サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

森園勝敏PLAYSエリック・クラプトン

2006年05月19日 13時36分00秒 | 邦楽
最近50代のお父さん方がギターを弾き始めているという。
今まで仕事一辺倒だったおじさんたちが、
当時買えなかったギターを手にし、青春デンデケデケよろしく、
ギターを弾いているという。

ギター講座のあるカルチャースクールが盛況だというし、
現在はNHKでもベンチャーズのギター講座が放送中である。

おそらくそういったプレイヤー&リスナーを充て込んだであろう、
そんな中興味深いCDが発売された。

「リッスン&プレイ!森園勝敏PLAYSエリック・クラプトン」

全12曲。前半6曲がバンドによる演奏で、
後半6曲がギターパートが抜けたバンド演奏。楽譜付きということで、
その名の通り、聞いて演奏しようという企画ものなのだが、
これがとんでもないCDでした。

だって日本最高峰のギタリストである四人囃子の森園勝敏氏が弾いているし、
バックのメンバーもブルースクリエイション~クリエイションのドラマーで
最近では様々なセッションに引っ張りだこ
(カップスの映画『ワンモアタイム』でも皓演奏を披露!)である樋口晶之氏をはじめ、
凄腕メンバーが脇を固めているのだ。

さらにこの様なありがちな企画にありがちな、
「スタジオテイクをまんまコピーしました」というのではなく、
まさしくソロではギターを弾きまくっているのだ!
これは全国一億人の森園勝敏ファンは黙って見過ごせる内容ではありません!

森園氏なら音質やニュアンスまでフレーズやらなにやら絶対に完コピは可能だろうが、
(それはそれで聞いて見たいが・・・)しばらく新譜とはご無沙汰の氏が、
こうして健在ぶりを示してくれるのは、ファンとしては誠に嬉しい限り。
(ライブでは年中弾いてらっしゃるのだが。。。)

しかしこの企画、エリック・クラプトンファンが買う方が圧倒的に多いのだろうが、
森園勝敏ファンの方も是非聞いて欲しい隠れた逸品である。
企画モノゆえ、廃盤になる可能性も高いだろうし、
後々「幻の作品」的な扱われ方をするかも。

もち万が一クラプトン・ファンの方で、四人囃子を知らない方がいれば、
絶対に聞いた方がいいですよ!オススメします。まずは『一触即発』から。

曲目リスト
1.いとしのレイラ
2.サンシャイン・ラヴ
3.ハイダウェイ
4.ベル・ボトム・ブルース
5.ホワイトルーム
6.ランブリン・オン・マイ・マインド(ボーナストラック)

以降はギターパートなしバージョン

7.いとしのレイラ
8.サンシャイン・ラヴ
9.ハイダウェイ
10.ベル・ボトム・ブルース
11.ホワイトルーム
12.ランブリン・オン・マイ・マインド(ボーナストラック)

他にこのシリーズのラインナップは、
◎和田アキラPLAYSサンタナ
◎ディーペスト・パープルPLAYSディープ・パープル
◎ジミセンPLAYSジミ・ヘンドリックス
◎Kunio Kishida Plays オールマン・ブラザーズ・バンド

やっぱりストーンズは凄かった。

2006年05月05日 19時33分36秒 | 洋楽
皆様いかがお過ごしでしょうか?

しがない販売員の私は、
ここぞとばかりにゴールデンウィーク商戦にのっかり働きまくっております。
いつか長期連休も味わってみたいものです。

さて本題ですが、
大好評を博したストーンズ来日公演も、
なんと早くもサウンドボードものが登場!

早速購入しました!

ブラスの音があまり聞こえないのと、
各音の分離がいまいちなんですが、
それを引いても余りある音の良さ!

さすがサウンドボード!

ライブでは興奮して聞いてるようで聞いていないですが、
こうして家でじっくりと味わうのも乙なもんです。

これぞブートの醍醐味でしょう。

あとは、音の良いオーディエンスものを買えばSBの欠点も補えると思います。
映像は出る出ると言われてますが、期待してません。

あ、でもさいたま公演はWOWOWで放送されるようなので、
これは是が非でも要チェックですよ!