狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

玉蔵院に  桜前線接近

2016-03-23 | Weblog



       花曇りの午後 玉蔵院の桜はいかがかと 所用ついでに立ち寄る
   開花にはまだ早いかなと思いつつも

   案に相違して 早、八分咲きと言ったところか
   決して広いとは言えぬ 境内に気の早い写真愛好家や スマホカメラレデイ? が 引切り無しに

   明日からは 寒の戻りが予想されていると言う
   おかげで 満開までにはこの状態で数日 楽しめそう 

   日の暮れ頃には 冷たい風が・・・予想通り明日からは 気温が下がりそう

   まいとしよ 彼岸の入りの 寒いのは 子規  母の口癖をそのままに とか      

 
       

                  3月23日 さいたま市浦和区 玉蔵院にて

 

   

 

 


西方寺(東京杉並)の石仏

2016-03-19 | Weblog
           杉並区梅郷 この辺りは 寺院がたくさん集まっていて
    石仏好きを飽きさせない寺町だ
    それぞれが かつて浅草や四谷あたりにあったものが 区画整理での移転とのこと
 
    西方寺 四谷追分からの移転に当たり 集められた石仏を自然の岩山を模した小山に
    あつめ祀ってある その数40体ほど
 
    彼岸の一日 これを訪ねる  
      
 
 
 
               
 
 
   一昨日の訪問だが 所用で留守をしたため 遅れての掲載
   3月17日 陽春の陽ざしを浴びて 地下鉄新高円寺駅から の石仏訪問の途次に


 腰痛退散 祈願

2016-03-16 | Weblog

 

  腰痛と下肢の筋肉痛が しつこく続いている

  ・医師の言うことをよく聞いて
  ・あせらず
  ・ゆっくり直したら
  ・素人判断は禁物だ
  ・無理するな

  友人からは こんなありがたい忠告を頂く も。。。。。

  足腰の痛みは 歩いて直すに限ると 頑固にも思い込む

  そこで 近場を行くことに 往路はバスで 帰路は足でと決め 歩き始める

  ふと、バス車窓に 神社を見かける

  即、途中下車を決める



     なんだ これは 小さなお堂に不釣り合いな 立派な獅子山の 狛犬
   御由緒書 には《近在の人から腰から下の病、足の神として信仰が篤い》と、ある
   偶然とは思えぬ 神の御導き? 早速参拝
  

 

   病気平癒の願掛けに際に際しては 鉄製や藁製のわらじを社殿に奉納する習わしとか



   そんなものの持ち合わせはない
   足腰の痛みが去ったら スリッパやらサンダルを奉納しに来ようか

   ひと晩経った今現在 神仏のご加護か薬効か 腰痛はほぼ消えた
   昨日 調子に乗って歩きすぎたか 下肢筋肉の痛みは 続行中

   現代医学でも盲目的な神頼みでもどちらでもいい 早く完治してもらって 春を謳歌したいものだ

             3月15日 北風の寒い日に 新井宿(川口)子日神社にて

   

 

 


王子の狐

2016-03-04 | Weblog

に 

     どうです このにこやかな顔

     稲荷の狐だって 何も目がつりあがって 口が耳まで裂けているのばかりじゃ無い
     こんな たれ目でニタリと笑って 愛嬌たっぷりなのだって いるこたぁいるもんです

 

     近寄ってよく見てみる なかなかの好男子(?男)横顔も凛々しいじゃないか

ここには こんなのもいる 他にも可愛げな 稲荷がたくさん・・・。
 

      もちろん 神社だからこんな お馴染みのも

 

    だけど こんないかめしい顔で 頑張ってられちゃね たまにゃにっこり笑った狛犬にも
    お目にかかりたいものだ

                3月3日 ひな祭りの日 王子稲荷神社にて

 

 

    落語「王子の狐」の舞台 狐の母子が住んでいたらしい巣穴もある

   蛇足ながらあらすじを

   出来れば文章でなく せめて映像をご覧いただきたいのだが 

   それも極め付き 志ん生のを ユウーチューブで視聴可能。

 

ある男、王子稲荷に参詣した帰り道、一匹の狐が美女に化けるところを見かける。

どうやらこれから人を化かそうという腹らしい。

そこで男、『ここはひとつ、化かされた振りをしてやれ』と、大胆にも狐に声をかけた。

「お玉ちゃん、俺だよ、熊だ。よければ、そこの店で食事でも」と知り合いのふりをすると、

「あら熊さん、お久しぶり」とカモを見付けたと思った狐も合わせてくる。

かくして近くの料理屋・扇屋に上がり込んだ二人、油揚げならぬ天ぷらなどを注文し、

差しつ差されつやっていると、狐のお玉ちゃんはすっかり酔いつぶれ、すやすやと眠ってしまった。

そこで男、土産に卵焼きまで包ませ、「勘定は女が払う」と言い残すや、図々しい奴で狐を置いて帰ってしまう。

しばらくして、店の者に起こされたお玉ちゃん、男が帰ってしまったと聞いて驚いた。びっくりしたあまり、

耳がピンと立ち、尻尾がにゅっと生える始末。正体露見に今度は店の者が驚いて狐を追いかけ回し、

狐はほうほうの体で逃げ出した。

狐を化かした男、友人に吹聴するが「ひどいことをしたもんだ。狐は執念深いぞ」と脅かされ、青くなって翌日、

王子まで詫びにやってくる。

巣穴とおぼしきあたりで遊んでいた子狐に「昨日は悪いことをした。謝っといてくれ」と手土産を言付けた。

穴の中では痛い目にあった母狐がうんうん唸っている。

子狐、「今、人間がきて、謝りながらこれを置いていった」と母狐に手土産を渡す。警戒しながら開けてみると、

中身は美味そうなぼた餅

子狐「母ちゃん、美味しそうだよ。食べてもいいかい?」

母狐「いけないよ!馬の糞かもしれない