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気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Lee Hi ( イ・ハイ )

2013-04-16 | R&B



이하이
Lee Hi
イ・ハイ
1996年9月23日生れ
YG Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel LEE HI (이하이)


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Release Information 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       hiheel
       facebook




《 Album 》
        1集 「First Love」 2013年3月

《 myCollection 》
      1集「First Love」




【 2013.04.16 / 1集 】
イ・ハイ、言わずと知れたSBSの「KpopStar(K팝스타)」シーズン1の準優勝者である。
放送が終了した後、YG Entertainmentに所属してのイ・ハイのリリースには、2012年10月の「1,2,3,4」と、11月の「허수아비:案山子」があるが、いずれもデジタルシングルで、今回が初めてのアルバムリリースとなる。

彼女の歌は、最初、ちょっと素人くさい歌い方に感じ、なんとなく馴染めなかったのだが、何度も聴いていると、その素人ぽく聞えるのが彼女のカラーのようで、将来はイ・ハイ節にまで成長しそうな予感もしてくる。

イ・ハイの1集「First Love」のジャケットを最初手に取った時は、なんだか宝石箱のようで、中には何か入っているのだろうと期待したのだが、ただの上げ底の空箱であった。
(普通に歌詞カードの冊子が入っていただけだった)
しかも裸のCDメディアは固定されておらず、微かだが表面に傷ができていた。
インナーの写真は、予想に反してなかなか巧く撮れていて、16歳とは思えない、微かなオーラさえ感じる。
(カメラは최용빈:チェ・ヨンビンとなっている)

クレジットには、何故か、いわゆるProducerの項目が無く、Excutive Producerとしての양현석:ヤン・ヒョンソクの名前だけがある。
おそらくは、いわゆるプロデューサーは各曲ごとということだろう。

収録曲は全11曲で、オンラインでの1集「First Love」に比べ2曲ほど多い。
その2曲は、1曲がBonus Trackとしての「1,2,3,4」で、さらにはクレジットには載っていないHidden Trackとしての「허수아비:案山子」である。
つまり、この1集「First Love」には、イ・ハイの過去の曲はすべて収録したということになる。

このイ・ハイの1集「First Love」には、見慣れたTeddy、Kushの名のほかに、YGに移籍したTabloや、私としては初めて目にする作家たちもたくさん見られ、また話題なフィーチャリングもいて、なんだかワクワクする11曲だ。
リードトラックは3曲目の「It's Over」と6曲目の「Rose」のダブルとなっている。

Track List
  01. 「Turn It Up」 Intro
     lyrics: Tablo(타블로)  composed: Lydia Paek & Kush  arranged: Kush
  02. 「Special」 feat. Jennie Kim of YG New Artist
     lyrics: Tablo(타블로)  composed: Choice37 & Lydia Paek  arranged: Choice37
     RapMaking: Tablo(타블로)
  03. 「It's Over」
     lyrics: Masta Wu  composed: 로빈 & Lydia Paek  arranged: 로빈
  04. 「짝사랑:片想い」
     lyrics: 선우정아  composed: 선우정아  arranged: 선우정아
  05. 「Dream」
     lyrics: Realmeee & 선우정아  composed: Realmeee  arranged: Realmeee & 선우정아
  06. 「Rose」
     lyrics: Teddy  composed: Teddy & 송백경  arranged: Teddy
  07. 「바보:バカ」
     lyrics: Tablo(타블로)  composed: Q & Lydia Paek  arranged: Q
  08. 「Because」
     lyrics: Realmeee & 선우정아  composed: Realmeee & 선우정아  arranged: 선우정아
  09. 「내가 이상해:私どうかしてる」
     lyrics: 선우정아  composed: 선우정아  arranged: 선우정아
  10. 「1,2,3,4」 Bonus Track
     lyrics: Masta Wu  composed: Choice37 & Lydia Paek  arranged: Choice37
  11. 「허수아비:案山子」 Hidden Track
     lyrics: J.Y. Park(박진영)  composed: J.Y. Park(박진영)  arranged: 권태은

     NameList
       로빈:ロビン / 선우정아:ソヌジョンア(Sunwoo JeongAh) / 송백경:ソン・ベクキョン
       권태은:クォン・テウン / 박진영:パク・チニョン

私としては、イントロを含めた新曲9曲の内、3曲の作詞にTablo(타블로:タブロ)の名があるのが興味深い。

2曲目「Special」でフィーチャリングされているのは、YG Entertainmentの新しいガールグループで話題となったJennie Kim(김제니:キム・ジェニ)で、彼女も1996年生れでイ・ハイとは同い年ということになる。
Jennie KimはYGの練習生で、英語、日本語もできるラッパーのようである。
この曲の作詞もTabloで、作曲、編曲のChoice37と、Lydia Paek(리디아 백)は、2人ともにYG Entertainmentのプロデューサーで、Lydia Paekは1990年のアメリカ生れの女性のようだ。

イ・ハイ、「It's Over」のような曲を歌わすと独特な、将来イ・ハイ節と呼べそうな世界を作りだし、悪くない。
この曲の作詞、Masta Wu:마스타 우(우진원:ウ・ジヌォン)はYG Entertainmenの2人組グループ YMGAの1人のようだ。
作曲・編曲の로빈:Rovin(전정환:チョン・ジョンファン)もYG Entertainmen所属のプロデューサーで、Sistarの曲も書いている。

4曲目の「짝사랑:片想い」と、9曲目の「내가 이상해:私どうかしてる」の作詞・作曲・編曲(ほか共作で2曲)は、선우정아:ソヌジョンア(Sunwoo JeongAh)という、ちょうど今月(4月2日)2集「It's Okay, Dear」をリリースした、独特の世界を作りだすシンガーソングライター(女性)のようだ。
(彼女は、YG絡みでは2NE1のアルバムに名が見れる)
そして、その難しそうな曲を17歳のイ・ハイが、なかなか上手く歌い上げる。

4曲目、9曲目と同様に、ちょっと難しそうなのが、5曲目「Dream」と8曲目「Because」でこの曲にもソヌジョンアの名があり、その共作のRealmeee(레알미)はDaum Musicで調べる限り、このイ・ハイのアルバム以外で名前を見つけることができない。(twitterの写真を見ると女性のようだ)

7曲目の「바보:バカ」が好きだ。
曲自体の良さと、イ・ハイが作りだす独特な世界がいい。
作曲・編曲のQについては、確かなことが分からない(作曲はLydia Paekが共作、作詞はTablo)。

いまさらの話しだが、今回ボーナストラックとして収録されたイ・ハイのデビュー曲「1,2,3,4」は、ヤン・ヒョンソクが全てを直接プロデュースし、新人にも拘わらず通常のミュージックビデオ制作費の2倍の投入したようだ。
YG Entertainmentが(ヤン・ヒョンソが)、いかにイ・ハイに力を入れているかが分かる。

また、隠しトラックの「허수아비:案山子」は、公開の4日前まで会社内にも秘密裏にされていた曲のようだ。
この曲は、JYP Entertainmentのパク・チニョンの作詞・作曲だが、KpopStar後にパク・チニョンがイ・ハイの為に書いた曲ではないようだ。
この曲、数年前にヤン・ヒョンソクのたっての頼みでYG Entertainmentのために初めて作った曲のようだ。
その後、色々な事情により公開が遅れていたのだが、ヤン・ヒョンソクとしては大変好き曲で、惜しんできた曲だったのをイ・ハイに与えたということらしい。
(放送当時からイ・ハイに見せたヤン・ヒョンソクの愛情ということのようである)

イ・ハイ、最初、(聴き込む前の私は)彼女を少し軽く見ていたが、かなりなアーティストのようだ。
単にテクニックのレベルが高いというだけでない、何かを持っている17歳だ。
少なくともこの歳で、この歌は、将来を考えると恐ろしいほどだ。
また、このアルバム自体も、イ・ハイを表すに十分な作家陣によって作られており、アルバム完成度も高い。
このアルバムを何度も聴いているうちに、彼女の、少し緩んだ(?)声色にすっかり魅了されてしまった。



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