狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

花と石仏行脚 6・22 目白界隈(2) 椿山荘

2011-06-25 | Weblog


椿山荘に石仏を観る

       東京目白 椿山荘 結婚式場やイベント会場としては承知していたが 
       ある偶然からここをたずね 庭園のそれも石仏を観ることに


かつてこの地の野道に点在していたものを 移してきたもののよう 
寛文九年との彫り込みが 300年を超える以前のものとは思えない出来栄えと保存に驚嘆 



背後の植え込みには一見無造作に 実は充分計算された上であろうが 野趣たっぷりに 
石仏やその一部が それと知らずに通り過ぎてしまうような格好で 横たわっている

どれもみな泥臭く 滑稽であり 物悲しくもあり 都会の真ん中にいながら郷愁を誘われるかのよう
由緒正しい石仏を見るより何倍もの感動を与えてもらった





さりげなく置かれた七福神 これもまたうれしい


庭園は 当代一流と言ってよいのだろう そのほうの趣味のない身にも そのよさは実感できる
名園を見た充実感を抱いて 帰路に着いた


花と石仏行脚 6・22 目白界隈(1) 護国寺

2011-06-23 | Weblog
護国寺にて 石仏を観る



護国寺は 犬公方と言われた徳川綱吉 あの名高い生類哀れみの令の徳川5代将軍
その母・桂昌院の発願により建立される  真言宗豊山派の大本山

決して石仏の存在で知られた寺ではない だがこれほどの大寺 ない訳なかろうと探し回る
一言地蔵尊が安置 そして穏やかな顔の地蔵様


これらの裏 植え込みの中に まるで撮影を拒むかのごとく ひっそりと石仏が安置されていた
それらの一つ一つは 時代、できばえとも 申し分ないものばかり


予想外の石仏との出会いに感謝しつつ 次の目的地に出かける

 
                          次回は目白椿山荘でであった石仏をごらんいただきます


那須にて

2011-06-13 | Weblog
【サンデー?ハイキング】6・13 平成の森と那須高原 

手付かずの大自然が残る旧那須御用邸公開記念と那須高原3万株ゴヨウツツジなる催しに参加

ここで とんでもない間違いを二つ
あでやかな五葉ツツジを撮らんと意気込んだはずがカメラにSDカードが装着されてない事に
現地で判明 でかいカメラと望遠レンズまで持参したと言うのにだ
二つ目の間違い 五葉ツツジを真紅の山ツツジと思い込み違い 
曇天の白い花では写真になりにくい 傑作写真なんてどーせ 出来なかったんだと自らを説得

わが身のふがいなさを嘆きつつコンナコトモアルサと、あきらめ初夏の那須高原を楽しむことに


                        谷筋に雪を残す茶臼岳 も山頂は雲の中 

ケイタイでの無気力写真は 焦点の定まらぬお恥ずかしいものながら証拠までの ゴヨウツツジ


いつものサンデーハイキングは 都合によりお休みです


花と石仏行脚 6・7 玉川大師

2011-06-08 | Weblog
二子玉川 玉川大師 玉眞寺をたずねる

奥の院地下霊場 深さ五米・長さ百米の参道 その三分の一は 漆黒の闇の中、手探りで進む
薄明かりの中に浮か石仏総数三百尊体 無信心な身も我知らず敬虔な気にさせられる



本殿 内外の石仏に感嘆 しばし魅入った








見て・聞いて・発信して 私の石仏行脚は 当分留まりそうもない

若御子山に迷う

2011-06-06 | Weblog

                          秩父地方 そばの花が真っ盛り(武州中川駅近くで)


【サンデーハイキング】6・5 若御子山・大反山  

若御子山 秩父さくら湖の西岸にそびえるも位置・標高があいまいで
国土地理院、昭文社山と高原地図、山と渓谷社埼玉の山 三者を見るも
どれも信頼が置けないか記載なしか だ。
そんなおかげかに われらの判断ミスも加わり下山路を求め山中を3時間もさまようことになる


果たして信じてよいのか 若御子山の表示はあるが   三角点があり 大反山に違いなさそうだ

どうにかこうにか下山するも 基本になる地図やガイドブックが頼れないのでは
読図山行も何もない ネット上のブログでも先人が再三警鐘を鳴らしていることでもあり
遭難騒ぎにならぬうちに 何とかしてもらえないものだろうか

夕闇迫る6時ころようやく下山 帰り電車の中で豪雨を見る 
下山が一時間遅れたらと思うとぞっとする思い。