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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

人を愛して命をかけた

2014年10月09日 | 聖書のお話

「人を愛して命をかけた」 ヨハネによる福音書 10章1~21節

 イエスさまは、生まれつき目の見えない人を癒やし、その人の目が見えるようにされました。当時の社会では、目が見えないのは、罪を犯した結果であると考えられていました。イエスさまは、目の見えない人を癒やし、もはや人から「罪人」と呼ばれなくてすむようにされました。しかし、ファリサイ派の人たちは、目の見えない人が癒やされたにも関わらず、彼のことを「罪人」と呼び続けることにしました。人を罪人にする、しないの判断を、自分たちの側に置いたということが伝えられているのではないかと思います。

 イエスさまは、そんなファリサイ派の人たちに、人を救い導くのにも、ちゃんとした道筋があることを「羊の囲い」のたとえによって教えられました。しかし、彼らはそれを理解することができませんでした。さらに、イエスさまは、良い羊飼いとは、羊のために命を捨てる覚悟があるものだと教えられました。イエスさまは、人々を神さまのもとへと導く良い羊飼いです。人々の罪を赦し、清くし、神さまのもとへと最後まで導き通すために、十字架から逃げることなく、命をも惜しまないお方でありました。ファリサイ派の人たちは、人々を神さまのもとへと導くのではなく、人を罪人にする、しないの判断を、自分たちの側に置く人たちでした。それが、イエスさまのお考え、イエスさまの深い愛を理解することができなかった原因ではなかったかと思います。

 

 


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明るい月

2014年10月09日 | 日記

 昨日、ドキュメンタリー映画「SAYAMA見えない手錠をはずすまで」を鑑賞してきました。映画は、仮出獄され、再審を請求し続けている石川さんとお連れ合いの日常を、飾ることなく伝えている内容でした。冒頭、70ウン歳になる石川さんが、シャツと半パンでランニングをしている姿に度肝を抜かれました。

 ちょうど、時間的に皆既月食と重なり、月食を見ることができなかったのが残念でした。帰り道、まだ赤い色をした月を眺めながら歩きました。夕食をとり、色々と用事を済ませた後、電気を消したら、外が明るいことに気がつきました。外に出てみたら、月がとっても明るかったです。映画鑑賞の帰り道、まだ赤い色をした月が薄暗かったので、余計にそう感じたのだと思います。月は、こんなに明るかったのかと思い、何だか得をした気分で就寝することができました。

 


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