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飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ロシアより、小沢裁判ねつ造捜査報告書等ディスクロジャー

2012-05-04 08:57:46 | 小沢 一郎

隠されたものは、明かされる!!
確信の実証だ!!-大拡散-
情報提供・・・多謝!!
真偽の程は確認しようがないが、多分、本物であろう・・・。


 コメント氏から、立て続けに情報提供を頂いた。即、ダウンロードした。即、拡散!!


読者Aさん

阿修羅の投稿↓に小沢氏の元秘書の石川氏を取り調べた際の隠し録りを文書に起こしたデータと、田代検事の調書のダウンロード先があったのでダウンロードしてみました。
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/661.html

ダウンロード先はロシアのサーバーみたいですが、見た感じは本物っぽいです。
誰がUPしたかは分かりませんが、このタイミングでこんな極秘資料が出てくるとは。
世の中は連休というのにとんでもないものが出てきたものです。

つむじ風ファンさん

はじめまして、いつも貴重なお話をありがとうございます。
突然ですが、とあるニュースサイトから偶然以下のブログを知りました。

『八木啓代のひとりごと』
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/?no=635&ul=8c0fc599f6df6f88&mode=m

今何かネット上で大変な騒ぎになっているようです。既にご存知でしたらいらぬお節介でした、すみません。
でも、もしまだご存知なければぜひご一読くださいませ。
内容を簡単に説明すると、小沢さんの裁判に関する検察側の秘密文書が、何故かロシアのダウンロードサイトで公開中というものです。
もしできれば文書をダウンロード、貴ブログで大公開なさるとより一層拡散されるかもしれません。
なにせ、指定弁護士が控訴を決定するかどうか9日に決まるという瀬戸際ですから。

 


 この機会に、徹底的に拡散を希望する。そして、欺瞞の検察を糾弾しよう。


 そして、小沢一郎を救え! 小沢一郎を救って、売国奴をやっつけろ!!

小沢一郎の復活


田代検事偽造捜査報告書 

Tashirogizou

<input type="button" value="ダウンロード" onclick="location.href=&quot;http://blog.tumuzikaze.net/plugin/dlexec.php?filename=swfu%2Fd%2Frep1.pdf&amp;key=03763a095288b8b621c92276d8a8d576&quot;" />


石川議員隠し取り録音書き起こし

Isikawarokuon

 

<input type="button" value="ダウンロード" onclick="location.href=&quot;http://blog.tumuzikaze.net/plugin/dlexec.php?filename=swfu%2Fd%2Fishi.pdf&amp;key=03763a095288b8b621c92276d8a8d576&quot;" />


【転載開始】大暴露:とんでもないものが届きました
 2012/05/03 10:56


昨日の夜、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」に妙なメール2通が届きました。

Date: 2012/5/2
Subject: Вам прислали файл

Здравствуйте!
Вам прислали файл:
(自動翻訳:こんにちは!あなたは、ファイルをアドレスに送信されました:)
"rep1.pdf"
Размер файла: 5.53 Мб(ファイルサイズ:5.53メガバイト)
Чтобы скачать файл, перейдите по ссылке или скопируйте ее в адресную строку браузера(ファイルをダウンロードするには、リンクをクリックするか、ブラウザに貼り付け)
http://narod.ru/disk/47896026001.7325c8031799eba65ddddedbcca712b4/rep1.pdf.html
------
私たちは、日本の検察は多くの問題を持っていることを知っていて、ここであなたがしたい秘密文書を取得することができます

Здравствуйте!
Вам прислали файл:

"ishi.pdf"
Размер файла: 5.69 Мб
Чтобы скачать файл, перейдите по ссылке или скопируйте ее в адресную строку браузера http://narod.ru/disk/47898003001.3833a4907d941c81acfddb9c1d0b9bb7/ishi.pdf.html
------
我々はさらに持っている



ロシア語というのがきわめて微妙で、最初は迷惑メールかと思って削除しかけたのですが、バイアグラがどうとか、親戚の遺産がどうとか言ってるわけではないし、どうにも機械翻訳っぽい日本語メッセージの中の「検察」「秘密文書」という文字が気になります。

ここで、削除するかどうか、数分迷ったのですが.....。

とりあえず narod.ru というドメインを検索してみると、http://www.yandex.ru/ というロシアのポータルサイトのファイル共有サービスのようです。さらにyandexを 検索してみると、ロシア最大の検索エンジン&ポータルサイトみたいなので、そう怪しくないかなと、おっかなびっくりリンクを踏んでみると、ダウンロードサ イトらしいところに。(私のChromeにはGoogle Translatorが拡張機能でインストールされているので、日本語訳も出ました)

それで、画像認証して、下のボタンを押すと、な、なんと、これは....

田代報告書、斎藤報告書、木村報告書など、一セットあるようです。

もうひとつの「我々はさらに持っている」メールの方には、石川録音の文字起こしっぽいものがあります。The Journalでダウンロードできる弁護側資料のものではなくて、いわゆるテープ起こし完全版のようなものです。

えー、たしかに数日前、当ブログで
「私にも誰か見せてくれないかな。」と赤字で叫びましたが........まじですか? ロシアの方? どちらのハッカー様?

これが全部偽造とは(手間を考えただけでも)ちょっと思えませんでしたが、
もちろん、手の込んだイタズラの可能性はゼロではありません。
しかし、雑誌メディアの方たちが入手されてたということは、流出していることは確かなので、それがこれなのではないかと思います。

となると、送り手がどなたかは存じませんが、私たちがこれを秘匿しておくことが目的とは思えませんので、リンクを公開させていただきます。

ただし、自己責任で、ダウンロードお願いします。

田代・斎藤・木村報告書(と思われるもの)
http://narod.ru/disk/47896026001.7325c8031799eba65ddddedbcca712b4/rep1.pdf.html

石川録音文字起こし(と思われるもの)
http://narod.ru/disk/47898003001.3833a4907d941c81acfddb9c1d0b9bb7/ishi.pdf.html

やり方:

1. リンクにアクセスすると、ロシア語のページに出ます。
ここで引きそうになりますが、数字を画像認証して、下の緑のボタンを押します。
(Google翻訳を使うと日本語が出ますし、そうでなくても勘で分かると思います)

2. 別のロシア語ページに出ます。ここでかなり青くなりますが、Google ChromeやSafariだと、ここで10秒ほど待っていると自動でダウンロードされました。Firefoxの場合、自動でダウンロードしませんので、 上のリンクを右クリックし、「別名でリンク先を保存」します。(ダブルクリックしたら、なぜか、全然別のプログラムファイルのダウンロードが始まり、焦り まくりましたが、しかし、ウイルスではありません)

その内容、ざっと見ただけですが、報道である程度の内容は暴露されていたものの、実際に読むと、これがもう想像以上のもので、驚愕いたしました。
私の見た限り、書式や内容からは、かなり信憑性はあると思います。

ただし、100%本物である保証はありません。あくまで、正体不明の方から、このリンクが届いたということです。
本物をすでにお持ちの皆様、ご確認のうえ、ご連絡をお願いします。【転載終了】


笑った! 案外、言い得ている・・・。同じ感慨だ・・・・。

2012-04-26 15:08:36 | 小沢 一郎

得てして、真相はそんなところかも知れない・・・。
まあ、いい、一緒に笑おう!
そして、
裁判官も同じ人間ってことかも知れない・・・・・。
と思って、今回は許す!!


 同じ人間だ。聖人君子ではあるまい。


 とにかく、ご苦労様だ!! 最悪の結果は、お陰で免れた・・・。 それで由としよう。


【転載開始】http://bogonatsuko.blog45.fc2.com/blog-entry-1062.htmlより

判決前夜

20120425175319055

20120425175334000

20120425175351c77

判決当日

20120425175401f2e

【転載終了】


小沢 一郎、無罪!! 当然だが、潮目が変わったか??!

2012-04-26 12:54:23 | 小沢 一郎

狂った司法界に期待しない思いは強かったが・・・
狂いきって、歴史に刻むことを恐れたか?!
ともあれ、
安堵した!
希望が灯った!
国民の反転攻勢の橋頭堡が守られた!!


 元から、小沢一郎に何の疑惑もなかったのである。何度も書いてきたから、今更、書くべき事は何もない。

1122


 正当に判断されるか否かが、心配の種でしかなかった。


 九分九厘の隠謀の目論見は、一厘の差でかろうじて日の目を見なかった訳である。そうとしか考えられない。やっぱり、お天道様は見ている。そう考えることとしたい。


 これから、日本も多くのことが糾されなくてはならない。


 とにかく、今は喜びたい。



            
                                                                                                                                                                                                                         

【転載開始】小沢元民主党代表に無罪判決―東京地裁

 東京地裁(大善文男裁判長)は26日、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴されていた民主党の小沢一郎元代表に無罪を言い渡した。この判決は今後の政界や検察審査会制度のあり方などに大きな影響を与えるとみられる。

AFP/Getty Images

民主党の小沢一郎元代表

 この裁判では、元秘書の調書や銀行融資書類に小沢氏の署名と押印があることなどから同氏の共謀が認められるとし、検察官役の指定弁護士が禁固3年を求刑したのに対し、小沢元代表側は無罪を主張してきた。

 元代表は資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐって東京地検特捜部の捜査を受け、不起訴となったが、検察審査会の議決に基づき、昨年1月に政治資金規 正法違反で強制起訴された。起訴状によると、元秘書3人と共謀し、土地取引に絡み2004~05年の政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたなどとされてい た。【転載終了】



 

<iframe width="570px" height="748px" frameborder="0" src="http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/220426015.html" style="margin: 0px; text-align: center;"> </iframe>


2012.3.27(火)ニュースの深層「小沢一郎氏と語る日本の未来図」

2012-04-11 17:00:00 | 小沢 一郎

マスゴミがどう言おうと、 ダ・メディアがどう叩こうと、
まともな政治家は小沢一郎しかいない!!
おっと、忘れた亀井静香もその中だ・・・・。
他にもいるかも知れないが、代表格だ!!
他は芋、腐りかけた芋政治家ばかり・・・・・。


 あ~あ、嘆かわしい。利権で発酵?いや腐敗して紛々たる偽善の腐臭が覆っている。

Img_108111_1033343_0

<正統民主党代表 小沢一郎>


 それに引き換え、久しぶりの小沢節には身も心もスッキリする。しかし、語っている内容は至極普通の当たり前の話に過ぎない。それだけ周囲が腐っている証である。


 今、合間を見て病室(現在、老母の入院付き添い中!)を出て、お茶を自動販売機に求めて、ホールに行ってみた。


 閑散とした入院患者用のホールだが、2人の男性が語り合っていた。しかもかなり大きな声でそれは聞くともなしに聞こえてきた。


 『大体、上はどうもこうもめちゃくちゃじゃあ。欲の皮ばっかりで動きよる。』


 『そうは思わんか?』


 『・・・・・電気がのうなったら、テレビも消して、電気も消して、それでやりゃあえい。なにより命ぞのう。・・・・・・それで、わしらあもこうやって病院へ来て、先生のお世話になりよるがじゃあ、ないかよ?』


 『原発をまた始める言いゆうが、あれらあは金のことしか考えておらん。・・・・・。』


 『○▽で原発誘致の話がむかしあったろう。知ってるじゃろ。あそこは人の入らん断崖絶壁じゃが、わしらあは反対した。あの下の雑木林を2束3文で買い占めている奴等がおったが、どいつもこいつも金に眩んで何をするか分からんものぜよ。人間ちゅうものは・・・・・』


 勿論、全部聞いた訳ではない。


 よく分かっているのである。庶民を馬鹿にしたものではない。官僚に洗脳されたドジョウは、その内のたうち回って逃げ出す時が近い。官僚は官僚で、その王国を目指しているだろうが、民の居ない王国など蜃気楼の如きものである。


 

2012.3.27(火)ニュースの深層「小沢一郎氏と語る日本の未来図」1/4


2012.3.27(火)ニュースの深層「小沢一郎氏と語る日本の未来図」2/4


2012.3.27(火)ニュースの深層「小沢一郎氏と語る日本の未来図」3/4


2012.3.27(火)ニュースの深層「小沢一郎氏と語る日本の未来図」4/4


東京地検特捜部関係者から重大な情報!!

2012-03-02 17:35:17 | 小沢 一郎

小沢一郎人格破壊攻撃は破綻しているが・・・
いまだに、事実を見極めずに、
小沢攻撃に金魚の糞のように追随している人々は多い!!
それは論拠を無くした、
単なる好き嫌いの感情論だ!!


 まあ、好き嫌いはどうしようもないから、どうぞ勝手にと言う他はないが・・・・・。


 なら、一人静かに感情を納得させて居れば、別に問題はないのである。ところが、時々、屁理屈を並べて広言するから、世迷い事を拡大させる騒音となっている。


 これがマスメディアに煽られた所謂『B層』と言われる人々ならどうしようもないが、そうでもない人士にもそれがいるから厄介な話だ。Img_44288a0ec362a135c97e846ed38706f

<何で、俺が悪く言われるのかなあ???ワカンナイ!>


 きっと嫌いなのだろうけれど、それならそうと言えば良いだけだ。それは仕方がない。それも自由な選択だから、他人にどうこう言われる筋合いはあるまい。


 ところが、


 小沢悪玉論を打つ人に中には、全く、事実認識を埒外にしているケースが多い。攻撃と言えば、検察が有名ではあるが、一応、起訴を前提に攻撃をする訳であるから、実体の解明を抜きには出来ない。それがとんだ横車で、頓挫しかけている。事実上、頓挫しているが、さらにウソの報告書を提出してまで、横車を押している状況だ。インチキ検察審査会を招集して起訴まで持ち込んだ話がそれだ。


 これは『正当派』検察による小沢人格攻撃というわけである。破綻しているが、裁判所まで荷担するから、この国は本当に危うい。


 つまり、実体の解明において、何も出なかったと言うことは、無実であると言うことだ。にもかかわらず、実体を検証しないで、小沢排撃を標榜する人々が、人士にも少なからず居るのである。これが疑問である。誰とは言わないが、確かに存在する。


 はたして、何らかの根拠を突き止めているというなら、それを提示するべきだ。。


 だが、それを示せた事例をかつて知らない。


 出自がどうの、秘書がどうのでは、単なる伝聞、憶測の域を出ない。人脈もそう、金脈もそう、そういう話山ほどある。あほらしい。こういう類は、後世に急に態度を変えて、『小沢は悪人だったが、政治力はあった。』などと言う人士であろう。


 一体何において、そんなに小沢憎しと考えるのか、よく聞いたり、読んだりしてみるが、全く分からない。一つも確たる論拠が見出せた試しが無いと言うことである。


 結局は、


 何かに措いても反りが合わないのだろうという風にしか結論出来ない。


 ある人物は、何かを進言したりした際、一蹴されたとか、剣もホロロだったとか、そういう話に行き当たる。それも気の毒ではあるが、それは人に話す内容でもない。返す言葉があろうとしたら、『それは、お前が悪いからだろう。』言うほかない程度の出来事だ。


 だから、小沢憎しの人士の大方は、小沢一郎を調べていないか、全く知らないか、拒否しているか、さもなくば、好きか嫌いしかない程度の問題だと思っている。


 そういうことからして、私は、今の今まで一貫して、小沢一郎無実論者である。


 

【転載開始】「日本一新運動」の原点―96(臨時増刊号)

日本一新の会・代表 平野 貞夫

 

(小沢氏の「強制起訴」裁判を監視すべし)


  2月17日(金)、東京地方裁判所は検察審査会から強制起訴された小沢一郎氏の公判で、元秘書・石川知裕衆議院議員の捜査調書(政治資金の虚偽記載を小沢 氏に報告をし了承を得た)等を、証拠として採用しないと決定した。大善裁判長の厳しい検察批判が目立ったが、永田町では「小沢無罪で政界どうなるか」との 話が流れ始めたが、そう簡単な話ではない。

  現在の司法権が「法と証拠」で真っ当な裁判を行う保証はない。昨年9月26日の東京地裁の石川議員らの判決を見れば明らかだ。「虚偽記載」は問題の本質で はない。それが裁判の中心になること自体が問題なのだ。政治権力に指示された検察側が、小沢氏がゼネコンの裏金を受けとったとして、小沢氏の政治生命を断 つための冤罪をつくろうとしたことにあった。

  その裏金が、小沢氏に関してはまったく無かったために、会計士の多くが適法であるという政治資金報告書を裁判で争うという見当違いのことをやっているの だ。小沢氏を政界から排除しようと、わが国の既得権支配層の企みが、政治だけではなく、どれだけ経済・社会の大きな損失を与えているか、国民の皆さんには 是非とも理解してもらいたい。

 亡国者たちの手先になった検察という国家権力がやったことを内部告発した情報がある。小沢氏の陸山会問題に関わった東京地検特捜部関係者の情報を、「メルマガ・日本」臨時増刊号で速報する。

 

《仮面の民主主義・暗黒国家日本の正体》


 2月14日(火)の朝日新聞朝刊(東京13版)に注目すべき「小沢裁判」の報道があった。『捜査資料開示を要求した小沢氏弁護側 指定弁護士に』という見出しで、私が強い関心を持ったのは次の記事である。

「元検事の前田恒彦受刑者(四四)=証拠改ざん事件で懲戒免職=が小沢氏の公判で『存在する』と証言した取り調べ時のメモについても開示を求めた。メモには『ゼネコンが小沢氏側への資金提供を否定した』との記載があったとされ、指定弁護士が『70通存在する』と弁護側に回答していた」

 この、『ゼネコンが小沢氏側への資金提供を否定した』と いう捜査メモが、何故公判に提出されないのか。疑問をもった私は、その日に検察問題に詳しいジャーナリストの友人に意見を聞いた。友人は「ごく最近、東京 地検特捜部関係者から重大な情報を聞いた。この人物の氏名は明かせないが、きわめて重大な問題なので伝えたい」とのこと。

 特捜部関係者の情報の要点は次のとおり。

 東京地検特捜部の小沢関係の捜査には「業務班」と「身柄班」があった。前田元検事は身柄班なので詳しく知る立場ではない。自分の担当した範囲で知りうることを証言したと思う。

 業 務班は約50社のゼネコンについて、小沢氏に裏金を渡したかどうか、徹底的に捜査した、100人を超えるゼネコン社員を絞り上げたようだ。水谷建設を除く 全社が小沢氏への裏金を否定した。問題の、水谷建設の川村社長については、政治家の名前を使って会社の金を「女」に使っていたことを業界ではよく知られて いたので、特捜部では水谷建設の小沢氏への裏金を真に受ける人はいなかった。

 ゼネコン約50社の捜査メモは、捜査資料としてきちんとナンバーを付して整理されている。捜査資料には他の政治家への裏金提供が結構記載されていた。

 こ の捜査資料を小沢氏の公判に提出することについて、検察側では最高検を巻き込んで大議論となっていた。現場で苦労した人は「検察を正常にして国民の信頼を 得るべきだ」と主張し、赤レンガ組(東大卒等のエリートなど)の中には、絶対提出するべきではないと対立した。結局、資料は指定弁護人に渡してあるとして 任せればよい、と検察側は判断しないことになった。検事総長は腹を決めていたようだが・・。

 現 在、検察内部では大きな議論が出ている。米国の大学に留学して在米大使館などに勤務し、米国式の秩序維持に拘り、出世だけしか考えない人たち、現場で苦労 して検察を健全にしたいという人たち、そして赤レンガ組でもそれを理解する人がいる。小沢氏をめぐる捜査が検察内部に反省と論争をよんでいるのだ。

  これは、検察良心派の内部告発といえる。小沢氏への捜査が、政権交代阻止のための「政治捜査」であったことを、私は平成21年3月の西松事件以来、機会あ るごとに論じてきたし、「メルマガ・日本」でも再三書いてきた。その私に、検察側の内部告発とも思える情報がもたらされたことは、「天の配剤」といえる。 しかし、この情報を証明する術を私は持ち合わせていない。

  2月15日(水)には、小沢弁護団が要求していた「検察審査会に東京地検が提出していた捜査資料」の開示を指定弁護人は拒否した。こうなると、小沢氏の裁 判について公正な公判が行われる保証はない。憲法上、国民の信託にもとづく裁判がこのような状態で、公正に行われるはずはない。わが国は、民主主義の仮面 をつけた暗黒国家である。

 

《『権力の犯罪』の究明が日本再生の鍵だ》


 小沢氏をめぐる「政治捜査」、検察審査会の「強制起訴裁判」をひと言でいえば、『権力の犯罪』である。次の問題を究明することが、わが国の統治を正当化できる出発点だ。

第1、 東京地方裁判所は、「小沢裁判」で小沢氏関係の捜査に当たった東京地検特捜部部長及び副部長を証人として召喚し、真実を究明すべきである。また、東京地検は「裏金捜査」で判明した他の政治家を捜査すべきである。これを放置することは、検察庁法違反となる犯罪である。

第2、 小沢氏への「政治捜査」について、国会側の究明が、ほとんど行われていない。与野党を超えたわが国の議会民主政治の存立にかかわる問題であり、国政調査権の限界などない。捜査時点の検事総長および関係者を証人喚問し、国会の権能で真実を究明すべきである。

第3、 こ こ数年の巨大メディアの小沢氏に対する「人格破壊工作」は、民主主義社会では許されない事態である。朝日新聞が「ゼネコンが小沢氏側への資金提供を否定し た」と、捜査メモについて報道するなら、それなりの情報と裏付けがあるはずだ。日本の巨大メディアが社会の木鐸を自負し、真に日本の再生を願うなら、小沢 問題については真実の報道に立ち帰るべきだ。

 

(小沢氏の「強制起訴」に民主党政権が関与した疑惑を究明すべきだ)


 小沢氏の検察審査会による「強制起訴」は、民主党政権の有力閣僚が関与していたとの情報がある。この問題は、統治権力の腐敗として究明されなければならない。情報の要点を説明しておく。
①平成22年4月13日、民主党による「事業仕分け」で、法務省所管の「事前調査」が行われた。その時、社団法人「民事法情報センター」の香川保一理事長の金銭スキャンダルが判明した。
②香川氏は最高裁判所判事、法務省官房長や民事局長などを歴任し、最高裁と法務省のパイプ役として戦後活躍した大物法曹人であった。
③同月16日、衆議院法務委員会で事業仕分けの事前調査を行った民主党委員が、この問題を採りあげ、千葉景子法務大臣に質疑を行った。それが読売新聞に小さな記事として報道された。
④この問題は、香川元最高裁判事が刑事責任を問われる可能性があること。また、法務省の監督責任を問われることになるので千葉法相は対応に悩み、政権幹部に相談することになる。
⑤連休明けの五月八日、社団法人「民事法情報センター」は突然解散し、多数の有料会員や利用者を困惑させた。

  この問題は、単なる社団法人の不詳事件として処理されるべきことではない。元最高裁判事・元法務省官房長や民事局長などを歴任した香川保一理事長という法 曹界の重鎮の刑事責任や社会責任をもみ消し、不問にした千葉法相の責任は重大である。千葉法相ひとりの判断で決めたことではなく、民主党政権の弁護士資格 を持つ有力閣僚の動きがあったとの情報があり、真相の究明が必要である。

  法曹界に詳しい専門家の情報によれば、香川理事長を不問として問題をもみ消した有力閣僚は、最高裁と法務省に絶大な「貸し」をつくったことになる。その貸 しを政治的に利用したのか、しなかったのか。きわめて重大な問題であるとのこと。政局は、同年六月に鳩山政権から菅政権に交代し、小沢元代表は排除され る。7月には参議院選挙が行われ、九月始めには民主党代表選挙となる。

  そして、検察から不起訴とされていた小沢民主党元代表は検察審査会によって強制起訴となり、東京地裁で裁判を受けることになる。同時に、民主党党員資格停 止処分をうける。検察審査会の構成、審査、議決の有無や手続きなどについて、さまざまな疑惑が報じられている。その中に菅政権の有力閣僚の関与という情報 もある。それらは、強制力を持つ国家権力の腐敗、否犯罪の疑惑でもあり、国会において徹底的に真実を究明すべきである。

 国民の、国家に対する信頼の回復が、消費税増税よりも優先することは自明の理である。【転載終了】