サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

ツェッペリンのパンフの中の山本寛斎

2008年11月17日 12時41分42秒 | LED ZEPPELIN
ツェッペリンの1971年の初来日の時のパンフのミニチュアを見る。

本物は先日神保町の古本屋で5万5千円の値が付いてた・・・
買えません!

でその中にはパンフなので、当然メンバーの紹介や
バンドの歴史が載っているのだが、なんとページ数が24頁もある。

このページ数からして如何にZEPの初来日への期待が高かったか分かるものだが、
他にも評論家の先生方が「日本とロック」について語ってみたり、
ツェッペリンがどれだけ凄いかを語っておられるのだが、
中でも一柳慧、篠山紀信、菊地武夫、山本寛斎の四人が
「ロックはナウ・フィーリングの”以上総代”」ということで座談会の模様が収録されている。
2008年の今日見ても、この四人の組み合わせは貴重ではないか。

しかし本文なんかよりもぶっ飛んだのが山本寛斎(パンフの中では「やまもと寛斎」)。

下の写真を見よ!

2008年でもこんな人が歩いていたら相当奇抜で度肝を抜かれるが、
1971年にこの髪型はないでしょう!(頭の上半分が坊主・・・)

正直私は山本寛斎氏については無知に近いですが、単純にこの人凄いなぁ!と思いました。
やはりこれくらいずば抜けているからこそ、その後デビッド・ボウイと出会い
世界に名だたるデザイナーになったのではないかと思います。

ん~、それにしても衝撃的な写真です。

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Ginger Baker の1988年のLive音源

2008年11月13日 16時54分28秒 | CREAM/ERIC CLAPTON
先日某所で興味深い音源を入手。

上の画像がCDのジャケットで、
裏も曲目と日時と場所のみの表記。

ってこれ、どうみてもブラインド・フェイスの時のハイドパークの写真を使ってるし、
どうにも怪しいなぁと思いつつ、曲目だけみて購入。

で、これがその曲目。

1.WHITE ROOM-FALSE START
2.WHITE ROOM
3.BORN UNDER A BAD SIGN
4.DRUM SOLO
5.AIKO BIO YE
6.OUTSIDE WOMAN BLUES
7.12 GATES TO THE CITY
8.DO WHAT YOU LIKE
9.SITTIN' ON TOP OF THE WORLD
10.SPOONFUL
11. TOAD

このセットリスト良いですね~。
クリームを中心にブラインド・フェイス、そしてエア・フォースのナンバーも演奏してます。

エア・フォースが大好きな私はこの曲目で決定。

で全く情報がないCDでしたが、かけてみると、なんとサウンドボード!
音良い!さすがにドラムは綺麗に録れていてバスドラから細かいタム・ワークまでばっちり収録。

そして一曲目は「FALSE START」と書かれているように、
曲の途中で間違えており、そこから改めてやり直す場面も収録。
(この辺は場所がカリフォルニアだから笑???)

でもこのCDには上でも書いたとおり、場所と日時と曲目しか明記されておらず
その他のメンバーも分からない有様。

簡単にネットで調べてみると、なんとあのTim Bogart とAlan Whiteが参加している
ということは分かった。確かに聞き進めていくと、これはティムがボーカルを採っている(一曲女性ボーカルが登場する)し、スプーンフルでの強烈極まりないベースラインは、ティム・ボガードそのものである。

聞いてみるとメンバーは、ドラム、ベースにツイン・ギターで、キーボードはなし。
特にギタリストが誰なのかがわからないのだが、1988年にしてはやけに古臭い味のあるフレーズを弾いており、そもそもジンジャーとティムが共演しているという事実だけでも凄い上に曲目も内容も文句なしの一枚。何気なく手に取った一枚でしたが、大満足!オススメです。(聞きなれた曲もジンジャーがどんどんリズムのパターンを変えてくるので、本当に面白いです。)

詳しい方いらっしゃったら教えてください。

ちなみに場所はこちら。
BELLY UP CLUB,SOLANA BEACH,CALIFOLNIA
1988/12/01

ジンジャー・ベイカーのHP
http://www.ginger-baker.com/

→ブートのジャケット・ページも載ってるけど、
 ひょっとしてジンジャーはブート容認派?