サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

購入記録 CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG - COMPLETE WOODSTOCK 1969(1CD)

2022年08月02日 00時15分48秒 | 洋楽


購入記録です。久々のブート購入。2022年7月29日発売。これは買って大正解です。

細かい説明はレーベル側で全て書いてくれているので転載。詳しくは下記をご覧ください。



CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG - COMPLETE WOODSTOCK 1969(1CD)
Woodstock Festival, Bethel, New York, USA 18th August 1969 STEREO SBD

 クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングにとって大一番であり、当時の音楽誌をして「ウッドストックの象徴」とまで言わしめた彼らのウッドストック・フェスティバルでのステージ。その模様は同フェスティバルの映画のサウンドトラックを兼ねた二種類のアルバムで垣間見られたものの、それでも完全収録からは程遠いものでした。また途中で雨に見舞われたせいでオーディエンス録音の存在というのも絶望的。というかオフィシャルにレコーディングされていたのだから、マルチトラックの完全版が存在するのは確定。
 さらには世界中のマニアの研究によって当日のセットリストも以前から判明しており、以降の彼らのステージの構成とはまったく違った独特の選曲に驚かされたものです。そうなるとなおさら全長版を聞いてみたくなるというもので、だからこそオフィシャルの小出しリリースにはフラストレーションしか溜まらなかった。さらにはニール・ヤングの「Sea Of Madness」がウッドストック当日のテイクではなく、何とフィルモアでのテイク(つまりウッドストックと無関係な)が採用され、とどめはサントラ採用テイク、例えばグレアム・ナッシュの「Marrakesh Express」にはアコースティックな演奏にリズム隊やリードギターがオーバーダビング、それもCSNYとは関係のないミュージシャンによって施されるという有様でした。

 こうなるとマニアでなくともCSNYのウッドストックの純正完全版を聞いてみたくなるというものですが、これがなかなか登場しない。遂に登場か?と思われたら実際は二週間後のグリーク・シアターを収録した内容であったりと、マニアは肩透かしを食らったものです。何よりマルチトラック録音となれば流出が難しい。そうしたもどかしい状態が何年も続いた挙句、フェスから50周年を記念した怒涛のボックスのリリースが実現、そこで遂にCSNYのウッドストック完全版がリリースされたのです。
 マニアにとって見果てぬ夢であったウッドストックの完全版が遂に…と色めきだったのもつかの間、そのボックスセットは極度に限定のリリースであり、なおかつ高価。お世辞にも簡単に手に入るとはとても言い難いものだった。それどころか我が国への上陸は希少数でしかなく、ウッドストック完全版がせっかくリリースされたというのに、ほとんどの人(特に日本人にとっては)聞くことができない状態に等しかったという。
 そこで今回は近年リリースながら幻のレアかつ怒涛のセットからCSNYのパートを抜粋。言うまでもなくマルチトラック録音ですからスーパー・ハイクオリティ。今から三年前にCSNY伝説のウッドストック完全版が最高の形でしれっとリリースされていたことに驚かれる方がほとんどではないでしょうか。長い間サントラやウッドストック25周年ボックスなどで小出しされ続けていたことを思えば隔世の感があります。

 映画でも印象的なシーンであった「Suite: Judy Blue Eyes」から幕を開けるステージはこれぞウッドストックそのもの。ヤングとスティーブン・スティルスの二人だけで演奏される「Mr. Soul」はサントラ以外のアイテムで聞けた貴重な演奏としてマニアにはおなじみでしたが、そこではモノラルだったのが今回はマルチトラックのハイクオリティ・ステレオ。おまけにヤングの「Wonerlin’」がCSNYのステージ、それもウッドストックで披露されていたというのも世界中のマニアを驚かせたものですが、それもこうして聞けるようになったのです。
 さらにダラス・テイラーとグレッグ・リーブスが加わってのバンドセットはこれまで聞かれなかった貴重な演奏のオンパレードで、長い間ベールに包まれていたライブ後半部分が遂に明るみとなりました。以降の彼らのライブでもバンドセットの幕開けとして定着するナッシュの「Pre-Road Downs」からして実に初々しい演奏ですし、一年後の「FOUR WAY STREET」のテイクとは別のグループであるかのようですらある。後にスティルスのセカンド・アルバムに収められる「Bluebird Revisited」は既にアレンジが完成しており、それをCSNYとしてライブ演奏しているのがとても貴重。なおかつ69年の彼らのライブを代表するレパートリーの一つでもありました。
 そして「Sea Of Madness」の正真正銘ウッドストックでのライブテイク。確かに映画のサントラに収められたフィルモアでのバージョンと比べるとラフな演奏なのは事実なのですが、クロスビーとナッシュがステージで説明していたように、これは彼らにとって二回目のライブ(いくら人気上昇中とはいえ、よく引き受けたものです…)。その粗削りな演奏こそが大きな魅力なのです。
 そんな初々しさ全開なウッドストックでの彼らのステージのすべてを、しかも完璧な音質で聞ける日がやってきました。それは後のライブアルバム「FOUR WAY STREET」にまったく引けを取らないクオリティ。大ベストセラーにつきセカンド・プレスにまで及んだジミ・ヘンドリックスの「THE COMPLETE WOODSTOCK 1969」と共に、1969年を象徴するイベントからの最高のドキュメント。これはもうマニアだけでなくすべての音楽ファンに推したい歴史的な一枚!

(71:44)
1. Intro
2. Suite: Judy Blue Eyes
3. Blackbird
4. Helplessly Hoping
5. Guinnevere
6. Marrakesh Express
7. 4 + 20
8. Mr. Soul
9. Wonderin'
10. You Don't Have To Cry
11. MC
12. Pre-Road Downs
13. Long Time Gone
14. Bluebird Revisited
15. Sea Of Madness
16. Wooden Ships
17. Find The Cost Of Freedom
18. Encore
19. 49 Bye-Byes

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

IMPORT TITLE ,500 7月29日(金)


1CDにめいっぱいの分量で聴き応えあります。オフィシャルのコピー盤なわけなので当たり前ですが、音もバッチリです。

と、書いててなんですが、購入前にこの説明文を読んでいて

「フェスから50周年を記念した怒涛のボックスのリリースが実現」とあり、

「そのボックスセットは極度に限定のリリースであり、なおかつ高価。お世辞にも簡単に手に入るとはとても言い難いものだった。それどころか我が国への上陸は希少数でしかなく、ウッドストック完全版がせっかくリリースされたというのに、ほとんどの人(特に日本人にとっては)聞くことができない状態に等しかった」
というものらしく、え?いつのまにそんなものが出てたんだろう?と疑問に思い調べてみました。


ありました。これですね。

Woodstock -Back To The Garden: The Definitive 50th Anniversary Archive (38CD)

HMVの商品ページを見ると2019年に247,159円で発売されたようです!

RHINOのページもありました。ここでトラックリストも確認できます。

CSN&YはDisc33に収められているみたいです。

それにしてもこのBOXはすごいですね!ざっとアーティストと曲目見てるだけでお腹いっぱいになってきますが、有名どころだと単品で商品化されているものもありますが、そうでないバンドの方が多くかなり興味がそそりますね。

ちなみに過去の日本でのオークションの履歴を確認できるサイトでチェックしてみたところ、発売された2019年の年末に入札40件で23万3千円という履歴が確認出来るものが一番高値のようです。

今だともっと高いんでしょうか。



購入記録 BLACK SABBATH - CALIFORNIA JAM 1974: REEL TO REEL

2022年03月09日 14時31分00秒 | 洋楽
購入記録

個人的にテンションを上げたい時に見る動画三本指に入るのが、このカリジャムのサバスのWAR PIGS!

見てください!このバンドのテンションに、この人、人、人!

そしてこの大勢の人がオジーの振りに合わせてピースマーク!

いつ見てもとにかく最高。

この日の音源のアップデート版が今回購入のものです。

アップデート版はあまり食指が動かないんですが、今回は好きな音源ということもあり購入。

説明にもある通りこの音源はすごいです。
聞いたことない方は、サバスを代表する音源でもあるのでオススメです。

ただし旧盤でもそうだったんですが、ギーザーのベースがあまり聞こえません。
この部分アップデートで改善されたかな?と思いましたが同じでした。

アンプの出音を録音ということで、録音場所なのか、元々出音が小さかったか、埋もれてしまったか、いずれにせよ致命的欠点は改善されず。

でも他の三人の音はめちゃくちゃ聞こえます。

もどかしいですね…


インフォ
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BLACK SABBATH - CALIFORNIA JAM 1974: REEL TO REEL SOUNDBOARD(1CD)
"California Jam I", Ontario Motor Speedway, CA, USA 6th April 1974 STEREO SBD(NEW SOURCE!!!)*UPGRADE

 衝撃! とんでもない超絶サウンドボードが新発掘されてしまいました。『血まみれの安息日』時代唯一のサウンドボードにして、世紀の一大イベントのライヴルバムが究極進化。もちろん無論、永久保存プレスCDで登場です!
 そんな本作に刻まれているのは「1974年4月6日カリフォルニア・ジャム公演」。70年代を象徴する伝説フェスに出演した際のステレオ・サウンドボード録音です。この録音は、今まさに世界中のコレクターを沸かせている巨大台風の目。つい先日、ヘッドライナーEL&P以外の全バンドのサウンドボードが一気に発掘されたのですが、真の衝撃はサウンド。これまでのあらゆるカリジャム録音を(軽々と!)凌駕する超絶クオリティだったのです。
 その衝撃の内容の前に、まずはショウのポジション。本作は『血まみれの安息日』時代の象徴する超・決定盤でもありますので、ここで活動概要も振り返っておきましょう。

●1973年
・1月7日ー19日:オセアニア#1(6公演)
・2月15日ー3月18日:欧州#1(24公演)←※LIVE AT LAST
・8月2日:London Music Festival出演
《9月『血まみれの安息日』制作→12月1日発売》
・12月9日-19日:英国#1(4公演)
●1974年
・1月1日-19日:欧州#2(8公演)
・1月31日-2月25日:北米(23公演)
・4月6日:CALIFORNIA JAM I出演 ←★ココ★
・5月17日-6月9日:英国#2(14公演)
・11月5日-16日:豪州#2(8公演)

 これが1973年/1974年のBLACK SABBATH。サバスはデビュー以来、年末年始をまたいでツアーするのが恒例となっており、上記の「欧州#1」までが“VOL.4 Tour”、「英国#1」からが“SABBATH BLOODY SABBATH Tour”となります。その中でカリフォルニア・ジャム出演は特例。前後の「北米」と「英国#2」は連日ステージと移動を繰り返す“ツアー”でしたが、カリフォルニア・ジャムはその合間にポツンと1回だけ実現した特別公演でもありました。
 そんなショウは巨大フェスだけに放送も実現。『血まみれの安息日』時代で唯一のサウンドボードとして数々の既発を生む定番中の大定番として知られてきました。しかし、これが問題でもあった。オフィシャル作品化されたDEEP PURPLEやEL&Pとは異なり、サバス篇はクオリティ的に今イチ……いや、イマサン。よくオーディエンス録音を褒める際に「下手なサウンドボードよりも良い」というフレーズが用いられますが、その「下手なサウンドボード」の典型例だった。しかも、前後の“VOL.4 Tour”には『LIVE AT LAST』があり、“SABOTAGE Tour”には『LIVE LONGEST... DIE AT LAST』という超絶盤があったため、「まぁ、サウンドボードがないよりはマシ」という次元だったのです。
 そんな長年の「カリジャム基準」をちゃぶ台返ししてしまったのが今回の新発掘マスターなのです。収録方法はちょっと変わっており、伝説フェスのステージ上にマイクを経て、アンプの出力音をオープン・リールで記録。そのリール・テープの1stジェネ・コピーにあたります。そのため、厳密には「ライン録音」ではないのですが、サウンドボード音しか記録されていない事には違いなく、そのクオリティは放送物を遙かに凌駕しているのです。
 実際、これまでの最高峰と言えば当店の『CALIFORNIA JAM 1974: THE COMPLETE MASTER(Zodiac 343)』だったわけですが、本作はさらにジェネが格段に若くなった感じ。いや、『THE COMPLETE MASTER』も放送版を超えるサウンドだったのですが、本作はダビング痕が一掃され、ピッチも音揺れもない。その鳴りもシャープで超ビビッド&超美麗。従来が「まぁ、サウンドボードだよね」だとすれば、本作は「これぞサウンドボード!」というギラッギラのビッカビカなのです。
 そのサウンドで描かれるフル・ショウは……これはもう、実際に聞いて頂くのが一番でしょう。“VOL.4 Tour”の改良版でありつつ“SABOTAGE Tour”とはまったく異なる『血まみれの安息日』時代特有のセットであり、25万人とも言われる膨大な大群衆を目の当たりにしたテンションでぶちまける。その生演奏は出来不出来の次元を超えた一世一代のもの。それが従来とはまるで違って聞こえる超アップグレード・アルバムなのです。

 カリフォルニア・ジャムは伝説。ホンのわずかでも良い音を探して幾多の既発を探ってきたコレクター諸兄も多い事でしょう。その旅路も、遂にここまで来ました。『LIVE AT LAST』『LIVE LONGEST... DIE AT LAST』と同列で語れる次元にまで登り詰めたのです。恐らく、探索の旅は本作で終わり。今回は1stジェネですから大元リールまであと一段階あるものの、正規作品でもないリール・テープが50年近い時間の試練に耐えられるとは考えにくいのです。
 後世には本作こそが「血まみれの安息日のライヴ篇」として記録されていくことでしょう。本作は、そんな地平に立つ1枚。英国ロックの重鎮BLACK SABBATHの全史でも格別のライヴアルバムです。この衝撃、どうぞ永久保存プレスCDで存分にご体験ください。

★超巨大イベント「1974年4月6日カリフォルニア・ジャム公演」のステレオ・サウンドボード録音。ステージ上でサウンドボード音声をマイク収録したオープン・リールの1stジェネ・マスターから起こされており、そのクオリティは過去最高。正直なところ、従来は「一応、サウンドボードだよね」という感じでしたが、今回は「これぞサウンドボード!」と叫びたくなる凄まじさ。それこそ『LIVE AT LAST』『LIVE LONGEST... DIE AT LAST』にも迫るクオリティで『血まみれの安息日』時代唯一のサウンドボードが楽しめる。まさに歴史的な大発掘アルバムです。

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(リマスター・メモ)
★既発と比較して、ジェネが若く、音質は圧倒的に良い。
★ピッチが安定していてテープ揺れも少ない。

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(74:18)
1. Tomorrow's Dream
2. Sweet Leaf
3. Killing Yourself To Live 
4. War Pigs 
5. Snowblind 
6. Sabbra Cadabra
7. Jam/Guitar Solo #1
8. Sometimes I'm Happy
9. Drum Solo
10. Supernaut
11. Iron Man
12. Guitar Solo/Jam #2
13. Sabbra Cadabra (reprise)
14. Paranoid
15. Embryo/Children Of The Grave

Ozzy Osbourne - Vocals
Tony Iommi - Guitar
Geezer Butler - Bass
Bill Ward - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING





購入記録 PINK FLOYD - DEFINITIVE BRESCIA 1971(2CD)

2022年03月01日 17時16分37秒 | 洋楽
2021年は何もブート買わないで終わるかなーと思っていたらどうしても欲しいギフトがあり(後ほどアップ予定)、そこから2タイトル選ぶために購入したタイトル。

説明がとんでもなく長いのは気合が入ってる証拠。2022年の3/1の時点で240枚のナンバリング入りが販売中ということで販売も好調のようですね!



最近はなんでもyoutubeにすぐ上がりますね〜。



商品説明
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PINK FLOYD - DEFINITIVE BRESCIA 1971(2CD)

Palazzo Delle Manifestazioni Artistiche, Brescia, Italy 19th June 1971 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND★NEW SOURCE!!!!★
今年一番のフロイド・タイトルです。

 昨年の新発掘以来、突如として音源激戦区となった1971年のブレシア。あの衝撃から1年8ヶ月、早くも最高峰を(大幅)更新する新録音「Recorder 5」が発掘されました。早速、最長・最良のフル・ライヴアルバムに整えて登場です!
 思わず「昨年の発掘」だの「早くも更新」だのと、既発情報を前提にまくし立ててしまいまして申し訳ありません。初めての方もいらっしゃるので、イチからご説明いたします。「昨年の発掘」とは『BRESCIA 1971(Sigma 244)』のこと。「1971年6月19日ブレシア公演」の極上オーディエンス録音でした。1971年と言えば箱根50周年で盛り上がっていましたが、当時は『原子心母』ツアーと『おせっかい』ツアーが交差する時期でもありました。まずは、その全景からショウのポジションを確かめておきましょう。

“ATOM HEART MOTHER World Tour”
《1月『おせっかい』制作開始》
・1月17日ー2月27日:欧州#1(10公演)
・4月3日ー7月1日:欧州#2(18公演)←★ココ★
・8月6日ー15日:日本/豪州(5公演)
《8月『おせっかい』完成》
・9月18日ー30日:欧州#3(5公演)
《10月4日ー7日:ポンペイで撮影》
・10月10日+11日:英国(2公演)
“MEDDLE Tour”
・10月15日ー31日:北米#1a(11公演)
《10月31日『おせっかい』発売》
・11月2日ー20日:北米#1b(16公演)
・12月26日:ビートクラブ出演

【衝撃の「R2」をアッサリ超越した脅威の「R5」】
 これが1971年のPINK FLOYD。本作のブレシア公演は『原子心母』ツアーの一貫。初来日の約1ヶ月班前のコンサートでした。このショウはアナログ時代から録音や既発が知られてきたのですが、それらは通称「Recorder 1」から派生したものでした。その状況が一変したのが、2020年2月。「Recorder 1」とは比べものにならないほど高音質な別録音「Recorder 2」が発掘された。これが『BRESCIA 1971(以後、前作)』なのです。「え? Recorder 5って事は2年も経たないうちに3種類も増えたの?」と思われるかも知れませんが、実はその通り。昨年までは知る人ぞ知るライヴだったのですが、「Recorder 2」の衝撃が大きすぎたのか、いきなり震源地に変貌したのです。ここで、その種類も整理しておきましょう。

・Recorder 1:stratcat58(3rdジェネ) ←※伝統録音
・Recorder 2:Geloso G570 ←※前作のメイン
・Recorder 3:音の悪いトレーダー音源
・Recorder 4:G.O.(1stジェネ)
・Recorder 5:Renzo Storti Master ←★今回の新音源★

……と、このようになっています。5種のうち重要なのは3種で、残り2種はコンプリーター向けとご理解ください。そして、本作のメインはつい先日発掘されたばかりの「Recorder 5」。レンツォ・ストルティなる人物が録音し、自身でデジタル化した完全初登場音源なのです。
 その凄まじさは、サウンドと収録時間の両面に及ぶ。まず、長さ。前作は「R2+R1補填」で過去最長を実現したのですが、それでもアンコール「Blues」が丸々録音漏れ。ところが、今回の「Recorder 5」は何の補填がなくても「Blues」を含む全曲が記録されていた。もちろん、テープ録音の宿命でところどころ(わずかに)カットもあるわけですが、本作では前作で補填。最長記録を約11分も更新するフル・ライヴアルバムに仕上がっているのです。
 これだけで十分衝撃的なのですが、それ以上なのがサウンドそのもの。これが本当にスゴい。凄すぎる。前作を体験された方なら1971年とは思えない密着感サウンドをご記憶と思いますが、本作はさらに近い。それも圧倒的に! 前作は超クリアで微細部まで鮮やかでしたし、芯の力強さ、鮮やかも驚異的でした。しかし、ホール鳴りが皆無なわけではなく、ヘッドフォンで聴くと音色に空間感覚も宿っていた。ところが! 新発掘の「Recorder 5」は、音色レベルですらオーディエンスらしさが感じられない。実際には録音者自らが公表しているわけですし、「機材はUher 4400+Shureマイク」とまで明かしている。間違いなくオーディエンス録音なのですが、ヘッドフォンで耳を澄ませても空間感覚が感じられず、極上のFM放送のようにしか思えないのです。
 そもそも「Recorder 2」からして関係者エリアから録音されており、ステージからわずか2メートル。あれよりどうやって近くなったのか?という感じですが、どうやら録音したストルティ氏は本職の音響エンジニアだそう。本作も関係者エリアだったのかは断言できないものの、確かに「音のプロ」でなければ、到底宇不可能なサウンドなのです。

【史上最高のプロト「Echoes」も楽しめる最長のフルライヴ盤】
 しかも、本作はそんな「Recorder 5」を最大限に活用しながら、さらにシームレスな完全版に仕上げました。ピッチをジャストに整えるのは当たり前として、さらに僅かに狂っていた左右のステレオ・バランスも調整。そして、テープチェンジ等で欠けていたパートを前作『BRESCIA 1971』で補完しました。「Recorder 2」で初お目見えしたイタリア語DJのバンド紹介から始まり、超極上サウンドのアンコール「Blues」まで、あらゆるパートを最高峰サウンドで綴っていくフル・ライヴアルバムなのです。
 そんな超美音で甦るブレシア後援の素晴らしさは、もう筆舌に尽くしがたい。前半でヴォーカル・マイクにトラブルが起きる「The Embryo」もこの日ならではですが、やはり白眉は「The Return Of The Son Of Nothing」でしょう。1971年ツアー前半最大の聴きどころであるプロトタイプの「Echoes」。それをここまで奇跡サウンドで体験できるとは……。今年一番……いえ、10年に一度……いや、50年にして初めての快挙なのです。
 とにかく凄まじいサウンド・クオリティをご体験ください。前作『BRESCIA 1971』の登場まで49年の月日がかかったわけですが、まさか1年8ヶ月であの頂を超える新録音が発掘されるとは。「この日のベスト」などという次元ではなく、70年代FLOYDコレクションに欠くことの出来ない超名盤。永久保存プレス2CDで、ここに堂々の誕生です。

★「1971年6月19日ブレシア公演」の超絶級オーディエンス録音。昨年発掘された『BRESCIA 1971(Sigma 244)』とは別録音で、そのサウンドは比較にならないほどアップグレード。『BRESCIA 1971』も極上級のダイレクト感だったのですが、本作はさらにド密着。プロの音響エンジニアが録音したらしく、ヘッドフォンで耳を澄ませても空間感覚が感じられず、極上のFM放送のようにしか聞こえません。テープチェンジ等の欠けは『BRESCIA 1971』で補填し、史上最高の初期版「Echoes」を初め、これまで録音漏れだったアンコールの「Blues」まで楽しめるフルライヴアルバムに仕上げました。50年に一度となる超名盤の誕生です。

★今年一番のフロイド・タイトルです。この音で初期 ECHOESが聴けるとは・・・!!

Disc 1 (59:09)
1. Intro ★0:00 - 0:57 補填
2. Atom Heart Mother
3. Careful With That Axe, Eugene ★0:00 - 0:07 / 0:21 - 0:30 / 13:47 - 最後まで補填
4. Fat Old Sun ★0:00 - 0:01 / 14:38 - 最後まで補填
5. Embryo ★0:00 - 0:12 補填

Disc 2 (78:37)
1. The Return Of The Son Of Nothing ★0:00 - 0:12 / 12:56 - 15:50 補填
2. Set The Controls For The Heart Of The Sun
3. Cymbaline ★0:00 - 0:42 補填
4. A Saucerful Of Secrets ★0:00 - 0:24 補填
5. Blues

★曲間補填は別音源・既発『BRESCIA 1971(Sigma 244)』を使用。今回の奇跡の新マスターをベースに、最長版に仕上げました。

Sigma 293 ,800 発売中

THE ROLLING STONES / THE BRUSSELS AFFAIR 1973(CD+CD-R)

2012年01月21日 01時40分21秒 | 洋楽
2011年の年末の話題をかっさらったストーンズの「THE BRUSSELS AFFAIR 1973」。

オフィシャルでデータのみでの配信だったため、ブートレグでプレス盤が登場。
(初回盤は同年のBBC音源のCD-Rがついた仕様)

こちらも年末から出回りはじめましたが、売り切れ店続出でした。

年が明けて二度三度入荷はあった模様ですが、
同様な状態は続いているようで、初回盤はそろそろ終了のようです。

オフィシャルのコピーとはいえ、
ブートレグとしては久々に売れたアイテムではないでしょうか。
(各店で価格はまちまちでしたが2,100円ほど。この手頃感もよかったですね)

BBCの音源が付いたことによって、オフィシャルの「THE BRUSSELS AFFAIR 1973」が
いかに現代的な音処理がなされた産物であるかがよく分かります。

そういった意味でもこの組み合わせは面白いかも。


「日本盤のみSHM-CD&紙ジャケ仕様」で公式に発売すればバカ売れすると思うんですが、
そういったことは日本のメジャーメーカーは出来ないものなんでしょうかね。


内容は言わずもがな。年末から今まで聞きまくっております。オススメ。



(info)
「1973年ユーロ・ツアーにおける10月17日ブリュッセル公演の音源として、あまりに有名な『The Brussels Affair』を、配信音源より最新リミックス・バージョンにてここに。その内容、演奏の素晴らしさは周知の中、放送用音源ゆえ過去より音の良さは知られていたものの、やはり今回のマルチ・トラックからのリアル・サウンドはカンペキと言えるもの。その決定盤を永久保存の限定ロー・プライス、プレスCDにて。
さらに初回限定で「BBC IN CONCERT(London &Brussels)」の1973年音源も、マスター・クオリティーで収めたボーナスCD-Rをプラス。
こちらも初回入荷のみなので、ご希望の方はお早めに。

DISC 1 : 01. OPENING 02. BROWN SUGAR 03. GIMME SHELTER 04. HAPPY 05. TUMBLING DICE 06. STARFUCKER 07. DANCING WITH MR. D 08. DOO DOO DOO DOO DOO 09. ANGIE 10. YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT 11. MIDNIGHT RAMBLER 12. HONKY TONK WOMEN 13. ALL DOWN THE LINE 14. RIP THIS JOINT 15. JUMPIN' JACK FLASH 16. STREET FIGHTING MAN
[Soundboard Recordings at Forest Nationale, Brussels, Belgium October 17th 1973 (1st & 2nd Show)]

DISC 2 (Bonus CDR) 01. DJ INTRO 02. BROWN SUGAR 03. HAPPY 04. GIMME SHELTER 05. TUMBLING DICE 06. DOO DOO DOO DOO DOO 07. DANCING WITH MR. D 08. ANGIE 09. HONKY TONK WOMEN 10. MIDNIGHT RAMBLER 11. RIP THIS JOINT 12. JUMPIN' JACK FLASH 13. STREET FIGHTING MAN 14. DJ OUTRO
[BBC In Concert : London & Brussels 1973]

写真集「ロックン・ロール・サーカス」(写真:マイケル・ランドルフ)

2011年12月15日 13時23分20秒 | 洋楽
年末にアンダーグランドではジョン・レノンのロックン・ロール・サーカス関連の音源が出たり、
最近オフィシャルのDVDで久々に「ロックン・ロール・サーカス」を見たりで、
個人的に盛り上がっている「ロックン・ロール・サーカス」。

もうファンの方は当然ご存知だと思いますが、
1968年にローリング・ストーンズが企画し撮影されたものですが、
1996年までお蔵入りになっていたTVでのイベントです。

今はCD/DVDで簡単に見ることができますが、1996年の公開までは幻のライブでした。

そこで今回紹介するのは、1995年1月20日にプロデュース・センター出版社から発売された
写真集「ローリング・ストーンズ ロックン・ロール・サーカス/幻のスーパーセッション」(上の写真)です。

この中には、マイケル・リンゼイ=ホッグ監督の当時を振り返る制作秘話が載っており、その裏話はまさしく必読に値するものですが、それよりもやはりこの時の写真の数々が圧倒的な迫力で迫ります。

残念ながら全部白黒写真ですが、DVDでは見ることができないオフ・ショットも満載です。

一部から抜粋してみます。

●ブライアン・ジョーンズ


●マリアンヌ・フェイスフル


●ミック・ジャガーとマリアンヌ・フェイスフル


●ミック・ジャガーとキース・ムーン(と隣にピート・タウンゼント)


●ジョン・レノン




●ミック・ジャガー



どうですか。ロックの古き良き時代がこの写真集には凝縮されてるような気がします。

私はこの時の出演者や演奏が本当に大好きでCD/DVDとセットでこの写真集も楽しんでます。

今はなかなか書店ではあまり見かけることはないですが、
古本屋などで手に入れる機会があればオススメします。

ジョン・レノン関連の映像をYOUTUBEより。

■YOUTUBEではこの時のオフ・ショット/バック・ステージの映像も見ることができます。



■オフィシャルのDVDでものちに収録された「YER BLUES」の
 没テイク・ヴァージョンのマルチ・アングルに、それとも違うアングルを並べたヴァージョン。



■でもやっぱり正規に採用された方がいいです。
 特にクラプトンのソロが没テイクに比べて断然冴えてます!


(※音のみ)


CD


DVD

1972年大阪でのTEN YEARS AFTER ( I'M GOING ON )

2011年11月17日 11時34分51秒 | 洋楽
これまでは年代的にもあまり自分の興味がないところのリリースだった桃印でしたが、
とうとう自分のツボの部分のリリースがあり思わず飛びついてしまいました!

TEN YEARS AFTER / I'M GOING ON
(TARANTURA/ 2CD, PAPER SLEEVE /型番 TYA-1)

まずはインフォから。

☆☆☆桃印、最古の (今の所) 音源登場!!!☆☆☆

◎英国のブルースロックバンドTen Years After・1972初来日公演から、
5月7日大阪フェスティバルホールを収録!!!
1972年録音とは思えない、極上レコーディングです!

この音源で不思議なのは、Disc 2の06が終わり 07. SEが流れた後、08. I'm Coming Onに入るのですが、この時もNeil Young"Wet Show"の様に、2度目のアンコールに応えたのでしょうか?

東京公演ではProcol Harumとのジョイントでしたが、本大阪公演はTYA単独だったようです。

Ten Years After
"I'm Coming On"

OsakaSunday 7 May 1972
Festival-Hall
Osaka, Japan

Disc 1;
01. Introduction
02. One Of These Days
03. Once There Was A Time
04. Standing At The Station
05. Good Morning Little Schoolgirl
06. The Hobbit/ Star Of Express
07. Drum Solo
08. The Habbit
09. Slow Blues In C

Disc 2;
01. Guitar Solo
02. Skoobly-Oobly-Doobob
03. I Can't Keep From Crying, Sometimes
04. I'm Going Home
05. Sweet Little Sixteen
06. Baby Won't You Let Me Rock & Roll You
07. SE
08. I'm Coming On

TYA;
Alvin Lee - Guitar, Vocals
Chick Churchill - Organ, Electric Piano
Leo Lyons - Bass
Ric Lee - Drums

音のサンプル




当代きっての速弾きの名手、アルヴィン・リー率いる
TEN YEARS AFTERの初来日の最終日を収録したのが本CD。

1972年は

5/4:日本武道館 (プロコル・ハルムとのジョイント・コンサート)
5/6:大阪厚生年金会館
5/7:大阪フェスティバルホール

の三日間のスケジュールで公演が行なわれその最終日にあたります。

5/4の音源はプロコル・ハルムとのジョイントコンサートで、
その時のパンフレットをあしらったジャケで有名な下記のタイトルで聞くことが出来ます。

(プロコル・ハルムの音源も収録)

今回のものは5/4よりも音は正直劣るものだと思います。
サンプルを聞いていただければ分かると思いますが、
音が団子状で、バンドサウンドがガッと出てるところでは
キーボードとドラムはほぼ聞こえません。

が、アルヴィン・リーのボーカルとギターは聞き取りやすいのが救いでしょうか。
派手なイコライジングはしていないので、ずっと聞いても疲れません。
何回も聞いているうちに聞きやすくなってくるのはブート耳だからでしょうか(笑)


さて肝心の内容ですが、音質が悪いのは残念ですが、
演奏の内容自体は武道館よりいいのではないでしょうか。

基本的なセトリは武道館と変わりませんが、ワンマンということもあり、
武道館ではやらなかった「Baby Won't You Let Me Rock & Roll You」もやっています。

またヒット曲「I'm Going Home」ではよっぽど調子が良かったのか、
こちらも武道館ではやらなかったチャック・ベリーの「メイベリーン」が
インクルードされていたりするので必聴です。


TEN YEARS AFTERといえばやはりウッドストックでの「I'M GOING HOME」



一介のブリティッシュ・バンドが一躍世界のトップミュージシャンに躍り出た、
出世曲にして確かに代表曲。冒頭で聞くことが出来る「速弾き」で有名に。

この日本ツアーでもハイライトで持ってきており、その時の観客の盛り上がりたるや凄いものがあります。日本ツアーだけでなく、ワールド・ツアーでも同様にハイライトで持ってきており、バンド自身ももちろんそれを認識していたと思います。


が、時代は進み、あの速弾きは基本的にはマイナー・ペンタトニックのハンマリング・オン/プリング・オフの繰り返しでネタがなく、70年代中盤以降はよりメロディアスな速弾きギターを弾く人も多くあらわれ、「I'M GOING HOME」も3コードの単純なロックン・ロールということで、時代と共に忘れ去られ、もはや評価されないバンドとなってしまった。アルヴィン・リーのワンマン色が強いのも悪い影響だったかもしれない。

「I'M GOING HOME」のウッドストックの熱演がスターにのし上がるとこが出来たけど、
結局はそこで苦しめられたのかも知れない。


でも私は大好きです。TEN YEARS AFTER !


実は「速弾き」や「I'M GOING HOME」だけではないんです!


「Standing At The Station」なんてオルガンが炸裂する10分を越える力作だし、
ジャジーな色も濃く、ベースのLeo Lyonsのフレーズのセンスもよく好きです。


そして私にとってのTYAといえばやはり「I Can't Keep From Crying」!!!

1971年のワイト島での演奏



「I Can't Keep From Crying」邦題「泣かずにいられない」はご存知、
アル・クーパー/ブルース・プロジェクトのカバー。

原曲はコチラ。



この曲のこのヴァージョンもいいですね。
日本でも60年代後半にゴールデン・カップスや
ブルース・クエイションのカバーしてました。

その曲を、前奏のソロやスキャット部分も含めると20分近いプログレ大作に仕上げてます。
ペグそのもので6弦をドロップダウンする大胆な奏法や、途中クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」やジミヘンのフレーズを差し込んだりして全く飽きさせません!見事です!

この来日公演でも20分の見事な熱演を披露してくれてます。必聴!


長くなりましたが、この音源の最大のポイントは一番最後の「I'm Coming On」。
アンコールの「Baby Won't You Let Me Rock & Roll You」が終わりSEが流れますが、
なんとその後テープの切れがあって、大歓声の内に「I'm Coming On」が始まります。

これが本当なら最終日ということもあり二度のアンコールに応えたということでしょうか!

ネットで検索しても武道館の思い出は語られていたりするんですが大阪は皆無。

また私は入手しておりませんが、今年「OSAKA1972」というタイトルでこの日の音源が2CD-Rでリリースされていてこちらには「I'm Coming On」は収録されていないようです。、

このジャケです。

(このCD-Rをお持ちの方、音質などはいかがでしょうか。是非教えて頂けると嬉しいです。)

もし「OSAKA1972」がこのCDよりも音質が良かったとしても、二度目のアンコールである可能性の高い「I'm Coming On」が収録されているというのは非常に大きなアドバンスでしょう。
ただ音質は本編よりもさらに悪く(周りの人がみんな立ち上がったため?)、残念ながらフェイドアウトで終わってしまいます。テープ切れでしょうか?それでも5分は収録されています。

でも事実なら驚愕の音源ですね。さすが桃印。

桃印にとって今のところ最古の音源。

タラ自身が「今の所」としているのがにおわせてくれるじゃないですか。

1971年のZEPを録音していると噂されておりますが、1972年5月のTYAがこうして世に出たので、間違いなく1972年のZEPもその内出るのではないでしょうか。1973年のハンブル・パイも出たということは、1972年/1973年の色んなバンドの来日もきっと録っているに違いない!と日々妄想を繰り返し、いつの日かその日がくることを待っています。


※ところでTYAの5/6の音源は出てるんでしょうか。是非聴いてみたいです。



※ちなみにこの時期のオフィシャルものとしては1973年にリリースされた
欧州ツアーを記録した「Recorded Live」というものがリリースされてますので、
「I'M GOING HOME」しか知らない人でもし興味を持った方は是非聴いて欲しい一枚です。

The Rolling Stones: Some Girls - Live in Texas'78

2011年11月12日 00時00分01秒 | 洋楽
久々の更新です。

先日映画館に「The Rolling Stones: Some Girls - Live in Texas'78」を観て来ました!

これについて今日は書きたいと思います。

●作品概要
ザ・ローリング・ストーンズの最絶頂期ともいえる1978年北米ツアーのライヴをとらえた歴史的ドキュメント『サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス'78』。1978年に撮影されて以来、今日まで映像化されることが無かった貴重な映像が、日本初出し映像としてワーナー・マイカルで緊急上映が決定しました!映像のリマスターに加え、サウンドも5.1chに編集し、臨場感のある上質なライブ映像がスクリーンで甦ります。

冒頭にはミック・ジャガー最新インタビューの特典映像が入り、ロックン・ロールの代名詞となった「ザ・ローリング・ストーンズ」ファン必見の内容となっております。是非スクリーンでお楽しみくださいませ。
今回は全国で先着5,000名限定で英語版『サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス'78』のポスターをプレゼント!


●公開期間
2011年11月5日(土)~2011年11月18日(金)〔2週間限定上映〕

●ワーナー・マイカル・シネマズで独占上映


●『サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス'78』ミック・ジャガー最新インタビュー特典映像付き!
世界最速・国内独占上映!

ロック界のスーパースターの座を掴みながらも、贅肉を削ぎ落とした細身で筋肉質サウンドで勝負してきたのがこの年のザ・ローリング・ストーンズだが、当作はそんなツアーの中から1978年7月18日テキサス州フォート・ワースのウィル・ロジャース・メモリアル・センターでのライヴ・パフォーマンスを全曲収録したもの。

オリジナル16mmフィルムからデジタル・リマスタリング、ボブ・クリアマウンテンによるリミックスを経て、未発表だったライヴ映像の封印が解かれたことは、ロック史に残るひとつの事件だ。常にロック・シーンと共に前進してきたストーンズだが、この時期台頭してきたパンク勢と真っ向から激突する彼らのロックンロールは猛々しく、そして生々しい。
チャック・ベリーの「レット・イット・ロック」でスタート、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ブラウン・シュガー」などの名曲、そして「オール・ダウン・ザ・ライン」「スター・スター」「リスペクタブル」など、疾走系ナンバーをフル全開。また、リリースされたばかりのアルバム『女たち』から、大胆にディスコ・サウンドに斬り込んでいく「ミス・ユー」も、このツアーから披露されている。

また、新たに収録されたミック・ジャガーが当時を振り返る最新インタビューも特典映像として上映いたします。パンクやディスコ・ブームなど時代背景、アルバム『女たち』のメイキング、1978年北米ツアーとフォート・ワース公演などについて、「ミス・ユー」のレコーディング秘話などを語っている。ロックン・ロールが大きな変動を迎えようとしていた1978年に、ストーンズがいかにこの時代を生きたか、ミック自らの証言は実に貴重なものとして響く。



とここまではワーナー・マイカル・シネマズの特設ページから引用させて頂きました。



予告編がこちら。




実はあまりこの頃のストーンズの知識がなく、予告編も見ずに上の説明文くらいしか読まずに本編を見ましたが、ものすごく興奮してしまいこうして筆をとっています!


まず本編があけた瞬間思ったのが、ミック・ジャガーの衣装がダサい(笑)当時は格好よかったんでしょう。ナイロンのパンツ(モッコリ具合がよく分かります・苦笑)に「DESTROY」と書かれたTシャツに薄黄色っぽいジャケットに赤いスーパーマリオのような帽子!

この衣装に関しては、冒頭の最新インタビューでも触れられてますが、デザインされたものではなくジャンクなものを扱っている店で買ったんだそうです。PUNKが台頭していた時期/80'Sに向かおうとしていた時期で最先端なお洒落だったと思われます。

まぁ容姿はこれくらいにして演奏が本当に無駄をそぎ落としてソリッド!PUNKバンド然としたような叩きつけるようなサウンドで、次から次へと曲を演奏していく姿にスクリーンの前で手に汗を握ってしまいました。

バンドメンバー

ヴォーカル ミック・ジャガー
ギター キース・リチャーズ
ドラム チャーリー・ワッツ
ベース ビル・ワイマン
ギター ロン・ウッド

サポート・ミュージシャン

ピアノ イアン・スチュワート
キーボード イアン・マクレガン

セット・リスト
01. レット・イット・ロック
02. オール・ダウン・ザ・ライン
03. ホンキー・トンク・ウイメン
04. スター・スター
05. ホエン・ザ・ウィップ・カムズ・ダウン
06. ビースト・オブ・バーデン
07. ミス・ユー
08. ジャスト・マイ・イマジネーション
09. シャッタード
10. リスペクタブル
11. ファー・アウェイ・アイズ
12. ラヴ・イン・ヴェイン
13. タンブリング・ダイス
14. ハッピー
15. スウィート・リトル・シックスティーン
16. ブラウン・シュガー
17. ジャンピン・ジャック・フラッシュ


前半におなじみの曲を持ってきて、中盤にこの1978年に発売された「SOME GIRLS/女たち」のアルバムから8曲も集中して演奏してます。この大胆不敵なセットリスト。面白いです。

ちなみに「SOME GIRLS」はこのジャケ。


収録はこの10曲。
1. Miss You
2. When the Whip Comes Down
3. Just My Imagination (Running Away With Me)
4. Some Girls
5. Lies
6. Far Away Eyes
7. Respectable
8. Before They Make Me Run
9. Beast of Burden
10. Shattered


「シャッタード」のラップのようなボーカルにアグレッシブなキースのギターの絡みも最高でしたが、「ミス・ユー」のこの初々しさ!




ストーンズ流ディスコで有名なナンバーですが、こちらもロック然としており、徐々にミックのボーカルが煽りに煽っていく様はなんとも言えず格好良い。後奏ではドラムとベースとキーボードだけの演奏になるところがあり、ジャジーささえも醸し出す非常にグルーヴィーな演奏。上のYOUTUBEは3程の演奏ですが、本当はもっと長いです。個人的なハイライトの一つ。



そして69年のハイドパークでも演奏されたロバート・ジョンソンの「ラヴ・イン・ヴェイン 」。スロー・ブルースですが、チャーリー・ワッツのドラミングが69年とは全然異なっており非常に攻撃的!このドラミングだけでも必見。(でもロニーのスライドギターはあんまり良くなかった)


後半はヒット曲のオンパレード!最後はミックも上半身裸でテンションが凄いです。もう一つのハイライトは最後の「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」。この曲も非常にソリッドな演奏でテンポもはやいはやい。最後ということもあって長い演奏ですが、全く無駄のない、むしろ本当に手に汗握ってしまう白熱の演奏。

音だけですが、YOUTUBEにありました!



ん~改めて聞いても本当に格好良い。でもこれは絶対に動く姿で見たほうがいいです!


演奏終了後は割りとばっさり終わってしまいますが、前知識を持たず見た割りにはこの映画みてよかった!と思いました。

以下見てて思ったことを箇条書きで。
・会場がせまい。
・客との距離感が短い。
・ミックの服装がダサい。
・ミックのギターを持つ姿はあまり格好良くない。
・ビル・ワイマンのベースはやはりグルーヴィー。
・ビル・ワイマンの弦を押さえる左手の中指と薬指をまとめてテーピング。
 なぜ?それでベース弾けるのか?疑問
・キースはギターをどんどん替えるも非常に格好良い。
・ロニーの笑顔が格好良い。
・ロニー、たばこ吸いまくり。
・ミック・ジャガーがロニーに結構こどものようなチョッカイを出していたのが印象的。
 タオルでバンバン叩いたり(笑)
・ミック・ジャガーがテンションあがってバケツの水を客にぶちまける。
 そういうイメージがなかったので意外でした。面白いです。
・冒頭のミックの最新インタビューがかなり重要で必見。


気になった方は是非映画館で大きな音で楽しまれた方がいいと思います。
11月18日までです。いそげ!

そうでもないという方CDとのセットでBlu-RayやDVDも出ます。


「女たち」のスーパー・デラックス・エディションも出ます!


あまりローリング・ストーンズ聞いてなかったですが、はまってしまいそうです!

あ、ミックの服ダサいと書きましたが、最後には格好良い!と思ってしまったが不思議ですね(笑)

ゆるーく更新していきますので、引き続きお楽しみいただければと思います。

BLACK SABBATH - FROSTY SCANDINAVIUM(CD-R)

2011年05月29日 00時45分35秒 | 洋楽
1974年の1月11日のスウェーデンでの公演を収めたCD-R。

こちらも某店の無料アイテム。

BLACK SABBATH - FROSTY SCANDINAVIUM
Live at Scandinavium, Gothenburg, Sweden
11th January 1974 TRULY AMAZING SOUND

01. Introduction
02. Tomorrow's Dream
03. Sweet Leaf
04. Killing Yourself To Live
05. Snowblind
06. War Pigs
07. Cornucopia
08. Sabbra Cadabra
09. Jam
10. Guitar Solo #1
11. Sometimes I'm Happy
12. Drums Solo #1
13. Supernaut
14. Drums Solo #2
15. Guitar Solo #2
16. Sabbra Cadabra (reprise)
17. Embryo - Children Of The Grave

これは無料アイテムながら、すごく聞きやすいです。昔ながらの音が良いオーディエンス。大きな音で聞いてもストレスなく楽しめます。聞きながら書いていて、最後まできいてないんですがf^_^;)、「War Pings」で音揺れがありますがおおむね良好だと思います。

(※追記:結構テープの音揺れでピッチが不安定な箇所あります)

サバスのブートは全く持っていないといっても過言ではないので、どうのこうの言えないですが、好きなナンバーが並んでいてかつ音もよく内容もいいのでこれは嬉しいです!


-インフォ-
BLACK SABBATHが「SABBATH BLOODY SABBATH」リリース後に行った1974年1月のヨーロッパツアーより、1月11日のスウェーデン・イエテボリ公演が高音質オーディエンス録音で登場です。

 「SABBATH BLOODY SABBATH」リリースに伴い'73年12月よりツアーをスタートしたSABBATHは、12月9日のニューキャッスル公演を皮切りにイギリス国内で12月17日まで計4公演を消化した後、舞台をヨーロッパへとシフトします。年の明けた'74年1月19日までドイツを中心にライヴを披露し、他にもスウェーデンやオランダなどをサーキット、来るべきアメリカツアーへの足慣らしを行いました。今回リリースされる本音源は、そのヨーロッパ大陸でのウォームアップ・ツアーの初日、'74年1月11日のスウェーデン・イエテボリ公演を、既発を大きく凌ぐ上位オーディエンス・マスターより収録しています。

 この音源は海外で登場した直後、バランスの良さから一部ではライン音源と誤解されたほどで、均整のとれたサウンドは同年ツアーでも屈指のものです。素材の経年劣化のためか元マスターではやや曇りを感じる見通しで、場所によってはテープのヨレも見られましたが、それらもリマスターによってライヴを楽しむ上で妨げとならないレベルにまで改善されています。また独特の丸みを帯びたサウンドは耳に優しく、ライヴを通して聴いてもストレスを覚えません。今週同時リリースされる「1974」のプロヴィデンス公演ではエッジが強烈に立ったメタリック・サウンドが印象的ですが、そちらよりも本音源のまろやかな音質を好みに覚える人も多いのではないでしょうか。

 メンバーがそれぞれのサウンドをチェックするイントロから「Tomorrow's Dream」が始まるオープニングはいきなり聴き所で、いかにも'70年代的なムードがたまりません。「Sweet Leaf」が終わった後、オジーがMCで「次の曲は『SABBATH BLOODY SABBATH』からChildren Of The Graveだ」と誤って曲名をコールする場面もオジーらしいといえばオジーらしく、当時のSABBATHライヴの雰囲気を味わえます。また「1974」収録のライヴでは取り上げられていない「Cornucopia」が聴けるのも嬉しいポイントです。前作「Vol.4」ツアーから新作でのライヴに切り替わる過渡期を捉えた資料としても、本音源は重要な一本となるでしょう。
 当時のSABBATHライヴの大きな特徴である「Sabbra Cadabra」のメドレー・ジャムセッションパートは、アメリカツアーよりも幾分短めとは言えここでも約34分とショウの大きな部分を占めています。ジャズを背景にもつアイオミやギーザー、ビルのプレイはこういったフリージャムでより冴えを見せ、長いソロパートでもファンを飽きさせずに演奏を聴き込ませます(なおトラック9の「Jam」と、「Supernaut」から続くドラムソロに一部カットが見られますが、ライヴの流れを把握する上で大きな問題とはなっていません)。
 この音源では「Paranoid」を聴く事ができないものの、「Children Of The Grave」でライヴを締めくくるまで70分以上にわたり、聴き手へ絶頂期にあったオリジナルSABBATHの凄みを見せ付けてくれます。

 普通に考えると本作は単品リリースされて然るべき一本ですが、同時リリースの3枚組プレスCDタイトル「1974」をより深くファンの皆さんにお楽しみいただくため、ギフト・タイトルでの緊急リリースを決定いたしました。'70年代のBLACK SABBATHが繰り広げたツアーでも特筆される「SABBATH BLOODY SABBATH」ライヴの貴重な1ページを、過去最上級のサウンドと聴き応えでどうぞお楽しみください!


ROGER WATERS - EYEWITNESS(DVD-R)

2011年05月28日 00時29分03秒 | 洋楽
忘備録のためにアップしますf^_^;)

某店で二枚買うともらえる無料アイテム。

先日のロジャー・ウォーターズのLIVEに
ギルモアが参加した日の映像を収めたDVD-Rです。

Comfortably Numbは、ロジャー・ウォーターズのFacebookにアップされたオフィシャルのもののコピー。youtubeでも気軽に見られるものです。

利点はといえばテレビの大画面(全然大きくないですが)で見る事ができるというところでしょうか。

最初にPCで見たときは気付きませんでしたが、よくよく見るとギルモア、最初のソロは結構メタメタで弾けてません(笑)でも二回目のソロで上手くまとめてくるところはさすが!

そして二曲目には、なんとニック・メイスン登場!オリジナル・フロイド揃ってます!ここでさらに一際歓声が大きくなるのも当たり前というもの。

こんなに盛り上がっているというのにロジャーは再結成について完全に否定してますね。ファンとしては残念な限り。

気軽な無料アイテムといったところでしょうか。

-メーカーインフォ-
2011年5月12日、ロンドンO2アリーナ公演にて遂に実現したロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアの共演を完璧なプロショットで捉えたファン必見映像。ネットで公開された映像ですが、このまま放送にも使用可能なほどの完璧なクオリティで収録されています。収録されているのはギルモアの参加したComfortably Numbのマルチカメラによるプロショット映像と、コンサートラストのOutside The Wallのオーディエンスショット映像で、Outside The Wallにはロジャーの紹介でギターを持ったギルモアに加え、タンバリンを持ったニック・メイソンが登場、ステージ上で共にパフォー無シーンが生々しく記録されています。まずは、世界中のファンが涙したComfortably Numb。冒頭、ステージ下部からレールかクレーン装置を使用して撮影されたようなロジャーのショットでスタート、通常の観客撮りとは次元の違う別格の画面イメージに圧倒されます。ショットは0:37の曲のオープニングからはステージの全貌を映した映像に切り替わり、0:52からは先のステージ下部からのスロウなムーブでの映像に切り替わります。1:30のギルモアパートの歌の部分から、壁のセットの上段に登場したギルモアを左からのクローズアップ映像で写しますが、ここは最も感動する一瞬です。画面は前述のセンター遠め、ステージ下、そして真中からのギルモア・クローズアップショットの4種のソースを効果的に編集しながら、この感動のシーンを再現します。ムーブするステージ下部以外は完全に固定されており、非常に見やすい内容になっています。音声は非常に聴きやすい(ライン録音のような)マイク録音のようです。この映像で観れる6:26からのステージ効果は圧巻で、ギルモアのエモーショナルなソロと相成って感動的な盛り上がりを演出します。4台のカメラで撮られたこの歴史的映像は、間違いなく2011年を代表する最強の逸品です。Outside The Wallは全く逆に携帯のカメラ(レベルの機材)でステージ前方から撮影されたものです。冒頭ホーンを持ったロジャーがギルモアを「Please welcome, David Gilmour!」と紹介、ギターを持ったギルモアがステージ向かって右から登場します。ロジャーは再び「David Gilmour!」と叫びます。更にロジャーは「By a strange extra happy coincident」(奇妙な思っていなかった嬉しい偶然だ)と語りながら、「Please welcome, Mr. Nick Mason!」と紹介。ニックがステージ向かって左から登場、場内が騒然とする様子が収められています。他のメンバーも登場し、この歴史的ライブは感動のエンディングを迎えます。画素は少ないですが、映像は安定しており、試聴には問題ないレベルです。2011年の今、世界中のロック・ファン絶対必見の16分を収めた決定版映像の登場です。

1. Comfortably Numb (with David Gilmour)
2. Outside The Wall (with David Gilmour, Nick Mason)

COLOUR NTSC Approx. 16min

PINK FLOYD - VIDEO ANTHOLOGY

2011年05月16日 10時57分04秒 | 洋楽
PINK FLOYD - VIDEO ANTHOLOGY

5枚組DVD-Rの大作。

某お店で2枚買うともらえる無料アイテム。なのにこのボリューム!

時期が過ぎると情報が消えてしまうので、忘備録のために留めておきます。

しかしこの大ボリューム。なかなか見る時間がないです。。。(苦笑)



(メーカーインフォより)
ファン主幹のフロイド専門レーベル「ハーヴェステッド」が、つい先日、発表した合計7時間に及ぶ、現在、考え得る、最強のレア映像集「VIDEO ANTHOLOGY」のVolume 1~5を5枚組DVDRにセット。1960年代のレア映像から「ファイナルカット」のプロモ映像まで、その全てを時系列に収録。冒頭、1966年夏にシド・バレットの映像学校の友人ナイジェル・ゴードンが撮影したというプライベート・フィルムの映像に唖然しますが、これまでの定番映像もその全てが選び抜かれた過去最高のクオリティで収録されており、ディープなマニアを唖然とさせること間違いなしの映像がオンパレードしています。あらゆるポイントから見て、フロイドの映像集としては、これ以上のものは考えられない内容であり、全てのファン絶対必携の、コレクターにとってはバイブルのようなタイトルになること間違いありません。これまで色々な形で収録され、部分的な同内容の映像タイトルは星の数ほど存在しますが、品質・内容において、この映像集を上回るものは絶対に存在しませんし、今後も現れることは無いでしょう。この圧巻の内容の前にはくどくどとした説明は不要です。60年代のテレビ出演映像やリハーサル、そしてフェスティバル出演時の演奏等は勿論、70年代に入ってからの定番である「ピンク・フロイド・バレエ」「箱根アフロディーテ」、そして近年出現した「1975年ネブワース」も含め、かつて、これ程美しい映像は観たことがありません。ディープなマニアは勿論のこと、ビギナーにとっても、最良のフロイドコレクションの指針となるであろう大変優れた逸品です。おそらくただ一度のギフトアイテムだけにファンはぜひともご入手下さいますように強くお薦め致します。ギフトタイルですが、裏ジャケ付きの、通常タイトルと変わらぬ造りになっています。収録時間415分。まさにコレクター史の残る、究極の逸品!!

Volume 1 (1966-1967)
1. Home Movies, Gog Magog Hills, London Summer 1966
2. London 66 - 67, Sound Techniques Studios, UFO Club & Unknown Venue, London 11th January 1967 / 30th December 1966 & Early 1967
3. Scene Special, UFO Club, London 27th January 1967
4. Dope, Unknown Venue, London Early 1967
5. Die Jungen Nachtwandler, UFO Club, London 24th February 1967
6. Arnold Layne, Promo Film Late February - Early March 1967
7. Home Movies, Abbey Road Studios, London April 1967
8. Bouton Rouge, Arnold Layne, Promo Film 29th April 1967
9. Look of The Week, BBC Lime Grove Studios, Shepherd's Bush, London 14th May 1967
10. British Pathe News, Suffolk, England 8th July 1967
11. American Bandstand, ABC Studios, Burbank, California 7th November 1967
12. Tomorrow's World, Stanhope Gardens, Hampstead, London 12th December 1967
13. Central Office of Information, Jugband Blues, Promo Film December 1967
Bonus Clips
14. Intersteller Overdrive, San Francisco, Film 1968
15. Outtakes from The Scarecrow film, British Pathe News , Suffolk, England 8th July 1967

Volume 2 (1968)
1. Promo Films with David Gilmour, Parc de Laeken and RTB TV Studios, Brussels, Belgium 18th-19th February 1968
2. Bouton Rouge, ORTF Studios, Buttes Chaumont, Paris 20th February 1968
3. Discorama, ORTF Studios, Buttes Chaumont, Paris 21st February 1968
4. The Sound of Change, BBC Lime Grove Studios, Shepherd's Bush, London 26th March 1968
5. All My Loving, Abbey Mills Pumping Station, East Stratford, London 28th March 1968
6. Rome Goes Pop, Piper Club, Rome 18th or 19th April 1968
7. 1st European International Pop Festival, Palazzo Dello Sport, Rome 6th May 1968
8. Kastival 1968, Kastival '68 Festival, Kasterlee, Belgium 31st August 1968
9. Samedi et Compagnie, ORTF Studios, Buttes Chaumont, Paris 6th September 1968
10. Surprise Partie, Le Bilboquet, St. Germain des Pres, Paris 7th September 1968
11. Tous en Scene, L'Antenne du Chapiteau du Kremlin-Bicetre, Paris 31st October 1968
12. Point Me at the Sky, Promo Film November 1968
Bonus Clip
13. Let There Be More Light, Promo Film September 1968

Volume 3 (1969)
1. Forum Musiques, ORTF Studios, Buttes Chaumont, Paris 22nd January 1969
2. Royal Festival Hall, London 14th April 1969
3. SDR TV Villa Berg Studios, Stuttgart, West Germany 22nd July 1969
4. Essen International Pop & Blues Festival '69, Grugahalle, Essen, West Germany 11th October 1969
5. Actuel Festival, Mont de l'Enclus, Amougies, Belgium 25th October 1969

Volume 4 (The 1970's)
1. Holland Pop Festival '70, Rotterdam, The Netherlands 28th June 1970
2. ORTF Studios, Buttes Chaumont, Paris 4th & 5th December 1970
3. Aspekte, Musikhalle, Hamburg, West Germany 25th February 1971 & Stadthalle, Offenbach, West Germany 26th February 1971
4. Abbaye de Royaumont, Royaumont, France 15th June 1971
5. Hakone Aphrodite '71, Hakone, Japan 7th August 1971
6. Randwick Racecourse, Sydney, Australia 15th August 1971
7. The Dome, Brighton, England 28th & 29th June 1972
8. Various Ballet Footage 1972 & 1973
9. Knebworth Festival, Knebworth Park, Hertfordshire 5th July 1975
Bonus Clip
10. Parc des Expositions Les Arenes, Poitiers, France 29th November 1972

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.93min.

Volume 5 (A Collection Of Great Dance Videos)
1. Crystal Voyager 1972(Crystal Voyager is a 1973 surf film directed by David Elfick and was filmed, written and narrated by surfer, photographer and filmmaker George Greenough in 1972. The song Echoes is featured during the final sequence comprised of footage shot by Greenough from his surfboard. )2. French Windows 1972(Ian Emes' first animated film, inspired by One Of These Days. The film went on to win awards across the world and lead to an invitation to work with Pink Floyd.)
3. Dark Side Of The Moon Concert Films 1974 - 1975(Concert backdrop films of Time, Money, Us & Them, Brain Damage, and Eclipse.)Originally projected during performances of Dark Side Of The Moon from 1974-1975.
4. Welcome To The Machine 1976(Animated film. Originally projected during the Animals tour in 1977)
5. Pig Launch Film, Battersea Power Station, London 3rd December 1976(Footage of the inflatable pig being launched above Battersea Power Station)
6. Another Brick In The Wall (Part 2) 1980 Promotional video
7. When The Tigers Broke Free 1982 Promotional video
8. The Final Cut Video EP 1983 Promotional videos of The Gunner's Dream, The Final Cut, Not Now John, and The Fletcher Memorial Home were released as an extended play video on VHS in the U.K.

PRO-SHOT COLOUR NTSC TOTAL Approx.415min.

Pink Floyd 1972 BRUSSELS

2011年05月15日 15時18分20秒 | 洋楽
ロジャー・ウォーターズのツアーにギルモア参加や、2011年9月からオフィシャルで最新リマスタリングシリーズ発売とピンクフロイドが非常に盛り上がっておりますが、アンダーグランドでも実は盛り上がってます。

Led Zeppelinの音源はもう頭打ち状態で、既発音源のアップグレード版がほとんどですが、ピンクフロイドは1970年11月のモントルーでのライブが驚異的な音源で発掘されてファンの度肝を抜きましたが、今回紹介するものもその一つ。

1972年12月のブリュッセルでのライブ。

オーディエンスですが、70年のモントルー同様もの凄い高音質で録音されており、ちょっと前ならサウンドボードと間違われてもおかしくないほどのもの。

メーカーのインフォでも指摘されていますが、「Breathe」のはじめに強烈なノイズがはいりますが、トータルで見れば些細なことに思われます。あと多少入力過多な部分もあります。が、このノイズはなんでしょうかね?歌の歌い始め自体が遅くなっているので、やはり本当に当時ステージ上で発生してしまったトラブルだと思われますが、他のバンドの音源でもなかなかこんな感じのトラブルを収録しているものはないので、ある意味レアですね。

それにしてもこのライブは音がいいだけでなく、熱がこもっている!

今年はまだまだピンクフロイドが盛り上がりそうですね!


Live at Forest National, Brussels, Belgium 5th December 1972

Disc 1
Dark Side Of The Moon
01. Speak To Me
02. Breathe
03. On The Run
04. Time
05. Breathe(Reprise)
06. The Great Gig In The Sky
07. Money
08. Us And Them
09. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse

Disc 2
01. One Of These Days
02. Careful With That Axe, Eugene
03. Echoes
04. Childhood's End

-メーカーインフォ-
2011年最強のフロイド音源が登場!!!
既にコレクター界で話題騒然の完全初登場・超高音質音源です。

「Dark Side Of The Moon」の演奏に関しては、その前もその後も、この時期のテイクを超えるものはないと断言されている1972年後半のヨーロッパ・ツアーより、5公演残した時期のまさにツアー末期、ベルギーはブリュッセル公演2日目の12月5日のライブを、サウンドボード録音と比べても遜色ない程の驚愕の超高音質で、1時間38分に渡って完全収録しています。

明らかに音楽の神が憑依しているとしか思えない、ロック史上における奇跡とも形容できる、まさに問答無用、信じ難いレベルのスーパー・パフォーマンスを、1972年のオーディエンス録音としては屈指の最高クオリティで堪能することができます。

曲間では歓声や手拍子が聞こえますが、曲中では殆ど聴こえない、実に見事な録音であり、録音者の存在を感じさせない異様なほどの安定感、クリアーな音像は聴き手を未体験のゾーンに誘います。

4人の出音が全てが無駄なく有機的に結合しており、演奏のダイナミズム、切れの良さ、そして高いオリジナリティと、トータルな意味で全てが究極と確信させられる、ピンクフロイド史上屈指の演奏を、これ程のサウンドで堪能できる幸せは何物にも代えがたいと言っても過言ではないでしょう。

おそらくリールテープで録音されたようで何と曲中のカット無し。欲を言えば、ご丁寧にも、ディスク2の後半4曲の曲間をオフィシャルライブ盤のようにカットフェイドせずに収録して欲しかったと思いますが、そこに不満を表すのは贅沢というものでしょう。

唯一、この日の問題として、キーボード関連の電子系統に問題が発生、Breatheの1分目から14秒間、強烈なシーケンサー系統のトラブルと思われるシンセ・サウンドが、かなり大きな音で出力されてしまっている点です。なまじ録音が良いだけに、その部分のトラブルも強烈な音で収録されてしまっており、収まったかなと思っても1:25で微細に繰り返し、その後も1:46、1:51、2:00、3:46と、まるで地震の余震のように瞬間的にリピートし、その都度、聴き手をギョッとさせます。しかしながら、これもまたひとつのドキュメントしてして貴重、と言えるのではないでしょうか。

前半の「狂気」は勿論のこと、後半のOne Of These Days、Careful With That Axe, Eugene、Echoes、Childhood's End の充実の演奏とサウンドは圧巻です。これ程の音のパンチを感じさせるOne Of These Daysのテイクがかつて存在したでしょうか?幽玄のムードが高まるCareful With That Axe, Eugeneは5分台に、この時期お馴染みの、ロジャーの詩の朗読のようなパートが展開されます。凄いのはEchoesでボーカルパートの音のクリアさは異常であり、聴いた誰しもが唖然とする一曲です。「狂気」も素晴らしいですが、円熟の境地を感じさせる、このディスク2の3曲はまさに圧巻です。アンコールのChildhood's Endは12月1日のフランス公演で初演されたレア曲で、演奏回数、そして残された音源の少なさからフロイド・マニアにとっては非常に重要な一曲です。12月9日のチューリッヒ公演テイクが有名ですが、幸運にもこの録音にもこの貴重なChildhood's Endが、これまた驚愕の最高音質で収録されており、マニアは感動の思いで聴き入ってしまうことでしょう!

正直、フロイドの70年代オーディエンス録音に関して、今後、これ以上のものは出現しないのではないかと思わせる、全てが究極の1枚です。発表された段階では、後半を中心に半音近く低かったピッチも全て正確に補正。何か所かで確認されたノイズも丁寧に除去した話題の1972年ブリュッセル公演音源のベスト・ヴァージョン。先日リリースされた「Too Late For Mind Expanding」同様に、フロイド・ファンは勿論、全てのロック・ファンに聴いて頂きたい1970年代ロック音源最良の1枚がSigmaレーベルより限定プレスCDで登場です。

Pink Floyd 2011月9月最新リマスタリングシリーズ発売!

2011年05月15日 14時50分01秒 | 洋楽
すごいニュースが入ってきました!

2011年9月28日から世界同時発売でピンクフロイドの最新りマスタリングシリーズが展開されるというもの!

アナウンスされているものの中ではオリジナルの14タイトルのリマスタリングというのも気になるところですが、マニアにはコレクターズ・エディションBOXというのがどういう仕上がりになるのかが気になるところです。

コレクターズBOXは「狂気」「炎」「ザ・ウォール」の三つで、9月の「狂気」は6枚組み!11月上旬の「炎」は5枚組み、年明けて発売予定の「ザ・ウォール」はなんと7枚組みと考えただけでクラクラしそうな枚数!

今後徐々に詳細が明らかになると思われるので目が離せませんね。

先日の再結成?も話題作り?と疑ってしまいそうですが、いずれにせよ好きなバンドが盛り上がるのは大歓迎!

今からお財布の用意をしておかないと!(笑)

EMIのピンク・フロイド特設ページはコチラ!


■第1弾リリース(2011年9月発売)
最新リマスターが施された下記全オリジナル・アルバム14作品

1. 夜明けの口笛吹き (1967)
2. 神秘 (1968) 
3. モア (1969)  
4. ウマグマ (1969) (2CD)
5. 原子心母 (1970) 
6. おせっかい (1971) 
7. 雲の影 (1972) 
8. 狂気 (1973) 
9. 炎~あなたがここにいてほしい (1975) 
10. アニマルズ (1977)
11. ザ・ウォール (1979) (2CD)
12. ファイナル・カット (1983)
13. モメンタリー・ラプス・オブ・リーズン (1987)
14. 対 (1994)

■第2弾リリース(2011年11月上旬予定)
*新編成のベストアルバム『A Foot In The Door - The Best Of Pink Floyd』
*『炎~あなたがここにいてほしい』の5枚組コレクターズ・ボックスと2枚組デラックス・エディション、アナログLP、デジタル・リリース

■第3弾リリース(2012年2月下旬予定)
*『ザ・ウォール』の7枚組コレクターズ・ボックスと3枚組デラックス・ディション、アナログLP、デジタル・リリース

ピンク・フロイド再結成!?

2011年05月15日 14時19分53秒 | 洋楽



ツイッターやフェイス・ブックで世界中で話題になってますね!

Roger Watersが現在行なっている「The Wall Tour」の2011年5月12日ロンドンはO2ARENAのライブにDavid Gilmourが参加!!Nick Masonも揃ったということで大きな話題になってます。

Youtubeでチェックしていただければ、オーディエンスショットのその数にいかに反響が大きいかが分かるというものですが、Roger WatersがFacebookで公式にアップした映像が当たり前ですが一番見応えがあります!

やはりギルモアがいてこそのフロイド!と思う人は多いのではないでしょうか。ここでもギルモア節全開の素晴らしいソロを聞くことが出来ます!

それにしてもラストのウォーターズが壁を壊す場面は圧巻ですね!

でもウォーターズは今回のギルモア参加はこの日だけと明言しているようでなんとも残念です。今後の動向が気になりますね。

是非日本に来て欲しい!願わくばフロイド再結成して欲しい!

Soft Machine / NDR JAZZ WORKSHOP

2010年06月10日 09時47分02秒 | 洋楽

久々に発売日が待ち遠しいCDが出た!
最近こればっかり聞いてます。

Soft Machine / NDR JAZZ WORK SHOP

CDとDVDの二枚組み。
1973年の5月17日、ドイツはハンブルグでの演奏を収録。
ブートレグでも出回ってなかった音源と、
まさかのプロショット映像のセットで収録!

いろいろと注目するところはありますが、
流れとしては「6」が発売されたのが1973年の2月(録音自体は72年の末)。
この時のメンツはこの四人。

Mike Ratledge - Electric Piano, Grand piano, Organ, Celeste
Hugh Hopper - Bass
John Marshall - Drums
Karl Jenkins - Oboe, Baritone Sax, Soprano Sax, Electric Piano, Grand Piano, Celeste 

そして、この後黄金期を支えたベーシスト、Hugh Hopper が73年5月に脱退。カール・ジェンキンスとジョン・マーシャルとのつながりから(そしてソフト・マシーンにもかつてゲストで参加したことがある)Roy Babinghtonが新ベーシストで加入。その直後の録音がこの日ということである。

John Marshall - Drums
Mike Ratledge - Electric Piano, Organ, Synthesiser
Roy Babinghton - Bass Guitar
Karl Jenkins - Oboe, Baritone Sax, Soprano Sax, Recorder, Electric Piano

その後この四人で73年7月に「7」が録音され10月にリリースされるわけである。 

加入直後ということも貴重だが、「6」発売直後ということもあり、「7」のメンツで「6」の楽曲が演奏される、その内容/映像は貴重極まりない。

youtubeに発売元のCuneiformが予告編として映像をアップしているのでそれを貼り付けてみます。
 


冒頭の「ファンファーレ~オール・ホワイト」の始まる瞬間。バンドのアイ・コンタクト具合から、思わず早速コチラもぐっときてしまう、最高の流れ。ロイ・バビントンもさすがその筋の名手だけあって、全く違和感なく溶け込んでいる(6弦ベース弾いている!)。

そして予告編の後半には、ゲストが二名参加している。
Gary Boyle - Guitar
Art Themen - Tenor Sax, Soprano Sax

国内盤の坂本理氏の解説を読むとこの日は四部構成で、一部ではソフト・マシーンの四人のみの演奏、二部にはなんとリンダ・ホイルが登場し、演奏をソフト・マシーンが担当(そういえばソロ作の演奏はカール・ジェンキンス全面参加であった)、三部では前任のベーシスト、ヒュー・ホッパーが参加し「1983」を演奏、そして第四部ではゲイリー・ボイルとアート・シーメンの二人がゲストで参加。

本当に残念ながらリンダ・ホイルとの演奏はPAの失敗で残ってないらしい。この録音が残っていたらとんでもない音源の発掘になっていただろうと思うと残念で仕方がない!

※三部の音源は、DVDに音源のみ収録されている。しかし脱退したはずのホッパーが舞い戻って演奏など聞いたこともなく、これも非常に驚きである。

ようするにこのCD+DVDは第一部と第四部を収録したもの。しかもここが心憎いところですが、音源で残っていた部分と映像で残っていた部分が異なっていたようで、CDとDVDそれぞれで微妙に収録内容が異なっており、それぞれ必見/必聴となっている。

映像のメンバーの視線からも明らかにカール・ジェンキンスが中心となっていることが分かる。逆に唯一のオリジナル・メンバーであるマイク・ラトリッジが分が悪そうである。中にはキーボードの弦をドライバーでひっかくなど、映像でみてこその、こんなことやっていたんだ!との驚きの場面も。サウンドはカールとマイクの微妙に異なる繰り返しのラインのポリリズムがひたすら格好良い!そこにボトムを堅実に支えるロイのベースに、縦横無尽に叩きまくるジョン・マーシャルのドラムが実にクール!ジョン・マーシャルのドラムは後期のソフツのサウンドの重要な要だと思うんですが、いかがでしょうか。

そして異例なゲストのアート・シーメンとゲイリー・ボイル。saxのゲストというのも珍しいですが、ここでギタリストのゲイリー・ボイルの参加は興味をひく。ひょっとするとここでのゲイリー参加の手応えが、後のアラン・ホールズワースの参加につながるのでは?と思ってしまう。

「6」収録の楽曲が演奏(一部「7」での楽曲も)されるも、当たり前ですがライブの場ゆえ全然違います。しかも「6」が若干こもったような感じの音像ですが、この「NDR~」はサウンドがオンで非常に迫力がある(もちろんサウンドボードです)!「6」よりも良いです!

さらに「Stumble」なんて「6」では一分三十秒ほどのテーマが演奏されるだけの短い内容ですが、この「NDR~」では7分近くにわたる演奏で収録されており、ゲイリー・ボイルを加えた「これぞジャズ・ロック!」な激烈な演奏が収録されており、私はこの演奏に涙が出る思いでした。それ位格好良い!

「6」が好きな人は何が何でも聞くべし!な内容でオススメです!

またこれから「バンドルズ」や「ソフツ」など、後期のカタログもいよいよ再CD化(20年ぶり?)になるようで、またまたソフト・マシーンが盛り上がること間違いなし!

CD
1. Fanfare     
2. All White     
3. Link 1/Link 2     
4. 371/2     
5. Link 3     
6. Riff     
7. Down the Road     
8. Link 3a     
9. Stanley Stamp's Gibbon Album     
10. Chloe and the Pirates     
11. Gesolreut     
12. E.P.V.     
13. Link 4     
14. Stumble     
15. One Across     
16. Riff II     

DVD
1. Fanfare     
2. All White     
3. Link 1     
4. Soft Weed Factor, The     
5. Link 2     
6. 371/2     
7. Link 3     
8. Riff     
9. Stanley Stamp's Gibbon Album     
10. Chloe and the Pirates     
11. Gesolreut     
12. E.P.V.     
13. Link 4     
14. Stumble     
15. One Across     
16. Riff II     
17. 1983 [Audio]     
18. Encore Improvisation/Stumble Reprise [Audio] 


愛しのランナウェイズ

2010年06月02日 11時19分12秒 | 洋楽
とあるところからアメリカでThe Runaways の映画が公開されると聞いてワクワクしてしまい、こないだの日曜日は朝からランナウェイズ漬けに。

まずはこれが公開されるという映画の予告編。



結構よく出来てて面白そう!ダコタ・ファニングとか旬な役者も揃ってるっぽい。でも今のところ日本公開の予定なし。。。この手のもので日本で公開されるってよっぽど話題性がないとやはり採算は厳しいんでしょうか。残念。是非公開して欲しいです。

で、日曜は「LIVE IN JAPAN 1977」の模様と日本でのプロショットを収めたDVD-R「TOKYO HIGHWAY 1977」を鑑賞。

その中のボーナストラックより。



TV番組なんでしょうが、途中で司会者が出てきて(どなたでしょうか?伊東ゆかり?)、この子達若いわね~、とおばさん丸出しなのが痛いですが、プレイ自体はナイス!Neon Angelsなんて、ギター弾きまくりで久々に見ましたが、上手いなぁと感心しちゃいました。CHERRY BOMBも最高!でも1977年の時点でも「CHERRY BOMB」の日本語字幕が「チェリー・ボンブ」となっていて、恥ずかしいです。「ボンブ」って(笑)

日本での人気が高く、この映像の中ではオフショットも結構うつってますが、女性というか女子中高生の人気が高かったみたいですね。制服で出待ちしてることか、ライブの観客のシーンも女子がキャーキャー言ってます。後追い世代はこんなところが興味深かったりしますが。

以前出た紙ジャケは高騰してるんでしょうか?ちょっと今更欲しくなってきました。輸入盤で日本盤シングルを集めたコンピが出てるようなので欲しいかも。他にもこのラインは全くもって詳しくないんですが、「Nikki and the Corvettes」などガールズ・バンドにちょっと興味が出てきちゃいました・・・