愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

2023年 アジサイ

2023年05月30日 | たっちーの部屋

5月の東京は夏かっ!と思うような暑い日があったり肌寒い日があったりとなんともヘンテコな気候でした。

ヘンテコであっても季節はめぐり、梅雨がやってきました。

気象庁は5月25日の午前11時頃、山口県を含む九州北部と四国、中国、近畿、東海のあわせて5つの地方で「梅雨入りしたとみられる」と発表したと報じられました。

関東は梅雨入り宣言はまだのようですが、今週の天気予報をみると雨の日が多くなっています。

街中では梅雨の到来に合わせて、アジサイを目にすることも増えています。

ということで、今年もわあんとアジサイのコラージュです。

雨が続くとうっとおしいなぁと感じてしまいますが、街中に咲いているアジサイに気づくと少しは気がまぎれるのではないでしょうか。

ちなみに今回ご紹介したアジサイは、すべて東京都新宿区内で撮影しました。

信号待ちのときなど、ふと視線をいつもと違うところに移すと「あれっ、こんなところに?」みたいな発見があるかもしれませんよ。

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招き猫誕生悲話(薄雲説)

2023年05月10日 | たっちーの部屋

ゴールデンウィークに『江戸にゃんこ 浮世絵猫づくし』を観てきました。

そこで、目を引いたのが薄雲大夫ととにゃんを描いた作品。お互いが愛おしそうにしています。

薄雲さん、かなりのにゃんこ好きですが、それもそのはず。この薄雲さんとにゃんこをめぐる出来事が招き猫の由来との説もあるのです。

以前もまとめましたが、招き猫誕生には諸説あります。もっとも有力と言われているのが「豪徳寺説」。徳川家康に仕え、徳川四天王のひとりとして名を馳せた井伊家に纏わる話。有名なひこにゃんは招き猫と井伊家の関係から誕生したキャラクターです。

招き猫誕生の諸説の中で最大の悲話と言えるのが薄雲説です。

どんな話か――いつものように都合よく加工しながら紹介します。

太夫という遊女として最高ランクに君臨していた薄雲さん。簪もにゃんこをあしらったものを使うほどの大のにゃんこ好き。「玉」と名づけたにゃんこと暮らしていました。

薄雲さんがあまりにも玉をかわいがるもんですから「オレもにゃんこになりたい!」などと言い出すお客さんもいたそうです。

しかし、見世(遊女が客を待ち居並ぶ座敷)の人たちは、薄雲さんのあまりのにゃんこ好きに「太夫は化け猫に取り憑かれたのでは?」などと心配。このため、いろんな方が薄雲さんから玉を引き離そうとします。

薄雲さん「太夫がにゃんこ好きってそんなに問題ですか?」

見世の人「フツーは問題にならないけど、薄雲さんは特別だよ。だって、いつだって玉がすぐそばにいるじゃないか。それじゃ商売にも差し支えるってもんだ」

薄雲さん「あら、玉はお客さんの邪魔をすることなんてありませんよ。ねぇ、玉」

玉「にゃーん!(そのとおり!)」

なんてやり取りがあったかどうかはわかりませんが、薄雲さんも玉を離さず玉も薄雲さんから離れずですからどうしようもありません。

そんなある日、薄雲さんがトイレに入るときまで玉が離れようとしません。

にゃんこが離れずに太夫がちっこ漏らしたなんてことになったら評判がガタ落ちです。その様子をみて、日ごろから太夫と玉を引き離したいと思っていた見世の人は苛立ちを爆発! こともあろうに刀を持ち出して玉の首を斬ってしまったのです。

切り落とされた首は、そのままトイレに侵入。潜んでいた大蛇の頭にガブリと噛みつき撃退すると、玉は安心したように息を引き取りました。

あまりの出来事に悲しみに打ちひしがれる薄雲さん。お寺に猫塚を建て玉の像を奉納しますが、悲しみは癒されません。

見かねたお客さんが、長崎から30センチほどの伽羅の銘木を取り寄せて、在りし日の玉の姿を彫ることにしました。

「どんなポーズて彫ろうかなぁ〜。縁起のいいポーズにしたいなぁ〜。おっ、そうだ! 玉の石像も手を挙げているし……」

ということで決めたのが「狐が顔を洗うために左手で耳を触ればお客さんが来る」という中国の故事の狐をにゃんこに置き換えたポーズ。そうです! 招き猫ポーズです!

彫り上げられた玉の像を、薄雲さんは大事にしていました。

その後、薄雲さんは身受けをされて吉原を去りますが、死後に玉の木彫像をお寺に奉納。それをモデルに今戸焼で再現して販売したところ大好評に。連日「招き猫は完売しました!」という看板を出すほど……だったかはわかりませんが、庶民の間に浸透。こうして、招き猫が誕生し広がったというのです。

しかし、ここでいくつかの疑問。お寺に奉納されたという玉の石像はだいぶ破損していますが、すでに左手を上げています。この石像はいつできた? 木彫の玉は左手をあげていますが、今戸焼の招き猫が上げているのは右手。中国の故事が元ネタなら左手でなければいけないはずなのになぜ変わった? また、玉は三毛猫だったとのことですが、浮世絵のにゃんこは白黒。今戸焼の招き猫にも三毛はいないような? 

などなど……。まぁ、誕生説が定まらず、ミステリアスなところが残るのも伝説の主人公がにゃんこならではなのかもしれません。

ちなみに、今回の写真は出張先の長崎で見かけたにゃんこ。残念ながら、どちらも尾曲だったかは確認できませんでした。

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声が変?

2023年05月07日 | キジロウ

ある日のキジロウ。ご飯をねだる鳴き声が明らかに変。「にゃーん」ではなく「はぁーん」という感じのハスキーな声色になっています。

早速、病院に連れて行ったところ、原因は特定できませんが、喉が炎症を起こしているとのこと。口内炎が広がった?とも考えられそうですが、同時にやや食欲が落ちていることが気になりました。

このため、病院で高カロリーの猫缶を勧められて購入。キジロウも珍しい猫缶に早速反応しておいしそうに食べています。にゃんこの食事も人間の食事もおいしい物は高カロリーということは共通なのもしれません。

さらに高カロリー猫缶に高カロリーエナジーちゅーるをかけるという贅沢な食事を提供。まさに、高カロリー×高カロリー=おいしい×おいしい、と究極ごはん!痩せて体力が落ちることを心配してのことでしたが、かなり気に入ったようで、毎日、帰宅すると「はぁーん」を連発して食事をねだるようになりました。

その都度「キジロウ、君は知らないと思うが、その昔、ハスキーな声で歌う『もんたよしのり』さんという歌手がいてなぁ…」などと話しながら食事を与えています。

食欲が戻ったことは歓迎なのですが、世間が物価高騰に見舞われる中、わが家のニャンゲル係数が大幅に上昇、飼い主の財布を直撃しています。

しかもわおんとは裏腹に食事の量の割に体重がなかなか増加せず。

悔しぃ…、デブらせたい…。

写真はパソコンの上でちんまりするキジロウ。テーブルに置きっぱにしたまま、寝る人が悪い?

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わおんが11歳になりました!

2023年05月05日 | わおん

本日、誕生日(仮)を迎え11歳となったわおん。

最近は、体重増加計画の過度な成功によって、スリムだった若かりしころを想像できないほど、その腹部がぷにぷに変貌。しかも、どちらの波及効果かは不明ですが、なぜかその変貌の状況と時期がわが連れ合いとリンク。

「なんで、同じようなタイミングで丸くなるのかなぁ。体系ではなくで性格が丸くならんもんかなぁ」と両者の後ろ姿を見てため息をつくたっちー。そんなたっちーを諭すような眼差しでみつめるキジロウ。残念ながら理想と現実は常に乖離を続け、交わることはないようです。

とはいえ、わおんもやや体重を持て余しているようで、以前はすんなりの飛び乗っていていた場所も助走をつけるようになっています。 先日は助走を忘れてジャンプしたところボテってという感じで落ちているところを目撃。

「わお〜ん、にゃんこ的に今のはまずいんじゃないか?」 というと「見たわね」みたいな感じでチラッと視線を向けた後、気まづそうに去って行きました。 来年の誕生日に向けて、少しダイエットしようね!

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