飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

きっと、オバマは化ける!!第2弾

2009-03-18 08:53:12 | ニュース

たしかに、オバマは化け始めた!!
メディアは、全く報じないが、
静かに、確実に宣戦布告を発した!!


 誰に対する宣戦布告か? 貪欲な金融資本家に対するものである。それにブラウン首相が同調した。これは画期的なことである。タックスヘイブンを封鎖するとは、思い切った言及ではないか。


 まだ、分からない。しかし、今は言葉だけだが、言葉を発したことは確かである。


 リアクションは、当然考えられる。戦争か、それもあるだろう。トルコはイラク国境に10万人規模の兵力を集結していると聞く。その中で、米軍は撤収していけるだろうか。変化の局面には、あらゆる事が惹起される。


 あらゆる事が噴き出すと言うことは、あらゆる事が変化していることの証左である。日本の政権交代は、必ず、起こる。ただ時間の問題と、『引導』に時が、必要としている。


 あきらめが出ている。あせりが噴出する。それが変化(CHANGE)の始まりだ。聡きものは感ずるであろう。秀吉は家康を取り込んだ。家康は伊達政宗を取り込んだ。それなくしては、局面は動かない。


 そして、オバマはヒラリーを、ゴードン・ブラウンを取り込むであろう。

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【転載開始】「影の金融システムを非合法化せよ!」誰が言ったと思う?(Global Research:全訳)
http://www.asyura2.com/09/wara7/msg/258.html
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投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2009 年 3 月 12 日 02:54:15: SO0fHq1bYvRzo   

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「影の金融システムを非合法化せよ!」誰が言ったと思う?(Global Research:全訳)

http://www.asyura2.com/09/wara7/msg/258.html
さ てさて、このMatthias Chang によるGlobal Researchの記事は、論評と言うか、評価は難しいですね。米国大統領オバマと英国首相ブラウンが口をそろえて世界の金融エリートに対する宣戦布告を 行った・・・、とも受け取れる発言を行ったわけです。マスコミには全く載らなかったことですが、明らかに「特殊な受益者」「ロビーイスト」「戦い」という かなり突っ込んだ表現をしています。またブラウンも「影の金融システム」「非合法化」と語っています。

もし誰かがほんの3ヶ月前に同じことを語ったならば、間違いなく「陰謀論者のたわごと」とされたでしょうね。いまや英国や米国の首脳までがこんなことを言う時代になったわけです。皮肉なものだ。『赤信号、二人で渡れば 怖くない』?

確 かに、この本文でチャンが言うように、欧米の最高権力の内部で何かの大きな動きが起こっているようです。もちろん一度手にした巨大な利権を簡単に手放すバ カはいないでしょう。その最高権力内部でのいざこざはいずれより大きな経済変動と政治的変動(戦争を含む)となって現れてくるのかもしれません。どちらの 陣営にしても、我々シモジモの者達を使い捨ての碁石か、もし役に立たなければ殺虫剤でまとめて殺す害虫としてしか見ない連中です。我々は我々のリアリティ を自らの力で作り上げていくしかないでしょう。

以下に、「グローバル・リサーチ」2009年3月7日に掲載されたこのマティアス・チャンの文章を全訳して貼り付けます。

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http://globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=12584
「影の金融システムを非合法化せよ!」誰が言ったと思う?

マティアス・チャン著
グローバル・リサーチ 2009年3月7日

オ バマ大統領とゴードン・ブラウン首相が、2009年3月3日に米国大統領執務室での会談で行った発言と2009年3月4日にブラウンが議会の合同部会で 行った演説を読んだとき、私はロンドン・シティーとワシントンDCの支配的エリートが持つ特定の部局同士の間で敵対関係が育ちつつあることに気が付いた。

この激しい相克の最初の告知はオバマ大統領自身によって発せられたが、マス・メディアがこれにほとんど注意を払うことすらできなかったのは驚くべきことである。2009年2月28日に行われたウィークリー・アドレスでオバマ大統領は以下のように語った。

『私 はこの予算案が通るのは簡単ではないと気付いている。なぜなら、それは本当のそして劇的な変化を表しているからであり、またワシントンの現状に対する脅威 を表すことでもあるからだ。私は、医療保険を提供し続けるための入札に参加しなければならないという考えを保険業界が好まないことは知っている。しかしそ れが、米国民の家庭のために医療制度と安い医療費を維持し守るために我々がしてやれることなのだ。私は、我々が莫大な額の納税者補助金を打ち切るという考 えを銀行と大手学業資金貸付業(student lenders)が好まないことは知っている。しかしそれが、納税者のために約500億ドルを節約し大学をより費用のかからないものにするための方法なの だ。私は、石油ガス企業が300億ドル近い税制優遇措置を我々に打ち切ってほしくないことを知っている。しかしそれが、新たな職と産業を生み出す再生可能 エネルギーを用いる経済への投資を促進する方法なのだ。言い換えると、私はこのような歩みが特殊な受益者達や旧来のビジネスのあり方に投資しているロビー イスト達とは決してなじまないことを知っているし、また我々が語っている間にも彼らが戦いの歩を進めつつあることを知っている。彼らに対する私のメッセー ジはこうだ。「私もまたそうしつつある」。』
(注:この部分は次のサイトで確認せよ。
http://www.whitehouse.gov/blog/09/02/28/Keeping-Promises/
Saturday, February 28th, 2009 at 5:43 am  Keeping Promises)

ここをもう一度読んでもらいたい。『なぜなら、それは本当の・・・表すことでもあるからだ。』、『言い換えると、私はこのような歩みが・・・彼らに対する私のメッセージはこうだ。「私もまたそうしつつある」。』

支 配的エリート達の中に明らかに敵対し合う何かがあることは明白であり、そしてオバマ大統領はその敵対者に向かって挑戦状を叩きつけたのである。疑い深い者 達は我々に、この引用された段落を深読みすべきではない、それは危機に際して支持者を増やすためにそんな言い回しをしているだけかもしれないからだ、と言 うかもしれない。それは時がたてば明らかになるだろう。
私は、金融マシンを確実に働かせ続ける任務を与えられた者達が大ドジをやらかしたため、支配的エリートのメンバー達がお互いに喧嘩を始めることは避けられない、という見方を採る。誰かがこの大失敗に答えなければならないのだ。

●非難合戦

現状維持ができるだろうなどと考えるのは無知蒙昧だろう。兆ドル単位の地球カジノがあらゆる点から見てぶち壊れ修復不可能になっているときである。

非難合戦が大真面目に開始された証拠は、前述のとおり2009年3月3日にオバマ大統領とゴードン・ブラウン首相が大統領執務室での会見で行った発言、および2009年3月4日にブラウンが議会で行った演説の中に見出すことができる。

金貸しの件に立ち戻ってみよう。何らかの奇妙な理由のために、多くの人々がこの「金貸し」という用語によって脇に追いやられているのだが、彼らは銀行家という言葉でならずいぶんと居心地良い思いをするのである。

しかし、銀行家は「金貸し」じゃないのか?

実際には金貸したちの方が高級街の銀行家よりもはるかに褒め称えられるべきであると言ってよいかもしれない。彼らがせいぜい何百万ドルかを盗むことしかできないからである。世界的な銀行家達は狼藉をはたらいて数兆ドル単位で略奪するのだ!

パワー・エリートの政治代表部であるゴードン・ブラウンとオバマ大統領が、世界全体の権力構造が暗礁に乗り上げる前にこれらの金融ゴロツキどもを支配下に置くべき時が来ていると断定したことに、疑いの余地があるだろうか?

オ バマとゴードン・ブラウンに幻想を抱かないようにしよう。彼らが金融ゴロツキを追及しているのは、決して我々をこれらの犯罪者たちから守りたいためではな く、世界単一政府計画全体の中であまりにも長いあいだ政治家グループが金融グループの脇役を務めなければならなかったからだ。

最近までカネの力が政治の力に圧勝していた。しかしながら、この金融システム全体が粉々になって、決着を付けるべき時が来たのだ。

自分で読んでもらいたい。
ゴードン・ブラウン首相が2009年3月3日にホワイトハウスで行った発言である。
『さ て、根本からの規制による変化が無ければならない。我々、バラックと私は、影の金融システムに対する適切な監視の必要性について話していたところである。 それは容認できない銀行の活動がある分野でのことだ。またそれは報酬についての方針のタガが緩み、それが長い目で見た成功ではなく短期間での取引に基づい てしまった分野でのことだ。そしてそれらのことは、作り上げようとしていることをすでに我々が伝えた変化なのである。』
『いま世界的な金融崩壊が起こっている。そしてそれは世界のあらゆる場所で起こっている。それはほとんど金融システムを直撃した停電のようなものだ。そして我々はその金融システムを作りなおさなければならない。我々は悪い資産を切り離さなければならない。』
『みんな影の金融システムを望んでいない。みんな限定的な租税回避地の存在を望んではいない。そこで我々は世界中で一緒になってこの問題を解決しなければならない。そしてそれがこの4月にロンドンで我々がかたる予定にしていることなのだ。』

オバマ大統領が2009年3月3日にホワイトハウスで行った返答はこうである。
『さ て、そうはいっても金融システムは大打撃を受けてしまっている。ブラウン首相が示唆したことの多くに関係するのだが、だらしない規制緩和、過剰なレバレッ ジ、規制を受けていない機関だけではなく規制を受けている機関によってすらとられた巨大なシステム的なリスクがある。そのためにこのシステム中で巨額の損 失が発生している。その結果として市場が傷ついているのは驚くようなことではない。実際に、我々が見ているものは次のようなことである。人々が金融システ ムに存在する問題の深刻さとその世界的な影響の波及について人々が気付いていくわけだから、そこに当然の反作用が現れてくるのだ。』
『我々はこのゴミを片付けようとしている。ゴミを片付けるという点では紆余曲折の連続かもしれないが、それは片付けられてしまうだろう。』

(注:以上の両氏の発言については次を参照せよ。
http://www.scribd.com/doc/12960238/President-Obama-and-Prime-Minister-Brown-March-3-2009-Video-and-Transcript
President Obama and Prime Minister Brown, March 3 2009, Video and Transcript
http://www.guardian.co.uk/politics/2009/mar/04/obama-brown-relationship-meeting
Matching suits and a meeting of minds in 20 'special' minutes)

2009年3月4日に議会で行われたゴードン・ブラウン首相の発言は次の通り。
『そ して我々はどんなまずいことがこの危機の中で進行したのかを理解する必要がある。それは、金融システムを通してリスクを分散させるように設計された金融機 関自体が、逆に世界中に害毒を撒き散らしたことなのだ。そして今日の金融機関があまりにも絡み合っているためにどこにある悪い銀行でもあらゆる場所の良い 銀行にとって脅威となるのだ。』
『そしてあなた方はあなた方の銀行をリストラしようとしている。我々もそうである。しかし、最終的に世界中が一緒になって影の金融システムと海外の租税回避地を非合法化するならば、みんなの預金がどれほどより安全なものになるか?』
(注:以上のブラウンの発言については次を参照せよ。
http://www.guardian.co.uk/world/2009/mar/04/gordon-brown-speech-to-congress
Gordon Brown's speech to US Congress
Full text of the British prime minister's speech)

目を見張って下線部をもう一度読んでもらいたい【訳注:この投稿では下線を表すことができないのが、要するに引用箇所のほとんど】。あなた方は、ゴードン・ブラウン首相が『影の金融システムと海外の租税回避地を非合法化せよ』という呼びかけをしたのを見たところなのだ。

何と!

いくらあなたが疑い深くこれらの引用した言葉が人々を欺くために紡ぎ出されたものにすぎないという見方をするにしても、あなたはブラウン首相が魔法の壷から魔人を出して見せたのを否定することはできないのだ!

オバマ大統領とブラウン首相が何らかの引き続いての行動をとるかどうかはともかくとしても、地球市民はそれとは独立して行動しなければならない。もしみんなが子や孫たちを貧困と困苦の数十年から救い出したいのなら。

西側世界で最大の権力を持つ指導者とその同僚が、開けっぴろげに遠慮無しに、我々が世界的な金融メルトダウンを経験しつつあることを認めたのである。そしてその破局の原因が影の金融システムであると!

いまや世界的なパワー・エリートの政治部門と経済部門の間で開かれた戦争が行われているのである。これは醜いものになるだろう。そしてオバマ大統領は警告した。『彼らは戦いの歩を進めつつある』。彼はその攻撃に答える。『私もそうしつつある』。

このようなシナリオを仮定してみるならば、我々はまず金融のエリート達を追い払わねばならない。そしてその後で政治部門である。それができなければ、我々全員が金融ハルマゲドンのブラックホールに突進していくことになるだろう!

【本文訳出終り】

Matthias Chang is a prominent barrister, author and analyst of the New World Order based in Malaysia.
His website: www.FutureFastForward.com
Matthias Chang is a frequent contributor to Global Research.  Global Research Articles by Matthias Chang【転載終了】