狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

市川・行徳 狛犬巡り

2015-09-27 | Weblog


   この街になんで こんなにお寺が たくさんあるのかその理由は知らない
   地図を開けば 卍マークが いたるところに
   そのうちの一つに 亡妻の両親が眠る寺の墓がある

   秋の一日 久しぶりに墓参 もっと頻繁に訪れなければいけないのだが・・・・・。

   ほっとしたような 清々しいような気分で 帰途 散在する小さな神社に狛犬を見る
   寺を一つ一つ拝んで歩くのには数が多すぎる そこでと、いうわけだ

   神社は各々 古い歴史を持つようだが 今は小さな社がのこるだけ
   そんな中にも江戸期のものと思われる 狛犬がそれぞれに鎮座しているのを見るのは
   なんとも嬉しい こちらは一つ一つ 丁寧に見て回る

 





    中で 気に入りの一点だけを 紹介する

    典型的な江戸中期(1730~1800)狛犬  《文化二 乙丑》との記載がある
         江戸開基後200年 松平定信の寛政の改革のあとの頃だ

    中期狛犬の末期安永年間江戸文化華やかに歌麿が、広重が、北斎が、馬琴が活躍の時
       
    首をやや曲げ うちわ状に立った尾と 太り気味なところが特色
    顔はゴツイような よく見ると愛嬌のある笑い顔のような(朱を入れたのがチト残念)

    房総半島の根元のこの漁村には この頃 どんな《華》が咲いていたのだろうか
    朝の曇天が一転 青空の暑い午後の日差しの下で あれこれ思いながら 歩く

                  9月26日 千葉県市川市行徳 神明神社で寫す

                           

 

 

        

 
   

 

          

 

   

  


武甲山に見守られて

2015-09-20 | Weblog

        秩父・横瀬の寺坂棚田の 彼岸花を撮りに

       この辺りでは 日高・巾着田のそれが名高いが 人出を避けて敢えて。。
       赤い花と 黄金色の稲穂 武甲山を背景に・・・そんな狙い

 

        

               気に入った写真にはならなかったが 武甲山とは久しぶりの対面       

         それだけで 良しとしようかと 早々に引き上げる

         横瀬まで来て お寺に寄らない手はないと にわか巡礼となり
         札所への道をたどり。。。 7,8,9番 札所をめぐる

         秋の野は納経帖も持たない 無信心者にも やさしく 
         終日 武甲山に見守られながらのんびりと歩く
         お国の大事に ひそかに心を痛めつつ 


                      札所8番 西善寺にて コミネモミジの巨樹の下 六地蔵が小さくひっそりと

                         9月19日 秋の陽射しを存分に浴びて
         

    

 

 

 

 

 

  

 


定福院の五百羅漢・・・・のようなもの

2015-09-12 | Weblog
         羅漢の寺 栗橋・定福院を訪ねる 古い以前に訪れて以来 久しぶりのこと

 

    ここでは一般の方が 思い思いの羅漢像を 思い思いの心を込めて刻み続けている 
    数十年も前から その数はとうに五百を超えた今もなお 様々な思いを込めた日曜石工が
    通ってこられているという
 
    それらの思いを勝手に斟酌したり あるいは何も考えずきままに ひたすら撮り歩く


 
 
 
 
 
 
 
 

 
                   彼岸花を見るには遅すぎたか早すぎたか 花に疎くわからないが 9月11日に



         
 

     

小川寺の石仏

2015-09-05 | Weblog

       小平・小川寺(こだいら・しょうせんじ)で 石仏を観る

      晴れたり曇ったりの一日 彼岸間近のためか 参詣者が絶えず 
      のんきに被写体とのにらめっこは 少々気が咎める思い。

       花の乏しいこの季節 さるすべりの紅色のアクセントが いい感じだ

       ときおり射す陽射しは さすがにまだ 真夏のそれだが 日蔭の長椅子では
       涼しい風が 秋がすぐそこまで来ていることを知らせてくれる

       寺院内のあちこちに点在する 石仏を無作為に撮りあるく

       古い歴史を持つ寺らしいのだが 石仏は比較的近年のものの様子

       それでも柔和な顔に 癒され 満たされる                    

 

 

 

 
                         9月5日 寫す。

      忍び寄ってくる 秋の気配 涼しくなったらの 企画が胸にいくつか
      待ち遠しい思いの昨今である