サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

The Doors 「LIVE IN NEW YORK」 6CD-BOX !!!

2009年11月26日 02時40分22秒 | 洋楽
いやー、とんでもないBOXが発売されました。
ドアーズの1970年1月17日と18日の、
しかも両日二公演づつなので、計4公演分を収めた6CD-BOXセット!



CD自体はバインダー式のケースに収められ、ブックレットが付いてます。

マニアの方は「NEW YORK」と聞いて、「ん?」と思った方もいるかも知れません。
というか、私は思いました。

そう、かつて発売された4枚組みBOXの中に
「LIVE IN NEW YORK」というディスクがあったのです。

BOXはこれ。


この二枚目が「LIVE IN NEW YORK」


このBOXのクレジットには、「1970」としか書いておらず、
これだけでは分からず仕舞いでしたが、
今回のこの6枚組みBOXのおかげで日付が判明しました。

4CDのBOXのDISC2に収録の「LIVE IN NEW YORK」は、
1970年1月17日と18日の4公演からの抜粋ディスクでした!

ちなみに抜粋版の曲目はこちら。
01.Roadhouse Blues
02.Ship of Fools
03.Peace Frog
04.Blue Sunday
05.The Celebration Of The Lizard
06.Gloria
07.Crawling King Snake
08.Money
09.Poontang Blues / Build Me a Woman / Sunday Trucker
10.The End

一曲目の「Roadhouse Blues 」は4公演中、全てで演奏されています。
冒頭のジム・モリソンの雄たけびは17日のセカンド・ショウのものですが、
演奏自体は17日のファースト・ショウのもののようです。

残りは4公演中一回だけの演奏だったりして、
聞き比べればどの公演のものかは分かりやすいと思います。

元々4CDのBOXの「LIVE IN NEW YORK」はコンパクトにまとまっていて、
好きなLIVE盤として聞いてきましたが(4CDBOXの残りは魅力を感じません・・・)
ようやくその全貌が明かされたわけです。

音は4CD-BOXで分かるとおり、もちろん抜群のサウンドボード。
ドアーズはオフィシャル・ブート・シリーズ「bright midnight archives」としても
音源をたくさん出してますが、同じく非常に高いクオリティです。
ジョン・セバスチャンがゲストで参加している曲もあります。
(ドアーズのLIVEでゲストというのは他の類を見ないですが、
 発掘されたLIVE盤では同様にジョン・セバスチャンがゲスト参加している
 ものがあり、仲が良かったんでしょうね。)

1970年は、マイアミ事件以後、狂乱というよりは、
より真剣に音楽に向き合い、ブルースに回帰し、
非常に音楽性に富んだステージを繰り広げており、
まま常軌を逸したMCなどもありますが、
ロック・バンド/ライブ・バンドとしては充実していたと思います。

オリジナル・アルバムだけでは分かりにくいですが、
今現在はbright midnight archivesでたくさんのLIVE盤が出ており、
今回のBOXもライブ・バンドとしての貴重な1ページがめくられたわけです。

ファンは絶対に聴くべし!

6CDの「LIVE IN NEW YORK」のTRACK LISTです。

Disc 1

January 17, 1970 (First Show)

1. Start Of Show
2. “Roadhouse Blues”
3. “Ship Of Fools”
4. “Break On Through (To The Other Side)”
5. Tuning
6. “Peace Frog”
7. “Blue Sunday”
8. “Alabama Song (Whisky Bar)”
9. “Back Door Man”
10. “Love Hides”
11. “Five To One”
12. Tuning/Breather
13. “Who Do You Love”
14. “Little Red Rooster”
15. “Money”
16. Tuning
17. “Light My Fire”
18. More, More, More
19. “Soul Kitchen”
20. End Of Show

Disc 2

January 17, 1970 (Second Show)

1. Start Show 2
2. Jim “How Ya Doing?”
3. “Roadhouse Blues”
4. “Break On Through (To The Other Side)”
5. “Ship Of Fools”
6. “Crawling King Snake”
7. “Alabama Song (Whisky Bar)”
8. “Back Door Man”
9. “Five To One”
10. Pretty Neat, Pretty Good
11. “Build Me A Woman”
12. Tuning/Breather
13. “Who Do You Love”
14. Tuning/Breather
15. “Wild Child”
16. Cheering/Tuning
17. “When The Music’s Over”

Disc 3

January 17, 1970 (Second Show) continued

1. Tuning/Breather
2. “Light My Fire”
3. Hey, Mr. Light Man!
4. “Soul Kitchen”
5. Jim’s Fish Joke
6. “The End”
7. End Of Show

Disc 4

January 18, 1970 (Third Show)

1. Start Show 3
2. “Roadhouse Blues”
3. “Ship Of Fools”
4. “Break On Through (To The Other Side)”
5. Tuning/Breather
6. “Universal Mind”
7. “Alabama Song (Whisky Bar)” – False Start
8. “Alabama Song (Whisky Bar)”
9. “Back Door Man”
10. “Five To One”
11. Tuning/Breather
12. “Moonlight Drive”
13. “Who Do You Love”
14. Calling Out For Songs
15. “Money”
16. Tuning/Breather
17. “Light My Fire”
18. More, More More
19. “When The Music’s Over”
20. Good Night – End Show

Disc 5

January 18, 1970 (Fourth Show)

1. Start Show 4
2. “Roadhouse Blues”
3. “Peace Frog”
4. “Alabama Song (Whisky Bar)”
5. “Back Door Man”
6. “Five To One”
7. We Have A Special Treat
8. “Celebration Of The Lizard”
9. Alright Let’s Boogie
10. “Build Me A Woman”
11. “When The Music’s Over”
12. More, More, More

Disc 6

January 18, 1970 (Fourth Show) continued

1. “Soul Kitchen”
2. For Fear Of Getting Too Patriotic
3. Petition The Lord With Prayer
4. “Light My Fire”
5. Only When The Moon Comes Out
6. “Close To You”
7. The Encore Begins
8. “Rock Me”
9. What To Do Next?
10. “Going To N.Y. Blues”
11. Tuning/Breather
12. “Maggie M’Gill”
13. Tuning/Breather
14. “Gloria”/End Of Show

ヨーロッパ・ジャズ黄金時代

2009年11月25日 14時23分22秒 | 洋楽
あいも変わらず、とりとめもなく(一応自分の中では筋は通ってますが)
音楽を聴きあさっていますが、季節とは不思議なもので、
秋~冬にかけては、思慮深いようなジャズであったり、
ブリテッィシュ系のロックやジャズ・ロックだったりを聞きたくなるものです。

そんな季節にうってつけの本がこれ!

星野秋男・著の「ヨーロッパ・ジャズ黄金時代」

音楽評論家・ライターにして、ヨーロッパ・ジャズの第一人者、2008年には『ブリティッシュ・ジャズの逆襲』シリーズの監修を務めたことでも知られる星野秋男氏によるヨーロッパジャズの本格解説書が登場!! 歴史・国別・ミュージシャン別に細かく解説した内容に加え、合計440枚となるディスク紹介も。さまざまな名盤・レア盤が再発され、高い人気を誇っているヨーロッパ・ジャズですが、そんなヨーロッパ・ジャズ入門者からマニアにまで大推薦の、圧倒的ヴォリュームでおくる決定版!


以下は目次です。

はじめに
1.ヨーロッパ・ジャズの歴史
2.イギリス
●総論
●イギリスのミュージシャン:ニール・アードレイ、ゴードン・ベック、ハリー・ベケット、グラハム・コリア、マイケル・ガーリック、タビー・ヘイズ、アラン・ホールズワース、クリス・マクレガー、ジョン・マクラフリン、ディック・モリシー、ドン・レンデル、ハワード・ライリー、レイ・ラッセル、アラン・スキドモア、ジョン・サーマン、ジョン・テイラー、マイク・テイラー、キース・ティペット、マイク・ウェストブルック、ケニー・ウィーラー、その他のミュージシャン
●ディスク紹介
3.ドイツ
●総論
●ドイツのミュージシャン:カール・ベルガー、ウォルフガング・ダウナー、クラウス・ドルディンガー、ヨキ・フロイント、ジョー・ハイダー、ギュンター・ハンペル、フォルカー・クリーゲル、アルバート・マンゲルスドルフ、エミール・マンゲルスドルフ、ミヒャエル・ナウラ、マンフレート・ショーフ、アレクサンダー・フォン・シュリペンバッハ、その他のミュージシャン
●ディスク紹介
4.フランス
●総論
●フランスのミュージシャン:ジョルジュ・アルバニタ、ジェフ・ジルソン、クロード・ギロー、フランソワ・ジャノー、エロール・パーカー、ジャン=リュック・ポンティ、ミシェル・ポルタル、ジャンゴ・ラインハルト、フランソワ・テュスク、バルネ・ウィラン、その他のミュージシャン
●ディスク紹介
5.イタリア
●総論
●イタリアのミュージシャン:フランコ・アンブロゼッティ、ジョルジオ・アゾリーニ、ガトー・バルビエリ、ジアンニ・バッソ、フランコ・チェリ、フランコ・ダンドレア、ジョルジオ・ガスリーニ、グイード。マヌサルディ、エンリコ・ラバ、ヌンツィオ・ロトンド、アルマンド・トロバヨーリ、エラルド・ボロンテ、その他のミュージシャン
●ディスク紹介
6.北欧諸国
●総論
●北欧諸国のミージシャン:スタファン・アベリーン、ベルント・エゲルブラド、ヤン・ガルバレク、ルネ・グスタフソン、ビヤルン・ロストボルド、テリエ・リプダル、ボボ・ステンソン、エイエ・テリン、その他のミュージシャン
●ディスク紹介
7.東欧諸国
●総論
●東欧諸国のミュージシャン:デュスコ・ゴイコヴィッチ、ヤン・ハマー、クシシュトフ・コメダ、ヤンシー・キョロシー、ヨアヒム・キューン、ロルフ・キューン、ズビグニエフ・ナオミスオフスキー、トマシュ・スタンコ、アンジェイ・トシャスコフスキー、ヤン・ヴルブレフスキー、その他のミュージシャン
●ディスク紹介
8.その他のヨーロッパ諸国
●総論
●その他のヨーロッパ諸国のミュージシャン:ウィリアム・ブロイカー、レオ・キュイパース、レイン・デ・グラーフ、ミシャ・メンゲルベルク、フリッツ・パウアー、アンディ・シェーラー、イレーネ・シュヴァイツァー、ルネ・トーマ、その他のミュージシャン
●ディスク紹介
9.プログレッシブ・ロックとジャズの関係
10.クラブ・ミュージックとジャズの関係
11.クラシック音楽とジャズの関係
おわりに

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まだ読み始めた段階ですが、これは面白いです!

こんだけのものを纏め上げたものは今までなかったのでは?と思います。
ジャズ・ファンだけの読み物ではなく、
プログレやジャズ・ロックが好きなら、双方で相当人脈もかぶっているので、
きっとその面白さが分かるはず!

そもそもヨーロッパ・ジャズの成熟がなければ、
プログレもジャズ・ロックも生まれていなかったと思うので。
(アメリカにその手のバンドがいないのがその証拠かと)

星野秋男氏といえば、「BRITISH JAZZの逆襲」での
紙ジャケのリリースも記憶に新しいです。
(って、結構前の話ですけど・・・)

もちろんシリーズ全部買いました!
ジョン・サーマンやマイケル・ガーリックなど、はまりました。

特にアラン・スキドモア好きです!

アラン・スキドモア


アラン・スキドモア、ジョン・サーマンら


ちょうどこれからの季節に聞くのにぴったりです。

JIMMY PAG他主演の映画!!!

2009年11月24日 00時36分54秒 | LED ZEPPELIN



これはなんとも興味をそそる映画です!

厳密にはジミー・ペイジが主演ではなく、
JIMMY PAGEとU2のTHE EDGE、ホワイトストライプスのJACK WHITEの三人による
ギターに関してのドキュメンタリーというべきでしょうか?

詳しくは今月号のギターマガジンに載っております。

77年のドラゴンスーツを着たジミーペイジが格好良い!
あんまりブートでも見かけない笑顔の写真が珍しいです。

ZEPのLIVE映像も使われるということですが、
おそらく目新しいものはないでしょう。

でも予告編で一瞬流れるラストフレーズから、
「Nobody's Fault But Mine」が予想できたりして楽しみです。

残念ながら日本での公開がないみたいです・・・
バウスシアターとかで爆音で上映したらあうのになぁ。
日本ではマニアックすぎるということででょうか?

年末にはDVDやブルーレイでも発売されるようですが、
残念ながらこちらも国内リリース予定なし。
しかもDVDはリージョン1です。

字幕がないとドキュメンタリーは厳しそうですが、
ファンはなんとか見たいものです!

鬼の形相

2009年11月23日 22時08分16秒 | その他
この表情、鬼の形相といわず何と言おうか。

無事三ヶ月を迎え体重も順調に7kg越え(順調過ぎ?)て
成長している我が息子。

非常に可愛いんですが、
あるんですよね、ギャン泣きの時が、まだまだ。

オムツも変えたのに、ミルクもあげたのに、
何をしても泣いてしまう。。。

普通の泣き方を超えて、声をからしてまで泣き喚く。
それをギャン泣きと呼ぶ。

でも、どうしてだろうと耳を傾けてあげないとね。

テンパリスト!

2009年11月05日 01時31分27秒 | その他




無事息子の三ヶ月検診が終了!

なんと早くも首が座っているということで、
なんとも早い成長に嬉しい限り。

体重もどんどん増えて、重くなる一方・・・

そして、今日紹介するのは、
東村アキコの漫画「ママはテンパリスト」

子供が生まれなかったら読まなかったであろう、
育児書にカテゴライズされる漫画。

でもこれは育児書ではないですね。
3歳児が巻き起こす騒動について、
面白おかしく書いてあり、本当笑えます。

子供がいない人でも充分笑えると思いますが、
いる方が苦労が分かる分より面白いかと!

でも我が子もこんな感じになってしまうのでは?
と一方で恐怖さえ感じます(笑)

一体東村アキコってどんな人かなぁーと思ってたら、
ご本人BLOGをされてます。→コチラ。
結構な美人ママで驚きました!

限定Tシャツようやく到着

2009年11月03日 22時24分52秒 | LED ZEPPELIN


EVのLED ZEPPELINの1975年の新たなサウンドボード盤
『LONG BEACH CALIFORNICATION』

その100枚限定のLIMITED EDITIONのTシャツがようやく到着。
9月末発売の時に即購入しましたが、
その時Tシャツはまだ出来ておらず、
「店で受け取る」か「郵送」かの二択だったので、
郵送でお願いしたところ、11月に入ろうかという時に届きました。

上の写真は表紙で、

下の写真がTシャツのプリント柄。


LIMITED EDITIONのCDの柄と同じですね。

最近勤務地がかわったので、BFにも行けていないのですが、
最新号のbeatlegでは売り切れになってましたね。

しかし、まぁ分かってるんですよ、Tシャツ着ないことを。

必要ないじゃんと言われればそれまでですけど、
限定盤を持っていたいという、
ただそれだけのちっぽけなプライドがそうさせるんです(涙)

マニアの奥の細道は長く険しい道のりです・・・