飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

『ホテル放射能』を建設する-副島隆彦氏-

2011-10-24 16:55:20 | 原発シンドローム

以前、副島隆彦氏には、気付かされたことも多いが・・・
今となっては、それも色あせた!!
どうぞ、ご勝手にと言う感じだ!!
『ホテル放射能』は、さぞかし繁盛することだろう?!

 


 なんと言う論拠か、魂胆か、いろいろ考えたが、さっぱり、分からない。全否定するつもりはないが、もう、過去の人だ。

 

 放射線ホルミシス効果など、昔からあった主張だが、今、言う話ではない。『飲尿が健康に寄与する。』と言って、隣の人に振りまいたら、そりゃあ怒るだろう。

 

 その程度の話である。

 

 こういう、センスのない議論が横行している。こういう輩は、知識人とは言えない。似非知識人、あるいは、変態知識人と呼んでおこう。つまるところ『変態』の域を出ない。

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 変態とは、普通の状態と違っていることを言う。ここで言う普通の状態とは、自然界のことを言う。自然界の常態を逸したところに、放射能異常状態が人災によって創り出されているのであって、それを何とか安心常態に言い含めようとする詭弁家を、変態知識人と呼ぶこととする。

 

 こういう議論は、平常時、堂々とするべきであって、仮にそうしている人がいたとしても、現今の非常時には口を慎むのが正常人の感覚では無かろうか?

 

 人の死は、消滅ではないと考えている。即ち、転生の永遠性を考えている。にもかかわらず、人の死に接しては哀しい。これは人の常である。哀悼と言葉は、そこから自然に浮かぶ。

 

 生からすれば、死は非常時だからである。

 

 放射線ホルミシス効果を否定するものではないが、そのエビデンスは必ずしも確かではない。確かであるとしている人は、進んで存分に放射能を浴びれば良いだけの話だ。

 

 それだからといって、他人を巻き込む話ではあるまい。ましてや、恐れ戦いている人々に向かって、変態志向を鼓舞する話ではない。それより先にするべきことは、放射能・放射線を鎮めることだし、自然界のレベルの中に退避することをもって、良しとするのが正常人の非常時の言論ではないか?

 

 それとも、現今の状況を持って、変態理論を振りかざして、地域振興に活用しようとでも言うのか? これは、某福島県立大学副学長が、『これからは、フクシマが世界的に有名になる!』理論と同じである。

 

 道理で、よりにもよって、同じ「変態知識人」が相集っている。これは可笑しいほど、似通っている。

 

 それならば、それで良し。相集って、好きにするがよろしい。どこでも変態仲間は居るものだ。そして、相集う。

 

 だからといって、変態理論で正常人を誑かしてはいけない。放射能は『ただちに健康を害することはないが、確実に死に至らしめる怖いものだ。』と言うのが正しい。

 

 あ~あ、一度は言ってみたかった!

 

 

【転載開始】[健康ランド]副島隆彦氏が『ホテル放射能』を建設する意向を表明 

評論家の副島隆彦氏が10月18日、自身の公式サイトで福島県に、
『宗教研究家の中矢伸一(なかやしんいち)氏らと協力して、「健康ランド」とか、「低線量の放射線は人体に良い影響を与える」ことの証明としての「ホテル 放射能」を建設』
することを目指していると表明した。
副島氏らは、3月の原発事故の直後から、現地に入って活動を続け、
『現在の福島程度の放射線量は 人間の体に害を与えない』
『福島では、誰も死なない。こんな微量の放射能のせいで、発病して死ぬ者はひとりもいない。そのように断言します。』
との立場で情報を発信し、危険性を説く武田邦彦、広瀬隆、小出裕章、児玉龍彦の各氏らを、
『バカな恐怖症言論を撒(ま)き散らしている。』
と厳しく批判している。
その中でも、5月3日に、福島県郡山市で対談し、それをまとめた本を出版した武邦氏に対して、
『そのうち、 彼は、各方面の専門家たちから厳しい指弾を浴びて、消えていなくなるだろう。私も、そろそろ、この男の 扇動言論と、確信犯としての犯罪者体質が、 腹(はら)に据(す)えかねるようになってきた。』
などと、特に手厳しく批判している。

双葉町-106.9μSv/h
[副島隆彦公式サイトより。福島県双葉町にて106.9μSv/hの数値を示す副島氏]
副島氏は政府が4月22日から福島第1原発の半径20km圏内を「警戒区域」に指定し、立ち入り禁止にするより前に、福島原発周辺に足を運び、自らガイガーカウンターで放射線量を計測。高い放射線量が出ていたが、「大丈夫」と安全宣言。
副島氏は、
『この程度の放射能ぐらい どうと言うことはない。子供にも大丈夫。』
と考えているといい、国が「警戒区域」に指定した件に関し、
『住民でさえ立ち入れない完全封鎖区域にしたのは、国民の財産権の侵害(憲法29条違反)』
であると批判している。【転載終了】


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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
付け足すことも、引くこともない。 (テッド)
2011-10-24 18:38:57
付け足すことも、引くこともない。
まったくその通り。深く、同意いたします。
おかしなことが起こっているというのに、その「おかしい」を評価しているような、
トンチンカンなおかしさを感じます。(政府やマスゴミの論調のこと)
煙草でさえ、箱にはあれほどのウォーニング記述があり、
社会でも厳しい扱いを受けているというのに、
目に見えない放射能はスルーですか?
放射能が微量であれば安全というけれど、誰が保証してくれるの?
もし、正しい評価があって、基準値を決めてきたというなら、
基準値を勝手に変えるというのはどういうことなの?
いままでのは計算間違いだったということ?
説明がつかないじゃないですか。
とても、大人の社会だとは思えない振る舞いです。
だから、
管理人さんのご意見は至極真っ当な意見だと思いました。
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ホテル放射能はダメです。安全性を証明できません。 (ままりん)
2011-10-24 19:10:57
ホテル放射能はダメです。安全性を証明できません。
2,3日泊まるだけでは、ホルシミス効果で元気になるかもしれません。
それをもってして、安全だ、とこの方々は言いそうです。
それでは、福島住民の安心には到底つながらないでしょう。
今でも若い弟子を福島に学問道場をつくり住まわせていますが、ホテル放射能ができても弟子を働かせて、ご自分は時々来るのでは?
造るなら、コーポ放射能にしてずーと家族一緒に住んでもらわないと証明できません。厳密に言えば孫や子供を連れて、です。
このような発想の方は、娘や孫はいないのではないかと思ってしまいます。
娘がいたら、きっと怒るでしょう。
コーポ放射能に住んではくれないはずです。
放射能パニックだと、子供を心配するお母さん達を馬鹿にしていますが、お母さんの子供の健康を心配する繊細な思いがあるからこそ、無事に育つのでしょう。
私から見ると、このような思考の方々こそショックドクトリンだと思います。
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副島氏は超高濃度放射線地域へたびたび出向いて脳... (第四玉手箱)
2011-10-24 21:14:34
副島氏は超高濃度放射線地域へたびたび出向いて脳に被曝したとしか思えません。

目がイッちゃってると云う人もいます。





マドモアゼル愛先生のような、弱者への思いやり溢れる情報が、これからますます必要とされるでしょう。
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コシミズ氏が変態化しているのに加えて、今度はラ... (かつてのコシミズファン)
2011-10-24 21:38:25
コシミズ氏が変態化しているのに加えて、今度はライジング・サン(甦る日本)
http://risingsun-kiri.cocolog-nifty.com/blog/
が、次のように書いて変態化しています。


未だにツイッター、TV,様々な場所で「放射能危険・怖い」+「福島差別」を言いまくっているアホどもがいる。 その者たちは、きっこや東海アマなどの、本名も出さない顔も出さない実際にどこに居住しているのかもわからない「危険煽り+福島差別」人の言葉を何の疑いもなく受け入れ、また放射線医学の専門家でもない小出、広瀬隆、武田、児玉の話を10%くらい理解したつもりで、それで自分たちも専門家になったつもりで「私たちがあなたを救ってあげる」善意よろしく、「危険説」を拡散しまくっている。

これは世間一般知られている、悪名高い統一教会や創価学会などの新興宗教の勧誘と物販しているのと同じ動きである。 それに気付いていないのが「放射能危険説ガチ信」の危険を煽っている者たち全員だ。


私に取っては、まさに、以前、ライジング・サン(甦る日本)には、気付かされたことも多いが・・・
今となっては、それも色あせました!!
どうぞ、ご勝手にと言う感じです!!
つむじ風さんは、最近のコシミズ氏、そして、今回のライジング・サンについてはどう思われますか ?
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変態知識人って称号は逆にかっこいいです。 (BANANA)
2011-10-24 21:53:57
変態知識人って称号は逆にかっこいいです。
副○氏はそれをを通り越していませんかね。
変態知識人の方々がかわいそうです。
飯○一郎さんとかが、その称号にふさわしいと思います。
副○氏はいまやキ○ガイになりはてたと思っています。
実に残念です。
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こんばんわ。 (アンディ)
2011-10-24 22:07:20
こんばんわ。
私にとっても副島は過去の人です。彼の本を読む気にもならない。
彼はロスチャイルド寄りとも思われるので当然か。いまだにロックが世界肯定とかぬかしているし、自信過剰なところがあるので実のところ、訳のわからないところで情報を買っているのだろう。予想を外したことがないというのは、インサイダーだろって誰しも思いますよね。デリバティブ取引のようにボロボロと彼の素性が明かされる時が来るだろう。
一つ気になる点!彼は東大をあきらめて早稲田を出ていることです。
この種の学歴コンプレックスは相当に卑屈になる可能性あります。すべてではないと思うが、気に留めて損はない。

たばこは無害ではないにしても微害といったところでしょう。ある物質と反応する・・それは砂糖と思われます。
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 鳩山前首相が、Global Warming か CO2で「ハラ... (とら猫イーチ)
2011-10-24 22:12:53
 鳩山前首相が、Global Warming か CO2で「ハラキリ」したのと同じでしょう。
それでなくとも外国からは、Nuclear powerで「ハラキリ」と言われているのですけれど。。。
 もう、第二次大戦の末期に集団自決した海外在留日本人の方々と同じです。 御自分では、「被害者」若しくは「犠牲者」と思われていないだけで、客観的には、大震災と原発事故で精神が正常に機能しなくなった哀れな犠牲者です。
 武田邦彦先生が最新刊の著書の「あとがき」で書かれておられるように、動物は、終末を迎えるような危機的な時期には、正常ではなくなり、ヒステリー状態に陥り、個々の生命体は自己の生命を終結させて生命体集団の絶滅に導くことがあるそうです。 なんとも恐ろしいことですが、人間も動物ですので、あり得ることでしょう。 
 
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ヘンリーメイコウ著(大田龍監訳、成甲書房)「イ... (にゃー)
2011-10-25 09:27:53
ヘンリーメイコウ著(大田龍監訳、成甲書房)「イルミナティ」の監訳者解説p443に副島隆彦は日本の代表的なイルミナティの走狗の一人として名前があがってます。 
それが事実だとすると、彼の言動もつじつまが合いますね。 
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飄平さん (けむ)
2011-10-25 10:48:41
飄平さん
いつも貴重な情報発信ありがとうございます。
今回の記事を拝読し胸につかえていたものが、すっと取れました。

最近、私も副島氏の学問道場やライジング・サンに辿ると気分が悪くなるので立ち寄らなくなりました。
何故ならば、震災以降、放射能問題も小沢氏関連にしても、読者への強要が強すぎました。

ここ1~2年の間に自分が覚醒していく段階で、副島氏HPやライジング・サンで勉強になった部分も多々ありましたので、その点には今でも感謝しております。

最近の副島氏の言動で判ったことが、一つあります。
副島氏がもし脱原発or反原発派なら、脱原発or反原発運動を積極的に展開していたのでしょう。
しかし副島氏の考えは”ホテル放射能”です。副島氏は、ひょっとしたら原発マネーによる超原発推進派かもと思い始めました。

福島原発は311事故以来、現場作業員の犠牲を前提にしての成り行き作業と人海戦術です。公僕である科学者も研究者(公務員教授や研究者)も論評はしても放射能対策には消極的と言うか敢えて避けているように感じます。
国として今は放射能対策を最優先で取り組むべきと思いますが、相変わらず民主党政府や政治家は何処吹く風です。

このような状況下において、放射能研究では素人の副島氏が安全宣言をして、他人に自分と同調するように強要してはいけません。

これから晩秋、冬へと向かいます。風向きや風の強さも、今までと変わるでしょう。副島氏に人間愛があれば、福島の方(弱者、乳幼児、子供達)をもっと遠方に避難させるべきだと思います。

大変残念なことですが、キチガイに刃物を副島氏に例えれば今は”キチガイに放射能”となりつつあります。
返信する
つむじ風さま (ままりん)
2011-10-25 14:07:38
つむじ風さま
武田先生のこのごもっともなご意見を、是非皆さんに聴いてもらい共有したいものです。
武田先生は冷静だと思います。
放射能で脳をやられてませんね。
たかじんのそこまでやって委員会(無料視聴できる動画あります。)
http://ex-iinkai.com/free/
武田先生ホームページ
http://takedanet.com/2011/10/post_3d08.html
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