狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

川越 四景

2015-01-27 | Weblog
       故あって川越を再訪 今回もまた 楽しい出会いが そのいくつかを紹介する 
       

 その1 働き者の仔犬
       
       用事を済ませ あとは自由時間 好きなところを廻り歩く
       まずは蕎麦屋で腹ごしらえ 可愛い出迎えを受ける

 その2 県下 最古の狛犬に 再会

       川越東照宮 明暦二年 時の川越藩主 松平伊豆守信綱が 江戸城二の丸東照宮から   
       はるばる 舟で運んできたという

 その3 柿本人麻呂神社の狛犬・再会

       万葉の歌人 柿本人麻呂を祭神とする神社(末社)が川越氷川神社にある
       人麻呂の子孫がこの地に移り住んだとの機縁から 関東にはめづらしい人麻呂神社が 存在するらしい
       享保3年建立 江戸付き尾 素朴な作りに好感が持てる 好きな一品

 その4 メタボの弁天様

       川越熊野神社境内 縁結びの神さま 銭洗い弁天
       しきりに拝む人がいるも いずれも今の私には縁も円もなさそう

                     1月26日 曇天ながら暖かな一日

狛犬 その黄金の眼と赤い口

2015-01-16 | Weblog
    
       狛犬に魅せられて 撮り歩くも
       いつもいつも気に入りのに出会えることが そうそうあるわけではない    
       中には なんでこんなのが・・・と、思わせられるのに出会うことだってざらにある
       これもその一つ
       黄金の眼と赤い口 それがなければ(恐らく建立の江戸・弘化年間にはなかったのだろうが)
       誰がどんな理由で彩色したのか
 
       その美意識に首をかしげるより 怒りをおぼえる

    
       明治の御代に 東京の鎮護と万民の安泰を祈念して定めた「江戸10社」 その一つに
       なんで???と思うは 私だけだろうか。
                             1月16日 晴れのち曇りの暖かい日に 文京区白山辺りを歩く
 
    



やぼてんの狛犬

2015-01-13 | Weblog
    大田蜀山人が野暮と谷保を掛け 《神ならば 出雲にゆくべきを 目白で開帳 やぼのてんじん》
    目白で出開帳の 谷保天神を詠んだのが 今に伝わる 谷保天神=野暮天 命名発祥説の真相のようだ
    そんな谷保天満宮に詣でる


    何はともあれ狛犬に見参 野暮どころか なかなかの風格だ

    この宝物殿には 国宝の木造狛犬が 鎮座しているはずだが 鍵が掛かっていて入れない
    赤い袴の巫女さんに 拝観を交渉してみる
    開館は日曜、祭日のみ それもここ当分は 開けないとの素っ気ないご返事

    野暮なこと言わんと 頼みますよとおがむも つれない態度

    正月早々天神様に逆らうわけにも行かず やっぱりヤボテンだわ と、心の中で毒づきながら
    今日のもうひとつの目的 谷保駅から矢川駅までJR南武線ひと駅のウヲーキングに切り替える

    途中《くにたち市郷土文化館》で見た ポスターにて国宝狛犬を見た気に強引に思い込み しぶしぶ我慢する
    これが国宝の狛犬らしいのだが 写真の写りが悪いので 思いっきりパソで修正
    なんとなく本物らしくなったが やはり 実物が見たい気持ちは抑えがたい
    不満といらだちの残る 一日の散策。。。
         
                   1月13日 快晴無風 3月ころの陽気と天気予報のお姉さんが言う日に
     
    
    
    
    

ロウバイを見ながら

2015-01-08 | Weblog
     
    正月の怠惰な生活を反省しつつ
    寒さを おして 川越の寺巡り
    そこで 早咲きの蝋梅を見ながら考えた

    流石にここまで行ってないがこんな生活を続けたら今に・・・。 無理してここまでしなくてもいいが・・・・。
    そんな時に狼狽することだけは 勘弁して貰いたい

    体調維持に せいぜい頑張ろうか

    何はともあれ 我が最大の良薬 歩け・歩け だ。 
                                   1月7日 薄い日差しと寒風の中で     

トーハクでトーハクを観る

2015-01-03 | Weblog
      翻訳すると《東京国立博物館で長谷川等伯を観る》と、なる
      「博物館で初詣」の企画を見に出かける
      と、言っても興味はは等伯の国宝・屏風絵
      松林図屏風は、安土桃山時代の絵師・長谷川等伯の代表作

      これを見たさに出かける 難点は想像されるチケット購入の行列
      だがこれはあっさりクリア『高齢者』は無料、チケット購入不要
      日頃なんで俺が高齢者だと息巻くのだが都合よく特権を 長蛇の列を横目に見て
      即時入場

    
      これが目的の屏風絵 ガラス越しにして頭越し
      ちとお解りにくかろうと 失礼してネットから拾う



      広い「東・博」を全て見るには時間が足りない 無料となればいつでもこられる
      これだけ見て今日のところは 帰ることに

      帰りがけに 狛犬の大先輩たちを見る


      大変失礼!これは撮影禁止だった《謝》

                                   1月2日 うすぐもり 冷たい空気の中で