狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

越生 最勝寺の石仏

2011-05-31 | Weblog
【サンデーハイキング】5・29 雨中 越生の林道を歩く  



      石仏の豊かな街道だ 雨の中、新緑の林道を歩く 道のあちこちに 苔むした石仏を見る

      静かと、言いたいが 傘に掛かる雨音は結構、耳にうるさい

      そんな中、いくつかの寺院を見て回る 晴天とはまた違った風情を楽しむ
      中でも最勝寺の石仏が 古いものではなさそうだが その表情の愛らしさに魅せられる

      門前の六地蔵 よく見れば その頭部には 大日如来が鎮座 初めて眼にするものだ
      
      ずらり並ぶ地蔵尊 すまし顔ながら 見れば愛嬌たっぷり。。。




      こんな機会でもなければ素通りしてしまいそうな 境内の片隅だが
      ゆっくり楽しませてもらった

雨を逃れて山里に巨樹を見る

2011-05-23 | Weblog
 
                                六万部塚から 伊豆ケ岳 方面を見る
                            
【サンデーハイキング】5・22 六万部塚と上谷の大楠  

 昼からは雨模様とか 無理するには及ばない行ける所まで  いつもの相棒との気楽な 山歩き
 当初は 六万部塚から 上谷の大楠を経て雨乞山そして城山まで小さな山を拾っていく計画

 昔、12万部の経典を運んできたものの 山の険しさにに耐えられず 途中でその一部6万部を
 この地に納め また2万部を別の地に収め 結局、4万部を目的地に納めたという
 秩父三十四札所一番 四万部寺がそこだと言う

 六万部塚を敢えて 裏側、急斜面から攻める 
 期待したヤブコギにはならず ガレ場の 登りはやたら疲れる 
 たどり着いた山頂には 小さな碑が二つ かろうじて・・・・六萬・・・と読めるから間違いなさそう

  

 あきれるほど巨大な 楠木 樹齢千年 幹周り15㍍ 県下最大 全国でも16位と看板に表記ある





 ここまできたところで いよいよ雲行きが怪しい 気温も急速に下がって 撤退を決める
 最短コースを 越生梅林まで降る


珍しや 蒟蒻の花   捕獲されたアライグマこのあたりでは害獣だ  素朴な石仏もうれしい

 珍しいのが咲いてるから寄ってイケヤの声、アライグマ捕まえたから見ていったら
 土地の人が声をかけてくれる ハイキングとしてはこころざし半ばながら 山郷の風物と人情にふれ
 存分に楽しんだ山旅だった

 越生梅林jから折りよくやってきたバスに乗って 帰路に着く 駅に着いたときにはどしゃぶりの雨
 順調に予定を消化していたら山中でこの雨に遭遇するところだっと 幸運に胸をなでおろす。

  
 
 

花と石仏 行脚  5・19 安行にて

2011-05-19 | Weblog


新緑まぶしい 『花の里』 川口・安行を歩く



      木の根に抱きかかえられた 地蔵尊が御覧いただけるだろうか
      窮屈そうでもあり、居心地よさそうでもあり 地蔵の心境はいかに
                                        安行 興禅院 にて



      寡聞ながら もみじの木に 花が咲くことを知らなかった
      薄緑の花がやがて 薄桃色に なんとも愛らしい
                                        安行 小林もみじ園 にて

 花と石仏との出会いを 折りにふれ 報告することにする  今後とも ご笑覧いただければ 幸いです



 


急登・急登そして急下降

2011-05-17 | Weblog
【サンデーハイキング】5・15 ツツジ山から正丸峠へ 

ハイキングに当たって 参考にする地図に昭文社発行の 山と高原地図がある
ここで実線であらわされているルートが一般登山道、 破線で表されているルートは何らかの理由で
若干難易度が高いコース そして地図上に名前や標高があるも ルート記載ないコース
これがヤブコギを強いられたり がけにぶち当たったりするコースだが 夏場は敬遠したいところ

今回は破線コースをツツジ山へ向かう 879メートルの峠まで一挙に起伏の激しい 道をひたすら行く
前々日に30キロほど歩いた膝には かなり過酷

途中、鹿の出迎えを受ける 前々日は猪と遭遇している 折から飛び交う蝶々と 猪鹿蝶 揃い踏みだと
軽い冗談で 難所を乗り越える

これだけ歩けりゃ 膝、足,腰 完全復活だと大いに自信を持った次第




虚空蔵峠の石仏 お顔が無残                正丸付近で 痛みが激しい 合掌


    デジカメを忘れ、ケイタイによる写真 いつもに増してのボケ・不鮮明ご容赦ください

大菩薩・小菩薩

2011-05-06 | Weblog



【サンデーハイキング】5・4~5  黒川山、鶏冠山 から大菩薩へ 


薫風の中 立ち登る霧さえも 御あつらえ向きの演出のよう
地図と磁石とをにらめっこしながら ヤブの中を歩き回る日ごろの歩きを一転、爽やかな草原散歩
大菩薩連嶺 の五月を楽しんだ


  黒川山の三角点   なぜか標高2000㍍のポールもたっている   何にもない大菩薩嶺山頂


大菩薩峠 介山荘前 ここで予定の小菅の湯への下山路が閉鎖中と知る 
今回の目玉だったのだが 自然災害には勝てない 急遽、一般道を下り 早々の帰還となる






   宿泊の山小屋 丸川荘親父の芸術的?な 仏像たち
   ここでは ランプと薪ストーブと 親父との暖かなふれあいが なんともうれしく 癖になりそう


   大菩薩 仏像好きにとっては 諸所に見られる 小菩薩とでも言いたい仏さまにも癒される





   太古から 動かぬ地形と 霧に育まれた コケが まばゆいほどの美しさ



   いつか そう、秋にでも また来たくなる予感の やまたびだった。



金昌寺へ

2011-05-03 | Weblog
相棒が 外武蔵七峰縦走に参加 あなたはやめたほうがいい との一言で 先週は別行動
2週間ぶりの ハイキングは当方の勝手希望で金昌寺での石仏撮影の山になる


【サンデーハイキング 】5・1 日向山から金昌寺へ 

西武線 芦ヶ久保駅からテクテクと 我等には珍しいヤブコギのない一般道の歩き
途中の山道からは残りの桜が 痛々しくも雄々しい武甲山を背景に・・・。





日向山と思しき山の山頂 但し、国土地理院の地図の位置とは場所も標高も幾分ずれている
手書きの「日向山」「633M」の文字を信じたのが間違いの元 常に読図を頭にして歩くわれらはここで
現在地を誤り 結局、今日も若干ながらのヤブコギに


それでも 相棒の読図力と磁石に助けられて ほぼ予定時間で目的地に。
昼過ぎには一時 雨との予報は外れ 到着時には薄日さえも 神様だか仏様だかに感謝。



石仏写真 シャッターを切ること数十回 心行くまで撮影 
このうちの何枚かは 7月の写真仲間の展示会に 出品される予定。