サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

購入記録 LED ZEPPELIN - ODENSE 1971(2CD)

2022年09月20日 11時49分22秒 | LED ZEPPELIN
久々にブートを購入。

ツェッペリンのブートももはやアップグレードばかりで、まあそれも仕方がないんですが、それでもまだまだ新音源が出てきます。今回は1971年のデンマーク公演。なんと51年前の音源ですよ?今までどこにどうやって眠っていたのか不思議ですが、こうやって陽の目に出たことを嬉しく思います。

肝心の音ですが、インフォにもある通り全然聞ける音です。未発表の当時のオーディエンスものとしては、むしろ想像以上でした。

そしてなんといってもこちらも想像を越えてくるロバート・プラントの高音での節回し!これは高音がでたこの時期ならではの歌唱ですね。

Communication Breakdownの終盤で録音終わるとあり、どこで終わるのかなと思いましたがほぼ演奏終わるあたりあたりまで収録されていました。

全体的に聞きやすいんですが、ちょいちょい音切れがありそれがちょっと耳障りでしたが、内容もありこれは聞き返したくなる内容です。

↓レーベルインフォ
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LED ZEPPELIN - ODENSE 1971(2CD)
Fyens Forum, Odense, Denmark 4th May 1971

 リリースを控えたアルバム「IV」収録曲のライブ試験投入が行われたことでマニアに伝説化されている1971年5月のステージ。この時期は当初短期スカンジナビアン・ツアーとして日程が組まれていたものの、結局最初の二回のショーをこなした後でツアーの予定がすべてキャンセルされてしまい、あらゆる意味で貴重な時期と化したのでした。音源の数が少ないのはもちろん、ショーそのものの数が限られていたという。
 そうした状況において初日である5月3日のコペンハーゲン一択という状況となってしまったのですが、何しろ「Four Sticks」に「Gallows Pole」という超レア・レパートリーが聞かれるというのはもちろん、音質自体が十分に聞きやすいオーディエンス録音であったことから、誰もがこの日の音源で満足し、今年に入ってからも新たな決定版としてベストセラー続行中の「COPENHAGEN 1971」がリリースされたばかり。
 むしろコペンハーゲン以外の音源が登場することなどありえないだろう…とすら思われていた71年5月ですが、今年に入って翌日にオーデンセで行われたショーを捉えた音源が存在するとの情報がマニアの間で囁かれ始めます。単にそうした噂が飛び交うだけでなく、しっかりテープに収録されたトラックリストまで公表されたときた。春ごろから囁かれ始めた衝撃的な情報にマニアが当然色めきだった訳ですが、案の定公開される気配がない。一時は「やはり噂止まりだったのか…」と落胆しかけすらしたところ、夏の終わりになって遂にZEPマニアの聖杯が明らかになりました。

あまりにも貴重な時期の記録ですので、存在するというだけでも掛け値なしにマニア狂喜な発掘だった訳ですが、それでも気になるのはオーディエンス録音のクオリティ。いざ蓋を開けてみれば50年もの間に渡って眠り続けていたテープだったとは思えないほど聞きやすく、それはコペンハーゲンの音像を遠くして少し荒くした状態だと例えれば想像してもらえるでしょうか。轟音で演奏のディティールも掴めないようなビンテージ・クオリティでは(まったく!)なく、ややヒスノイズが気になるものの、それでも十分に聞きこめるレベルなのです。
 もっともYouTube上に姿を現した際にはピッチが30%も下がった状態でしたので、そこはきっちりアジャスト。遂に姿を現してくれた聖杯を前にして真っ先に聞かれた方も多いかと思われますが、その中でピッチの違和感を覚えた人は少なくなかったはず。せっかくの歴史的発掘ですし、なおかつ限定プレスCDでのリリースとくればそこは抜かりはありません。 
 面白いことに当日の写真を見るとロバートもジミーも前日のコペンハーゲンとまるで同じファッションにてステージに上がっており、一見するとコペンハーゲンと区別がつかないくらい。ですが、背景が明らかに前日とは異なっており、そこで別の日だと判別できるでしょう。73年以降のようなはっきりとしたステージ衣装が用意される前のZEPらしい姿でした。

 そして遂にベールを脱いだオーデンセ公演ですが、序盤から「IV」リリース以前ならではの奔放かつ創造的なステージが全開。それこそ一日変わると演奏が変わるZEPの面目躍如ともいえ、まず「Dazed And Confused」ではジミーがボウイングで観客を煽り、それに合わせたテンポでジミーが弓を弾くという珍しい場面が。さらに「Stairway To Heaven」の歌詞「echo with laughter」をレコードよりも高いメロディで歌い上げるロバートなど、どれもこの時期ならではの自由で縛られない演奏ぶりが輝きを放っている。
そして何と言っても前日に続いて披露されたレア・レパートリー二曲。「Gallows Pole」こそ、その後も何度かステージで試されたことが現在では判明していますが、「Four Sticks」に関しては遂に2テイク目のライブバージョンが登場。しかも初披露だった前日よりも明らかに破壊力を増した演奏が実に印象的。このまま演奏し続ければモノになったかもしれません。思えばこれら二曲のコペンハーゲンでのテイクを収めた10インチ・ブートが登場したのを皮切りとして、ずっと同音源をマニアが聞き続けてきた「Four Sticks」が2022年になって新ライブバージョン発掘とはあまりにも感慨深い。
 破壊力と言えばロバートのスクリーミングも71年5月ならではの炸裂ぶりが随所で捉えられているのも魅力でしょう。演奏だけでなくロバートの炸裂唱法も要したことから「Four Sticks」が短命に終わってしまったのだと思われますが、それだけにこの日の炸裂ぶりは本当に凄い。そこに加えて71年ならではと言える「Black Dog」の二番以降の即興混じりな歌詞も実に奔放な歌いっぷりですし、「Whole Lotta Love」メドレー終盤における絶叫がまた壮絶。
 惜しくも録音は「Communication Breakdown」の終盤で止まってしまい、恐らくは前日と同様さらなる「Misty Mountain Hop」のような楽曲が披露されたのだと推測されますが、そこまでの記録だけでも聞き応えの塊と言いたくなる内容には唖然とさせられるばかり。さすがはコペンハーゲンの翌日だけのことはある。そんな文字通りの聖杯を限定プレスCDにて心ゆくまでお楽しみください。これこそ世界中のマニアが聞きたかった、待ち望んだ音源というもの。そのあまりにも貴重な音源の発掘、オーデンセのオーディエンス録音に刮目せよ!

(リマスター・メモ)
★半音の30%程度遅いピッチを修正
★全体の音圧を上げました。

★最初の120枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (56:29)
1. Intro
2. Immigrant Song
3. Heartbreaker
4. Since I've Been Loving You
5. Dazed and Confused
6. Black Dog
7. Stairway to Heaven

Disc 2 (56:36)
1. MC
2. Going to California
3. That's the Way
4. What Is And What Should Never Be
5. Four Sticks ★
6. Gallows Pole ★
7. Whole Lotta Love
8. Communication Breakdown

IMPORT TITLE \3,800 9月16日(金)発売

Led Zeppelin The Making Of Led Zeppelin Ⅱ

2012年01月29日 16時45分16秒 | LED ZEPPELIN
ビートレグで告知されていたものが、
2012年1月25日ごろにようやく発売。
(私は26日に購入!)

これは大変興味深い音源です!

4CDで、初回200枚は紙ジャケ仕様とのことです!

表ジャケ


裏ジャケ


ジャケを広げたところ


見開きの内ジャケ


盤面(Disc1)


裏ジャケを見ていただければ分かるとおり、
これは曲をそのパートごとに収録したいわゆる「マルチ・トラックス」ものです。

「LED ZEPPELIN Ⅱ」に収録の4曲をそれぞれパートごとに収録。

Disc1
Whole Lotta Love
1.Guitar #1
2.Guitar #2
3.Bass
4.Drums Right
5.Drums Left
6.Percussion
7.Vocals #1
8.Vocals #2

※Disc1は、各曲6分13秒の収録

Disc2
What Is And What Should Never Be
1.Guitar
2.Bass
3.Drums Right
4.Drums Left
5.Vocals #1
6.Vocals #2
7.Vocals #3
8.Guitar + Vocals

※Disc2は、各曲5分31秒の収録

Disc3
Heartbreaker
1.Guitar #1
2.Guitar #2
3.Bass
4.Drums Right
5.Drums Left
6.Guitar + Bass + Drums
7.Vocals
8.Vocals + Guitar

※Disc3は、各曲8分31秒の収録

Disc4
Ramble On
1.Guitar #1
2.Guitar #2
3.Guitar #3
4.Bass
5.Drums Right
6.Drums Left
7.Vocals
8.Vocals + Guitar

※Disc4は、各曲5分58秒の収録

パートごとの収録なので、ギターの中でもギターを弾いていない間は無音が続きます。
また完全にはパートだけということもなく、パートによってはうっすらと他のパートが聞こえたりします。

いや~でもこれは本当凄い音源ですよ!

専門的なことは専門書に譲るとして、
これはかなり興味深い音源です。

おそらくミックスの段階で消されたであろう音、
もしくは他のパートによって聞こえなくなっていた音が生生しいまでに聞こえてきます!
例えば、プラントの歌っていないときのちょっとした声や、ボンドの叩きながらの叫び声など!

そしてこんなところ音重ねていたんだ、という箇所や
こんなところにこんな音が!という箇所、
などなど聞きながらも「うわ~」と驚きの連続です。

中でもドラムとボーカルの生生しさは別格です。
「ボンゾのドラムだけ」「パーシーのボーカルだけ」を
他のパートなしに聞くとこんなにも生々しいものなのか、
とこれにはこれには本当うなってしまいました。

それはHeartbreakerのベースだけのパートにもいえます。
これもものすごく生生しい。

でもこのテイクを聞いていて、「あれ?」と思うことが。

ベースを弾かないギターだけの「無伴奏ソロ」の部分。
その部分がうっすらと聞こえてきますが、明らかにオフィシャルのテイクとは違うソロが聞こえてきます。

ということはこれは本テイクではない段階のものが流出したのか。
あるいはガイドで聞いていたバッキング・トラックが聞こえて収録されているのか。

まだ一回通してきいただけなので、なんとも言えませんが、
これは聞き込み甲斐のある音源です!


2012年あけましておめでとうございます!!!

2012年01月03日 10時10分04秒 | LED ZEPPELIN
あけましておめでとうございます!!!

今年が皆さんにとっていい年でありますように!


私はもうちょっとブログの更新頻度をあげたいなぁと思ってます。

去年の11月から再度ブログに取り組もうと思ったものの、
なかなか思ったようにいかないですが、お付き合いください。


さて今年は辰年ということで、ドラゴンスーツのジミー・ペイジを選んでみました。

この背中からのショット、かなり格好いいです。


それにしても色んなブログを覗いてみると、ジミー・ペイジを選んでいる方多いですね。
ツェッペリン好きは考えていることが同じみたいです(笑)

ブートでもその名もずばり「YEAR OF THE DRAGON」というのもありましたネ!



ところでジョン・ポール・ジョーンズの誕生日は1月3日ということです!

おめでたいですね!

1946年生まれということで66歳ですね。まだまだ元気に音楽活動してほしいです。




ジョン・ポール・ジョーンズといえば、「幻惑されて」のイントロのベースラインが私は大好きなんですが、
この「永遠の詩」の中の5分50秒あたりからのボンゾとジョンジーのアイコンタクトでのやり取りがこれまた大好きです。

ジョン・ポール・ジョーンズの好きなベースラインをあげるのはキリがないですが、
同じ1973年のMSGの映像でいえば、この「Celebration Day」も大好きです。



とにかくジョンジーとボンゾのグルーヴが素晴らしいですね。


そんなこんなでのんびり更新していきたいと思いますので、今年もよろしくお願いします。

Led Zeppelin 1975年3月17日シアトルのサウンドボード発掘!

2011年05月21日 22時40分57秒 | LED ZEPPELIN
昨日のとある情報で発売されたことを知り、昼休みの時間を削って買いに走りました(笑)

またまたBFがやってくれました。1975年のサウンドボードの発掘!
シアトル初日のサウンドボードです!

Led Zeppelin
「Haven't We Met Somewhere Before?」
1975/03/17 Seattle Center Collseum ,Seatlle ,Washington ,USA

Disc 1
1.Rock & Roll
2.Sick Again
3.Over The Hills And Far Away
4.In My Time Of Dying
5.The Song Remains The Same
6.The Rain Song
7.Kashimir

Disc 2
1.No Quarter
2.Trampled Underfoot
3.Moby Dick

Disc 3
1.Dazed And Confused
2.Stairway To Heaven
3.Whole Lotta Love
4.Black Dog

三つ折りのデジパックに3CDが収納され、スリップケースに収まる仕様でオーディエンス録音の3CDがつく計6枚組み。他の仕様は見た感じ発売されておりませんでした。
(追記:通常盤がその後発売された模様です。)


↓スリップケース裏面


↓デジパック表


↓デジパック裏


↓デジパックもう一面

(あんまり採用されたことのないジョンジーのアップ)

↓オーディエンスCDの方のジャケット

(CD自体はTMOQのスリーブに三枚収納)


さて、このジャケ、あれ?と思われた方多数だと思いますが、そう元々は1973年7月17日のシアトル公演を収めたブート「Ⅴ 1/2 Performed Live In Seattle」のジャケット、そのジャケットをもじったパロディジャケ(「Ⅴ」が「Ⅵ」になっています)。

音質は言わずもがな。完璧なリアルサウンドボード。冒頭からしっかりと収録。まだ全部聞いてはいないので、カットの有無などは不明。

何人かが指摘してましたが、若干ギターよりもベースの方が大きくとらえられている感じがしますがあんまり違和感はないです。

とにかく3月末のInglewoodへ向けてしり上がりに調子をあげていっているところなので、とにかくグルーヴが凄まじい。特に人気の高いシアトルがサウンドボードが発掘されたとあっては食傷気味の方もお!と思う人もいるかもしれない。

個人的にこの頃のZEPというととにかく「ファンキー」と「グルーヴィー」の二つの単語に集約してもかまわない位なサウンドが大好き。他の年とは異なり1975年のサウンドボードはしっかり各楽器がバランスよく、かつファットに収録されているからかもしれないけど、とにかくグルーヴが凄まじい。

特に「Over The Hills And Far Away」のギターソロの部分のバックでの「ベース」と「ドラム」のグルーヴ感や、「In My Time Of Dying」の同じく「ベース」と「ドラム」の絡み。さらに「Whole Lotta Love 」のファンキーセクション。この日は「The Crunge~Lickin' Stick」のメドレー。75年のWLLに挿入されるThe Crungeが好きなんですが、この日以降となると21日の同じくシアトルと24日のInglewood初日しかやっておらず、その後のアールズコートでも演奏していないので、このシアトルでの演奏は大好き。それがサウンドボードで発掘されるなんて!

とにかく他の時期にもましてジェームス・ブラウンに傾倒していたこの時期だからこそ、そしてこの音質だからこそのファンキーグルーヴ!ファンとしては単純に嬉しいです!

まぁこの調子だといずれ75年は全てサウンドボードで発掘されるんでしょう!私は1975年はもういらない、なんて露にも思いません!シアトル二日目も発掘を期待しています!

LED ZEPPELIN / BERKELEY FIRST NIGHT

2010年03月13日 23時50分03秒 | LED ZEPPELIN
1971年9月13日のバークレイの初日が久々の音盤化。


私が所有しているのは「Magnificent」レーベルの「california stampede」

これと比べると非常に聞きやすいです。

細かいカットなどはチェックしてませんが、
magnificent盤が音圧をあげた非常に聞き辛いイコライジングだとしたら、
音圧は低いですが、その分他のパートもしっかりと聞き取れ、聞きやすくなってます。
ジェネレーションのことはよく分かりませんが、ナチュラルで聞きやすいです。

ブート界では大名盤の9/14のバークレイ二日目がとにかく有名と音も内容も良いですが、
こちらの初日も音質では負けますが、プレイに関しては負けず劣らずの熱演です。
正直magnificent盤をあんまり聞いてませんでしたが、
今回のタイトルを聞いてみるとその良さが良く分かります!

とにかく1971年の8月~9月のLIVEはどれも素晴らしい内容なんですが、
「Immigrant Song~Heartbreaker」からして、
いつもよりソロが長いんでない?というほどジミーは弾きまくり!

一番最後の「Communication Breakdown」に関しては、
途中のギターソロで、歌パートに戻るところで戻らず弾きまくったあげく、
構成がめちゃくちゃになりかけたところを強引に歌パートに戻る!
(あの状態から戻れるというのもバンド自体が非常にのっていた証拠だと思います)
さらにはパーシーも「Gallows Pole」を強引に歌詞に盛り込むといった荒業も!

音質悪いのですっかりと見逃してましたが、
バークレイ初日もあなどりがたし!でした!

(以下メーカーインフォより転載)
1971年8月19日から始まった通算7回目となる北米ツアーより、9月13日バークレー公演初日を、オーディエンス録音で収録。「Going To California」の前日に当たる今回の公演ですが、90年代中頃よりパッケージ化された物が数タイトルありますが、その殆どがバンド・サウンド、ヴォーカルのクリアさ等あらゆる面においてエッジの効いていない輪郭のぼやけた音質でした。マスターは、米カリフォルニア州オークランド在住でグレイトフルデッドをメインに様々なバンドを録音した名テーパー(ボブ・メンケ氏)がSony製のハンディタイプのレコーダーで録音した120分カセットテープ2本(実際2本目は片面のみの使用)になりますが、(当初、前方で録音しようとしていたメンケ氏はzeppelinの出音の大きさに驚き、このままでは歪んでしまうと判断した為、遥々と劇場の後ろまで下がって録音をし「あまり良い録音が出来なかった・・・」という事で通常のテープ・トレードは行わず、僅かなコピーを数人の友人に配っただけでした)既発の殆どはそのマスターをコピーした4thGENを使用していた為、とにかく昔からこの日の音源の特徴としてリズムの要であるスネアの音がほとんど聴き取れないというかなり劣悪なものでした。今回の音源はマスター・カセットが元になっており(この音源がマスターよりデジタル化されたのは今回が初めてです)もともとの録音が厳しいとは言え、DCオフセット修正、バック(オーディエンス)のノイズ補正、曲によって全く異なるピッチのずれの調整etc...理想的なトリートメントが完璧に施されており、間違いなく過去最高の音質に仕上がっています。Immigrant Songスタート前の、ボンゾのスネア音一発で、その音質の違いをリアルに実感できるでしょう。(Dazed And Confused~Stairway To Heaven、Moby Dick~Whole Lotta Love、Whole Lotta Love~Communication Breakdown曲間でのカット・ポイントは、既発と同じです)セット・リスト的には来日公演に比べ、かなりシェイプされた内容(約135分)ではありますが、3日マジソン公演等でもわかるように、絶頂期だけあり、言うまでもなく4人が繰り広げる神懸り的なプレイの数々は全てが聴きどころになっています。まさにファン必携のアイテムが、海外より2OO枚限定プレスCDにてリリース決定です。

Disc 1
1. Immigrant Song
2. Heartbreaker
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog
5. Dazed And Confused
6. Stairway To Heaven
7. Celebration Day

Disc 2
1. That's The Way
2. Going To California
3. What Is And What Should Never Be
4. Moby Dick
5. Whole Lotta Love
6. Communication Breakdown

LED ZEPPELININ とJAMES BROWN

2010年03月02日 01時43分35秒 | LED ZEPPELIN
ツェッペリンは「THE CRUNGE」を経て自身のGROOVEを完成させたわけだが、
やはりJAMES BROWNは大好きだったらしく、LIVEでは様々なところで
JAMES BROWNの曲がカバーしたり、歌詞に「DO THE JAMES BROWN!」と組み込んだりしている。

「COLD SWEAT」や「LICKING STICK」「SEX MACHINE」などがカバーされているわけだが、
ブートレグの世界では「COLD SWEAT」からそのネーミングをとって、
新タラが上記の「冷汗」というおちょくったジャケでリリースしていたりする。

そんなJAMES BROWNのその3曲の動画を貼ってみる。

1969年の「COLD SWEAT」。短い映像ですが最後のステップが半端なくすごい!



「LICKING STICK」。残念ながら動画なし。
でもギターのカッティングやサウンドから如何にジミーが影響を受けてか分かる。



1970年の「SEX MACHINE」。「ゲラッパ!」が聞けます!
それにしても踊りがメチャクチャ格好良い。
テンポの速い「SEX MACHINE」も良いですが、こういう遅いテンポも凄く格好いい。
この曲で「ブリッジ(サビのこと)に行こう!」と途中で歌ってますが、
このフレーズにかけてツェッペリンは「THE CRUNGE」の中で、
「ブリッジ(サビ)はどこにいったの?」と歌ってます。



それにしても1975年の「WHOLE LOTTA LOVE」の途中のFUNKYパートを聞くと
まんま「JAMES BROWN」していて面白い。それだけ好きだったんでしょう。

FUNKに興味が出たらZEPにつながり、遠回りでJAMES BROWNへ(笑)

ツェッペリンのファンク

2010年03月01日 00時49分21秒 | LED ZEPPELIN
稲垣次郎によってファンクの波が押し寄せた私ですが、
ひょんなことから色んなところへ繋がるから音楽は面白い。

ということで、ツェッペリンのファンク。

ツェッペリンのファンクといえば、なんといっても
「HOUSE OF THE HOLY(聖なる館)」収録の「THE CRUNGE」




正直今まであんまり理解してませんでしたが、
FUNKを気になりだすと、俄然このZEP流FUNKが格好良く聞こえてきた!

なので特に1975年のZEPの「WHOLE LOTTA LOVE」を集中してきいてます!
73年までの「WHOLE LOTTA LOVE」はメドレーで「BOOGIE CHILLUN'」へなだれ込んでいきますが、
1975年のツアーの特に後半は「THE CRUNGE」を組み込み、そこからのテルミン・パートで、
ジョンジーのファンキー極まりないベースとボンゾの16ビートの応酬がものすごいことになっており、
「ZEP=HARDROCK」としか思っていない人にはきっと理解できない世界である。




1975年3月5日のダラス公演の音源がYOUTUBEにあがっていました!




残念ながら音源のみですが、怒涛のグルーヴが滲み出てきます。
「THE CRUNGE」といえば、1972年の年末のツアー時の「DAZED & CONFUSED」も良いですが、
やはり1975年のアメリカ・ツアーの特に最後の方は鉄壁のグルーヴが展開されております。

アメリカ・ツアーが終わって、母国イギリスに帰ってアールズ・コート5日間では
何故か「THE CRUNGE」が演奏されず仕舞いでしたが、
テルミン・パートの応酬は残っており、その部分の映像も残ってます。

1975年5月24日のアールズ・コート4日目の「WHOLE LOTTA LOVE」
二人の「ワナ・ホララ・ラッ」と同じマイクでハモる部分が最高にロックしてて格好良いですが、
その後に怒涛のZEP流FUNKが!しかもパーシーは「SEX MACHINE」を歌ってます!



→折角埋め込んだのに「リクエストにより埋め込み無効」だそうで・・・
 でもyoutubeからは見る事ができるので、是非!格好良いです!

そしてこちらは1975年5月25日のアールズ・コート最終日5日目にして1975年ツアーの最終楽!



今までテルミン・パートはペイジとプラントのやりとりを主に聞いていましたが、
バックの演奏の方が実は相当刺激的。ここぞとばかりにグルーヴを叩きつけてくる
ジョンジーのベースがすこぶる気持ちがいい!今まで気付かなかった自分を悔やむ。

その後の1977年のツアー、79年のネブワース、1980年の欧州ツアーではこういうFUNKは
やらなくなってしまうのでこれだけ壮絶なFUNKを繰り広げた1975年はやはり貴重。
これがあったからこそ「Sick Again」や「Nobody's Fault But Mine」や
「In My Time Of Dying」など反復の連続による後期ZEPだけの唯一無二のグルーヴにつながっていったわけである。

YOUTUBEで「THE CRUNGE」と検索すると色んなカバー・バージョンが出てきますが、
正直どれも残念なものしか出てきません。
いかにZEPがZEP自身にしか出来ないグルーヴを作り出していたかが分かります。

FUNKにおいてもZEPは凄かった!

ジミー・ペイジの66歳の誕生日!

2010年01月12日 00時57分08秒 | LED ZEPPELIN
ちょっと過ぎてしまいましたが、
1月9日は、ジミー・ペイジの誕生日でした!

wikiによると、1944年ということなので、
「66歳」ということになりますね。

未だにツェッペリンの再結成ツアーの噂は絶えませんが、
パーシーもジョンジーも否定的みたいですね。

一時期はどんどんおじいちゃんになっていく過程をみて、
本当大丈夫なのか?と悲しい気分になっておりましたが、
2007年の再結成LIVE以降の活躍をみて、
逆に上の写真のような白髪の姿も格好良く見えてきました!

↓1957年、わずか13歳の時、スキッフルバンドでのジミー。
 世界的なギタリストにも歴史ありです。



1/9といえば、言わずと知れた1970年の
ロイヤル・アルバート・ホールでの公演です。



「Jimmy's Birthday」というブートレッグでのリリースもありました。

この時ジミー・ペイジ26歳。

ロバート・プラントとジョン・ボーナムが22歳で
ジョン・ポール・ジョーンズが24歳ということで、
ジミーはちょっと年上ですが、
スタジオ・ミュージシャン~ヤードバーズ~ZEPときて、
「Ⅰ」「Ⅱ」も発表済みということで、
すでに貫禄の26歳、そしてノリにノッたといった26歳といった感じでしょうか。

生きている内になんとかLIVEをみたいんですが、
この願いはかなうんでしょうか?

HAPPY BIRTHDAY!MR.JIMMY!

LED ZEPPELIN / RAMPAGING CAJUN

2009年12月29日 15時01分56秒 | LED ZEPPELIN
EMPRESS VALLEYからなんの告知もなく新作がリリース!
beatlegの最新号にも載っていなかったのでびっくりしました。

1975年2月28日のバートン・ルージュでのサウンドボード!

また75年のボードものです・・・

おそらく75年は全部ボードで残されているのでは?と疑いたくなりますね。

タイトル「RAMPAGING CAJUN」。
初回にはオーディエンス録音も付いてきます(ひさびさですね)

オーディエンスの方はi-tunesに入れると
「THE BATTLE OF BATON ROUGE」と表示されるので、
特にAUDの方は新発掘とかではなさそうかと思います。

それにしても今回は体裁がひどい。



初回100セットは上記の箱に入ったBOX仕様ではありますが、
これってビートルズのSGT.の箱ではないでしょうか?
中の封入物もぺラッとした紙が一枚だけで、
曲目などのクレジットも全く分からないですし・・・

ちょっといただけませんね。

SBDの方は通して聞いてませんが、いつもの通りの音。
実は凄い発掘なんだろうけど、一連の発掘で感覚が麻痺しちゃってますね。

冒頭のMCは収録されてませんが、笛の音も当たり前ですが収録されてません。
一曲目は最初だからでしょうか?ベースが音割れしてます。

もともとオーディエンスでの充分に聞ける公演でしたが、
高音質ボードの発掘とあいなりました。
75年は、特にセカンド・レグはAUDものの方が少なくなってきましたね。

飽きたという人もいるようですが、それぞれの年代で楽しめるZEP。
75年はボンゾのドラムとジョンジーのベースの絡みを聞くのが私は楽しみです。
SBDならジョンジーのファンキーなベースラインもはっきり聞き取れるため、
思う存分ベースラインが楽しめます。

今年はこのアイテムが買い収めとなる予定です。




LED ZEPPELIN / 永遠の詩 FAN EDITION

2009年12月12日 02時17分16秒 | LED ZEPPELIN
これ!欲しかったんです!

恒例の西新宿のとあるお店の対象商品を二枚買うともらえる無料ギフトもの。

以前出た時はちょうど欲しいものが無かったか、
まあいいかと思ったかは忘れてしまいましたが、
その後ファンの間でも評判が高いらしく、
無性に欲しくなってしまったんです!

「永遠の詩」に記録された1973年のグランド・フィナーレであるMSG三日間を収めたLIVE映像で、映画ではイメージ・フィルムが挿入されたり、お金が盗まれたりといったドキュメンタリー性も組み込まれ、それはそれで面白かったですが、やはり純粋なLIVE映像が見たいのが、ファンの本音というもの。DVDのアップグレードverも出ましたが、やはり映画本編には手をつけられず、発掘映像などの収録にとどまり待ってました。

そんなファンの溜飲を下げるようなシロモノがこの、
「FAN EDITION」!しかもさらにそのアップグレードverの登場です!

ヤフオクでは「FAN EDITION」のコピー盤も出品されたりしてましたが(これはいかんでしょう!)、ずっと出ると信じて待っていた甲斐がありました!

やはり見所は冒頭の「Rock And Roll~Celebration Day~Black Dog」の三曲。映画では 「Celebration Day」がCUTされて、後に発掘映像も出てきましたが、単体での収録でした。この冒頭の三曲は、曲の切れ目無く続けて演奏されるもので、それが編集で見事に繋がっており、これは本当に嬉しいです!

「Misty Mountain Hop」も映画には未収録で、後に発掘された映像ですが、これも続けて演奏される「Since I've Been Loving You 」と絶妙に繋がっています!下記のメーカーインフォでは曲順間違ってますが、本編はちゃんとした曲順ですので安心を。

さすがに「No Quarter 」や「Dazed And Confused 」の途中のイメージ映像はそのままですが、何といっても「Heartbreaker」が音声だけですが通して収録されているのは特筆に値します。映像はどうでもいい映画の中のイメージ映像をつなげただけですが、映画だと途切れ途切れのこの曲が丸ごと収録でそのまま「Whole Lotta Love 」に繋がっていく様は素晴らしいですね。

そしてアンコールは「Ocean」。これも映画には未収録で、後に発掘されたもの。やはり来るべき位置に落ち着いた感はあります。これ何度も見ちゃいます。

待っていた甲斐があった!


以下メーカーインフォからの転載。
2ヶ月前にギフト・タイトルとしてリリースし、その極限までに丁寧に処理された高品質な内容にファンの方々から大好評だった「The Song Remains The Same」“ファン・エディション”のアップグレード版。マニア心をくすぐる、素晴らしい編集作業に世界中のマニアから大いなる絶賛を受けていた同タイトルでしたが、2時間26分もの内容を一枚のディスクに収録していたため、収録された画質に関してのみ、若干ながら不満の残る内容でした。その欠点を補正するために登場したのが今回の2枚組ヴァージョンです。2枚組のディスク容量をたっぷりと使っているため、一枚モノとは比較にならない程に、赤色を中心とした発色がよりクリアーになり、全体の画面もより締まったものになっています。各メンバーの画面上の動きもより自然で滑らかになっており、サウンドもパワーアップしています。画面上のブロック感もより後退しており、まさに同ヴァージョンの決定版として、非常に優れた内容になっています。

(「The Song Remains The Same」“ファン・エディション”とは)
インターネットを介して登場した2009年を代表する話題のタイトル。巧みな編集技術によって、「The Song Remains The Same」の本編トラックやボーナス映像を、コンサートの曲順どおりに入れ替え、実際のライブどおりの正しい曲順で楽しめるように高品質な編集が施されています。マニア中のマニアがトライしただけあり、細部の編集意図から作業品質に至るまで、非常に手が込んだ、コレクターの皆様に納得頂ける内容に仕上がっています。全体の質感を整え、オフィシャルにおいて意図的に被せられたフェイクの歓声を消去し、更には映像ではカットされているHeartbreaker後半部分を音声のみエンディングまで収録するなどして(その部分はイメージ映像を被せてあります。)、よりコンプリートなライブ映像版を実現させています。これまで、ありそうでなかった企画であり、昔からのファンの夢でもあった、1973年のMSG公演を正しい曲順で楽しめる、唯一の映像タイトルと言えます。収録時間2時間26分。チャプター・メニュー付き。

Disc 1
1. Bron-Yr-Aur 2. Rock And Roll 3. Celebration Day 4. Black Dog 5. Over The Hills And Far Away
6. Misty Mountain Hop 7. No Quarter 8. Since I've Been Loving You 9. The Song Remains The Same
10. The Rain Song

Disc 2
1. Dazed And Confused 2. Stairway To Heaven 3. Moby Dick 4. Heartbreaker 5. Whole Lotta Love
6. Ocean 7. End Credits

GIFT ITEM FOR OUR CUSTOMERS(THIS WEEKEND ONLY). NOT FOR SALE

JIMMY PAG他主演の映画!!!

2009年11月24日 00時36分54秒 | LED ZEPPELIN



これはなんとも興味をそそる映画です!

厳密にはジミー・ペイジが主演ではなく、
JIMMY PAGEとU2のTHE EDGE、ホワイトストライプスのJACK WHITEの三人による
ギターに関してのドキュメンタリーというべきでしょうか?

詳しくは今月号のギターマガジンに載っております。

77年のドラゴンスーツを着たジミーペイジが格好良い!
あんまりブートでも見かけない笑顔の写真が珍しいです。

ZEPのLIVE映像も使われるということですが、
おそらく目新しいものはないでしょう。

でも予告編で一瞬流れるラストフレーズから、
「Nobody's Fault But Mine」が予想できたりして楽しみです。

残念ながら日本での公開がないみたいです・・・
バウスシアターとかで爆音で上映したらあうのになぁ。
日本ではマニアックすぎるということででょうか?

年末にはDVDやブルーレイでも発売されるようですが、
残念ながらこちらも国内リリース予定なし。
しかもDVDはリージョン1です。

字幕がないとドキュメンタリーは厳しそうですが、
ファンはなんとか見たいものです!

限定Tシャツようやく到着

2009年11月03日 22時24分52秒 | LED ZEPPELIN


EVのLED ZEPPELINの1975年の新たなサウンドボード盤
『LONG BEACH CALIFORNICATION』

その100枚限定のLIMITED EDITIONのTシャツがようやく到着。
9月末発売の時に即購入しましたが、
その時Tシャツはまだ出来ておらず、
「店で受け取る」か「郵送」かの二択だったので、
郵送でお願いしたところ、11月に入ろうかという時に届きました。

上の写真は表紙で、

下の写真がTシャツのプリント柄。


LIMITED EDITIONのCDの柄と同じですね。

最近勤務地がかわったので、BFにも行けていないのですが、
最新号のbeatlegでは売り切れになってましたね。

しかし、まぁ分かってるんですよ、Tシャツ着ないことを。

必要ないじゃんと言われればそれまでですけど、
限定盤を持っていたいという、
ただそれだけのちっぽけなプライドがそうさせるんです(涙)

マニアの奥の細道は長く険しい道のりです・・・

Led Zeppelin / Long Beach Californication

2009年09月23日 00時17分44秒 | LED ZEPPELIN
ビートレグで告知されていた
1975年3月11日のロング・ビーチ・アリーナでのサウンド・ボード!!!

やはり連休にあわせて発売されました!

正直1975年のボードものはおなかいっぱいではありますが、
あのロンビー初日のボードが発掘!となれば買わずには要られません!

で、告知の通り
100セット限定のTシャツつきエディション、
それとは別の限定エディション、
通常エディションの3タイプが発売されてました。

いずれも内容は全く同じで、ジャケ違いのみとのこと。

オーディエンス録音はいずれも付いてません。3CD。

私が購入したのはTシャツ付きのもの。

↓これがスリーブの表のジャケ。


↓スリーブの裏ジャケ


↓スリーブをはずした三面デジパックのジャケ


限定エディションはライブの写真を使ったもので、
通常版はそれとも違う写真。
しかし75年の写真もそろそろなくなってきたのか、
大体どっかで見たことがあるものばっかりで詰まらないですね・・・

ちなみにTシャツはまだ出来ておらず、
届けてくれるか、連絡くれるとのこと。

音は一連の75年ものと同じく
リアル・ステレオ・サウンドボード。

01.Introduction 1:29
02.Rock & Roll 3:41
03.Sick Again 5:58
04.Over The Hills And Far Away 7:57
05.In My Time Of Dying 11:55
06.The Song Remains The Same 5:18
07.The Rain Song 9:10
08.Kashimir 8:26
09.No Quarter 22:12
10.Trampled Underfoot 8:28
11.Moby Dick 21:33
12.Dazed And Confused 30:25
13.Stairway To Heaven 11:20
14.Whole Lotta Love 6:57
15.Black Dog 6:02

一聴したところ問題ないですが、
No Quarterの後のMCがカットされてるみたいですね。
後はまださっと通して聞いただけなので、分かりませんが、
なにか情報をお持ちの方は一方いただけますでしょうか。

それにしてもさすがのサウンドボード。
この日はオーディエンスものでも超高音質なものが
出回っておりましたが、それとはやはり別物。

機材のトラブルがある日でしたが、リアルにジーといったりします。
また「Trampled Underfoot」の出だしのクラビネットの出音が
大きすぎたのかすぐちょっと音量下げるところなんか、リアルです。
またD&Cのボウのパンするところなんか、ボードならではですね!

最近は価格の大暴落や売り切れたアイテムを再プレスしたりと
いただけないEmpress Vallyですが、やはりこういう発掘をしてくるところは
凄いですね。焼きまわしだけのレーベルも多い中やってくれます。

でも(ずっと言われてはいますが)そろそろ75年だけじゃなくて
もっと他の年代を、しかももっと初期をと期待してしまうのは、
私だけじゃないはず・・・。しばらく新音源っていうのもないですしね。

しばらくはまたZEP漬けになりそう・・・!?



Led Zeppelin / Summer Of '69

2009年09月22日 00時36分26秒 | LED ZEPPELIN
ツェッペリンの沢山あるLIVE音源を大半集めるも、
それでもコンプリートとは行かずなかなか道は険しいです。

その中でなかなか手に入らなかった一枚がコレ。
「Summer Of '69」(rubber dubber)

1969年8月8日、アメリカはsan bernardinoでの公演。
対バンはジェスロ・タル。

この音源自体はEmpress Valleyの何かの二枚目にボーナス・ディスク扱いでついていたのは知っていましたが、ブーポイでイマイチという評価が下っていたためオリジナルで探そうと思っていた次第。

CD自体はこのタイトルでしか出ていないと思います。

01.Train Kept A Rollin'
02.I Can't Out You Baby
03.I Gotta Move
04.Dazed And Confused
05.White Summer
06.You Shook Me
07.How Many More Times

セットリスト自体はこの時のアメリカ・ツアーと同じですが、
3曲目の「I Gotta Move」は2曲目でジミーの弦が切れてその交換中他の三人のメンバーが即興で披露しているものですが、プラントはハーモニカも吹いて3分ばかりの演奏となかなか気合が入った珍しいテイク。

そしてこの音源の特徴はなんと言っても
「ジミーのギターしか聞こえない」ということ。

ギターアンプの前で録音したのか、とにかくギターの音しか聞こえません。
静かなパートだとプラントの声が聞こえたりしますが、バンドサウンドの時は全然他のパートが聞こえません。普通の方には全くもっておすすめ出来ない音源ですが、マニアになってくるとこういう音源こそ面白かったりします・・・

しかしこういう音源でこそ分かるものがあり、やはり非常にテクニックであるかと思えば、その反面相当ギターの歪みが激しく荒い演奏だったりもします。ある意味ギタリストなら必聴音源ともいえます。

LED ZEPPELIN / RAH ALTERNATE FOOTAGE

2009年08月10日 14時12分16秒 | LED ZEPPELIN
西新宿のお店で特典盤をGET!

今やオフィシャルで大幅にレベルUPしたVERSIONで気軽に見る事が
出来るようになった1970年のロイヤル・アルバート・ホールでのLIVE。

私がこれを始めて目に&手にしたのは、今より画質も悪く曲目も少なく、
さらには後半にフィルムが反転し、左利きにジミーがなってしまう粗悪なビデオでした。
というかこれしかなかったんですが、当時目にしたときの衝撃は未だに忘れられません。

一曲目の「We're Gonna Groove」の圧倒的なパワー&格好良さといったら!

と、書き出すと長くなってしまいますが、この特典盤のDVD-Rは二種類のテイクを収録した内容。

そして面白いのが、オフィシャル・テイクとの比較が出来る画面構成での収録。テレビの画面に合計3つの画面が同時進行で流れ、どのようにオフィシャルに収録されているか、されていないのかが、手に取るように分かります。

これ興味深いですよ~。パーシーが歌っている、その後ろでどのようにジミーが弾いているのか、ボンゾが叩いているのか、ジョンジーが弾いているのか。これが分かるんです。そして分かるオフィシャルの編集の凄さ。きれいにやはり最良の部分を上手くピックアップ&リペアしているのかがよく分かります。

オフィシャルには未収録のアンコール最後のLONG TALL SALLY収録も嬉しいところ。

意外にこのような「比較」を一つの画面でやってのける特典盤ってなかったので、ちょっと興奮してしまいます。またツェッペリンの波が来るのか(笑)

▼以下メーカーインフォより
LED ZEPPELIN - LONG TALL SALLY: RAH ALTERNATE FOOTAGE(無料DVDR)
Live at Royal Albert Hall, London, UK 9th January 1970 PRO-SHOT

1970年1月9日のロイヤル・アルバート・ホール公演のプロショット映像の現存する2種のテイクを収録。Alternate Cutはオフィシャルとは違う編集ヴァージョンで41分9秒収録されています。Single Camera Footageはその名のとおり一台のカメラの撮りっぱなし映像をそのまま楽曲単位で収録。フィルムの長さが制限されているワンカメの素材映像で、楽曲ごとの収録分数は短めですが、非常に貴重なシーンの数々を見ることができます。こちらはAlternate Cut未収のSomething Else、Bring It On Homeを含む7曲を12分31秒収録。両テイクとも、オフィシャルには未収のLong Tall Sallyが収録されています。今回の企画の素晴らしいのは、ラストにオフィシャルテイクとの2テイクとの比較画面が分かりやすい画面構成で収録されている点で(9曲で収録時間:45分42秒)、Alternate CutとSingle Camera Footageを見ながら「こんなシーンオフィシャルに収録されていたかな?」と思っていた部分が、どこがどういう風に違うということがよく分かる内容になっています。逆にオフィシャルが複数のフィルム素材をどのように編集したか、そして採用されなかったフィルムにもこれだけ魅力的なシーンが収録されていることも分かります。ロイヤル・アルバート・ホール公演の裏映像タイトルとしては決定版とも言える内容であり、研究用資料として大きな価値を持つ一枚です。ツェッペリン・コレクターのみならず、全てのロック・ファン必携の一枚と言える素晴らしいタイトルが登場です。

The Alternate Cut

1. Intro 2. We're Gonna Groove 3. I Can't Quit You Baby 4. White Summer 5. Whole Lotta Love
6. Communication Breakdown 7. C'mon Everybody 8. Long Tall Sally

Single Camera Footage(fragments)

1. Intro 2. We're Gonna Groove 3. I Can't Quit You Baby 4. Communication Breakdown
5. C'mon Everybody 6. Something Else 7. Bring It On Home 8. Long Tall Sally

Official Cut Analysis(multi-angle comparison)

1. Intro 2. We're Gonna Groove 3. I Can't Quit You Baby 4. White Summer 5. Whole Lotta Love
6. Communication Breakdown 7. C'mon Everybody 8. Something Else 9. Bring It On Home
10. Long Tall Sally

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 100min.


で、これがオフィシャル未収の「LONG TALL SALLY」。
後の「WHOLE LOTTA LOVE」に聞くことが出来る、怒涛のロックン・ロール・メドレーを聞くことが出来ます。途中はオーディエンス録音で繋いでるようですね。だからオフィシャル収録が見送られたのでしょうか?