遠方から懐かしくも嬉しい知らせが舞い込む
福島・白河のご住職からの お誘いの電話だ
敬愛する石工 寅吉・和平氏作の 狛犬の映画が完成 その試写会の招待だ
12月初旬 ゆかりの福島でとのこと
何をおいても 出かけずばなるまい
かつてお世話になりっぱなしで ろくな答礼が出来ずに心苦しくおもっていたのに・・・。
寅吉、和平に惚れ込んだ ご住職と私、再会が 今から待たれる。
おまけに この道の大先達 たくきよしみつ 先生も来場、講演されるとのこと
遠足と学芸会を心待ちにする幼児のような心境 なのだ
こんな知らせを 胸にしまいこんで 埼玉県志木に 気になる石仏を訪ねに出かける
三面六臂の馬頭観音 なかなかお目に掛かれるものでは ないのだ
が、なぜかほぼ同じ図柄のを我が家近くの農道で見ることができる 明らかに模造品。
こちらは 天和3年建立というからざっと350年ほども前
地元の念仏講の主尊として 延々と民衆を救済しし続けてきたのだろう
農耕馬の供養と一般に考えられがちだが 実態は畜生道に落ちた人間の救済にあたるのが本旨
だから 柔和な顔なんかはしていられない この鋭い顔がその証明だ。
8月31日 相変わらず ぐずついたついた天気の日に