サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

裸のラリーズ関連ですごい音源でました!「 OZ BAND / CASSETTE 」

2022年09月22日 01時18分13秒 | 邦楽
何日か前からTWITTERで発売情報を目にしていて、100枚限定ということで早速購入してみました。

100枚だからなのか大手では扱っておらず、調べた限り2店舗で扱っているようでした。

詳しくは下記のインフォをご覧いただくとして、裸のラリーズ関連でこういった音源がリリースされるのは珍しいですし、大変喜ばしいです。

75年の練習音源ということですが、聞いた感じではおそらくラインではないと思いますが全パートしっかり聞こえて音質は予想以上に良好です。若干こもり気味です。またボーカルが若干遠いです。ただしボーカルメインというよりは長尺ジャムのような感じなので、それにより印象が大きく変わるものではないです。

しかしあるところにはあるんですね、こんな音源が!日本のロックの正史では決して表にでてこないですが、メジャーシーンの裏でどういったバンドがいたのか。すごく重要です。

で、肝心のOZ BANDですが、大きくくくればサイケ系ですが、ラリーズみたいな感じではなく、また暗いドロドロ系ではないです。アメリカンロック〜グレイトフル・デッド系のサイケロック。実際にデッドのMr.Charlieもカバーしてます。

というとめんたんぴんが同じ系譜あたると思いますが、それよりはもっとルーズな感じです。

今自分自身がデッドにハマっているので、これはすごくよいです!

実際のCDの写真貼っておきます。





ペーパースリーブ仕様でシュリンクパックされており、中にはCDが内袋なしで入っていました。帯や解説の類いはありません。


これを書いている22年9/21時点では売り切れになっているみたいですが、気になる方はお早めにチェックしてみてください。


↓以下インフォメーション
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凄いのが出ました!70年代、東京のライブハウス吉祥寺 “OZ”のハウスバンド “OZ BAND”の初フルアルバム!

格好イイです!凄いのが出ました!70年代、東京のライブハウス吉祥寺 “OZ”のハウスバンド “OZ BAND”の初フルアルバムが遂に登場!”裸のラリーズ” のリズム隊としても知られる ”高田どろんこ清博&三巻サミー敏朗” がラリーズ加入前に、OZで出会い結成/活動していたバンドの貴重音源となります!サイケデリックジャムな1曲目から最高に格好イイですね!それから、ニッティー・グリッティー・ダート・バンドでお馴染みの「Will The Circle Be Unbroken」やグレイトフルデッドの「Mr.Charlie」も取り上げていますよ!演奏の空気感/風合いが本当に素晴らしく、サイケデリック、ロックンロール、カントリー、フォークを内包した音楽の旨味が凝縮されているような音の佇まいに魅了されてしまう傑作です!ちなみに、本作は2014年にベルギーのSLOOWTAPESからリリースされた限定7インチに一部抜粋収録された音源の完全版となります!1975年 “花まつり”ライヴ出演に向けた練習音源を収録(録音 : 福生ジャパマハイツ)!必要最小限のレストア以外のマスタリング作業は一切行わず、可能な限り ”カセットそのまま”の質感を残し製作したとのことですが、カセット質感の良さのみならず、音に何かが宿っているような格好良さがありますね!限定100枚!大推薦!



ついに新作発売のニュース!!"坂本慎太郎、6年ぶり4thアルバム「物語のように」 "

2022年04月12日 23時16分59秒 | 邦楽
きました!

ついに坂本慎太郎氏の新作発売のニュース!

アルバムとしては2016年以来の4作目。

2022年の6/3発売で、ジャケットと曲目、そして坂本氏の新たなアートワークが公開されております!


↑新作ジャケット


↑新たなアートワーク。
レトロというか、明治時代とかそんな感じの風合が今までになく新鮮。こんな風合いもあってさすがに老けてきた感を感じます。

坂本氏の作品はゆらゆら帝国時代から曲名からしてひねくれている感ありますが、今回の曲名も気になりますね。


2016年から2022年の間には7インチが3枚発売されています。


サイドA:小舟
サイドB:未来の人へ


Side A 好きっていう気持ち
Side B おぼろげナイトクラブ


Side A ツバメの季節に
Side B 歴史をいじらないで


で、今回の曲目を見ると一切シングル曲が入っていないんです。全部新曲!

これは楽しみですね!

今のところ発売のフォーマットとしてはCDと配信のみですが、過去にはLPレコード、カセットテープ、輸入盤での発売もありましたのでこのあたりの追加の情報も気になります。

そしてやはり発売にともなうライブの開催も期待したいところです!



下記はzelone recordsのインフォより
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坂本慎太郎、6年ぶり4thアルバム「物語のように」
前作「できれば愛を」から6年、坂本慎太郎4thアルバムが完成しました。
アルバムタイトルは、「物語のように (Like A Fable)」

世界がパンデミック下で大きく変化している中、日常を綴るように書き下ろされた全10曲。
自身の音楽をアップデートさせ続ける、坂本慎太郎の最高のポップアルバムが完成しました。

前作同様、坂本慎太郎バンドのメンバーを中心にレコーディングされ、ドラムは菅沼雄太、ベース&コーラスはAYA、そしてサックス&フルートは西内徹。ゲストプレーヤーとして2曲にトロンボーンでKEN KEN(Ken2d Special, Urban Volcano Sounds)が参加。
エンジニア/マスタリングは中村宗一郎。

全世界デジタル配信と国内CDにて6月3日 (金)にリリース。
CDはアルバム全収録曲のインストヴァージョン10曲入りCDが付いた2枚組。

アートワークは坂本慎太郎。



2022年6月3日(金) zelone recordsより発売!


物語のように (Like A Fable) / 坂本慎太郎 (Shintaro Sakamoto)

1. それは違法でした (That Was Illegal)
2. まだ平気? (You Still OK?)
3. 物語のように (Like A Fable)
4. 君には時間がある (You Have Time But I Don’t)
5. 悲しい用事 (Sad Errand)
6. スター (Star)
7. 浮き草 (Floating Weeds)
8. 愛のふとさ (Thickness of Love)
9. ある日のこと (One Day)
10. 恋の行方 (The Whereabouts Of Romance)

Written & Produced by Shintaro Sakamoto
●品番: zel-026
●CD: 価格: ¥2,600+税 (2枚組/インストBONUS CD付)
●Digital (DL/ST)


山下達郎、2022年6月22日に11年ぶりのNEWアルバム「SOFTLY」発売決定!

2022年04月02日 10時37分18秒 | 邦楽
ついに!


山下達郎さんのニューアルバムの告知が出ました!


11年ぶり14作目の新作です。


ちなみに11年前、2011年の作品は「RAY OF HOPE」でした。


前回は震災後のリリース、そして今回はコロナ禍〜戦時下のリリースということで、狙ってはいないと思いますが何かそういったタイミングと重なりますね。


今回もCDは初回盤にはライブ盤が付属。
2021年12月3日『サンデー・ソングブック』の放送1500回記念としてTOKYO FMホールで行われたアコースティック・ライヴからの7曲収録ということです!


また今回はCD、レコードに加えてカセットテープでもリリースされるようですね。



新作SOFTLY告知トレーラー




山下達郎『SOFTLY』特設サイト
→特設サイトでは特典の情報などもアップされています。また「タツローくん占い」なるコンテンツもあって楽しめるようになっています。ファンは要チェック!



11年ぶりのオリジナル・アルバム『SOFTLY』、6月22日発売決定!
山下達郎のオリジナル・アルバムがついに完成し、6月22日に発売されることが決定しました。タイトルの『SOFTLY』には、この動乱の時代を音楽で優しく、柔らかく包み込みたいという山下達郎の切なる思いが込められています。2011年発売の『Ray Of Hope』以来11年ぶり、通算14枚目のオリジナル・アルバムである今作は、映画、ドラマの主題歌として発表された大ヒット・シングルに加え、CMソングとして流れた楽曲も初CD化、そして完全な新曲も含めた全15曲が収録され、11年間の集大成ともいえる豪華かつバラエティに富んだ内容となりました。既存曲にはすべてニュー・ミックスが施され、格段に音質が向上していることにもご注目ください! さらに、初回盤CDのみに付属の“プレミアムCD”には2021年12月3日にレギュラー番組『サンデー・ソングブック』の放送1500回記念としてTOKYO FMホールで行われたアコースティック・ライヴから、最新のライヴ音源が7曲収録されています。

6月22日発売、待望のニュー・アルバム『SOFTLY』は4月1日より特設サイトもオープン、発売告知トレーラーも公開中です。ご期待ください!!


【山下達郎コメント】
実に11年ぶりのオリジナル・アルバムです。
思うところあり、ここ十余年はライブ一辺倒で過ごして来ましたが、
ようやく完成したニュー・アルバムは、今の音楽シーンの中で私に出来ることは何かを再確認するものとなりました。
いつものように今回もまた色々と試行錯誤のレコーディングでしたが、
諸々の課題と対峙し乗り越えようとする意志があるうちは、まだ現役を続けられるかなと思っています。


2022年6月22日(水)発売
山下達郎
『SOFTLY』

初回盤(2CD) WPCL-13359/60 ¥4,400(税込)
通常盤(CD) WPCL-13361 ¥3,300(税込)

アナログ・レコード(2枚組) WPJL-10155/6 ¥4,620(税込)

カセット WPTL-10004 ¥3,300(税込)

※初回盤CDのみ、最新アコースティック・ライヴ音源7曲を収録したプレミアムCD付き!

《収録曲》
01. フェニックス [2021 Version] *NHK・SDGsキャンペーン「未来へ 17アクション」テーマソング

02. LOVE'S ON FIRE

03. ミライのテーマ 
*映画『未来のミライ』オープニングテーマ

04. RECIPE (レシピ) 
*TBS日曜劇場『グランメゾン東京』主題歌

05. CHEER UP! THE SUMMER 
*フジテレビ系木曜22時連続ドラマ『営業部長 吉良奈津子』主題歌

06. 人力飛行機

07. うたのきしゃ 
*映画『未来のミライ』エンディングテーマ

08. SHINING FROM THE INSIDE 
*エステティックTBC/ソシエ エステティック TV-CMソング

09. LEHUA, MY LOVE 
*「JAL HAWAII Style yourself」篇CMソング

10. OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)

11. コンポジション 
*NHKドラマ10『第二楽章』主題歌

12. YOU (ユー)

13. ANGEL OF THE LIGHT 
*Nikon企業CM曲

14. 光と君へのレクイエム 
*映画『陽だまりの彼女』主題歌

15. REBORN (リボーン) 
*映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』主題歌
(全15曲収録)



【プレミアムCD】
*初回盤CDのみに付属
「The Latest Acoustic Live」
~Recorded Live, 2021/12/03 at Tokyo FM Hall, Tokyo~
01. ターナーの汽罐車 –Turner’s Steamroller–
02. ポケット・ミュージック
03. あまく危険な香り
04. PAPER DOLL
05. パレード
06. BELLA NOTTE
07. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
(全7曲収録)
※2021年12月3日に『サンデー・ソングブック』放送1500回記念としてTOKYO FMホールで行われたアコースティック・ライヴから、貴重かつ最新のライヴ音源7曲を収録




「山下達郎 PERFORMANCE 2022」 開催決定!

2022年03月28日 21時49分17秒 | 邦楽




2022/3/27の山下達郎さんのラジオ「SUNDAY SONGBOOK」にてニューアルバムの告知とツアーの告知がなされました!

ツアーは3年ぶり!

早速情報を見ていきたいと思います!

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「山下達郎 PERFORMANCE 2022」 開催決定!

山下達郎、3年ぶりの全国ホール・ツアーが決定いたしました。
24都市47公演、6月から11月までの半年間のツアーです。
ご期待ください!


山下達郎 PERFORMANCE 2022


■2022年6月
6月11日(土) 東京 J:COMホール八王子(八王子市民会館)  
6月17日(金) 広島 ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ 
6月21日(火) 岡山 倉敷市民会館 
6月25日(土) 愛媛 愛媛県県民文化会館 メインホール


■7月
7月1日(金) 大阪 フェスティバルホール 
7月2日(土) 大阪 フェスティバルホール 
7月9日(土) 広島 広島文化学園HBGホール 
7月10日(日) 広島 広島文化学園HBGホール 
7月16日(土) 東京 NHKホール 
7月17日(日) 東京 NHKホール 
7月23日(土) 北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru 
7月24日(日) 北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru 
7月29日(金) 岩手 岩手県民会館 大ホール 
7月31日(日) 福島 いわき芸術文化交流館アリオス 大ホール 


■8月
8月5日(金) 熊本 熊本城ホール メインホール
8月7日(日) 大分 iichikoグランシアタ  
8月12日(金) 奈良 なら100年会館 大ホール  
8月14日(日) 大阪 フェニーチェ堺 大ホール(堺市民芸術文化ホール)  
8月19日(金) 東京 中野サンプラザホール  
8月20日(土) 東京 中野サンプラザホール 
8月27日(土) 福岡 福岡サンパレス  
8月28日(日) 福岡 福岡サンパレス


■9月   
9月2日(金) 大阪 フェスティバルホール  
9月3日(土) 大阪 フェスティバルホール  
9月8日(木) 愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール  
9月9日(金) 愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール 
9月13日(火) 群馬 高崎芸術劇場 大劇場 
9月16日(金) 宮城 東京エレクトロンホール宮城 
9月20日(火) 大阪 フェスティバルホール  
9月21日(水) 大阪 フェスティバルホール 
9月27日(火) 島根 島根県民会館 
9月29日(木) 兵庫 アクリエひめじ 大ホール(姫路市文化コンベンションセンター)


■10月
10月2日(日) 静岡 静岡市民文化会館 大ホール 
10月7日(金) 石川 本多の森ホール 
10月13日(木) 神奈川 神奈川県民ホール 
10月14日(金) 神奈川 神奈川県民ホール 
10月19日(水) 新潟 新潟県民会館 
10月20日(木) 新潟 新潟県民会館 
10月26日(水) 東京 NHKホール 
10月27日(木) 東京 NHKホール 


■11月 
11月2日(水) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール 
11月3日(木・祝) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール 
11月8日(火) 秋田 あきた芸術劇場ミルハス 大ホール 
11月12日(土) 山形 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館) 
11月13日(日) 山形 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館) 
11月20日(日) 沖縄 那覇文化芸術劇場なはーと  
11月22日(火) 沖縄 那覇文化芸術劇場なはーと

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以上半年に渡り24都市47公演が発表されました!!

最初の6月公演分のチケットは

4/13(水)12:00〜4/24(日)18:00

のスケジュールでファミリーマート先行受付となっています。

こちらが受付専用URLとのことですが、2022/3/28時点だとCOMING SOONと出ますね。

本当に久々のツアーで、しかもロシアとウクライナの戦争という状況下もあり、どのようなセットリストになるのか非常に興味深いところです!

久々のツアー、私も絶対に観に行きたいと思いますので、また続けて更新したいと思います!


裸のラリーズ、新たな音源を2022年3/23に公開!Vertigo otherwise My Conviction

2022年03月23日 23時55分00秒 | 邦楽


「THE OZ TAPES」の発売が待ち遠しい裸のラリーズですが、本日新たな一曲がサブスクで配信開始になりました!

「Vertigo otherwise My Conviction / 眩暈」と題された曲で11:34。

すでに公開されている「THE OZ TAPES」とほぼ同じ分数なので、約一ヶ月後のリリースを控えて先行トラック公開といった感じでしょうか。

こちらは今まで「OZ DAYS LIVE」にも収録されていなかったテイクで、初めて聞いたわけですけど、これがとんでもなく格好いい!

早いテンポでこれでもかと歪んだギターソロが繰り出されて、ベースもぐいぐい。これはすごい!もうこの一曲で「THE OZ TAPES」への期待が否が応でも高まります!

発売まで楽しみでなりませんね!!

改めてOZ TAPESの紹介。


THE OZ TAPES 2022/4/27発売 2LP

収録曲

Side A
1. OZ Days (1:33)
2. A Shadow on Our Joy / 僕らの喜びに影がさした (7:04)
3. Wilderness of False Flowers / 造花の原野 (7:36)
4. White Awakening / 白い目覚め (3:51)

Side B
1. The Last One_1970 (24:14)

Side C
1. Memory Is Far Away / 記憶は遠い (6:40)
2. Vertigo otherwise My Conviction / 眩暈 (11:35)

Side D
1. The Last One_1970 (ver.2) (23:26)


A1 『OZ DAYS LIVE』(1973)収録音源
A2, A3, B1 『OZ DAYS LIVE』(1973)収録音源の未編集バージョン
A4, C1, C2, D1 完全未発表音源



購入記録 World Rock Festival : Nagoya 1975

2022年03月10日 13時33分00秒 | 邦楽
2021年の年末、今年はブートを買わずに終わるのかと思いつつも店のぺージをめくっているととんでもないギフトアイテムが!

実際は2枚買ってもらえるギフトアイテムなので購入してないので購入記録ではないんですが、間違いなくこれが欲しくて2枚買ったようなものです。

その後の話だとすぐ消されてしまったようなので入手することが出来てよかったです。
 
伏字になっていますが、1975年の8/5に名古屋で行われたワールドロックフェスティバルの日本人アーティストを収録。

たまりません!

3枚組CDRです。

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年末ということもあって、貴重な蔵出し音源を無料プレゼントします。録音者提供のオリジナル・マスターに収録されていた貴重な2時間40分の記録。
 わけあってアーチスト名、曲目は一切ジャケにも書かれてませんが、信じらない程の重要音源です。
 内容は、1975年8月5日の名古屋・愛知県体育館で行われた「ワールド・ロック・フェスティヴァル」からニューヨーク・ドールズとジェフ・ベック以外のバンドの演奏が生々しい録音で収録されています。46年前の圧巻の記録音源。

 本当のロックスピリッツをもった日英米のミュージシャンが一同に介し、対等の立場でステージに立つという夢を実現させた、伝説の1975年ワールド・ロック・フェスティヴァルは全国5ヶ所、札幌・真駒内競技場(8/3)、名古屋・愛知県体育館(8/5)、京都・丸山公園野外音楽堂(8/6)、東京・後楽園球場(8/7)、仙台・菅生トレール・ランド(8/9)にて開催されました。本作はその2日目の名古屋公演。

 ディスク1は最初に二文字のバンドの5曲を収録。凄いです。「今日、めでたく赤ん坊がカ○オ・タ○ダに誕生した!」の絶叫が聴けるバンドの曲を7曲。(Morning Dewもやってます。)サイケなプログレバンドが1曲。
 ディスク2はブルース・バンドの演奏を30分収録。Stormy Mondayやってます。
 ディスク3は伝説のフェスティバル・バンドの演奏を1時間収録。フェリックス・パッパラルディも参加し、Theme For An Imaginary Western、Nantucket Sleighrideを演奏します。最後の大団円も感動的。

 70年代ロック・ファン必聴の貴重極まりない3枚組。もう一度書きますが、ジャケにもラベルにもアーチスト名・曲目は記載されてません。でも間違いなく楽しめます。

World Rock Festival : Nagoya 1975 (Gift 3CDR)

Live At Aichi-ken Taiikukan,Nagoya,Japan 05th August 1975
 [From Original Masters]

Disc 1
TOTAL TIME (64:05)
 
Disc 2
TOTAL TIME (31:51)

Disc 3
TOTAL TIME (62:51)



2022年4月21日、裸のラリーズ発売記念リスニングパーティー

2022年03月08日 11時30分47秒 | 邦楽
裸のラリーズのThe Oz Tapesの発売を記念して2022年4月21日(木)に渋谷www xにてリスニング・パーティーが開催されます。

チケットは2月末から発売されていますが、おちおちしていたら着席のチケットは完売。

3/8時点では立ち見のチケットが発売中です。

2021年末のラリーズのイベントでは私は行けなかったんですが、とんでもない爆音だったみたい(それでも当時の実際のライブより全然小さいらしいですww)なので、爆音ぐあいがとても楽しみです。

もう1点!
ひょっとしたらこっちの方が注目度が高いかもしれない!?

このイベントだけのレコードの発売がアナウンスされています。

まずこのイベントのチラシ両面の画像を。






裏面に
「今回のイベントのみで発売のLP」
のアナウンスが。

詳細はこちら。

タイトル:『Les Rallizes Dénudés』
レーベル : Temporal Drift / DRFT04:1x LP
Side A
A Shadow on Our Joy / 僕らの喜びに影がさした (ver.2) (6:44)
Side B
Wilderness of False Flowers / 造花の原野 (ver.2) (18:30)

発売の「The Oz Tapes」には未収録の音源を2曲収めた12inchレコードのようです!

「このイベントでしか買えない」と言われてしまうと弱い方も多いのでは?

私もその一人です。

4/27の「The Oz Tapes」発売に先駆けて、4/21のイベントで「The Oz Tapes」も購入できるようです。


色々楽しみですね!

イベントアナウンス



4/21(木)
Oz Days /裸のラリーズ 発売記念リスニング・パーティー
Fall and Rise of Les Rallizes Dénudés Vol.2 開催決定!

Les Rallizes_web.png
2021年12月の第1回トークイベントに続く2枚組 LP 『The Oz Tapes』世界発売記念パーティー、
『The Oz Tapes』のアルバム2枚分、約90分を爆音再生!
昨年12月に”晴れたら空に豆まいて”で開催された第1回と同じように、このイベントのために特別編集された音源を
久保田麻琴がさらにライブ用ミックス!オープニング・アクトは、旅するワンマン・バンド、Yoshitake EXPE !

照明はOver Heads Classic を中心に宇治晶の映像作品、
Aquilha Mochidukiや井出情児、 最後のオフィシャルカメラマンである
中藤毅彦の写真をスライド映写する特別な”裸のラリーズ”の夜へようこそ。

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公演詳細:
タイトル:Oz Days /裸のラリーズ 発売記念リスニング・パーティー
Fall and Rise of Les Rallizes Dénudés Vol.2
日程:2022年4月21日(木)
会場:渋谷WWW X

Live Mix : 久保田麻琴 Makoto Kubota
Film : 宇治晶 Akira Uji
Photos: 中藤毅彦 Takehiko Nakafuji, 望月 彰 Aquilha Mochiduki, 井出情児 Jyoji Ide
Light : Overheads Classic+OverLightShow~大箱屋~

Opening Act:Yoshitake EXPE

時間:OPEN 18:00 / START 19:00
前売り券:着席(自由席) ¥3,300 / 立ち見 ¥2,800 (税込 / ドリンク代別)
当日券:着席(自由席) ¥3,800 / 立ち見 ¥3,300 (税込 / ドリンク代別)
チケット発売日:2/26 (土) 10:00~ e+

制作:Fall and Rise of LRD 制作委員会
協力:Oz Press、The Last One Musique、DOMMUNE、晴れたら空に豆まいて、Temporal Drift 、Tuff Vinyl、ドロンコ
問い合せ:WWW X 03-5458-7688

※本公演は演出上、一部フラッシュ効果のある場面や会場内でお香を焚く場合がございます。予めご了承ください。

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正式発売に先がけ本公演で2枚組LP 『The Oz Tapes』が先行発売、本公演限定で LP『Les Rallizes Dénudés』が発売決定!

タイトル:『The Oz Tapes』
レーベル : Temporal Drift /DRFT03:2x LP

Disc 1
A1 Oz Days (1:33)
A2 A Shadow on Our Joy / 僕らの喜びに影がさした (7:08)
A3 Wilderness of False Flowers / 造花の原野 (7:42)
A4 White Awakening / 白い目覚め (3:47)
B1 The Last One_1970 (25:45)

Disc 2
C1 Memory is Far Away / 記憶は遠い (ver.2) (6:36)
C2 Vertigo Otherwise My Conviction / 眩暈 (11:32)
D1 The Last One_1970 (ver.2) (26:04)

タイトル:『Les Rallizes Dénudés』
レーベル : Temporal Drift / DRFT04:1x LP
Side A
A Shadow on Our Joy / 僕らの喜びに影がさした (ver.2) (6:44)
Side B
Wilderness of False Flowers / 造花の原野 (ver.2) (18:30)



裸のラリーズの「白い目覚め」

2022年03月06日 13時54分34秒 | 邦楽
裸のラリーズの公式HPが開設されたのち、
数多あったサブスクのブート音源が駆逐されました。

愛聴していた方も多いと思いますが、今後オフィシャルでどんどん音源を出していただきたいと期待しています。

で、2021年の末から一曲だけオフィシャルで公開されています。


それがこちら。
White Awakening 白い目覚め
です。

サブスクだとクレジットもなく、いつのなんの音源か不明でした。

しかし先日発表のOz Days Liveの新装盤『Oz Tapes』で、このバージョンがこの時のものだと判明しました。

改めて。


The Oz Tapes

Side A

1. OZ Days (1:33)

2. A Shadow on Our Joy / 僕らの喜びに影がさした (7:04)

3. Wilderness of False Flowers / 造花の原野 (7:36)

4. White Awakening / 白い目覚め (3:51)

Side B

1. The Last One_1970 (24:14)

Side C

1. Memory Is Far Away / 記憶は遠い (6:40)

2. Vertigo otherwise My Conviction / 眩暈 (11:35)

Side D

1. The Last One_1970 (ver.2) (23:26)

A1 『OZ DAYS LIVE』(1973)収録音源

A2, A3, B1 『OZ DAYS LIVE』(1973)収録音源の未編集バージョン

A4, C1, C2, D1 完全未発表音源

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サブスクのランニングタイムも3:51ということで、A4と同じと思われます。

Oz Days Liveには未収録だったものです。

さらにこの時期のものがたくさん聞けると思うと今から楽しみですね!


ついに、Les Rallizes Dénudés 裸のラリーズ 「The OZ Tapes」 2LP発売のアナウンス!!

2022年03月05日 11時43分22秒 | 邦楽

裸のラリーズ公式HP

https://www.lesrallizesdenudes-official.com/

2021年になり裸のラリーズの公式HPが開設、そして水谷孝氏の訃報が伝えられるとともに、オフィシャルのアイテムがリリースされるというアナウンスがありましたが、ついに2022年4月に裸のラリーズのOZ DAYS LIVEの時の音源の拡大盤がリリースされるという情報が出ました!

個人的にこの時期のラリーズが大好きで、特に久保田麻琴さんのうねるベースが大好きなので、今まで以上にこの時の音源が聞けるのは喜ばしいです。

また久保田麻琴さんは夕焼け楽団とかのイメージが強いと思いますが、

ベーシストとしての評価が高まると思います。それだけこの時期の日本のベーシストの中でも特異なベーシストだと思います。

今回Temporal Driftというところからのリリースで、ディストリビューションがTuff Beatsというところが行うようです。

Tuff Beatsで予約・購入すると仕様が異なるようです。

Tuff Beatsのインフォをご紹介します

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Tuff Beats

https://www.tuff-beats.com/product-page/drft03

裸のラリーズ、未発表音源を収録した世界初となるオフィシャル・アナログ盤を遂にリリース!

★Tuff Beats Online Store 予約/購入者特典:限定カラー帯仕様★

'73年東京・吉祥寺のライブハウス「OZ」で録音されたオムニバスアルバム『OZ DAYS LIVE』に、当時収録されていなかった未発表音源をプラスした2枚組アナログLPのリリースが決定。ラリーズの音源に関する法的権利を有する<The Last One Musique>が正式に認めた公式、久保田麻琴によるオリジナル・アナログテープからのリマスター盤。

手塚実(OZ店長/のちにラリーズのマネージャー)によるライナーノーツと当時の貴重な写真を含むブックレット付属。クラフトボード・スリーヴ、Tuff Beats Online Store 予約/購入者限定特典、限定カラー帯仕様。

1972年、吉祥寺駅からほど近い建物の2階にオープンしたライブハウス「OZ」は、雑然とした手作り感満載のロック喫茶で、1年3ヶ月とわずかしか存在しなかったものの、その短い存在の間に、東京で急成長するアンダーグランド、カウンターカルチャーの中枢として、ミュージシャンのみならず個性的な人々が集う特別な場所となった。

そのOZの目玉グループのひとつが、京都出身のサイケデリック・ノイズバンド、裸のラリーズだった。

謎に包まれたリーダー水谷孝による今や伝説と化したこのバンドは、OZがその最初期にブッキングしたバンドのひとつであり、また最終的には、その閉店を受けて企画された"OZ LAST DAYS"と銘打たれたシリーズ・ライブ、OZの短命ながらもその素晴らしい世界を称える5日間にわたる騒々しいイベントにも出演することになる。

そしてその機会にOZ店内で録音された音源が、『OZ DAYS LIVE』という自主製作の2枚組LPとして発売された。収録アーティストは、都落ち、アシッド・セブン、南正人、タージ・マハル旅行団、そして裸のラリーズによる4曲。これらはその時に録音された音源のほんの一部であったが、この4曲が、アナログ盤としては現在に至るまで唯一のラリーズの公式音源であった––

しかしこの『The OZ Tapes』によって、ついに私たちはすべてを聴くことができるようになる。

Scotchのオープンリールに残されたこれらの録音はほぼ半世紀にわたり眠ったままだった。

これまで一度も聴かれることのなかった音源は、ラリーズの最も抑制不能で実験的な姿と、繊細で美しい姿を明らかにする。水谷孝の持つこの二面性こそが、バンドのレガシーを決定づけるものとなるのだ––

『The OZ Tapes』のすべてを聴くことは、ラリーズの靄に包まれた歴史の一部を紐解く手だてとなるだろう。

もちろん、この後に水谷がバンドを引きずり込んでゆく一触即発の未踏の世界をまだ暗示する段階の、活気に満ちた、一見イノセントな時代の音源だとしても。

(Text by Yosuke Kitazawa)

収録曲

Side A

1. OZ Days (1:33)

2. A Shadow on Our Joy / 僕らの喜びに影がさした (7:04)

3. Wilderness of False Flowers / 造花の原野 (7:36)

4. White Awakening / 白い目覚め (3:51)

Side B

1. The Last One_1970 (24:14)

Side C

1. Memory Is Far Away / 記憶は遠い (6:40)

2. Vertigo otherwise My Conviction / 眩暈 (11:35)

Side D

1. The Last One_1970 (ver.2) (23:26)

A1 『OZ DAYS LIVE』(1973)収録音源

A2, A3, B1 『OZ DAYS LIVE』(1973)収録音源の未編集バージョン

A4, C1, C2, D1 完全未発表音源

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Tuff Beats限定仕様ということで、通常仕様は?と思ったらディスクユニオンにも情報上がっていました。

ディスクユニオン

https://diskunion.net/portal/ct/detail/1008455878

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帯の色が限定と通常で異なるようですね!

2022年4月27日発売ということで、今回のリリースで日本が、世界がざわつくこと間違いなしだと思います!


ツチヤニボンドのインストアライブ 2011/12/04

2011年12月05日 00時57分40秒 | 邦楽

2011年11月11日に二枚目のアルバム「2」をリリースした
ツチヤニボンドのインストアライブがdiskunion吉祥寺店で無料で開催ということで
仕事終わりに立ち寄ってきました。

実はあまり意識したことないバンドだったんですが、
先日バンドのメンバーの激押しにより急に意識し出した次第(笑)

「はっぴいえんどxトロピカリズモ」なんていうキャッチフレーズで
打ち出されていたような気がしますが、
今日のライブを見た感想はピンク・フロイド!

土屋さん自身がMCで2ndのコンセプトを「パンク」と言っていたけど、
音は全くそんなことはなかったんだけど(笑)、
初期衝動としての音の持って行き方は分からないでもなかったです。

そして土屋さんはかなりのメロディーメイカー。

ベースがかなり70's辺りのバンドを意識してそうなフレーズに個人的には反応してしまいました。

そしてギターの方の足元。
とんでもない数のエフェクターがあって空間系の不思議な音を作り出してました。

ベースとギターでピンクフロイド。間違いなし。

そこにレイジアゲンストザマシーンのような縦ノリ感もあったりと中々面白かったです。

ただインストアの限界というのもあるし、
バンド自身セカンドを出したのにもかかわらず、
このインストアが今年最初で最後のライブ(笑)
ということで場数慣れしていない感じがありました。

今度は是非しっかりしたLIVEハウスで、ばっちりな状態で見てみたいと思いました。

客入りは満員!


アンコールは土屋さんボーダーを脱いでました。


そのアンコールは「夜になるまでまって」。
(この画像は2011年1月のもの。ドラマーの方がいません。ベースの方も本日とは違うような)



この曲本当イイネ!

ツチヤニボンドに興味を持った方はコチラをチェック!

・ツチヤニボンド公式サイト

・newアルバム「2」をdiskunionで買うと特典がつくみたいです。


■amazonから「2」のインフォを転載

衝撃のデビューアルバム「ツチヤニボンド」(ジャケは楳図かずお)から4年!
待望セカンドアルバムをひっさげて怪物ツチヤニボンドが帰ってきた!!!

Lenny KravitzとMilton Nascimentoに憧れた青年が30歳を前に、突如Ramonesに衝撃を受け、そのインスピレーションを自らの中枢にダイレクト注入した。その豊饒な音楽性をして【はっぴいえんど meets MPB】等と称された傑作1stから4年、パンクもクラウトも飲み込んでしまった怪物ツチヤニボンドが更なる進化を遂げた。

まさにジャンルレスでボーダレス!現代に鳴らすべきロックを問う問題作がここに誕生!ジャケット画は畦地梅太郎(1902-1999)。
アーティストについて
『土屋貴雅による音楽プロジェクト』

2004年
Cook Friday、Penher のバンド活動停止後、土屋自身の想い描く音楽を 具現化するための音楽プロジェクト、ツチヤニボンドを構想。
2005年
活動に先駆けて「ツチヤニボンドvol.1」制作。
2006年
ライブ活動を通し、土方、亀坂を加えた3人でのベストな音楽的方向性を模索。
ツチヤニボンド七色楽団として活動、「ツチヤニボンド七色楽団」制作。
2007年
ツチヤニボンド名義で「ツチヤニボンド」をリリース。
2008年
ライブ活動を経て、2ndアルバムの制作に着手。
2009年
リリース予定のツチヤニボンド2ndアルバムをおおむね完成させたところで和歌山県高野山に移住。
2011年
2ndアルバム『2』を2011年11月11日にリリース。

参加メンバー
●ツチヤニボンド(1st)
亀坂英(guitar), 土方雅哉(drum)
●ツチヤニボンド2nd
亀坂英(guitar), 波照間将(drum), 渡部牧人(bass)

日野皓正クインテット / 白昼の襲撃(OST)

2011年12月03日 01時04分23秒 | 邦楽
2011年の11月にひっそりととんでもないアイテムがリリースされました。

それがこれ。

日野皓正クインテットによる映画『白昼の襲撃』のサントラCDです。

映画は1970年に東宝で公開。
監督は西村潔。

キャストに、黒沢年雄、高橋紀子、緑魔子ら。

と、ここまで書きましたが、この映画未だにソフト化されない幻の映画。
実は衛星で放送されたことがあるらしいんですが、全然知りませんでした。

この映画が注目される理由はひとえに音楽を日野皓正が担当しているからでしょう。

日野皓正のこの時期と言えばレイバンのサングラスをかけ、
「ジャズ」から飛躍し時代の寵児として活躍していた時期です。

1969年には名盤「HINOLOGY」を発売しています。


1. ライク・マイルス
2. エレクトリック・ズー
3. ハイノロジー
4. デュープ

ジャケがもう悶絶ものに格好いいですが、LPだとダブルジャケットの見開き部分に掲載されている写真もものすごく格好良いです。綴じ込みのピンナップが残っているものは少ないですが、このカラーピンナップも凄く格好良い。「これは人気出るわ」と思わず納得してしまうイケメンぶり。

この頃はジャズとロックの他流試合も盛んで、4曲目の「デュープ」はあのフラワー・トラベリン・バンドとのコラボシングルのB面に収められていた「ドゥープ」の、日野皓正オリジナルバージョンを収録。

シングルのジャケ


YOUTUBE


(おそらくFTBからは石間のシタールとジョーがボーカルで参加。日野側からはドラム/ベース/管楽器が参加したものと思われます。)


このようにノリにノッている時期のものが悪いわけがなく、
この映画『白昼の襲撃』からは7inchがカットされリリースされています。




このタイトなリズムにゴキゲンなリズムが、現在DJによってプレイされ、
和モノ/JAZZ FUNKのクラシックとしてスピンされ続けていたりします。


(そして、ようやく本題ですが)
その『白昼の襲撃』のサントラがリリースされたのです!
これを事件といわずなんといいましょう!

当時はサントラのLPはリリースされておらず、
それもあってこのリリースは衝撃です。

インフォ
1970年東宝映画(監督・西村潔、出演・黒沢年男、緑魔子、岸田森、ほか。音楽・日野皓正)のオリジナル・サウンドトラック・マスターテープ(6ミリ)の初商品化(LPの発売はなし)。この映画よりは日本コロムビア(タクト原盤)より69年発売されたイメージ・シングル「スネイクヒップ」が、折からのヒノテル・ブームの中、異例の大ヒットを記録(同曲は後年レアグルーヴ・ブームで、“和製ジャズ・ファンク/ジャズ・ロックの金字塔”など再評価)。60年代乗りに乗る日野皓正クインテット(日野元彦、村岡建、日野皓正、稲葉国光、鈴木宏昌)の記録、大発見となります。まさにこの時代、この時期、皆様ご期待イメージどおりのクールなエレピとトランペット、DOPE!

監督・西村潔は「野獣死すべし」(1959)では黛敏郎、「豹は走った」(1970)で佐藤允彦、「ヘアピンサーカス」(1972)で菊地雅章を起用するなどジャズを効果的に使うことで知られている。本作は、音楽と映像が見事な結合を見せた傑作です。

メンバー
日野 皓正 (trumpet)
村岡 建 (tenor)
鈴木 宏昌 (el-piano)
稲葉 国光 (bass)
日野 元彦 (drums)

曲目
01.タイトルバック(01:52)
02.オン・ザ・コーナー(スネイク・ヒップ)(06:38)
03.スーパーマーケット(02:52)
04.海(01:27)
05.ピストル(03:13)
06.電話(01:27)
07.タクシー(01:26)
08.足音(00:35)
09.ブルース(00:39)
10.仲間(03:07)
11.桟橋のトランペット(01:48)
12.深夜の街(01:50)
13.ジョニーの船(02:01)
14.ゲッタウェイ(12:18)

※1969年9月録音

注目すべきは二曲目「オン・ザ・コーナー(スネイク・ヒップ)」。いわゆる「スネイク・ヒップ」なんですが、時間に注目してください。なんと「6分38秒」です。そうシングルカットされたものは「3分30秒」ほどでしたが、約二倍の長さになっているではないですか!聞いてみるとこれがまた驚き!全くの別テイクです!コンパクトにまとまったシングルとは若干異なり、各人のソロがたっぷりと聞くことが出来ます。優劣はつけられませんね。全盛期の日野クインテットの別演奏が聞くことが出来るというだけで、もう十分に貴重です。

三曲目の「スーパーマーケット」と題された曲も、これはシングルのB面に収録されていた「白昼の襲撃のテーマ」と同じ曲。ただこちらもなんと別テイク!こんなの残されていたんですね。ただただ驚くばかり。こちらは2分52秒で唐突に終わりを迎えてしまいます。残念。

他はサントラということもありちょっとした小曲が並びますが、5曲目の「ピストル」はずっとドラムがハイハットを刻み続けていて、そこに同じフレーズをたんたんと弾くベースが入り、エレピが暴れる、さながらヒノテル版「イン・ア・サイレント・ウェイ」。これには思わずうなりました。

6曲目はR&B風。7曲目は6曲目はよりノリのいいアップテンポなR&B風。いずれも1分半と短いのが本当に残念。もっと聞きたくなります。

そして最後14曲目「ゲッタウェイ」。12分の演奏です。最初はちょっと静かなフリーぽい感じから入り、じょじょに熱を帯びて、ながーいヒノテルのトランペットソロが!日野元彦のタイトなドラミングに、コルゲンのうねるエレピ!これは相当格好良い!この映画を観た方が書くにはこの曲はクライマックスの銃撃戦(があるらしいです)の部分で使われているらしく、それも納得の白熱の演奏。

聞き終えると、その濃密具合におもわず「ふぅ~」とため息が出てしまいますが、それ位貴重でかつ素晴らしい大発掘アルバムです。サントラファン、和ジャズファン、ジャズ・ロック・ファン、ヒノテルファン、和モノ/レア・グルーヴファン、DJ諸氏、色んな方にアピールできる/是非聞いて欲しいアルバムです!

※どうせならシングル盤の「スネイクヒップ」と「白昼の襲撃のテーマ」も収録して欲しかったですが、この二曲は上記の「HINOLOGY」の紙ジャケのボーナストラックとして収録されています。

※映画の本編には日野皓正クインテットの演奏する姿も収められています!当時の動く映像は日本のロックでもジャズでも貴重なので、本当にソフト化して欲しい一本です!私はイベントで一回だけその動く部分だけを見た事がありそのあまりの格好良さに卒倒してしまいました。

※マスタリングは、ゆらゆら帝国で有名な中村宗一郎氏が手がけているようです。

70年代の日本のロックバンド「都落ち」

2011年11月19日 12時41分57秒 | 邦楽
NMM1973年の7月号に「マガジンが見つけた19の実力派グループ」
の特集から今回は「都落ち」を。

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牟田憲司 ギター(グレッチ=ロック・ジェット)ボーカル
堀内寛昭 ギター(リッケンバッカー)、ボーカル
津田一矢 ベース(カール・ヘフナー)、ボーカル
山本博士 ドラム(パール=プレジデント他)

 以前京都に69(シックス・ナイン)というビートルズ・ナンバー専門のバンドがあったが、このバンドは71年の末に解散してしまった。しかし堀内君のもとに九州にいた津田君からバンドを作ろうという熱心な便りがあったのをきっかけに、72年の初めにグループを結成。その年の夏には牟田君が桑田って現在の編成になった。その後京都を中心に活躍してきたが、東京でも吉祥寺のOZや、大学祭などで演奏することがある。今年の4月21日には京都でリサイタルを開き、好評だった。
 レパートリーは初期のビートルズ・ナンバー中心だが、最近はオリジナルも多い。ビートルズのたどった軌跡をたどりたいとうのが、グループの願望だそうである。いわゆるロックンロールのバンドとは、多少のニュアンスのちがった存在のようだ。

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「村八分」と同じくらい強烈なインパクトをもったバンド名「都落ち」。

最初に知ったのはラリーズ聞きたさに入手した「OZ DAYS LIVE」。


かつて吉祥寺にあったロック喫茶「OZ」が閉店に際して作られた
「OZ」店内でのライブ盤で、二枚組みのレコードが茶色い袋に入った仕様。

オリジナルは激レアで、かつて中身はオリジナルで外袋はパイレート盤というものがディスクユニオンで売られていました。どうやら注文が入ってから外袋を用意していたようで、中身が残っていたそうです。

今は海外製のブートが、プラケ盤/紙ジャケ盤で広く出回っているので
持っているかたも多いのではないでしょうか。私もそんな中の一人です。

二枚組みの収録内容はこちら。

A面:アシッドセブン/都落ち
B面:南正人
C面:タージ・マハル旅行団
D面:裸のラリーズ

都落ちはA面で聞くことが出来ます。

最初聞いたときにはこの時代にこんなガレージバンドいたの?という感じでした。

その他の情報が全くなく後にこのニューミュージックマガジンを手に入れて再度びっくり。

1970年代といえば海外の英米のロックに追いつこう、一方で日本語を用いた日本ならではのロックを、としのぎを削っていた時代にまさかビートルズの格好をして活動していたグループがいたとは!名前から泥臭いブルースロックを想像していたのでかなりのギャップです。

なんとこのグループの当時の映像も今はYOUTUBEで見る事ができます。



98年には再結成もしているようでこれも二曲YOUTUBEで見る事ができます。







やはりこの中で当時の映像は非常に貴重かと。
この中で当時のライブのチラシが映し出されますが卒倒もののラインナップですね。

再結成の映像をみると上手くエッセンスを取り入れてオリジナルにしたててます。


1973年といえば「バッド・ボーイズ」も「MEET THE BAD BOYS」でLPを出しているんですよね。


ということはこの時代に後期のニューロックぽいビートルズとは異なる、
初期ビートルズのコピーというのはありだったんでしょうかね。

そもそもキャロルも同時代ですし。

よくよく考えると当時のロックは長尺な印象ですが、だいたい大物の海外のロックバンドもアンコールでロックン・ロールをやっていたり、日本のバンドのクロージングもみんなでチャック・ベリーみたいなのも多かったと聞きます。

でも実際のところ、長髪族の多かったであろう当時のコンサートで、ビートルズの衣装を着た彼らはどういった評価を受けていたんでしょうか?非常に気になります。


色んなバンドを追っていくとその時代の多面性が見えてきて面白いです。


こんな写真もありました。

チャー在籍のバッド・シーン BAD SCENE

2011年11月15日 00時24分43秒 | 邦楽
当時のニューミュージックマガジンからかなり興味深い特集があったので、
ピックアップして何度か更新していきたいと思います。

1973年の7月号に「マガジンが見つけた19の実力派グループ」の特集がそれ。

まずはチャー在籍のバッド・シーン!

この特集、なかなか見たことがない写真が使われておりそこも見ものの一つですが、
このバッドシーンもその一つではないでしょうか?

一番奥がチャー氏だと思うんですが、どうでしょうか?

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金子光則 ボーカル(シュアー)
CHAR ギター(フェンダー=ストラトキャスター)
成瀬ヒロ ベース(フェンダー=ジャズ・ベース)
長谷川康之 ドラム(ヤマハ特注)

長谷川君が慶応高校の仲間3人と金子君でバンド結成したのが71年の2月。途中メンバー交代が何度かあって(ギターとベース)今年の4月に現メンバーになった。成瀬君意外の3人はまだ学生。コンサート活動は、学園祭、文化祭を中心にOZ、ジャンジャンなどへ出演してきた。ステージでは日本語のオリジナルがほとんどだが、メンバー全員がカクタス、というよりもティム・ボガード、カーマイン・アピスにはまっていて、時々そのコピーもやる。ステージ上のアクションもハード・ロック・グループの割にはかなり派手で見せることもかなり考えている。一応まとまってはいるがギターをはじめまだこれからといった感じ。今年8月にキングから初のシングル盤A「すべてがわかる時」B「ロックン・ロールをぶっとばせ」が出る。

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よく知られたチャーのバンド活動としては初期の「バッド・シーン」。自身が参加したバンドでの発売された音源はこれが初。ベースの成瀬ヒロはもちろん「鳴瀬喜博」。ドラマーの長谷川康之は近田春夫&ハルヲフォン、カルメン・マキ&OZ などで後に活躍した方。

今考えてもすごいメンバーが揃ってます。

それにしてもまだまだこれからのバンドとはいえ、
チャーを掴まえて「ギターをはじめまだこれから」
という記述は後から読むと面白いですね。

カクタスのカバーやステージ・アクションが派手だったという記述も
非常に想像力をかき立てられます。どこかにLIVE音源残ってないんでしょうか。


音源自体は結局シングル一枚しか出せず仕舞い。

A面/B面とも1999年発売のオムニバスで聞くことが出来ます。



オムニバス
『ニューロックの夜明け 番外編9 キング・ニューロック・シングル集 ファンキー・ダッコNo.1』

1. FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
2. MORE FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
3. 恋のT.P.O(近田春夫&ハルヲフォン)
4. プラスチック・ムーン(近田春夫&ハルヲフォン)
5. きりきり舞い(近田春夫&ハルヲフォン)
6. ロキシーの夜(近田春夫)
7. 闇にジャックナイフ(近田春夫&ハルヲフォン)
8. すべてがわかる時 Out of Time(BAD SCENE)
9. ロックンロールをぶっとばせ(BAD SCENE)
10. 続・東京ワッショイ(遠藤賢司)
11. ルイのテーマ(遠藤賢司)
12. 月経(山平和彦)
13. 大島節(山平和彦)
14. さすらいの唄(唐十郎)
15. アメニモマケズ(サラ&メロディ)
16. ヤギブシ・ラットマン Legend from Ratman(サラ&メロディ)
17. 私の恋人さん(ベイビー・ブラザーズ)
18. 母さんのいびき(藁人形と五寸釘)
19. 下っ端(金玉(こんぎょく))
20. 蒸気機関車(金玉)
21. からっぽの世界(小林啓子)

このアルバムの8曲目と、9曲目で聞くことが出来ます。

このCDは他にも聞き所満載なので興味ある方は是非どうぞ。ただ残念ながら廃盤です。

バッド・シーンの音源がこれ以降のなにかに収録されたということは確かないと思いますが、
情報あいまいなので間違っていたらご指摘いただければと思います。

ちなみに今回初めて「長谷川康之」で検索をかけたところ、
ご自身のブログがあることを知りました。

「元ちょいワルオヤジのお茶目な本音ブログ」

面白いブログですが、その中の「青春時代」は特に当時の音楽のことやご自身の生活のことが書かれてあったりして非常に興味深いです。(この記事の中にTOPの四人の写真もありましたね。やはり一番左がチャーでした)是非ご一読を。

ヤマタツ、オマタツ!NEWアルバム&ツアー決定!

2011年06月03日 23時35分54秒 | 邦楽
昨年告知された山下達郎のNEWアルバム『Woo Hoo』が延期になり、ファンはやきもきしながらもいつものことねと思っていたところに震災がおこりどうなってしまうのかと思っていましたが、先のタイトルが正式に発売中止となり新たに『Ray Of Hope』というタイトルで正式リリースが決定しました。

日テレの朝の番組「ZIP!」に「MY MORNING PRAYER」という曲を提供していますが、「Ray Of Hope」も調べたところ「希望の光」と訳せるようで、我々に力をくれるアルバムになることは間違いなさそうです。

欲をいえば、ファンは昔のような熱いヤマタツを待っているとは思いますが、タイアップの多さは仕方がないかもしれません。

前回の時も告知は出ていた『JOY1.5』の方も無事に付くそうなので、ファンは初回限定盤がマストですね。

そしてツアーも決定!

全国ホールツアーが今秋よりスタート予定らしいです。

昨年のツアーの時にお話されていたライブハウスでのライブはやはりなくなってしまったのでしょうか。それなら凄く残念ですが、ツアーをやってくれること自体嬉しいので、いつか実現して欲しいライブとして期待しておきましょう。

色々今後情報解禁となってくると思うのでファンは目が離せませんね!



山下達郎
Original New Album
『Ray Of Hope』(レイ・オブ・ホープ)
2011年8月10日(水)リリース

[収録曲]
・愛してるって言えなくたって (TBS系ドラマ 日曜劇場「冬のサクラ」主題歌)
・街物語(まちものがたり) (TBS系ドラマ 日曜劇場「新参者」主題歌)
・希望という名の光 (映画「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」主題歌)
・HAPPY GATHERING DAY (ケンタッキー40周年記念テーマソング)
・僕らの夏の夢 (アニメーション映画「サマーウォーズ」主題歌)
・ずっと一緒さ (フジテレビ系ドラマ「薔薇のない花屋」主題歌)
・Never Grow Old (三ツ矢サイダーオールゼロCMソング)
他、全11~12曲収録予定

【初回限定盤】ボーナスディスク「JOY 1.5」付き: ¥3,500-(税込)
【通常盤】¥3150(税込)

<初回限定盤>
山下達郎のライヴの魅力を詰め込んだファン必須ライヴアルバム『JOY』から20年。
『JOY-2』発売への期待が高まる中、1985年~1994年までの秘蔵ライヴテイク7曲を収めた『JOY1.5』が付いたスペシャル・パッケージ。

ザ・ダイナマイツ「バラと悪魔」

2011年05月30日 01時18分06秒 | 邦楽



先日とんでもない映像がyoutubeで公開されました。

それがこのザ・ダイナマイツの「バラと悪魔」のプロモーションビデオ!

しかも出自はfjorecordsということでオフィシャルでの公開です!

そもそもGS自体あれだけのブームであったのに、こと映像というと基本的に映画出演時のものしか残っておらず、映画に出演できたGSというのも限られているため、このような形で残されているのは奇跡といっていいのでは?

それにしても皆若い!でもしゃべり方は老けている(笑)

山口冨士夫氏の若さ、そしてストラト(!)を弾く姿が悶絶ものですが、
個人的には瀬川洋の格好良さに男として惚れ惚れしてます。
もてたんだろうなー(笑)

これは後世に残すべき貴重な映像です!