前回の続きです。
M進の場合、研究室配属の一年前くらいから、「やつはMに進む」ということを知らしめておく必要がありました。これは各大学によって違うかもしれませんが、知らしめておいた方が入試的には圧倒的に有利です。
そのため、私も知らしめる第一歩として三年までの指導教員だった以下大福先生にM進したいことを伝えました。ちなみにこの時既に落単が3科目に及んでいました。
大福先生は一瞬草餅になったような気もしましたが、気のせいでしょうか。多分気のせいではありません。成績的には歴代最低レベルが、M進したいと言っているのですから。
その後大福先生は猛反対しました。猛反対の概要と私の言い分は以下の通り。
大学院でモラトリアム期間を伸ばそうというのならお勧めしない
→そうは言っていない。国際学会とかいう華々しいところに行きたいのである(それもまたバカっぽいが)
君は成績が悪いから大学院の勉強にはついていかないのではないか
→大学院は研究機関。授業はあるが、ゼミ形式のもので学部時代と違って苦手科目の回避も可能である。しかるに問題ない。
臨床工学技士が取れないからとりあえず大学院に行こうとしているのではないか
→現段階で取れぬと決まったわけではない。(2年後期開始時点では)
このような議論の末、最終的に結論は出ませんでしたが、とりあえず私の中で大福先生が私の進学について肯定的でないことは分かりました。またその後数度の話し合いでも、落単が増えるたびに「臨床工学技士にならないから大学院に行くのではないか」という疑念はついて回りました。そしてそれに対して必ずしも「そうではない」と言えない立場に立たされ始めたのもまた事実でした。そのため大抵この話になると、どう説明を試みても言い訳めくという謎の現象が発生し、大福先生を説得することができずにいました。
しかし当初は大福先生は三年までの指導教員なのだから、4年からは研究室の先生と話し合いをすればいいはずで、この話についてうまくスルーできる(つまり大学院進学を肯定的に考えている)先生につけば問題ないと捉えていました。実際この目論見は当たらずとも遠からずで、ツンデレ二号は一度もこのような疑念を抱いていなかった、ようです。実際そのような話も出たことがありませんし。
そして幸運にもツンデレ二号にそのような疑念を抱かれることなく大学院入試の手続きを進め、「D進してみない?」ときたわけです。
うむ。
D。
いや考えたことなかった。
んー、あったかもしれないけどリスクというイメージしかなかった。
続く。
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