愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

大物? おバカ?

2011年04月10日 | キジロウ

 

東日本大震災発生時のわが家。お義母さんとキジロウでお留守番でした。

お義母さんは大きな揺れに動揺し、キジロウを連れて屋外に逃げようと思ったといっていました。しかし、そのキジロウ。押し入れベッドで丸くなったまま。まん丸の目で慌てるお義母さんを見つめ「どうかした?」って感じだったそうです。

「猫ってこんなもの?」

と思って周囲の猫飼い主に尋ねたところ、そうでもないようです。

「3月11日の地震の際には、びっくりして驚異のジャンプ力を発揮したらしく、天袋に入いたものの出られなくなった」

「3月11日以来、エリアメールやテレビの地震速報の音に怯えるようになった」

など、かなり敏感な反応をしている猫たちがむしろ多数派のようです。

近所のペット用品屋さんでは、3月11日の地震にびっくりして家を飛び出した「尋ね猫」の張り紙がありましたから、一般的には地震が猫たちに与える心理的な影響は多大なのでしょう。

そんな猫たちをよそに、わが家のキジロウ。先日発生した大きな余震の際も、ちょうど揺れている最中に帰宅した僕を、いつものようにテーブルの上にちんまり座って見つめたまま。地震よりも僕が帰ってきたことの方が気になっているようでした。

そういえば、中越沖地震ときなどは地震発生の数日前からノラたちが姿を消したなどというニュースがあったような…。どうやらキジロウはいつの間にか、すっかり野性味を失ってしまったようです。そんなキジロウってとっても大物? それとも単なるおバカ? う~ん、どちらかというと後者のような気がする…。

コメント (5)
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お詫びとお礼

2011年04月10日 | 西子

「幸せな猫ちゃんだったわね」

『猫の病院』で先生のアシスタントをしていた女性に言われた一言で、何だかとっても救われた気がした。

西子が亡くなってからもうすぐ3カ月。忙しく過ごしていたら3月11日に大震災が起きた。未だに不自由な生活を強いられている方々もたくさんいる。

多くの命も失われた。唯一無二である命。残された者は、唯一無二の命をこれからも生き続ける。

生き続ける命は失われた命に支えられながら、泣いたり、笑ったり、くじけたり、がんばったり、怒ったり…。

がんばらなくてもいい。でもあきらめず一歩ずつ、少しずつ。

命は、存在するだけで価値があり意味がある。

 

コメントに返事をしようと思っていましたが、思いのほか多くの方々にたくさんいただいたので出来そうもありません。この場を借りてお礼とお詫びをさせていただきます。申し訳ありません。そして、どうもうありがとうございます。

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