今日から2日間、仕事上、何も役割が当たってない日で休みを取りやすくて年休を取り、ツアーで2泊3日のちょっとした旅に出かけてきます。今のところ、天気予報を見たら行先方面は梅雨前線が北上している影響で、曇りや雨の予報です。先日いただいた添乗員さんのお電話では、天気がよくないので傘や雨具を持ってきてくださいとのことでした。少し前の週間予報よりお天気の予報がもっと悪くなってきているようで悲しいですが苦手な雷が鳴らないようにだけ祈っておきたいです。これより前に行かれていた同じツアーの日程では一番お天気に左右される2日目が晴天でいいなあと思っていました。この日のロープウェイのLIVE画像が配信されていたのを見て晴天で山もきれいに見えていました。羨ましく思ってそのLIVE画像をずっと眺めていました。験担ぎとして、お天気がよくない予報のときに私はいつも持って行くものがあります。そのパワーが効いてくれるかどうかわかりませんが、雨の予報でも雨が降らないことが多いハンカチを今回も持って行くことにしました。1枚だけではパワーがないといけないので、全部で5枚持って行くことにします。今度はそれだけでは足りないかもしれないので、雨合羽と雨用の帽子を持って行くことにしました。その験担ぎのおかげかどうかわかりませんが、雨の予報でも雨が降らなかったのは、今まで90パーセントくらいでした。これだけ持って行って雨だったときにはあきらめがつくと思います。今回は、飛行機に17年ぶりに乗るので、いくつかお守りも持って行きたいと思います。更新はしばらくお休みします。
今日、飛行機に17年ぶりに乗るので17年前に乗ったときのことを思い出しました。あれ以来飛行機に乗ってなかったのです。相当昔でした。17年前の2001年の夏、ベートーヴェンの田園の春の曲が好きだった私は、ベートーヴェンが田園の春の構想を練ったと言われるオーストリアのウィーンからトラムとバスを乗り継いでいかないと辿りつけなかったベートーヴェンの散歩道を訪れました。あの当時、この散歩道の行き方が記載されていた1冊の本だけを頼りにこの場所を訪れたのでした。バスに乗っていたときに、この散歩道に近いバス停のアナウンスがドイツ語だけだったので、どこで降りたらいいのかわかりませんでした。頼りは、持参していたこの本に載っている景色とバス停のドイツ語の表示だけでした。結局その最寄りのバス停のひとつ前で降りてしまって、降りるときにもうひとつ先で降ろしてくださいということを運転手さんに伝えることが難しくて少し離れたバス停からその場所まで歩いた記憶が蘇りました。その散歩道を歩いてみたら世界中のどこにでもありそうな特に変わった場所でもなく静かな住宅街にある、小さな小川のそばののどかな小道でした。この散歩道からもっと違うイメージを受けるのかと思っていたのですが、当時目も見えなくて耳も聞こえなかったベートーヴェンがこの小道から感じたことをそのままあの田園の独特の曲にしたということにとてつもない凄い想像力があったのだろうと思いました。最近見た映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』で最後のシーンで主人公が窮地を想像力で回避するシーンがありました。そのときにもこの散歩道のことをなぜか思い出しました。なにかあるときにこの散歩道のことをそれ以来思い出すことが多くなりました。果てしない想像力を生み出す芸術の力は時を超えて偉大だったということなのでしょう。
青くて痛くて脆い 住野よる 著 角川書店
大学生の主人公楓と秋好の秘密結社の団体モアイを通して、今の大学生たちの青春群像を描いた小説。図書館で借りて読んだ本でした。楓が秋好を最終的には傷つけたというお話でした。最近の小説ぽく、ネット社会の表現がたくさん出てきてました。今の大学生の会話はこんな感じなのかなあとか、ちょっと違うかもとか、やっぱり小説かとか、いろいろ考えながら読んだ本でした。最初はすんなり読めたのですが、途中から読むのがしんどくなってきて、飛ばし読みしながら読み終えました。最後のほうは少ししっかり読んだのですが、最後まで読めばこういうストーリーだったのねとなんとなくわかるような気になりました。何を一番伝えたかったのか理解し辛い小説でした。タイトルどおり、青くて痛くて脆いお話でした。読み終えたら明るくなれなくてより暗くなってしまいました。
大学生の主人公楓と秋好の秘密結社の団体モアイを通して、今の大学生たちの青春群像を描いた小説。図書館で借りて読んだ本でした。楓が秋好を最終的には傷つけたというお話でした。最近の小説ぽく、ネット社会の表現がたくさん出てきてました。今の大学生の会話はこんな感じなのかなあとか、ちょっと違うかもとか、やっぱり小説かとか、いろいろ考えながら読んだ本でした。最初はすんなり読めたのですが、途中から読むのがしんどくなってきて、飛ばし読みしながら読み終えました。最後のほうは少ししっかり読んだのですが、最後まで読めばこういうストーリーだったのねとなんとなくわかるような気になりました。何を一番伝えたかったのか理解し辛い小説でした。タイトルどおり、青くて痛くて脆いお話でした。読み終えたら明るくなれなくてより暗くなってしまいました。