愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

クロちゃん後の西子

2006年03月26日 | 西子
 猫おばさんとのお茶も終わり、帰路、クロちゃんに別れの挨拶。うちを出るときに、猫缶を1缶食べたにもかかわらず、猫おばさんの差し出した猫缶にパクつくクロちゃん。やっぱり只者ではありませんでした。
 そんなクロちゃんを見つつも、僕はすっかり意気消沈してしまった西子が心配でたまりません。とにかく、しばらくは西子のご機嫌をとることに専念しなければ…。ということで、帰りに吉祥寺のユザワヤにより、西子の大好きなボールを購入(ちなみに、このボールは『ラメボンボン』という名称で売られています。このとき購入したボールのひとつが『ごはん??』でご紹介した西子に食べられたボールです)。12色あるすべてを買って帰り、帰宅と同時に「ほら~西子、たくさん買ってきたよー」と言いながら、猫ベッドで寝ている西子の前にバラバラっと撒き散らしたのですが、鼻をヒクヒクさせるだけで、いつものノリがありません。「西子、ごめんよぉー。ラメボンボンで勘弁してくれよぉー」という僕を無視するかのように、背中を向けて寝ています。なーんとなく後ろめたい僕。何だか浮気がばれて、肩身が狭くなったような気分です(といっても浮気したことはありません。念のため)。
 しかし、このまま手こまねいている飼い主・たっちーではありません。西子の大好きな胡坐の膝で、いつもより長い時間、身体中を撫でたりしていると、だいぶ落ち着きを取り戻し、数時間後には「あおーん」が復活。「それそれ、その『あおーん』がないと西子って感じがしないんだよね」といいながら頬ずり。でも、いつもよりだいぶ控え目の回数で終了する『あおーん』。やはりショックは相当大きいようです。
 僕の部屋は、玄関を入ると右側が台所・左側がユニットバス、5.5畳のフローリング、6畳の畳の部屋という造り。クロちゃんには、昨夜は5.5畳のフローリングの部屋で過ごしてもらったので、至る所に匂いが染み付いているようで、フローリングの部屋には近づこうとしません。『あおーん』の復活から程なく、ノリが悪いながらも新しいボールで遊び始めたのですが、ボールがフローリングに入ると、追うことを止めてしまいます。でも、フローリングの奥にあるユニットバスに猫トイレを置いているため、トイレに行くためにはフローリングの通過は不可避。そのためトイレの行き帰りはダッシュ。「もう、クロちゃんいないから大丈夫だよー」といっても聞き入れる様子はありませんでした。このダッシュが小走りに変わり、後に歩きに変わるまで10日ほどを要しました。さらに、すっかり落ちてしまった食欲が戻るのに1週間ほど。僕と西子にとって、まさに一夜の台風のような出来事でした。
 「やっぱり、原則は一人一猫だよなぁー」と実感したのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする