狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

古色蒼然たる石仏を見る

2014-02-28 | Weblog

    房総ぶらぶら歩き その2


     人の行く裏に道あり・・・・・という
     雛飾りで華やぐ 神社とは間近の寺院に静寂とやすらぎを観る
 
    「雛人形はありません」との張り紙がある
     嘘のように静まり返った庭内に 適度に古びた さらにそれを幾分通り過ぎたような 石仏がいくつか
     きらびやかな雛人形を見た後だけに それが何とも ゆかしく感じるのは 
     当方もまた人間が古びた証拠かもしれない



        こちらにも 確実に春が忍び寄ってきているようだ

   

月の砂漠と雛人形と狛犬と出会いの旅

2014-02-26 | Weblog

 房総 ぶらぶら歩き その1


                                       御宿 月の砂漠 にて

      山歩きから 遠ざかること数週間 心身とも穏やかではない
      ストレス解消に小さな旅に出る・・・・といっても隣県 千葉だ
      とりあえずの目標は千葉市美術館の企画展に
      膨大な浮世絵を堪能
      さて、この先はこれといった目的はない 
      気まま旅はとりあえず千葉市内にそして何の当てもなく御宿に宿をとる
    
      必然的に 足は狛犬と石仏に向く 何の予備知識もなしに それらしい匂いにつられて
 







      千葉市内、館山、勝浦とJRの旅、内房から外房と 狛犬と石仏を求めて一周 帰路 いすみ線に寄り道

      勝浦遠見岬神社 いわくありげな神社 狛犬を期待したが 何と石段はおびただしい ひな人形で占拠されている
      この時期 かしましく喧伝されている「Big ひな祭り」 ここがそれだった
      
      狛犬はどこだ 探せども見当たらぬ すごいのがありそうな気がする いや、きっとあるはずだ
      捕らぬたぬき ならぬ 撮らぬ狛犬の皮算用をはじくも あきらめるしかない
      市を挙げての お祭りらしい 素直にその中に埋没されるしかないようだ
           
  
      

   
     
    

ヨコハマ 青い目の石仏(像)に出会う

2014-02-19 | Weblog
     外人宣教師二人、流暢な日本語で 英会話のお誘い
     君達にもう半世紀早く出会ってたら 今、このブログも横文字で。。。だったかも

     今日出会った石像 彼らの国では何と総称するのだろうか ほとけ(仏)ではない(神)か

     そのシンプルさは 深みにおいて我が方の観音様とは まるで異なるのだが





不謹慎にも同列に  赤い靴はいてた女の子も    青い目をしたお人形も         そして・・・・・・。
      
     

 アート・・・・・・のようなものを見る

2014-02-11 | Weblog


   
    寒さに丸まってはいられぬ 春の走りでもないかと ちと遠くまで足を伸ばす


    建物の壁面を飾る彫り物の面白さに魅かれ 無作為にあれこれと。。。

    建築家の意図が 那辺にあるかは知る由もない
    同一敷地内だから 何か訴えたいものがあるのやら無いのやら

    こちらは 意図明らか 春待ち顔に そろりそろりと 春に先駆けての梅の花
    東風吹かば 匂いおこせや いやまだ早いか あいにくの北風の中だった



    いずれも 東京・国立(くにたち)一橋大学 構内で寫す 春は名のみの寒い一日 
    
    これも アート?? おまけです 

雪の朝 石仏を観る

2014-02-09 | Weblog
   
           東京に およそ20年ぶりの大雪が降りつつある日の朝
           石仏を訪ね足を運ぶ
           靴が半分ほど没する程度 
           これ以上になると身動きが取れなくなる その前に・・・

           不急、不要の外出は控えてくださいとラジオはさかんに警告する
           もちろん 急ぐわけではない 必要なわけでもない
           ただ なんとなく血が騒ぐだけだ




     山門も早、雪に覆われている 本堂の大屋根も降りしきる雪にかすむ


      すべてがモノクロの世界の中で 目指す石仏は心なしか悲しげに首うなだれて鎮座
      我らに替わって この世の苦しみを一身に 引き受けてでもいるかのごとく


                                  2月8日 午前10時 さいたま吉祥寺にて



番外・雪の朝(あした) 小鳥とあそぶ

2014-02-06 | Weblog
          
           見慣れない小鳥がちょろちょろと
           手入れの行き届かない冬枯れの我が家の庭に
           太っちょ雀かと、無視を続けるもどうも違うよう
           つい遊び心からカメラを構える
           とっさのことだ長いレンズも 勿論遊び故、三脚の用意もない

          
         不動の石仏撮りにゃ       こら動くな
         何とも落ち着かない       俺の城中だと言うに
         めまぐるしい動き         城主に 尻をむけるとは失礼な

  
うん。それでいいイヤ目が死んでる目が命は石仏も鳥も変わるまい  やっと理解してくれたよう かわいげなポーズ

           昨日のことである
           雪はやんだが 底冷えのする寒い一日 
           室内でパソコンとたわむれる 横着な一日
           

閻魔大王 つぶやく

2014-02-03 | Weblog

「相も変わらず いやな世の中だね この世は嘘つきばっかりだ」    「ほんとにもう 頭が痛いよ」


「みんな 地獄に落としてやる」  「真っ当に生きて 極楽へ行ってくれりゃ良いんだが」
「そう言ってもなぁ地獄も手一杯だ」
       


       雨予報で 山歩きを断念した一日
       練馬高野台 長命寺で遊ぶ 
       地蔵菩薩の化身たる 閻魔石像が ずらり並ぶ
       石仏の宝庫 好きなところだ