サイレント・ウェイ」と「至上の愛」
がこの三人によって奏でられ、
それを目撃出来たことだけでも、幸せです!

追伸、
ここであげたセットリストは、
珍しいことに終焉後のロビーにセットリストが掲げられており、
それをメモして応用したものです。
それによると10曲目と11曲目の間にもう二曲予定されて
いたらしいですが、黒塗りになっていました。
元々なんだったかわかりませんでしたが、
時間の関係かなにかで演奏されなかったというのは
非常に残念です。もっと聞きたかった!

ゆらゆら帝国 Live at 川崎 club CITTA' on JUL 22th

2005年07月30日 01時20分44秒 | ライブ
行ってまいりました!ゆら帝ライブ!
ライブ歴が長い(?)割りに、何と川崎クラブチッタ今回が初!
ここがチッタかぁと思っていたら、以前とは変わったようです。
ふむふむ。でもあまり広過ぎなくて良いところでした。

で、前回の東京公演からツアーを回っていることだし、
当然違った内容になるんだろうなぁと思っていたら、
一曲目なんと「頭炭酸」!これには皆さん度肝を抜かれたのでは
ないでしょうか?一曲目は世界旅行かと思っていたら・・・
しかも構成違うし。でもSGの抜けの良い歪んだ音がやたら
気持ちよく会場に響いてとても良かったです!

そしてその後は怒涛のニューアルバム選曲!
以前も書きましたが、アルバムの抑制された感じがライブでは
解放され、更に凶暴化して素晴らしい音になっているので
かなり聞き応えがある。でも前回も聞いてしまったこともあり、
ちょっとワクワク感足りず。そんでもって前回のような
極悪ぶっとびファズもいまいち少な目。個人的にはあの音こそ、
ゆら帝だと思っているのでちょっと残念。

そんでもって途中から「Ⅲ」以降のノリノリの曲が続き、
若者達が狂喜乱舞。それは「考え中」で頂点に達し、
観客全員がどこか別世界にイッチャッてるような状況に陥る。
す、凄い。但しこの「Ⅲ」と近作ははあまりなじめずにいた
アルバムなので、あまりノリノリになれず、そんな状態だったので、
逆に自分の心は、客の狂騒状態にひいてしまいました。

だからといって別にゆら帝が悪いわけでもないし、
演奏も凄く良かったです。しかもこの日の坂本氏は、いつになく
声をはっていたというか、シャウトが多かったかなぁと思った。
そのまま後ろに倒れるといった普段あまりやらないようなアクション
もありちょっとびっくり。でもギターは相変わらず素晴らしく、
ギターとともにどこかへ行ってしまいそうな変なアクションも健在。
あのテンションは尋常じゃない。笑うどころの話ではなく、
凄すぎて開いた口が塞がらない状態です。うわぁ。

最後の方にはなんと!いたずら小僧とグレープフルーツちょうだいが!
ちょうど開演前久しく聞いてないなぁ、と連れと話していたので
これは嬉しい誤算!こういった古い曲も、ニューアルバムや
他のアルバムの曲とも違和感なく同居していることにも驚く。
毎回リスナーをアッと言わせしめる奇抜なことをやっているにも
関わらず、それでいて結局それはトータルでは寸分違わず
「ゆら帝サウンド」なのだから凄い。

そして坂本氏の相変わらず異常に短いMC(今回は二言のみ?)に
続いて最後の曲、「スイートスポット」。
この曲に関わらず、ライブでは全体的にバンドサウンドにアレンジ
し直されているものが多いのだが、原曲ではピアノが
鳴り響く異色のトラックが、ここでは新たにギターのリフ
が追加され、ソロではジャジーな、それこそクイック・シルバー・
メッセンジャー・サービスのようなサイケなソロがクールながらも
披露され、徐々にフェイドアウトして終わるのかなと思いきや、
ん?ん?ベースラインのこのシンコペーションはあの曲に似ているなぁ
と思っていたら、そのまま曲間なしで「EVIL CAR」に突入!

きたぁ~!この曲はゆら帝の中でも五本の指に入るくらい好きな曲!
この日本語の語感とワクワクする曲展開、そしてこれぞロック!な
ファズギターソロ。間違いなくゆら帝初期傑作にして、
現代日本語ロックの最高峰たる出来の一曲である!
その曲が最後にきた!も~やばいです。
ここにきてテンション上がりまくりです(笑・遅)
もう万々歳です。諸手をあげて喜びました。
あのギターソロ!いつも何をしているのか分からない位、
はちゃめちゃなカオスティックな音が怒涛の波となって会場全体を
包み込む!至福の時でした、本当。

SET LIST
1.頭炭酸
2.2005年世界旅行
3.ザ・コミュニケーション
4.はて人間は?
5.急所
6.貫通前
7.タコ物語
8.冷たいギフト
9.侵入
10.男は不安定
11.頭異常なし
12.ラメのパンタロン
13.ゆらゆら帝国で考え中
14.誰だっけ?
15.ロボットでした
16.ソフトに死んでいる
17.いたずら小僧
18.グレープフルーツちょうだい
19.スイートスポット
20.EVIL CAR

上では坂本氏中心に書いてしまいましたが、やはり今回も凄かった!
柴田氏のドラム!彼にはもう小節や決まりなどがあってないかの如く、
もう自由奔放にリズムを紡ぎだす。だからといってそれが輪を乱すかと
いうとむしろ逆で、新たなグルーヴの獲得に成功している!
これ以上はどこへいくのか?と可笑しな心配までしてしまう程の
素晴らしいドラミング!というわけで写真は柴田一郎氏!

あと一回東京では9月に日比谷野音でのライブが決まっている。
夕暮れ時のゆら帝はそれはそれは素敵なんですが、
今回は固唾を呑んでパス。おそらく一生に一度の凄いフェス、
ハイドパークフェスが同じ日にあるのでそちらに行きます。
でもって今年は夏フェスも出ないし、あまりライブはやらなそう。
普段から週二回のバンド練は欠かさないという彼ら。
だったらもっとライブをやってくれてもいいのにと思ってしまう。
もっと沢山の人たちがゆら帝のライブを経験すべきだ!
そんな風に思っている人たちも多いはず。この願い届かないかな?

取り敢えずは8月と9月に出る予定のアナログ盤を、
楽しみに待ってます!オリジナルミックスに
CDとは別の坂本氏デザインのジャケット!
もうこれは一生もん間違いないです!楽しみ!

前回のゆら帝ライブレポ

ついでに、ハイドパークフェスはコチラから。

オーサカ=モノレールVSザ・ヤング

2005年07月27日 01時03分57秒 | ライブ
7月19日(火)に何とも黒くてファンキーな対決、
オーサカ=モノレールとザ・ヤングの対バンを見に
下北沢はclub 251まで足を運ぶ。

最初はオーサカ=モノレール。
ずっと見てみたいと思ってたバンドで、それが好きなバンドとの
対バンで見ることが出来て少し嬉しく思う。
最初は座っていましたが始まってすぐのジャズロックな演奏に
びびびっとしびれてしまい思わず席を立ちそれからは前の方で
じっくりみてました。いや~格好いいです。
4管にギター2本にベースにドラム。
そしてカリスマ的なボーカルと。いるんですね、こんなバンドも。
しばらくバンドのみの演奏が続いた後ボーカルが登場。
正直まんまJBやないか、と思いましたがそれでオリジナルを
作っているんだから筋が通っているように思う。
ライブは振り付けがついたショーアップされたもので
非常に見ていて楽しかったです。
立ち読みしたミュージック・マガジン(絶対に買いはしない)に、
CANの記事が載っていて、ミニマリズムと、
ジェームス・ブラウンのようなファンキーなR&Bの関連性が
書いてあったが、それもうなづけるような、
ぐいぐいとしたリズムの反復、そしてそれが続くことによっての
高揚感。な~るほど、JBもミニマリズム表現者だったか。
おっとオーサカ=モノレールの話だった。
バンドのギタリスト、確か24歳と紹介されていたと思うけど、
ギブソンのセミアコ(フルアコだったか?)でもって、
凄くジャジーなソロを決めていた。か、格好いい!
ああいうウェスモンゴメリー的な感じのもいいなぁ。と
思っている間にライブ終了。
短いながらも濃くていい内容のライブでした。
これがワンマンだと、どんだけ濃いライブになるんだろうか?
いらぬ心配をしてしまいます(笑)

合間になんと湯浅学氏のDJを挟み、ザ・ヤング登場。

P-VINEからの2ndも発売されたばかりで、
注目されていたのではないかとまたまたいらぬ心配を
してしまったがそれも杞憂に終わる程素晴らしいライブだった。
事前に100分やる(2ndのタイトルはファンキー100分!)という
ことでしたが、その長さを充分活かしたオリジナルあり、
GSあり、R&Bのカバーありで楽しかったです。
途中にはなんとハプニングス・フォーや
フラワー・トラベリン・バンドでお馴染みのキーボーディスト、
”しのやん”こと篠原信彦氏が登場(本当はチト河内氏がゲスト
の筈が都合の関係らしくその代役)。
何とザ・ヤング+篠原氏で、ハプ4の名曲たち3曲
(「あなたが欲しい」「あなたの側で」
「アリゲーターブーガルー」)を演奏!!
普段ライブにはキーボードがないのでこの組み合わせは新鮮
で良かったです。でも普段私はトメさんの声で
聞き慣れているので、ちょっと違和感あったかな。
それにしても篠原氏のオルガンのなんとグルーヴィーなこと。
熟年者だけが出せる音色だ。

本編は、一部ソロ回しなどで無理やり長く演奏している感じが
しなくもなかったが、総体ではやはり格好よかった。
特にサイケデリックなジャムっぽいところとか新機軸だと思うし
もっと拡大して欲しい(笑)

ドラムのホセの髪型がいつのまにかアフロに。
着ている服もサイケっぽかったし、
何だか原始人ぽく見えたなぁ(笑)。
原始人と言えばゲンチャーズでおなじみの石川晶氏か。
ホセも石川氏よりもすごいドラマーになって欲しいなぁ。
取り敢えず風貌はかなり迫っていますが(笑)
今回は先着入場100名にザ・ヤングのR&Bカバーが3曲入った
CD-R「ファンキー10分」が配られたが、
明らかにオーサカ=モノレールのファンを取り入れ派ようと
する意図が感じられたのだけれど、
実際オーサカ=モノレールのファンはザ・ヤングも気に入って
くれたのだろうか。私が見る限り方法論は違えど、
目指す方向は一緒だと思うこの二つのバンド。
両ファンはどっちも好きになればいいなぁと思います。

また近いうちに来て欲しい。またきっと行きます。

オーサカ=モノレールのHP
ザ・ヤングのHP


bonobs In Liquid Room ebisu

2005年07月25日 12時49分36秒 | ライブ
○○マガジンの坂口君にお誘いいただいて、
7/16(土)にボノボの電詩行脚ツアーの東京公演に行ってきた。
場所はLiquid Room ebisu。
まだ数える程しか恵比寿に場所を移したリキッドには行ったことがないけど、
未だに駅からどっち方面に行けばいいのか迷う。

会場はお洒落な若人が沢山集っていた。二十歳過ぎの人が多いのだろうか。
ステージにあがったメンバーも何だかお洒落だ。

Set List
1.Good Morning Groove
-MC-
2.春の嵐
3.グレープフルーツムーン
-MC-
4.Asian Lullaby
5.スモーク
6.今夜はGroove me
-MC-
7.electlyric
8.あたらしいひ
-MC-
9.春夏秋冬
10.Floating
-MC-
11.LOVERS ROCK
12.THANK YOU FOR THE MUSIC
-アンコール-
13.もうじき冬が来る
14.愛してるぜ
15.あの言葉、あの光
-ダブルアンコール-
16.mighty shine mighty rhythm

大満足の全16曲。後半の怒涛のラテンフィーバーあふれる曲があったかと
思えば重たいベースリズムが奏でるサイケデリックテイストなダブソングもある。
こういったバラエティに富んだ曲調が人気を得ている理由だと思う。
加えてボーカリストの声の質とまっすぐな歌詞。
以前も書いたけど、サンキュー・フォー・ザ・ミュージックだったり
愛してるぜだったり、正面きって言うのってなかなか難しいと思う。
それをやってのけるというのはやはり凄いと思うし、
それだけバンドのモチベーションが高いのだろう。

この日一番の盛り上がりはやはり12曲目の
「THANK YOU FOR THE MUSIC」だった。
会場のみんながリズムにあわせて手を叩いていた。
その光景のなんとハッピーなこと!
私は、ワイト島のフェスで観客全員がピースサインする
光景と思わずダブってしまった。
それだけこの曲の根源的なパワーがあるんだろう。
あのリズムと歌詞。

ライブは、バンドの曲調にもよるからだろうけど、
モッシュなどなく、みんなが幸せそうに自分の立ち位置で思うように踊っている。
今までこういった感じのライブは見たこと無かったので、
とても新鮮だった。こういうのもいいなぁ。

最後にちょこっと打ち上げに参加して帰りました。
メンバーもいい人が多そうだったなぁ。

フィッシュマンズはもういないけど、
今の時代にはボノボがいるんだよ。それって凄く幸せなことだよね。

(そういやフィッシュマンズがエゾロックでステージに上がるらしい・・・)

最後に。
私だけだと思うのだけど、蔡(ボーカル)の声、特に「愛してるぜ~」と
歌う時なんか忌野清志郎の声にそっくりだと思うんだけど・・・どうでしょう?

地震

2005年07月23日 23時53分31秒 | その他
今日地震がありました。
神保町で働いていてもかなり揺れましたが、
私の実家がある千葉県市川市は震度5弱だったそうで、
休憩をもらった途端、電話をかけて無事を確認しました。
どうやらなんともなかったようで安心しました。

地震大国といわれる日本では、それこそ震度2や3程度なら
日常茶飯事に感じてしまいますが、たまに大きいのがきてしまうと
本当に怖いです。震度5だなんて経験したことがないです。
私は住んでいるところが幸いしてか、大地震や震災といったものを
経験せずに今まできておりますが、被災された方を思うと
非常に心が痛いです。

東京或いは関東では第二の関東大震災がくるくると言われ続けています。
私は地震が起こった後は、
また地震がくるのではないかとビクビクしております。

しかし東京は都内の電車が止まると、本当に大変です。
いかにいつも網の目の交通網の恩恵を受けているか。
今回は私がいつも利用している地下鉄東西線をはじめ、
東京メトロは全線運転見合わせ。JRやその他もダメ。
帰りの時間には若干回復していましたが、
バスがないところであったり、タクシーを拾うお金がなかったりなどの
場合を想定すると、「家に帰れない」と本気で思ってしまいます。

あ~怖い、怖い。

仕事から帰ってきて自分の部屋を見たらば、
見事にCDと本が崩壊していました。うぅ。

写真は中国のサイトから拾ったもの。カオスだ。
自分の部屋はまだまだ可愛い方だと感じました。

ジェフ・ベック観戦記-当日

2005年07月22日 00時56分16秒 | ライブ
「前日」編でも書きましたが、現在発売されているギターマガジン(写真)に
ジェフ・ベックの最新ライブレポが載っておりそれを読んでワクワクしながら
当日を迎えました。前にも書きましたが、今まであまりジェフ・ベックに
ピンとこなかったのですが、紙ジャケですっかり参ってしまい、
今やすっかり虜です(笑)遅すぎですね(笑)
前回のライブも行けば良かった。

で、行って来ました。7月15日。場所は国際フォーラム。
まずはいきなり曲目から。

1st Stage:
Beck's Bolero
Stratus
You Never Know
'Cause We've Ended as Lovers
Rollin' and Tumblin'
Morning Dew
Behind the Veil
Two Rivers
Star Cycle
Big Block
Scatterbrain

2nd Stage:
Nadia
Angel
Led Boots
Diamond Dust
Hey Joe
Manic Depression
Good Bye Pork Pie Hat~
Brush with the Blues
Blue Wind

Encore:
Earthquake
Going Down
People Get Ready
Over the Rainbow

見ていただければ分かると思いますが、凄いです!
なんてたって一曲目から「ベックズ・ボレロ」!
そして開始早々に「悲しみの恋人たち」!
続いてあのCREAMもやっていたブルーズの古典「ローリン&タンブリン」!
もう早くも卒倒してしまいそうでした。
席は大分遅くにチケットを取ったので、2階席と恵まれてはいないものの、
すり鉢状の会場のため割と見渡しが良く、更に準備万端で持っていった
「双眼鏡」を駆使しジェフ・ベックの手元はばっちり!でした。

私が始めて目の当たりにするジェフ・ベックは、これが61歳?!かと
思うような若々しいルックス(スリムなジーンズにノースリーブ)とその動き。
ミック・ジャガーまでとは言いませんが、いい感じにステージを動き回り、
観客を楽しませてくれます。そしてなんと言ってもそのギタープレイが
素晴らしいのなんの。60歳を超えてまだこんな攻撃的な音を出すのか!
と言うくらい凄まじいものがありました。特にプログレジャズロックの名曲
「スキャッターブレイン」でのあの高速リフとソロフレーズ!
双眼鏡でじっと見てましたが、それでもさっぱり分からず・・・
生で見ても分からないとは・・・
その昔、ブルーズマンは自分の技を盗まれたくない為に後ろを向いて
プレーしていたという話が残っていますが、ジェフにそんな心配は無用の様です。

その日本ツアーでは、あらかじめジェフの40年を振り返るものとアナウンスされて
いた通り、名曲揃いのそのステージングは初めて見る私にとっては誠に有難く、
色んな曲のイントロが始まるたびに「うわぁあの曲だぁ!」とうなっていました。
沢山披露された名曲に混じっての注目曲は、やはりジミヘンの2曲。
ジミヘントリビュートにも参加しているジェフですが、
彼の演奏するジミヘンナンバーを聞けてしまうとは感謝感激・・・
曲の途中にはヴードゥーチャイルドのリフも挿入するというサービスまで
やってくれてとっても良かったです。あまりその相関関係は語られていませんが、
思えばジミヘンもジェフもあの時代きってのテクニカル・ギタリスト。
決して相性は悪くはないはず。ここぞとばかりに引き倒すジェフの格好いいこと!

アンコールでは、ロッド・スチュワートとの名曲「ピープル・ゲット・レディ」を
聞くことが出来ました。攻撃的なギターだけではなく、
「悲しみの恋人」同様こういった静かな曲でのギターさばきも本当に素晴らしい。
これがギターとアンプほぼ直(ワウといくつかのエフェクターは使っている)で
しかも指弾きという限られたスペックの中から無限の音を出すジェフ・ベック。
さすが世界のトップに君臨するギタリスト。尋常ではないです。

最後にはエリック・クラプトンもコンサートの締めで演奏するのでもお馴染み、
「オーバー・ザ・レインボー」。ジェフバージョンは、キーボードとギターのみ。
繊細で、それでいて壮大な感じに仕上がっておりラストの曲にはもってこいでした。

ステージでジェフと同じくらい凄いオーラを放っていたのが、
ドラムのヴィニー・カリウタ。とんでもなく手数の多いドラマーで
名曲を盛り上げてくれました。なんでもフランク・ザッパのドラマーとして
活躍していたそうで、そのジャズのグリップから繰り出される高速ドラミングと
ジェフ・ベックのバトル面白かったです。ジェフは仕切りにヴィニーの方を見ていた
ので、ジェフも相当お気に入りなのではないでしょうか?

しかしちょっと気になったのは、そのヤン・ハマーまんまのシンセの音。
さすがにあの音はもう古いとつくづく感じた。確かにワイアード期には
大活躍、一世風靡した音だけど、今の耳には「古過ぎ」以外の何ものでもない、
と私は思いました。あの曲たちにはぴったりではあるんですけどね。

でも総じて素晴らしかったです。来日プログラムもレアな写真が多いもので、
この手のものに関しては非常に珍しい資料性にあふれた作りになっており
大満足。更には記念にTシャツまでゲットとすっかりジェフ・ベックに
はまっている自分がおりました。ジェフの様には一生弾くことが出来ないと
分かりつつも、無性にギターが弾きたくなった、そんな一日でした。

私も60歳を超えてもギターでロック出来たらいいなぁと思う。

ライブ三昧!!

2005年07月21日 08時53分20秒 | ライブ
明日はゆらゆら帝国のライブです!
各地を回ってきただけに、前回との違いも気になります。
きっともっと良くなっているでしょう!
楽しみです。

7月15日にジェフ・ベック
7月16日にボノボ
7月19日にオーサカ・モノレール&ザ・ヤング

とここ数日ライブが続いております。

更に、

7月22日にゆらゆら帝国
7月27日にサンタナ、ハンコック&ショーター

があります。

ぜ~んぶ楽しみなのですが、ブログが全然更新出来ません・・・
順次アップしていく予定ですので、こちらも気長にお待ち下さい。

ん~いつになくライブが続きます。
嬉しい悲鳴です。

ジェフ・ベック観戦記-前日

2005年07月15日 00時44分02秒 | ライブ
今月末にサンタナ、ウェイン・ショーター&ハービー・ハンコックを
見に行くということでかなりテンション上がっていますが、
(22日のゆら帝ももち!)もう一つかなりテンション上がるライブが。

そう、ジェフ・ベックです。

3大ギタリストでいえば断然クラプトン派。ジミー・ペイジも大好き。
でもジェフのテクニカルなギターがどうも好きではなかったのですが、
今年に発売されたジェフ・ベックの紙ジャケを全部買って
キャリアを振り返ったところ、もうこいつは行くしかない!と思い(遅すぎ!)、
急遽明日の15日の追加公演のチケットを入手するにいたりました!

ジェフ・ベックは、なんと既に61歳!
そのステージに20代半ばの私が初観戦!
一人で行くのですが、内心かなりテンション上がってます!
なんでもキャリアを総括するような選曲ということで、
なお更楽しみです!
最新号のギターマガジンには早くもライブレビューが載っていますが、
何とジミヘンの曲を2曲もやっているという。
あ~凄い楽しみです。

というわけで、数日以内にライブレポお届けいたします!
(恐らくまともなのは書けないと思われす。「凄かった」の連発か?・笑)


初期サンタナの映像作品

2005年07月13日 01時01分56秒 | 洋楽
カルロス・サンタナ率いる「サンタナ・ブルース・バンド」が
ビル・グレアムに見初められ、デビュー前にも関わらず
ロックの最先端の場所、聖地であったフィルモアに出演。
そしてあの1969年。ロックにおけるターイグポイントともなった
愛と平和の祭典「ウッドストック」に出演し、
一気に時代の寵児となった「サンタナ」。

そのサンタナは、1969年のウッドストック出演の2ヶ月後に
ファーストアルバム『サンタナ』を発表。
翌70年にはピーター・グリーンのフリートウッド・マックの
「ブラック・マジック・ウーマン」のカバーも収録した2ndアルバム、
『天の守護神』を発表。
そして1971には当時若干17歳だった天才ギタリスト、ニール・ショーンを
迎えて制作された『Ⅲ』を発表。
ここまでが初期サンタナと言われています。
次作『キャラバンサライ』では徐々に宗教に傾倒するカルロスに
ついていけなくなり初期のメンバーが脱退。
初期のメンバーと新たなメンバーで作られた
『キャラバンサライ』も傑作の誉れが高いですが、
今回はまだまだ荒っぽく野性味溢れる初期3枚までの時期に限定して、
彼らの素晴らしいステージングを拝むことが出来る作品をご紹介します。

①映画『ウッドストック』
まずなにはともあれ「サンタナ」といえばこれを挙げなければ始まらないウッドストックの伝説のステージから。1969年夏何十万人も集まったといわれる愛と平和の祭典に当時全米規模から考えるとまだまだ無名に近い状態の彼らが出演。このライブ後には一躍人気者、という正にアメリカン・ドリームを体現した彼ら。それだけではなく、彼らの出現がロック界に及ぼした影響も多大なるものがある。ビートルズの出現、更にサージェント・ペパーズ発表後に飛躍的にフィールドを広げたロックはクリームの出現で顕著になったジャズのイディオムを拝借といった実に雑多な音楽模様を示し始める。そんな中でサンタナが示したのは、分かりやすくいえば「ラテンとロックの融合」だったわけだが、そこには勿論ジャズやR&Bなどありとあらゆるエッセンスが盛り込まれていた。その事がこの映画に収録されている一曲「ソウル・サクリファイス」だけで分かる。それだけ凄いのだ。この一曲だけで彼らが世界を変えたといっても過言ではない。さて肝心のステージは、ベースのフレーズ、更には立ち姿などもお洒落で格好良いデビッド・ブラウン、ドラムソロも決まっているこの当時テクニックでは随一で顔もハンサムなマイケル・シュリーヴなどに目を奪われがちだが、なんといってもカルロス・サンタナである。ギブソンSGをかなり高めの位置で構え気難しそうにトーン・コントロールをいじる姿が確認出来るが、何よりもあの顔である。ジミヘン、クラプトンといいギターを顔で弾く人は多いが、彼もその一人。もう口を空けて天を仰ぐ。しかしロックに興味がない人がみたら全くアホらしい姿なのだが、そのアツい姿から繰り出されるフレーズは、官能的でラテン的でそれでいて泣きなそれはそれは素晴らしいものがある。早くもその後の行く末を暗示するかのようなギタープレイである。現在はDVDで廉価版も発売されているので、サンタナを知らない人から知っているけど動く映像はみたことがないという人まで、始めの一本にして永遠の一本である。絶対に見て欲しいステージだ。1998年に発売された1stアルバムにはウッドストックのステージがボーナストラックで三曲収録されて話題を集めたが、昨年にはなんとレガシーエディションとしてこの時のステージが更に収められています。こちらも必聴です。

②「スタンピング・グラウンド」
こちらは1970年の6月にオランダはロッテルダムで行われた「クラリンゲン・ポップ・フェスティヴァル」の様子を収めた映像で、後期バーズやシド・バレットがいなくなったピンク・フロイドの最初期の映像、更にジェファーソン・エアプレーンやイッツ・ア・ビューティフル・デイなど、見所満載の映像だが、サンタナは夜の暗い時間帯に出演。この映像では「GUMBO」と「JINGO~SAVOR」のメドレーを見ることが出来る。ウッドストックから一年を経ており、そのバンド感は更に強固となり、特にパーカッションのうねりがすさまじい。そして見逃して(聞き逃して)いけないのが、グレッグ・ローリーのオルガン。意外にカルロス、メインだと思われがちなサンタナですが、彼のオルガン、そして声がなければ成り立たない重要人物。さてここでのカルロスは更に髪が伸びている。夜ということで若干見づらいところはあるものの、そこが更に呪術的な妖しい雰囲気をもたらしており、こちらも必見のタイトル。

③映画『ソウル・トゥ・ソウル/魂の詩』(写真)
アメリカの黒人ミュージシャンがアフリカのガーナの地で、アフリカの人たちと共に演奏を行った正しくジャストなタイトル「ソウル・トゥ・ソウル」。1971年3月の歴史的な出来事である。当時の黒人人権運動の渦中において母なる大地「アフリカ」を強烈に意識していたアフリカ系アメリカンにとっては正しく巡礼の旅という大いなる目的があったわけだが、多くの黒人たちにまじって唯一白人としてサンタナは出演。この映像からニール・ショーンの姿を見ることが出来る。若くて背の高いギブソンレスポールが似合う男であるが、まだまだ入ったばかりだろうか、メンバーの顔色を伺いつつソロを取る場面が垣間見ることが出来て面白い。カルロスは現地の魔術師に対抗する為にキリストのTシャツを何日も着ていたらしいが、それはこの映像でも確認出来る。唯一の白人ではあったものの現地のミュージシャンがパーカッションで参加するなどし、もっともアフリカ的な音を聞かせたという。曲は「JUNGLE STRUT」と「BLACK MAGIC WOMAN/GYPSY QUEEN」が途切れることなく演奏する様子を見ることが出来る。メンバーが一段とお洒落になっていくことが分かる。「JUNGLE STRUT」は3rdに収録されたインストで、リフがツインギターで奏でられ各人のソロが堪能出来る曲。このステージでもカルロス→ニール→グレッグとソロが回される。この時カルロスはギブソンのレスポールを弾いている。また風が強かったらしく、長髪をなびかせてギターを弾くカルロスは誠に格好良い!途中に現地のパーカション奏者のソロを挟み後半はメンバー全員で高みに達する。そして間断なく、ヒット曲「ブラック・マジック・ウーマン」に入る。サンタナのギターが絶妙な哀愁感を漂わせるこの曲だが、私はこの映像で始めてグレッグ・ローリーが歌っている姿を見ました。なかなか格好良いです。この曲でもニール→カルロスとソロを回す様子を見ることが出来ます。ここでマイケル・シュリーブの天才的なドラムも確認出来ます。重いドラムではなく、ジャズ上がりのテクニシャンでリズムの細かさは際立ちます。このコンサートでは絶頂期のアイク&ティナ・ターナーやウィルソン・ピケットなどの姿も拝める(というかどちらというとこちらがメインですが・・・)ので、R&Bファンも要チェックです。

④映画『フィルモア・最後のコンサート』
ビル・グレアムのフィルモア・ウエストのクロージングコンサートを収めたもので、レコード化と映画化された。権利の問題で未だソフト化はされていない(?)ということだが、私はケーブルテレビで運良く見ることが出来た。ロックの商業化されていく様子が分かる映画で、どんどんミュージシャンもわがままになっている。あのバンドがこんなに性悪なのかと思うと嫌な気分にもなる。サンタナもわがままぶりを発揮している(笑)映画は'71年6月29日から7月4日にかけて行われたコンサートの模様を収録している。サンタナはビルから最終日の目玉にと散々頼まれていたのが、もったいつけて拒み続ける。結局は出るんですが、こいつらも鼻が高くなっていやがるなと思うエピソードです。曲は以前にもこのブログで書きましたが、マイルス・デイビィスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」。凄いです。カルロスは今でもマイルスの影響を公言していますが(ワイト島のマイルスのステージをDVD化したものにもインタビューで解説している)、まさかまんまやっているとは思いませんでした。驚きのステージ。マイルスのスタジオ盤では後にスリ・チンモイの弟子として肩を並べ一緒に『魂の兄弟たち』というアルバムまで発表するジョン・マクラフリンがギターを弾いていますが、そのフレーズをこの時期にカルロスが既に弾いているとは。この後の宗教路線がこの時点で顕著だというのも非常に面白い。是非是非DVD化して欲しい作品。レコードも聴いたことがないのですが、こちらはCD化されているのでしょうか?とにかくサンタナファンは色んな意味で必見です。

という訳でいかがでしょうか?④以外は容易にDVDで入手出来るので未見の方は是非。
2000年に初めて武道館にサンタナを観に行きましたが、
さすがに初期サンタナとさすがに比べるべくもないです。
(いや勿論格好良かったですけども。)
初期サンタナ体験してみたかったというのが、適わぬ願いですが、
せめてということで初期映像作品の紹介でした。
ブートでは色々と出ているとは思いますが、公式のものを集めてみました。
この四作品以外でご存知の方いましたら、是非教えて下さいまし。
よろしくお願いいたします。

と、今回かなり気合をいれて書きましたが(笑)
なんせ私の中で勝手にサンタナ熱が上がっているからなんです。
そう、7月27日にハービー・ハンコックとウエイン・ショーターという
ジャズ界の大物達との奇跡のユニットで来日するからなんです!
日本ではこの日一日だけ。勿論見に行きます!
恐らくというか面子を見てもフュージョン系へ行くのは明らかですが、
フュージョンブームが遠く過ぎ去りし今、どのような音を聞かせてくれるのか
非常に楽しみです。来日を記念してか、カルロス・サンタナのソロ作も紙ジャケ化
されるようです。じわじわと回りもサンタナモードになりつつあるようです。

復習という訳には行きませんが、
皆さんも初期のサンタナを見てテンションあげてください!

*追記
あるところにはあるんですねぇ。凄いです!
エド・サリバンショーでのサンタナ。口パクじゃないです!
なんと強引な曲のつなげ方でしょう!必見!
恐らくソフト化はされていないレア映像です。

http://audio.santana.com:554/ramgen/video/edsullivan/ed_sullivan_show.rm

ハイドパーク・ミュージック・フェス-追記

2005年07月12日 01時54分44秒 | 邦楽
写真は記者会見の模様から。
左から麻田浩、細野晴臣、小坂忠。
皆さん、見事に歳とってます。

でも素敵な歳のとり方ですよね。
60近くなってもまだ音楽をやっているなんて。
私もあぁなりたいものです。

さてフェスですが、鈴木茂氏の出演日が変更になったようです。
う~ん、これで細野氏と鈴木氏の共演はなくなりましたね。
邪推ですが、細野氏と鈴木氏だとお客さんが4日に集中してしまうから
それを避けたとか?まぁ真意は分かりませんが。

一部で大物ゲストが参加するのでは?と噂されておりますが、
大滝詠一氏だったりしないかなぁ~なんて思ってます(笑)

ブックマークにも入れておきますので、皆様是非チェックして下さい!

http://www.hmf-sayama.jp/index.html




ザ・ヤング/ファンキー100分!

2005年07月11日 11時58分46秒 | 邦楽
今日は新発売のおすすめのCDのご紹介を。
P-VINEから7月2日に発売されたザ・ヤングの待望のセカンド・アルバム、
『ファンキー100分!』です。

いやぁ待ったのなんの。1stが出た後も割りと頻繁に東京でのライブは
行っており、しかもライブ会場限定でCD-Rなんぞ販売するものだから、
逆にヤキモキしておりました。

ザ・ヤングというのは、福岡出身の本格的R&Bバンド。
最初は渚ようこさんのバックを勤めたり(CDも出てます!)と、
やはり和モノ的な括られ方をしてましたが、
今ではR&Bバンドといって差し支えないほど、
ブラッキーでファンキーなバンドになりました。

で、この新作ですが、最高です!
レコーディング・ディレクターに大洲のドン、ザ・シロップの松石ゲル氏。
そしてスーパーバイザーに、サミー前田氏、と鉄壁の布陣。

ゲストに松石ゲル氏がパーカッションで参加し、
更にパッピィ・ボーイズの佐藤幸太郎(すみません、良く知らないです)が
キーボードで参加。普段は鍵盤がないので、非常に新鮮。
音に厚みが増し、正解だと思います(何者だ・笑)。

タイトルのファンキー100分の通り、
内容はファンキーに溢れています!ただそれだけじゃないのが流石。
ツボを押さえ様々な楽曲が並んでいます。
ライブの定番③④⑤⑧をはじめ、インスト⑨や
ジャジーグルーヴな⑦などなど全編聞き所満載。
駄目押しに何とあの生田敬太郎の「世の流れ」⑩にをカバー。
もともと生田敬太郎氏は池袋のウィルソン・ピケットという異名を持っていた人物で
時代が時代で中途半端にフォーク派に属していたとされていた人である。
その人の曲をカバーすることがまず凄い。
それをまた良い具合にザ・ヤング流に料理しているのが大変良い。

東京のライブには割と足を運んでいますが、
ライブ毎にバンドとしてのグルーブ感といったものが増していくような気がします。
グルーブ感というか、ファンキーさというかプログレス感というか、
何というか「凄み」ですね。

ドラムがホセに変わって大分経ちますが、
重戦車のようなドラムを叩いたかと思うと、しっとりとした曲にも柔軟に対応する。
その成長ぶりには目を見張るものがあります。
容貌が松本隆氏にそっくりなベースのマオも相変わらずブイブイ言わせています。
そして実は音楽面での要であると私は思う、たかはしゆいのリズムギター。
彼のバッキングはそんじょそこらの人は適いません。
彼がいるといないとでは音の厚みがまるで違うでしょう。
リードギターを弾ける人なら沢山いると思うが、
この時代コードを極める人ってあんまりいないと思うのですが、
ゆいは凄い。本当にそう思います。バッキングって大事です。
そして王子様ルックスなターボー。
渋い色(濃い色のチェリーレッド)のテレキャスにファズギター。
ワウの使い方がなんとも上手く、ファンキーな曲には欠かせません。
そしてボーカルのジョーイ!
声が伸びる伸びる。聞いてて気持ちがいいです。
がなる感じが多い昨今、歌声をここまで聞かせる人はいないですよ。
この5人でこそのザ・ヤング。毎回実感しておりますが、
今回のこの2ndでもそれは間違いありませんでした。

7月の19日はには、下北CLUB251で、
何とオーサカ=モノレールと対バンします!
もう想像するだけで真っ黒でファンキーだ(笑)
ゲストにはこちらも何とハプニングス・フォーのドラマー、チト河内氏。
DJには湯浅学氏とサミー前田氏。
もう絶対行くっきゃないですね。
20日には新宿レッドクロスでもライブをやるようなので、
ファンは要チェックです。

同じP-VINEつながりだからと思いますが、
雑誌『ブルース&ソウル・レコーズ』にも広告が出ていました。
和モノよりもR&Bを嗜好する人や洋楽ファンに聞いてもらいたい、
実力派バンドです。

と書きましたが、彼等がやるスパイダースのガレージナンバー「メラメラ」や
ゴールデン・カップスの永遠の名曲「本牧ブルース」は本当に格好良い。
福岡のゴールデン・カップスの異名をとる彼ら。
皆さんも要チェックしてみて下さい!

ザ・ヤング『ファンキー100分!』
 ◆曲目◆ 
  1. ハイウェイ
2. ピープル・アット・ザ・ベイスメント
3. ラブロック・ブラックロック
4. ファンキー100分
5. 頬笑みに涙
6. 夕闇にさようなら
7. 不意打ち
8. コール・ミー
9. タートル・アウェイク
10. 世の流れに
11. すばらしい愛を  (PCD-25031 2,625)

ザ・ヤングの公式サイトはこちらから。

ブリティッシュ・ジャズ・ロック

2005年07月09日 01時37分08秒 | 洋楽
今や自分の好きなジャンルとして大きな位置を占める「ジャズロック」
出会いはこれから紹介するこの本だったか、
たまたま手にしたコロシアムのセカンドだったか。

あんまり所謂ガイド本ってのに興味がない私ですが、
いや確かに何冊かは持っていますが、この本はお勧めのガイド本なのです。

「ジャズロック」
もうある意味この響きに惚れている部分もある訳ですが(笑)、
ジャズでもなしロックでもなし、それでいてクロスオーバーでもなければ、
フュージョンでもないという非常に曖昧な、
人によっては如何様にも解釈出来てしまうこのジャンル。
そこがまた面白いんですが、この本はイギリスに敢えて的を絞り、
イギリスの音楽の歴史を大きく俯瞰した上でジャズロックというジャンルを
説明しており、非常に分かりやすい。
まずは50~60年代のメインストリートジャズから始まり、
ニューロックの勃興、そして1970年前後のジャズロックの黄金期、
その後はフュージョンやアバンギャルド、90年代以降のクラブジャズまで、
140頁弱で書ききっている。これが面白い。
紙面に限りがある為というのと、あまり多くを語りすぎると分かりにくくなる、
ということ(だと思いますが)で、広く浅く書いてある。
それが絶妙な具合で、
思わず自分でその先も探りたくなってしまう風に書いてある。

著者の名前を見やると「松井巧」氏の名前が。

私が本著を購入したのが2000年(発売は1999年)。
その頃は全く意識していませんでしたが、最近松井氏の名前を頻繁に見かける。
CDのライナーノーツや音楽雑誌の記事などで。
この本によって「松井氏の嗜好」へと志向してしまった自分がいるのだろうけど、
最近は「松井巧」の名前があれば、「間違いないな」と思うようになっている(笑)

この本の発売と連動して2000年には、
「ストレンジ・デイズ・プレゼンツ BRITISH JAZZ ROCKシリーズ」が発売。
前述のコロシアムやニュークリアス、アランボウンセット、クレシダなどなど、
私に新しい音楽への扉を開けてくれるのに充分な魅力的なアルバムばかりだった。
(”バーティゴ”というレーベルを意識しだしたのもこのシリーズから)
特にジョン・ハイズマン率いるコロシアムは、私の大好きなバンドの中でも
5本の指に入る程のバンドへと自分の中で成長した。
あのイギリスでしか生まれなかったであろう、ジャズとR&Bとサイケとの融合。
メンバーがそれぞれ恐ろしく腕が達者で白熱したインタープレイを
楽しむことが出来る。今年に入って遂にコロシアムは紙ジャケ化までされ、
またまた自分の中でジャズロックの波がやってきたのである。

そんな訳で久々にこの本をペラペラやっていると、
いつの間にやら色々国内盤CDが発売されているではないですか!
しかも紙ジャケで!早速アトランティック・ブリッジを購入!
続いてユニバーサルのジャズロックシリーズなどを購入!
(この辺りのライナーは勿論松井氏)
ん~やっぱり格好良い、ジャズロック!

以前イギリスへ旅行しに行った時もこの本を片手に握り締め、
ロンドン市内のCD屋を色々物色しておりました。
それぐらい面白いし、為になる本である。

ジャズロックって良く分からないけど何だか聞いてみたいという人にはうってつけ。
ジミヘンの「サードストーン・フロム・ザ・サン」やキング・クリムゾン、
アフィニティやマハビシュヌ・オーケストラといったロック扱いされる曲や
アーティストが好きな方は充分過ぎるほど、ジャズロックが好きになる可能性が
あるので、是非本著を手にとって欲しいです。

最近聞くはのは、何と今度来日公演を行うという「ハットフィールド&ザ・ノース」、
アトランティック・ブリッジ、ジンジャーベイカーズ・エアフォースなど。
最近欲しいのは、エッグ、ジャッキー・マコーリー、ノアール、デモン・ファズなど。
(全部紙ジャケ(笑)・・・)

まだまだ聞きたいものが沢山ある。
山の様にありすぎて全然詳しくならないけど、取り敢えずこれからも楽しみだ!

訃報、永島慎二氏・・・

2005年07月06日 09時17分13秒 | 邦楽
今日の朝刊の訃報欄に載っていました。
6月10日心不全で亡くなられました。
享年67歳・・・残念で仕方ありません・・・

永島慎二氏と言えば、古くは貸本時代から活躍していた人であり、
特に「漫画家残酷物語」は今尚ファンが多い名作。
また1960年代の後半から盛り上がった漫画ブームを牽引した漫画雑誌
「ガロ」と手塚治虫氏の「COM」に同時に連載していたこともあり、
青年漫画の旗手として精力的に活躍。
後の世代に与えた影響は大きいと思います。

個人的には、実際の経験を元にしたという「フーテン」という作品が、
とても好きです(実際に新宿で2年フーテンをしていたという・・・)。
愛すべき可笑しなキャラクターがいっぱいで、尚且つホロリとさせられる。
時は熱い時代の「新宿」というのも非常に面白い。悲喜交々。

そんな永島氏と音楽の関係といえば、
矢張り「はっぴいえんど」との関係が挙げられます。
一枚目、通称「ゆでめん」のライナー(歌詞カード)の、
所謂「Thank You For・・・」の欄、ここでは、
「下記の方々の多大なる御援助に深く感謝したい」とある欄の、
何十人もの名前があがっている中に、永島慎二氏の名前が見受けられます。

更には、1970年4月12日東京文京公会堂で行われた「ロック叛乱祭」における
ステージ-このステージは「バレンタイン・ブルー」から「はっぴいえんど」と
名前を変えた最初のステージと知られる-において、
「春よ来い」を演り始める前に「永島慎二氏に捧げる歌」
と大滝詠一がMCで言っている。

この事からも永島慎二氏に受けた影響は大変大きいものと推測されます。
その影響は勿論「詞」に関する面(=松本隆氏への影響)
だと思われるわけですが、
確かにはっぴいえんどの曲も永島慎二氏の作品も非常に楽しいんだけど、
どこか郷愁を誘う、行ったことないんだけどどこか懐かしい感じがするという
共通点があるように思います。ということを考えると、
名曲「春よ来い」におけるあのお正月の風景描写、
どことなく永島慎二氏の絵が浮かんでくるような気がします。

昨今のはっぴいえんどブームで色んな論じ方がされていますが、
意外に永島慎二氏との関係という観点からの文章ってみないですね。
はっぴいえんどと永島慎二氏に限らず、
あの時代だからこそ有り得た「漫画」と「音楽」の関係。
その関係に思いを馳せると、色々興味深いです。

永島慎二氏の作品は今はどれも絶版で「まんだらけ」などでは高値が付いています。
なかなか氏の作品に触れる機会が少ないというのは誠に残念なことです。
今はトップの写真にある『漫画家残酷物語―シリーズ黄色い涙 (1)』と(2)が
容易に手に入ります。まだ読んだことない人は、
まずはこの漫画史における不朽の名作をどうぞ!

「亡くなられたのを機に・・・」というのも非常に残念な話ですが、
過去の作品にスポットが当たることを心から望みます。

安らかにお眠り下さい。

ご冥福をお祈りいたします。

20センチュリーボーイ

2005年07月05日 02時04分53秒 | 洋楽
今日一冊の漫画本を買いました。
浦沢直樹氏の「20世紀少年」の最新刊19巻です。

学生時代に友達から借りてその面白さにはまってしまいましたが、
卒業したからはとんとご無沙汰になっていたこの漫画。
なぜ中途半端にこの巻だけ買ったかというと?

そう、初回版だけにトップの写真の通り、
T-REXの「20センチュリーボーイ」の国内シングル盤のミニチュア化された
CDが付くからなんです!

漫画でもその始まりで、ケンヂが学校の放送室で勝手にこの曲を流し、
またこの漫画のタイトルにもなった重要な曲。
なんでも浦沢氏自身もケンヂの様に実際に放送室でこの曲を勝手に流して
しまったというからよっぽどの思い入れのある曲なんでしょう。
そしてその曲が自分のコミックスに付く。
なんとも羨ましい話です。

さて実はT-REXには全く興味がありません。というとファンの方には
蹴りを入れられそうですが、グラムロックのあのキラキラした感じがどうも
好きにはなれず、それよりも長髪の汚そうな感じの方が妙に自分には
しっくりくるんです(笑)

でも、この曲は良い曲ですね。
冒頭のガガッとする音にまずびっくり。何とも悪そうで如何にもロックです。
そしてその後に続く、誰にでも受け入れられそうなリフ。
かなり単純なリフですが、やったもん勝ちです。最高に格好良い感じがします。
そして始まるマーク・ボランの少し高くて甘い声。
歌詞の内容も訳詩を見ましたが、何ともキャッチーで、
当時のマーク・ボラン好きの女性たちは、
きっと聞いただけで卒倒してしまったに違いない。
3分間のポップソングの威力というものが、
このミニチュア化によって知らしめられた。

本編の漫画の内容の方も間が空いてしまったが、
死んだはずのケンヂが復活しているし、相変わらずドキドキの展開である。
これは久々に漫画喫茶にでもいって、空白の部分を埋めるしかないかな?
手塚治虫×浦沢直樹という魅力的な組み合わせのプルートも読んで見たい。

ロックとSFは、永遠に男の子の味方だ、
なんて言ったら最近はジェンダー発言で捉えられてしまうんだろうな(笑)

*冒頭の写真は7inch版です。
 ミニチュアCD版は右上の「ODEON」が入っていないです。細かいですが。
 その他の検証に関しては、コチラのページから。
 さすがは紙ジャケ探検隊。マニアックです。

LITE

2005年07月03日 02時42分29秒 | 邦楽
JUDEが表紙のフリーペーパーの「JUICE」と
インディーズに強い関西の同じくフリーペーパー「JUNGLE LIFE」を
読んでいると、ふと目に止まるバンド名が。

「LITE」

後輩がかかわっているバンド。
この二つのフリーペーパーに載るということは、
相当評判も良く頑張っているということか。

さて記事にはなんて書いてあるのか。
どちらも他の知っているバンドよりも割とデカデカと載っている。
インタビューではない。
ライターが彼等を評しているのだけど、
正直どういうバンドなのか分からない。
彼等はボーカルのいないインストバンドだが、
一体どういうインストバンドなのかということが判然としない、
と私は感じた。歌に関した批評が出来ない分、
ライターはそれ以外の語彙でもって評しなければならない訳だが、
力不足のようである。
もしくは彼等がそれに価しないのか。

ただ私はメンバーも異なる時期(大分前だ)に
恐らく一回か二回見たきりである。
現在の彼等がどうなっているのか分からない。
ただ技術力の高くそれでいて心地良い音楽を奏でるインストバンド
だったことは記憶している。

どうやらタワレコのフリーペーパー「bounce」にも載ってるらしい。
近々ライブ行ってみたくなった。

これからも頑張って下さい。

LITE のHP