『秋はハゼ丼から始まる』。
ちょっと日本語的にはどうかと思うが要はハゼが釣れはじめるとそろそろ秋ですよという事で自分のなかでの季節の区切りとして使っている言葉だ。
今年の猛暑が水の中にどう影響しているのか、いないのか？何も無ければそろそろ釣れはじめているんじゃなかろうかという事で調査へ行ってきた。
土曜日の朝、実は前日の夜からシーバスを追っていてあまり睡眠はとっていないのでかなり眠い。
土手を転がるように下りて竿を出す。
ボートの釣り人は多いが岸から釣っているのは3名ほど、まだ始まっていないのかと不安がよぎるがしばらくして大きなアタリ。
セイゴが掛かってしまったとそろそろと巻いてくるとなんと２０cmのハゼ！
自分のハゼ釣りイメージはこの時期は小型の数釣りで寒くなると大型という物だったのでこの大きさはちょっと意外だった。
それからもポツポツと良いアタリがあり最小１６cmから最大２０cmの大型ばかりを昼までに１２匹を釣る事ができた。
でもここで疑問、いつもの小型ハゼはなぜ釣れない？なぜ大型ばかりなのか？
今年は沸いていないのか？
恐らく小型達はここへ向かっての移動の途中で、今は去年から居残りで育ったヒネだけが釣れてくるのだと思う。そうであってほしい。
で、ハゼ天です。これでハゼ丼を食べれば自分的には秋がやってきます。
そうそう、金曜夜からのシーバス狙いの事も少しだけ。
何気なく入ったポイントはライズもボイルも無く静まり返っていたのだが何故か魚が集まっていたらしく５５cmのｈｉｔを皮切りに大型が４ｈｉｔ。
だがその４ｈｉｔは全てバラシという大失態。どれもランカークラス間違いなしなのだがそのうちの１匹は飛び抜けていてモンスタークラスだった。どれも水面に一度だけ顔を出した後潜水艦のようなファイトだったが何故か全て途中でフックが外れてしまった。
４匹連続バラシの後フックの先があまい事に気付いたので交換したのだがその後のｈｉｔは無かった。
途中合流したＭａｍｅさんも大・小２匹のｈｉｔでこちらはどちらもちゃんとキャッチで流石でした。
ｈｉｔさせファイトまですればもう目的の８割は達成しているのだが最近はキャッチ＋写真という残りの２割が非常に大切になってきた。もしかすると残り２割は実は８割ぐらいあるんじゃないかと思うこの頃である。
