狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

三面六臂の馬頭観音

2014-08-31 | Weblog

       遠方から懐かしくも嬉しい知らせが舞い込む
       福島・白河のご住職からの お誘いの電話だ
       敬愛する石工 寅吉・和平氏作の 狛犬の映画が完成 その試写会の招待だ
       12月初旬 ゆかりの福島でとのこと
       何をおいても 出かけずばなるまい
       かつてお世話になりっぱなしで ろくな答礼が出来ずに心苦しくおもっていたのに・・・。

       寅吉、和平に惚れ込んだ ご住職と私、再会が 今から待たれる。
       おまけに この道の大先達 たくきよしみつ 先生も来場、講演されるとのこと
       遠足と学芸会を心待ちにする幼児のような心境 なのだ


  こんな知らせを 胸にしまいこんで 埼玉県志木に 気になる石仏を訪ねに出かける
  三面六臂の馬頭観音 なかなかお目に掛かれるものでは ないのだ
  が、なぜかほぼ同じ図柄のを我が家近くの農道で見ることができる 明らかに模造品。
  こちらは 天和3年建立というからざっと350年ほども前
  地元の念仏講の主尊として 延々と民衆を救済しし続けてきたのだろう



  農耕馬の供養と一般に考えられがちだが 実態は畜生道に落ちた人間の救済にあたるのが本旨
  だから 柔和な顔なんかはしていられない この鋭い顔がその証明だ。

                           8月31日 相変わらず ぐずついたついた天気の日に 

流山の石仏・座像二体

2014-08-25 | Weblog
    
       千葉県流山市内を歩く
       この秋 仲間たちと歩く下検分なのだが
       本来の目的を忘れ 石仏探しに一日を費やす
       寺社の多い街で 石仏も時代を感じさせる逸品が あるのだ 
       内、気に入りの 2点のみを紹介する
 
      
      
     東福寺 不動明王 あまり見かけない 座像 その形相に心を惹かれる
     膝下の小さな石像もまた 見事。。


      
     本町通沿いの 寺?社 で見た青面金剛と思われる 石仏   
     これもまた 座した姿は 私的には記憶がない
     両足にがっちり押さえこまれた餓鬼の苦しげな表情もまた おかしい

     
     花の季節にも またどうぞとの 地元の方たちの 温かい言葉を受けて
     充実した気分で 私鉄ローカル線の小さな旅を終える。 


                     8月24日 蒸し暑い日に 歩く    
          
    


    




騎龍観世音菩薩

2014-08-15 | Weblog
           盆の最中 見慣れぬ菩薩像を観る
           残念ながら石仏ではないが

          「騎龍観音」とは龍に乗って人々を救いに来るといわれる観音様
           慈雨によって人々の病 を治し、大地に恵みをもたらすともいわれる
                                    
           国立美術館には 観音の立ち姿を描いた秀作があると聞くが 
           寡聞にして目にしたことはない

          

           千葉県船橋 海老川、この川にはユニークなオブジェを施した橋が並ぶことで知られる
           その一つ 海老川橋 舟の形をした張り出しが中央に
           舟の上に・・・・。


          

           猛暑の折、訳あって 船橋大神宮の訪れた際 目にしたものだ
           この日ばかりは 大神宮の狛犬もかすむほどの 収穫を得た。