花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

給水塔(らしきもの)を造りました。

2012年05月28日 09時48分32秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
もう1年以上も前の事になりますが、LGB(ドイツ製)のセェルタンカーを買った積りが「中国製のまがい物」であったお話をしました。


自分の不注意だったとは言え、そのタンカーを見るのも嫌で、足回り等は他に転用したものの、タンク本体は色を塗り替えて、そのまま放置していました。それが1枚目の写真です。
今回、このタンクを使って「ベニヤ1枚のレイアウト」に、給水塔を作ろうと思い立ちました。


ところがタンクの胴体が長すぎて、このレイアウトにはちょっぴり不釣合いだったので、輪切りにして6cm程短縮する事にしました。輪切りには直角/水平の精度の良い卓上丸鋸を使いました。使う頻度が少ないのと、手入れが悪いので鋸刃は真っ赤に錆びていて、見せられた物ではありません。


タンクの胴体を左右3cmずつ短縮する為、五つに分断しました。切り終わって判った事ですが、このタンクは左右と中央が縦割りされた4部品で構成されていました。この構造が事前に判っていたら、もう少しスマートな加工が出来たかも知れません。


五つに分断した左右と中央の部品を接着剤で結合しました。卓上丸鋸を使ったお陰で端面も精度が良く、サンドペーパーでひと擦りするだけで済みました。端面の塗装剥げは後でまた全体を塗り直す積りです。


次にタワーの骨組みです。もう少し細めの物が欲しかったのですが、有り合せのアルミアングルを使いました。結合には爺さん得意のアルミリベットを使いました。


出来上がったので、さっそく機関車の横に置いて見ました。いっその事、もう少し胴体が短くても良かったのではないかと思いました。
タンクの給水口から、機関車の受水口までは何で繋ぐのか? 今のところ未定です。取あえず高さ関係だけはつじつまの合うようにした積りです。

この前の転車台と言い、この給水塔と言い、なんといい加減な物造りでしょうか! でも当の本人が楽しんでやっているのですから、善しとして下さい。

1年の間、花咲鉄道の機関区で野晒しになっていた中国製タンカーも、ようやく居場所を得る事になりました。






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あまりにも素晴らしいので (F'Track)
2012-05-28 15:14:47
思わず、コメントしてしまいました。私ごときがこの鉄道に とやかく言うのは不適当とずっと傍観していましたが、今回の出来 あまりにも素晴らしかったので 思わず筆を取ってしまいました。出来上がった給水タンクのバランスの良い事もさることながら その加工技術にも思わず脱帽してしまいました。普段このブログの記事を見ていれば驚く事も無いのでしょうが 今回改めてその計画の緻密さ、加工精度のよさ なによりセンスの良さを強く感じまったのです。

見ている者にやる気を起こさせた一品です。
返信する
Re:あまりにも素晴らしいので (花咲爺さん)
2012-05-28 22:28:09
F'Trackさん 今晩は、お久しぶりです。
先ずは、お褒め頂いた事に対して、率直にお礼を申し上げます。お世辞半分だとしても、とても嬉しいです。
この世の中にはGゲージ用の給水塔が何種類か有るのを知ってはいますが、先立つ物が無い為、苦肉の策として中国製タンクを活用する事にしました。
実はそのヒントとなったのは、F'Trackさんのロフトレイアウトで、ボックスカーの上物を倉庫代わりに使われていたのを、以前拝見していたからです。確かその屋根に老人が載って何かやっている情景だったように思います。
今回の工作で一番苦労したのは,タンクの輪切り作業でした。いかにしてタンクの軸に対し直角に切るか? 事前に別物でテストを繰り返しました。その甲斐あって本番はコンマ代の精度で裁断する事が出来ました。(例によって自画自賛が始まりました)

取るに足らないブログですが、出来るだけ間隔を明けない様に心掛けています。また庭園鉄道も、まもなく開設して2年が過ぎようとしています。3年目も、あまり話題性は有りませんが、ぺんぺん草だけは生やさない様に頑張りますので、時々は覗いて見てやってください。

返信する

コメントを投稿