狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

虚空蔵尊(生越)

2015-04-30 | Weblog

     
      虚空蔵菩薩
      
      この菩薩を念ずれば 記憶力がよくなり 忘れず 願い事はすべてかなう
      何ともありがたきことよ
 
      物覚えがめっきり悪くなったわが身には うってつけではなかろうかと思うのだが
      このご利益をいただくには とてつもない修業が必要らしい
      かの弘法大師空海や日蓮も 励んでそれを得たという 
      愚かなる凡人である 私ができる技ではなさそう

      せめて 心を込めての参拝でいくらかなりともと、思うのさえ僭越か

      ともあれ 長い石段をあがり 石像を拝むことにする

 
      普段見慣れた狛犬のある位置には 牛と虎で 一対の石像が
      虚空蔵が 丑(牛)寅(虎)年生まれの人の守り本尊との由来かららしい
     
      菩薩にていねいに お願い事をして 少し頭がよくなったような気分で帰る
      帰りがけ出会ったお地蔵さんにも 子や孫の健康をお願いする

      4月30日 先日の 山仲間とのハイキングで かかとのすり減った山靴で 滑ったり転んだり
      これはいかんと新調した登山靴の試運転と 近頃 痛みが再発した膝のリハビリを兼ねて 
      奥武蔵を一人歩いた 下山地で観る。
      新品の登山靴は快調 旧品の老いた膝は 痛みがまだ残る 

東京北区・赤羽 普門院

2015-04-21 | Weblog


 
      唐様の山門に導かれるようにして中に入るも 実態は真言宗・智山派 聖観音をご本尊とする     
     あちこちに小さな石仏が散見される 草の緑に負けまいと頑張っているかの如くで ほほえましい
      



     納骨堂であろうか 石組みは金網で補強されて 中に収まった如意輪観音が絵画を見るような。。。
     まったく予定外の訪問ながら 何ともうれしい偶然の出会いだった


     
                        4月21日 赤羽に狛犬を撮りに出かけた折の立ち寄り
                        湿った空気が雨を呼びそうながら 何とかもった一日

神社彫刻に 畏怖の念を抱く

2015-04-14 | Weblog







    この彫刻 彫師の名はどこにも見当たらない
    神社彫刻の世界では さして特筆されるほどのものではないのだろうか
    だが これに深い感銘というより 畏怖の念すら覚えた
 
    長いたてがみを風になびかせ 振り向いた獅子 すさまじいほどの形相

    眼光鋭い『吽』 そして何やら 蛾のようなものをガッシと抑えた『阿』

    近寄ってまじまじと見たいものだが 高い位置の木鼻 持参の小型カメラではこれがいっぱい

    
    ここ埼玉・武蔵嵐山 鎌形八幡神社
    坂上田村麻呂が創建に携わったとも 木曽義仲 生誕の地とも 伝わる
    大変な 古社なのだが 訪れる人もまれなのか 清められた境内は静寂の中
    
    静けさと彫刻のためか 一種、異様な雰囲気を醸し出している
  
    近くは桜の名所で それを撮りに来たのだが 遅すぎた観桜の代わりに それを補って余りある感銘を得た

                4月10日 午後からの雨予報の日に 
                その夕からとそれからの ぐずつき続きの天気に気勢がそがれアップが遅れた(謝)