負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

なぜB4の1年間がキツかったと思うのか

2024-02-09 08:11:00 | 大学生向け
えー、昨日の記事ではB4の1年間が研究者の滑り出しとしていちばんキツいかもしれん、ということを少し書きました。

なぜか。

いやぶっちゃけ研究者なんていつでもキツいだろと思うかもしれませんし、否定もしませんが。コロナ禍真っ只中にB4の時期を迎えていた私のメンタル及び研究は絶頂にぶっ壊れかけてたと言うことを抜きにしても、B4はなかなかキツいです。

このキツさについて説明します。ちなみに研究者の滑り出しとして、B4から修士までを定義しておきます。博士はもう研究者の一員として多くの学会でみなされますからね。

・「学習者」から「研究者」にならなければならないから
卒研前を除けば多くの人がそれまでは教授の話を聞いて学んで、単位を取ればいいと言う学習者の立場です。ただ卒研ともなると自分自身の結果をなぜかと振り返り、時には卒研であっても論文にすら載っていないような結果が「失敗か成功か」考察しなければなりません。ゼミでのディスカッションはそれまでにはなかった双方向で、「教授ってこんなに頭よかったのか」または「教授もわからないのか」という事態に直面するハメになります。この急展開についていけるかがうまく研究に乗っかれるかの要だと個人的には思っています。

・一年でそれなりの形にしなければならないから(あとにも先にもここだけである)
私が一番キツかったのはこれですね。一年という限られた時間でそれなりの形にするというのは後にも先にもここだけです。修士は2年、博士以降はプロジェクトにもよりますが1.5から2年、または3年、4年と長期的に一つのテーマ(博士以降は同時進行で複数テーマを持つ場合が多い)を研究できます。私自身はコロナ禍でもあったので実質最初の半年がなく、残り半年で実験から論文執筆までやりました。こうなるともはや精神面より身体面が辛かったです。身体バラバラになるかと思った。

今、新4年生たちがそろそろ配属前の試練になっていたり、本配属になっていたりすると思いますが、最初の1年を頑張るんだみんな。そこからは多少きついかもしれないけど、研究自体にもなれてきて楽しい日々(研究が好きなら)になるぞ。

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