RC AIR LINE

ヘリだけのつもりで始めた空ラジ。
しかし現在、飛行機、EDF、グライダー・・・
ラジコン病になってしまった・・・

アトランティス6“悲劇”の初飛行

2011年10月30日 | アトランティス6
土曜日の早朝、アトランティス6の初飛行を行ってきました。

ちょっとした不注意で、あんなことになるとは・・・

この日は風がちょいと強めの(3~4mくらいかな?)コンディションでしたが、家から徒歩1分少々の空き地で初飛行を行いました。

まずは、形あるうちに記念撮影。



主翼に色が無く寂しいので、ちょいとお化粧しました。

さて、まずはグライドテスト。

この機体は持つとこがないので、10mmのブームを指先で“つまんで”「ポイ」と投げてみました。

スイ~っと滑るように飛んで行く予定でしたが・・・

ポイ ---> ヒューン ---> ボト

ん?勢いが足りない?

再度挑戦。

ポイ ---> グイン(頭上げ)ヒューン ---> 地面にグサッ!

これでは、テストになりません。

ええーい面倒だ、SALってしまえ!

体は回さずに、腕だけで軽くSALって投げてみました。

機体は大きく左に傾きながら9時の方向に飛んで行きました。

危ない、危ない。

手を放すタイミングや、腕の角度などなど、練習しなければいけない課題は山積みです。

20分程SALったでしょうか。

なんとなく様子がわかってきたような気がしてきました。

まず、エレベータの反応が鈍く、ワンテンポいやワンテンポ半くらい遅れて機体が反応します。

こんなものなのか、それとも軽量化のために水平尾翼の両端を10mm程切り落としたのが悪かったのか?

ラダーは気持ちいいくらいに効き、クルクルと方向を変えてくれます。

グライドテストと、とりあえず飛んでいる動画を用意しました。



まだまだですね(汗)

そんなこんなで、50分くらいSALったところで“悲劇”がおきました。

手から離れたアトランティス全く反応せず!

そして、真っ逆さまに地面にドーン!



ゲゲゲッ!

何度か地面に刺さるような着陸を繰り返していたためか、リポのコネクターが外れていたようです・・・

「飛行の前には必ず動作確認をしましょう」という約束事を怠った結果です。



カーボンパイプがバキバキになっていて、かなーり重症です。

作り直し?

ヒノキの丸棒突っ込んで、エポキシで固めてみよっと。

今度は、フロントヘビーになりそうです。

はあ・・・


アトランティス6の製作(最終回)

2011年10月26日 | アトランティス6
さて、いよいよ「アトランティス6の製作」の最終回です。

主翼マウントを接着します。



主翼の位置を決めた後、ドリルでネジ穴を開けて、主翼取り付け完了。

もうすぐ完成じゃ!

サーボのニュートラルを出して、エレベーターとラダーのリンケージ完了。

もうすぐだ!ハアハアハア・・・

そして、エルロンリンケージ・・・ん?

リンケージ自体はOKなのですが、舵角が足りないぞ。

説明書では、「エルロン:上下共18mm」、「ブレーキ:37mm~最大」とあるのだが、プロポのエンドポイントを140%にしても、それぞれ15mmと30mmまでしか動きません。

まあ、エルロンの15mmはそれくらいでもOKですが(たぶん)、ブレーキに関しては、ガツンと効かせるためには、せめて推奨値の37mmを越えなければ。

そこで、フラッターの原因にもなるそうだが、サーボホーンをちょいと長いものに交換。

これで、ブレーキ時に40mmまで動くようになりました。

アトランティス6完成です。



完成後の重心位置調整で、2.6gのウエイトを機首部に積むことになりましたが、全備重量は238gで、なんとか推奨の220g~240g内に収まりました。

あとはプロポの設定が必要ですが、製作としては終了です。

さーて、今週末は初飛行。

雨降りませんように・・・

風も“無風”でありますように・・・




アトランティス6の製作(その9)

2011年10月24日 | アトランティス6
テールヘビーのアトランティス6。

このまま飛ばそうとするのであれば、機首部に26gもウエイトを積む必要があり、全備270g(適正重量は220~240g)というメタボな機体になってしまいます。

さてさて、どうしようかな?

おそらくフィルムを貼り変えただけでは、満足できる結果を得ることはできないと思います。

ということで、尾翼軽量化大作戦の開始です。

まずは水平尾翼から。

両端を10mm程カットし、円カッターで適当に肉抜きをします。



これで、2.2g減量。

ケンタローさんの「サンディングすべし」のアドバイスを実行します。

全体を削って、0.7g減量。

10.8gだった水平尾翼は、2.9g減量して7.9gになりました。



これにオラライトのフィルムを貼ります。

「おおっ!オラライト軽!」



ホビキンフィルムが3.9gだったのに、オラライトは1.6g。

結果、水平尾翼は5.2g減量することができました。


次は垂直尾翼。

テールブームから取り外そうと思いましたが、エポキシでガチガチに固定されているので、ちょっと無理そう。

Y.Mitaさんからアドバイスをいただきましたが、この辺の接着剤の量も、テールヘビーの要因の一つかもですね。

気持ちの問題かもしれませんが、てんこ盛りのエポキシを、ちょいと削っておきました。

まずは、フィルムを剥がします。

剥がしたフィルムの重さは2.6g。



上端を10mm程カットし、円カッターで適当に肉抜きをします。



これで、1.6g減量。

サンディングで0.9g減量。

これにオラライトのフィルムを貼ります。

「おおっ!ほんとオラライト軽!」

ホビキンフィルムが2.6gだったのに、オラライトは1.1g。

結果、垂直尾翼は4.0g減量することができました。

で、今回の尾翼軽量化大作戦の最終結果は、水平および垂直尾翼合わせて「9.2g」減量することができました。

それでは、主翼を仮付けして重心位置を合わせてみましょう。

軽量化前



軽量化後



うーん、かなり改善されましたzが、私的にはあと2cmくらい前にしたいなあ。

さーて、あとは主翼固定用のネジ穴開けとリンケージで完成です。

今週末に初フライトは確実でしょう!

ここのところ週末は雨でしたが、今週末は大丈夫そうです。

初SAL機なので、今からワクワクドキドキです。

アトランティス6の製作(その8)

2011年10月19日 | アトランティス6
主翼の取り付けとリンケージを残すのみとなったアトランティス6ですが、トラブルというか、大きな壁にぶち当たってしまいました。

めちゃくちゃテールヘビーです。

指定の重心位置は主翼先端から95mmの位置なのですが、これに合わせようとすると、主翼の取り付け位置が、こんなに後になってしまいます。



これはないでしょ。

こんなに後では、付属してきたエルロンリンケージ用のカーボンロッドも届きません。

ちなみに、エルロンのリンケージロッドが届く位置に主翼を合わせた場合、機首部にウエイトを55円(26.2g)積む必要があります。



はあ~

原因として考えられるのは、尾翼に貼ったフィルム。

キットに付属してきた「オラライト」ではなく「ホビキンのフィルム」を使用しているのですが、これらの重量差は約1.6倍。

オラライトが9.6g。



同じ大きさに切ったホビキンフィルムが15.6g。



ホビキンフィルムが6g重いのですが、ちょっと疑問。

実際に使用する部分は、1シートの8割~9割程度ではないでしょうか?

しかも、貼付面の剥離紙(剥離フィルム)を剥がすので、実際の重量差は4~5g程度ではないかと思います。

機首部に昇圧器(約3g)と高度計(約4g)という余計なものを積んでいるにもかかわらず、尾翼が4~5g重くなっただけで、重心位置がこんなにも“ずれる”のでしょうか?

でも、他の原因が思い付きません。

オラライトに貼り変えてみますか・・・

ちなみに、現在の水平尾翼の重さは14.9gです(結構重いですね)

泣く泣くフィルムを剥がしてみました。



剥がしたホビキンフィルムの重さは3.9g、オラライトとの重量差は約1.6倍なので、単純に計算をすると、オラライトであれば約2.4gということ?

たった1.5gの差かあ・・・

垂直尾翼は面積が小さいので、差は1gくらいかな?

水平、垂直の両方のフィルムをオラライトに貼り変えたとしても、2.5g(多く見積もっても3g)の差しかありません。

重心位置はおそらく、2~3センチ程度しか改善しないのではないでしょうか?

どうしよう・・・

尾翼の肉抜きでもしようかな・・・

アトランティス6の製作(その7)

2011年10月15日 | アトランティス6
さてと、今回ものんびりといきますか。

ベニヤ(1mm)の片面だけにフィルムを貼ります。



もう片面は、メカ類を載せるので、フィルムは貼りません。



バルサ(3mm)から“キャノピーガイド”を切り出して接着します。



キャノピーを被せてみました。



うーん!ピッタリでいい感じ!

メカ類はこんな感じ。



バッテリーは、400mAhのリポを単セルで使用します。

単セルでも問題ないようですが、これから寒い季節を迎えますので、リポのパワー低下を考慮し、昇圧器(写真のコンデンサとコイルの基板)を使用することにします。

受信機(写真の7セグLEDの基板下にある白いヤツ)は2.4GHzの6chを使用。

そして、高度計(写真の7セグLEDの基板)。

たぶんSAL機に慣れてくると、ランチ高度が気になるはずですので、最初から常設することにしました。

よっしゃー!メカ類の搭載完了。

あとは、主翼の取り付けと、リンケージを残すのみです!

アトランティス6の製作(その6)

2011年10月13日 | アトランティス6
結局、三連休に間に合わなかったアトランティス6。

もし間に合っていたとしても、幼稚園の運動会や、友人達とのバーベキューなどで毎日朝が早かったので、飛ばしに行けたかどうかわかりません。

さてアトランティス6の製作ですが、今回は主翼の結合です。

接着の前に、主翼取り付けネジ穴の加工をします。



赤丸部分のコアのみを削り(掘る)、左右の接合時にエポキシを充填して、ネジ穴の基礎とします。

さーて、いよいよ左右主翼の結合です。

ここからは、エポキシ(30分硬化型および5052)を駆使する工程ですので、写真を撮っている余裕がありません。

接合面には“30分硬化型”を使い、接合部分の補強で貼り付けるマイクログラスには、エポキシ“5052”を使用しました。

上面にマイクログラスを貼り終え、「次は裏面だな」と、なにげに説明書に目をやると・・・

「マイクログラスの貼り付け部分を紙ヤスリで荒らしておいてください」

ゲゲゲッ!忘れた!!

説明書は何度も目を通しているので、ヤスリで荒らしておくのはわかっていたのですが、すっかり忘れていました・・・

天使:「まだ間に合うよ。やり直した方がいいよ。」
悪魔:「大丈夫だよ!補強のために5052てんこ盛りだし、第一めんどくせーぞ!」
天使:「力がかかる部分だよ、もしものことがあったら大変だよ!」
悪魔:「常に点検して、注意していれば大丈夫だって!」

私:「だ、大丈夫だよね・・・」

悪魔:「いよっ!男だねえ!!心配すんなって!!! グヘヘヘヘ・・・」

天使は、悲しい表情を見せながら飛び立って行きました・・・

ということで、接合完了。



エルロンホーンを接着して



ペグを接着して



主翼完成です。



ちなみに重さは121.2gです。

うーん、色が無いと寂しいですね。

やっぱ塗装有りバージョンがよかったかな・・・

アトランティス6の製作(その5)

2011年10月07日 | アトランティス6
主翼の形成が終わりましたので、これからは「エルロンの切り出し」「左右の結合」という流れになります。

まずは、エルロンを切り出すための、切り取り線を書きます。



いやあ、主翼を切るのですから、すごく緊張しますねえ。



予想に反して、あっさりと切れました。

ヒンジ部を斜めに削り、ヒンジテープで接合します。

舵角は、翼根部分で18mm。


(撮影協力:緑忍者さん)

翼端部は・・・



斜めに切ってヒンジテープを貼ってあるので、翼端部分はほとんど動かず、翼根部分に向けて“捻れる”ようにエルロンが動作します。

これ、「トリエルロン」っていうらしいです。

今まで何度も目にしたことがあるのですが、「なぜこのような方式なのか?」と、考えたことはありませんでした。

調べてみると、フラッターを防止するのが主目的のようです。

なるほどねえ。

次は、左右主翼の接合です。

両翼端が90mm浮く角度になるように接合すればいいのですが、そのためには、接合部を斜めに削る必要があります・・・と思っていました。

削るための当て木を用意して紙ヤスリを貼り付け、「削り粉いっぱい出るんだろうなあ・・・」とぼやきながら準備完了。

気合いをいれて「よし!やるか!!」

「・・・・・・ん?」

すでに削ってありました・・・

説明書には「削って“微調整”してください」と書いてあります。

「削るのは微調整のためなのね・・・」

結局、5、6回程軽く撫でるようにヤスリをかけただけでOKでした。

今日はここまで。

アトランティス6の製作(その4)

2011年10月06日 | アトランティス6
製作記事の前に。

2009年1月16日に「King2とT-REX 450SEV2」というタイトルで始めたこのブログ。

こんなブログですが、昨日、総アクセス数が「10万」に達しました。

本当にありがとうございます。

これからも、どうでもいいような内容で続けていきますので、よろしくお願いします。


さて、今回は主翼の形成をおこないます。

バギング済とはいえ、前後縁の処理は自分でやらなければいけません。

まず、型紙を厚紙に貼り付けて、前縁用のゲージをつくります。



このゲージを使って、形がピッタリ合うように、前縁を削ります。



説明書に「飛行性能に大きく影響します」とかかれているので、削りすぎないよう「ちょっと削っては、ゲージをあてて様子をみる」という行為を、ひたすら繰り返します。

左右の前縁を仕上げるのに、2日間を費やしました(汗)

後縁は、マジックで印が付けられているので、それに従って切り取るだけです。



今日はここまで。

作業行程としては少ないですが、慎重に行う作業のため、精神的に疲れました。

どうやら、三連休に初飛行は無理っぽいです・・・

Pitts無事に大空に復帰

2011年10月04日 | フライト記録
2日(日)の話です。

本当は昨日アップする予定だったのですが、内容があまりにもつまらないので、一度“ボツ”にしたものです。

でも、せっかく書いたのでもったいなくなり、本日アップすることにしました。


この日は、ちびFOX、スカイモード、Pittsのメンバーを引き連れて、前から目を付けていた、とある野球場に行ってみました。

今日は寝坊をしたために、現場には7時過ぎに到着。

「しめしめ、誰もいないぞ」

とりあえず、今日の参加機体をパチリ。



まずは「スカイモード1000 C3改」
「モッサリしていてつまんない」と言いながらも、ついつい持ってきてしまうのです。

無風だったのでそこそこ飛ばせましたが、やはり「モッサリ感」の飛行は、すぐに飽きてきます。

7分程飛ばして「もういいや」と、降ろしてしまいました。

動画を用意しましたが、メチャクチャつまらないので、観なくていいです(笑)



次は「ちびFOX」

前回、飛行中にオーバーヒート(たぶん)でモーターが停止しましたが、本日は終始絶好調。

スカイモードの後ということもあり、キビキビした飛びを楽しむことができました。

ひょっとして、風が無いと大丈夫なのかもしれません。

修理した「Pitts」も、無事に復活飛行をすることができました。

動画を用意しましたが、カメラのバッテリー切れで「いよいよこれから」というときに切れました・・・



ま、「修理してちゃんと飛んだよ」という証拠映像ってことで・・・

この日の飛行場の天候
天気:曇り
気温:不明(最低)不明(最高)

この日のフライト数(カッコ内は今年のトータルフライト数)
Pitts ------------- 1(5)、今年の墜落回数(2)
ちびFOX ---------- 1(8)、今年の墜落回数(1)
スカイモード1000 C3改 --- 1(4)、今年の墜落回数(1)

アトランティス6の製作(その3)

2011年10月03日 | アトランティス6
今回も、のんびり作業で進めて行きます。

垂直尾翼をカーボンパイプに接着します。



水平尾翼のマウントを作ります。



これを削って仕上げたものを、カーボンパイプに接着し、水平尾翼をネジで取り付けます。



お尻の部分が完成です。

形が見えてくると、ワクワクしてきますね。

次に、ベニヤのサーボマウントをカーボンロッドに接着します。



このサーボマウントに、サーボを両面テープで貼り付けます。



今回はここまで。

いやあ、ほんとにのんびり作業だなあ。

今週末の三連休に間に合うのか?