サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

サイケデリック・ペンタトニック??

2005年03月13日 01時11分14秒 | music
このブログのタイトルは「サイケデリック・ペンタトニック」
サイケなペンタ?
なんじゃそら?と思われるのも当然。
全く私の造語ですから。

そもそもペンタトニックとは、
ギターの音の配列の決まり(?)みたいなもので、
ブルーズだとマイナーペンタトニックをよく使います。

なのでサイケなペンタトニックなど存在しないのですが、
それでもジミヘンやクイックシルバーメッセージャーサービスや
グレイトフルデッドなどの自分の大好きな70年前後のバンドは、
どこか怪しい雰囲気の響きを持ったギターが聞こえてきます。

現在でいうと、DMBQの松居徹やゆらゆら帝国の坂本さんなど、
非常にサイケな響きを持ったギターフレーズを繰り出しています。

それでも自分にとってのサイケなギターの最高峰といえば、
我が日本が誇るニューロックの雄、
フラワートラベリンバンドの2ND、「SATORI」です。
ジョー山中のロバートプラントを上回る超絶ハイトーンヴォイスと、
七色の音を持つといわれる東洋音階を駆使した石間ヒデキのギターワーク。
特に一曲目の出だしと、二曲目のSATOR pt.2はいつ聞いても何度聞いても、
最高にかっこいい。これぞラーガロック。
当時カナダでもトップ10入りを果たしたというこの曲。
外国人の耳にはどう聞こえたのでしょうか?
今ならディスクユニオンとストレンジデイズのみで
ロックエイジ帯(!)を再現した紙ジャケが販売されています。
まだ聞いたことがないという方やもう持っているという方も
これは買って損はないアイテムですね。限定らしいのでお早めに。