沖縄に新基地が建設され、一部を除いて米軍はグアムへ移転する。沖縄のキャンプは日本軍の基地兼訓練場として機能し、米軍が指導にあたる。全国の日本軍は、一度沖縄にキャンプして、やんばるの森で人殺しの訓練を受けた後、全国の基地に配属される。こうして訓練された日本軍が、まるで「土方の手元」のように米国の都合によって紛争地へと出かけることになる。兵士は、貧しくさせられた者、移民もいる。戦争に加わることによって「景気」が良くなることはない。湯水のように防衛費がかかるから。軍需産業だけが儲けて、役人はキックバックを受け取る。庶民は、税金に苦しみ、体を売るしかなくなる。1%のスーパーリッチと、99%の貧しい人たちの世界ができる。平和憲法、民主主義で築き上げた庶民の富が、植民地政策となり全部巻き上げられる。そうでも考えないと、なんであんな不利なTPPに積極的に加わろうとするのか理由がない。
悪い夢なら冷めて欲しいですが、今のままならそうならないとも限りません。伝わる言葉を持ち、聞く耳を持ち、おかしいことは「おかしい」と言うしか道はないように思います。