野鳥の森公園

次の日はレトロバスの発車時間まで大分あるし、
帰りの御殿場までのバスが行きのときみたいに渋滞していたら
新幹線に乗り遅れるので予定より早めの行動を取ることにした。
河口湖駅からタクシーで西湖の近くの野鳥の森公園へ。５０００円弱かかる。
野鳥の森公園は穴場のスポットで自然がたくさん残されているところだ。
木々がきれいに紅葉していて富士山も見えるこの時期絶好の場所だった。

風穴

ここからレトロバスで風穴へ。
洞窟の中はひんやりと冷気が漂っていて天然の氷を見ることができた。
この洞窟はほとんどが玄武岩でできているそうだ。
洞窟の入り口には標高１０００メートルと書かれていた。
風穴のバス停でバスを待っているとひとり旅の２０代くらいのカナダ人のお姉さんに
バスの行き先を尋ねられた。東京で英語を教えておられる方だそうで、
最初英語がしゃべれるかと聞いてこられた。
咄嗟に英語で話をするのも久しぶりで単語が出てこなかった。
言語は使わないと本当に話せないとつくづく思う。
このお姉さんは日本語も結構流暢で大阪にも以前住んだことがあるという。
大阪はおもろいとあの世界のナベアツの口調で言っていた。
あんだけ日本語がしゃべれるのだったら、
最初から日本語で聞いてくれたらよかったのにと思った。

西湖いやしの里根場

この後、いやしの里根場へ。
茅葺の民家が再建されて見学施設になっていた。ここからバスで河口湖駅に戻る。
途中西湖のほとりでは山梨県の高校駅伝の県大会の予選が
行われていた様子がバスの車窓から見ることができた。
昨日と同じ駅前の食堂でこの日は野菜てんぷらうどんをいただく。
今日はお帰りですかとお店の奥さんに訪ねられた。
さすが、客商売の方はよく覚えておられるものだ。
昨日と同じ時間で同じ場所でほぼ同じ時間かけてお昼をいただいたことになった。
ゆっくり食べているとバスに乗り遅れるので急いでいただいてバスに乗り込む。
帰りのバスはほとんど渋滞せずに定刻より１０分遅れただけで御殿場駅に着いた。
振り返ってみればこの日のマイカーは１日前の混雑ぶりに比べたら極端に少なかった。
１日違うとこんなに違うものなのかと唖然とする。
これならば、予定通りの遅い発車時刻のバスでも十分間に合っただろう。
三島駅から乗り込んだ新幹線は３連休のせいか結構混んでいた。