RC AIR LINE

ヘリだけのつもりで始めた空ラジ。
しかし現在、飛行機、EDF、グライダー・・・
ラジコン病になってしまった・・・

水没メカ類のその後

2010年05月25日 | グライダー(EasyFly)
サヨナラしたモグラ(EasyFly)に搭載していたメカ類の動作確認を行いました。

結果ですが、アンプは完全にダメ(5月23日の記事参照)、モーターも「カクッ!カクッ!」と動こうとするだけで、回ってくれませんでした。

しかし、驚きの結果として、受信機、高度計、eLogger、空撮カメラ、これらすべてが正常に動作してくれたのです(嬉)。
(高度計は、正確な高度を示してくれるかどうか不明です。一応動作するということです)

でも、今は平気でも、その内見えない部分から錆び始めて・・・なんてことも十分に考えられますね。

空撮カメラが無事だったため、「ひょっとして墜落の一部始終が映っているのでは?」と期待したのですが、残念ながら一本目の映像(墜落したのは、二本目の飛行時)のデータしか記録されていませんでした。

eLoggerの飛行データも無事でした。
その時のデータです。



青が高度、赤が電流、緑が電圧です。

墜落(着水)したのは、横軸の2.5(2分30秒)頃です。
高度が2mくらいになっていますが、その後もずっと同じ高度であることから、着水したものと判断できます。

ここで、非常に気になることがあります。
通常、モーターがOFFの時に流れる電流は1A以下なのですが、このデータを見る限り、墜落途中でモーターをOFFにしたにも関わらず、着水するまで13A以上の電流が流れ続けているのです。
ひょっとして、モーターをOFFにしていなかったのでしょうか?

ちょいとグラフを拡大してみます。



132秒地点で最高高度529mに達した後、下降を始めています。
139秒地点で13Aから26.5Aまで一気に電流が上がっていますが、ここで何がおきたのでしょうか?
ひょっとして、この間に“フラッター”が発生していたのでしょうか?
そして、空中分解と同時に電流が下がる?

とすると、132秒地点からフラッターが始まるまでの7秒間、モーター全開で下降していたってこと?
私は7秒間もの間、機体が下降しているのに気が付かなかったのか?

そして、149秒地点で着水した際、モーターにドカンと負荷がかかり、26Aの電流が流れたのではないのでしょうか?

とにかくこのグラフを見る限り“モーターをOFFにしていなかった”ようですね。

今となっては全く覚えていませんし、真実がわかっても、どうしようもないです。

それから、着水してから12分間は一応生きていたようで、そして最後に何かがおきたようで、電流が上がり(同時に電圧が下がり)そして息絶えています。

まあ、これらは全て憶測であり、真実がどうなのかはわかりません。

メカ類が全滅しなかったことに、感謝することにしましょう。

訃報 ~さよならEasyFly~

2010年05月23日 | グライダー(EasyFly)
5月22日(土)、モーターグライダーのEasyFlyとサヨナラしました・・・

「いってらっしゃい!」

飛び立ったモグラは、モーター&ペラ交換のおかげで、元気良くグングン上昇していきます。

「うっひょー!いいねえ!」

若干風があったため、機体の姿勢が落ち着かなかったのですが、よくあることなので特に気にせずに、機体の姿勢を修正しながら上昇させていました。

「ちょっと(機体の姿勢が)見にくくなってきたな」と思い始めた頃。

「ん?上下どっち向いてる?」

「ヤバイ!下だ!」

と思った瞬間、翼が大暴れ!

“モーターOFF”“エレベーターフルアップ”の操作を行いましたが、間に合いませんでした。

フラッターによる空中分解です。

翼と胴体が別々になり、そのままクルクルとまわりながら川に着水。

このときの私は、空中分解で落したことより、メカ類がダメになることにショックを受けていました(汗・・・)

受信機、アンプ、モーター、eLogger(飛行データを記録するもの)、高度計、リポ、そしてこの日初めて搭載した空撮カメラ。

モグラは、対岸近くをゆっくりと流れていました。

流れるモグラを呆然と見ている私に、犬を連れたおじさんが「流れがxxx(なんて言ったかわからない)だから、こっちにはこないよ。向こう(対岸)に行かないとダメだね」と声を掛けてきました。

我に返った私は、車を走らせ対岸に向かいました。

移動中にどこまで流されるかわからないので、着水(墜落)地点からかなり下流の対岸に到着。

キョロキョロ探していると「もっとあっち(上流)だよ。テトラポットに引っかかっているよ」と、さっきのおじさんが対岸から叫んでいます。
なんと、わざわざ車に乗って教えに来てくれたのです。

車で少し上流まで移動して、再度キョロキョロと探していると「そこの木の所だよ」と、またしても先程のおじさんが対岸から叫んで教えてくれました。

そこには、胴体およびサーボケーブルのみで胴体とつながっている右翼が、プカプカと浮いていました。

(写真のことなど頭になかったので、現場の写真はありません)

対岸にいるおじさんに、何度も頭を下げてお礼を言い(叫び)、モグラを回収。

もちろん全て水びたし。

「こりゃダメだな・・・」





家に帰って、玄関先で撮った写真です。

なんか、なんでもなさそうな感じですが、キャノピー紛失、左翼紛失、水平尾翼紛失、メカ類全て水没。
復活は無理な状態です。

回収した機体の状態より、フラッターをおこして、左翼のカンザシが折れて機体から離脱したものと思われます。

メカ類ですが、一応ばらしてブロアで水分を吹き飛ばし、乾燥させておくことにします。
“水没=使用不能”というイメージがあると思いますが、簡単なつくりの電子機器って意外と平気なことが多いです。
ただし“通電されていない場合(電気が流れていない場合)”の話ですので、今回のように、墜落から30分くらい後に回収したような場合は絶望的ですね。

ちょっとアドバイス。
電子機器を水に落した場合は、とにかくすぐに引き上げて“電池を外す”などして、通電をカットしてください。
そして、ばらせる箇所は全てばらして水気を吹き飛ばし、とことん乾燥させます。
絶対にやってはいけないのが、「ある程度乾いたみたいだから、試してみよう」と、完全に乾いていないのに通電させてしまうことです。
電子部品が“濡れて壊れる”のではなく(壊れるものもありますが)“水でショート状態になり壊れる”ことが多いようですので、とにかく“これでもか!”と言うくらいにかわかしてから試すようにしてください。


この時点で完全にダメなものとしては、

・リポ(若干膨らんでいて、電圧もセルあたり2.6V程度です)
・サーボ(モグラに付いてきた正体不明のサーボなので、チェックせずにそのままサヨナラすることに)
・アンプ(焼けています)



この面は大丈夫そうなのですが(でもキタナイ)




こっちの面は焼けています。

他のメカ類は、見た目は平気そうなので、とにかく乾かしてから確認することにします。


フラッターは、これまでも2~3回経験しているのですが、垂直に近い降下ではないため“たまたま”リカバリーできていました。
しかし今回は、垂直“上昇”させるパワーのあるモーターを全開に回しながらの急降下のため、リカバリーは不可能でした。

今思い出して苦笑いなのですが、空中分解して落下中にもかかわらず、何とかしようと必死でプロポを操作していたような気がします。

去年の10月から飛ばし始めたEasyFly。
通算75フライトという短命でした。

ありがとうEasyFly・・・

安らかに眠って・・・ん?



子供たちに「飛ばないから、もういらないよ」と言った結果です・・・


モーター交換(完結編)

2010年05月05日 | グライダー(EasyFly)
2月7日にスタートした「モーター交換シリーズ」ですが、12回目の今回が“完結編”となります。

また同時に“最高高度記録更新”になってしまいました。

5月2日早朝、これまでと同じ“激安ペラ(10×6)”を付けたモグラは、3分間のモーターONで、約640mまで上昇しました。
毎分、200mちょっとの上昇スピードです。

2本目を飛ばす際、久しぶりに一緒に飛ばした「エロ本盗撮放火魔さん」(←あくまでも“ハンドルネーム”です)から「上昇力が、いまいちだねえ。グラウプナー使ってみる?」とのお言葉をいただきました。

以前から「ペラが怪しいんじゃないの?」と言っていたエロ本盗撮放火魔さんから、激安ペラと同サイズ(10×6)のグラウプナーペラをお借りしました。

まずは回転数を計るために、モーターON。

「え?」

振動音というか、異音が全くありません。

回転数は、激安ペラの「1万回転ちょっと」に対して「9030回転」。

「ん?」と首を傾げる私に対して、「空気をしっかり“かいている”からで、そのため負荷が増えているんじゃないの?ひょっとしてイケルかもよ。」

とにかく飛ばしてみることに。

モーターON!行ってらっしゃい!

手元を離れたモグラは、まるで別物のような勢いで、上昇して行きます。

「ゲゲゲッ!ペラだけで、こんなに違うのか?」

とにかく2分間モーターを回すことにしましたが、すでに機体は“+”にしか見えません。



このときの飛行データです。

約2分間のモーターランで、900mに達していました!

毎分450mの上昇スピードですので、激安ペラの「毎分200m」の倍以上です。

同じサイズのペラなのに、品質?の違いで驚くほどの差が出るとは・・・

ただし、約13A程度だった上昇時の電流が、約20Aくらいになっていましたが、この上昇力ですから当然でしょう。

モーター交換後、全くパワーがなく悪戦苦闘しましたが、結局は“グラウプナー製”のペラに変えただけで、望んでいたスペックを得ることができました。

これにて、「モーター交換シリーズ」は、終了です。

最高高度記録更新

2010年04月22日 | グライダー(EasyFly)
今頃ではありますが、18日(日)に、モグラでの最高高度記録である“640m”を更新しました。

でもこの記録は、記録更新を狙った訳ではなく“操作ミス”から生まれた副産物?なので、ちょっと納得いかない感じがします。

この日はペラサイズを10×6に変更し、上昇速度を計るためにeLoggerを積んで、発航から2分間ペラを回すつもりでした。

モーター全開で発航し、お世辞にも速いといえない速度で、一応順調に上昇していきます。

ちなみに、モーター制御のプロポ設定は、3ポジションスイッチの“DOWN→モーターオフ”、“CENTERとUP→モーター全開”にしてあります。

プロポから、2分経過を告げる「ピッ」というビープ音が聞こえると同時に、スイッチを操作して、モーターオフ。

あとは降りて来るまで、のんびりと飛行を楽しむはずだったのですが、この時の機体は「あっち向いたり、こっち向いたり」と、落ち着きがありません。

「上は風が強いな」と思うと同時に、機体の姿勢を確認しにくくなってきていることに気が付き、“恐怖心”がわいてきました。

以前の飛行データから、2分間の上昇では、良くても600m程度の高度なはずですので、機体の姿勢はわかるはずですし、まして“恐怖”を感じることなどないはずです。

「曇りだからか?」と思ってみたものの、恐怖心は増すばかりです。

とその時、モーターが回っているときだけ動作するはずのプロポのカウントダウンタイマー(6分に設定)が鳴り始めました。

「えっ!?」

通常、発航時はスイッチを“CENTER”にするのですが、この時は勢い余って“UP”にしてしまったようです。
そのため、モーターをオフにするつもりで、スイッチを「カチッ」っとDOWN側に倒したものの、UPからCENTERに切り替わっただけで、モーターは全開のままです。

機体に落ち着きがなかったのは、モーターが全開で回っていたためで、600m程度にしては機体が見にくいと思っていたのは、更に上昇を続けていたからでした。

帰宅してから、飛行データを確認したところ、2分経過時点(モーターをオフにしたつもりになった時点)の高度は570m位で、そこから更に200m程上昇を続け、結局最高高度は764mまで上昇していました。



ということで、何かとんでもない事故が起きたみたいな書き方でしたが、まとめると「モーターをオフにしたつもりがオフになっていなく、そのため上昇を続けたので、最高高度記録を更新しました」というお話でした。

しかし、ちょっと気になるのが、グラフの電流値(赤線)です。

モーターを“オフ”にしたつもりになってから、実際に“オフ”するまでの間の電流の変化が異常に激しいです。

しかも、時々ゼロに近い値まで下がっていて、その直後は必ず“ドカン”と流れています。
まるで、モーターのスイッチを“オフ→オン”したような感じです。

ひょっとして“ノーコン”?
瞬間的にノーコンになってモーターがオフになり、すぐに復活してモーターオン。

うーん、よくわかりません。

この日の参加機体達です。



そういえばF-16は、なかなか墜ちませんねぇ・・・

モーター交換(その11)

2010年04月15日 | グライダー(EasyFly)
ぺラを10×6から9×5に替えて飛ばしてみました。

結果は「いまいち」でした・・・

飛ばす前にペラの回転数を計ると「10950rpm」(10×6のペラでは「10400rpm」。

実際に飛ばしてみた感じでは、上昇力は10×6より若干いいように見えたのですが、帰宅して飛行データを見ると、10×6より若干悪い結果が出ました。



上昇速度が、10×6ペラの「毎分300m」に対して、9×5ペラでは「毎分260m」程度です。
風の影響などもあると思いますので、1、2回の飛行で結果は出せませんが、劇的な変化は見られそうにありません。

10×6ペラと9×5ペラのデータをまとめてみました。

ペラ回転数
10×6 -- 10400rpm
9×5 --- 10950rpm

消費電流(平均)
10×6 -- 12~15A
9×5 --- 11~13A

上昇速度
10×6 -- 約300m/分
9×5 --- 約260m/分

“モーター交換(その10)で、Y.Mitaさんからいただいたコメントからしても、これがこのモーターの実力なのかも知れません。

“モーター交換シリーズ”ですが、ダメ元で11×8ペラを試してみたいので、もうしばらく続きそうです。

ちなみに、11×8ペラが手元にないので、購入するまでは現状維持で行きたいと思います。

この日(11日です・・・汗)飛ばした機体達


キャノピー内のスペース確保

2010年04月13日 | グライダー(EasyFly)
今回は“モーター交換”関連の報告はお休みです。

モグラを飛ばす際、飛行中のデータをとるためにeLoggerを積むことがあります。

しかし、EasyFlyのキャノピー内は狭いというか、サーボとリンケージロッドが邪魔で、スペースを有効に使えないのです。



eLoggerや高度計は、いつも無理矢理積み込んでいますが、サーボホーンなどに引っ掛かったりしそうで不安です。

いつもこんな感じです。



(ちょっと、わざとらしいかな?)

そこで、キャノピー内のスペースを有効に使えるよう、サーボの位置を移動することにしました。

ということで、モグラは再び二枚におろされてしまいました。



サーボの移動先は、ここにします。



サーボの形に合わせて、若干機体を削り、サーボをSU接着剤で固定します。

あとは、リンケージロッドをニッパーで切り、サーボホーンに固定するだけですが、サーボを完全に固定させるため、一日放置します。

はい、一日放置しました。

サーボはガッチリ着いています。

リンケージロッドをサーボホーンに取り付け、一応動作確認。

あとは、機体を貼り合わせて終了です。

結果は、こんな感じになりました。



「広っ!」

早速、メカを積んでみましょう。



「おおー!」

すっきりときれいに積み込むことができました!(そうかぁ?)

満足!満足!

ただ不安なこととして、サーボが見えないので、通常時の“目視でのチェック”ができないこと。
壊れて初めて異常に気がつくことになります。

さて次回は、いよいよペラを替えて(10×6→9×5)のテスト飛行です。
いよいよ、モーター交換シリーズ“完結編”になるのでしょうか?


最後に。
このたびのサーボ移動に関しては、「“ケンタロー”さんのブログ」に書き込まれた「Y.Mita」さんのコメント内容を真似させていただきました。
Y.Mitaさん、ありがとうございます。

モーター交換(その10)

2010年04月06日 | グライダー(EasyFly)
ついに“モーター交換”シリーズも、二桁に突入してしまいました。

さて、先週末にモーターを交換をしたモグラを飛ばしました。

パワーアップして“地対空ミサイル”になってくれたのでしょうか?

まずは回転数を測ってみます。

「ニヤリ」

回転計は“10400”を表示しました。

それではミサイル発射です。

モーターオン!振動無し!いってらっしゃい!

手元から飛び立ったモグラは、遥か上空を目指して“のんびりと”上昇してます。

「あらら?」


飛行の結果ですが、振動に関しては気にならないレベルですので、問題は解決のようですが、パワーがいまいちです。

水平飛行時は、まずまずスピードが出ているようですが、上昇時のパンチ力がありません。
交換前のノーマルモーターと同じくらいに感じます。

この度の、モーター交換後のスペックです。

ペラ:安物折ペラ(10X6)
モーター:KDA22-20L(1000KV、動作電流6~21A、最大電流25A)
リポ:3S 2200mAh 30C

eLoggerで飛行データもとりました。

突入電流:20~23A
上昇時の平均電流:12~14A
上昇スピード:毎分300mくらい(ノーマルモーター時と同等)


エロ本放火魔さんに考察をお願いしたところ、「上昇時の様に負荷が掛った時のみ、ペラ失速を起こしているのでは?」とのこと。
安物ペラのために高回転に耐えられず、変形?しているか、ピッチが強すぎるのかもしれないそうです。

対策としては、ワンサイズ小さいペラにするか、同サイズの硬いペラに交換してみるのがいいようです。

とりあえず、手元に9x5のペラがあるので、来週末はこれを試してみようと思います。

次回は“完結編”になるのでしょうか?

あれ?今回は使える写真が一枚も無いや・・・

モーター交換(その9)

2010年04月03日 | グライダー(EasyFly)
さて、スピンナーを付けたら、再び振動が出てしまいました。

まずは、どっちにブレているのかを確認します。

モーターを回して、スピンナーの先端付近に油性ペンを近付けていきます。

ペンがスピンナーに触れたら、すぐに離して、モーターをオフにします。

すると・・・



線が書かれた部分が重いことになりますので、反対側にテープを貼ればOKです。

テープを貼ってモーターを回したところ、テープが「ピュー」と飛んで行きました(笑)。

仕方ないので、スピンナーを外してスピンナーの内側にテープを貼ります。
そして、スピンナーを取り付けてモーターを回す。

ひたすらこれを繰り返し、振動がなく、「プィ~ン」と心地よい音を出しながらペラが回る瞬間を持ちます。

そして、いよいよその瞬間が・・・

・・・来ませんでした(泣)

といっても、十分に問題ないレベルだとは思います。
機首部分を握ると、若干静かになる程度ですので、おそらく最初からこの程度であれば、全く気にしないのではないでしょうか?

ということで、とりあえず“モーター交換”自体は完了とします。

さて、次はいよいよ肝心の“飛行テスト”です。

どうなることやら(と言いながら、物凄く期待しているのです)。

モーター交換(その8)

2010年04月02日 | グライダー(EasyFly)
新マウントに交換したものの、結局振動が止まらないモグラ。

今更ではありますが、基本に戻ってみることにしました。

ペラのバランスはOKなので、スピンナー類のバランスを確認してみることにします。

「えっ!スピンナーのバランス確認してないの?」という声が聞こえてきそうですが・・・

まずはスピンナー台座(て名前かな?)のバランス確認です。

バランサーにセットしますが、特に問題なし。

次にハブのバランスです。



ハブを持つ手を離すと「スー」っと傾きます。

そこで、ペラ取り付け用のネジを付けて、ワッシャーの数で調整したところ、軽い方に2枚追加でバランスがとれました。

最初、重い方を削ろうかと思いましたが、ワッシャー2枚分って、かなりの量だと思うので、当面ワッシャー追加で様子をみることにします。

バランサーが使えるのはここまでですので、あとは実際に回して、動バランスをみるしかありません。

まずモーターに、スピンナー台座とハブを取り付ます。



この状態でモーターを回しましたが「ビリビリー」と、激しくはないものの、若干の振動があります。

「組み合わせ(組み方)の問題?」

一旦モーターから台座とハブを取り外し、もう一度組み立ててペラを回してみると、あきらかに、先程より振動が小さくなっています。

ちょっと希望の光が見えてきました!

台座はそのまま動かさず、ハブだけを45度程回して固定します。

おおっ!さらに振動が小さくなっています。

さらにハブを45度程回して固定します。

若干振動が増えたので、ちょいと戻します。

モーターON!

「プィーーーン」

神降臨!

ほとんど振動が無く「プィーーーン」という、今まで聞いたことのない音が部屋に響き渡っています。
とても心地よく、思わず「ニヤリ」としてしまいました。

とにかく、この取り付け位置をキープするために、油性ペンでマーキングしておきます。

次は、スピンナーを取り付けて、モーターON!

残念ながら、再び振動発生。

「ふう~」

今日のところは、これくらいで勘弁してやるか・・・寝よ・・・

モーター交換(その7)

2010年03月31日 | グライダー(EasyFly)
ついに、モーター交換も「その7」になってしまいました。
いつになったら、「完結編」になるのでしょうか・・・

先日、エロ本放火魔さんから「続きは、どないなっとんじゃ!はよせんかい!」という内容の迷惑メールをいただきました。

「はいはい、やりゃいいんでしょ」とブツブツ言いながら作業開始。

まずは、新モーターマウントを機体の片側に接着します。

そして、一日放置してから接着具合の確認を行います。



よしよし、なかなかしっかりと接着されています。

さて、次は真っ二つになっている機体そのものを貼りあわせます。

ひたすら“SU接着剤”を塗りまくり、左右の機体を貼りあわせ、マスキングテープで固定します。



そして、また一日放置します。



うーん、いい感じじゃありませんか!

機首部分をネジってみましたが、以前より剛性がアップしているような気がします。

さて、ついに最終段階になってきました!

時刻は夜中の2時半(30日です)ですが、ガマンできません!

スピンナーセットOK!

ペラセットOK!

プロポON!

リポ接続完了!

いきま~す!

「ブイィ~ン」

よしよし!(さらにスロットルアップ)

「ブイーーーーッ」

よっしゃーフルスロットルいけー!

「ビリビリビリーーー」

・・・・・・・

寝よ・・・


翌日(今日です)、ペラを外してスピンナーだけで回してみたところ、やはり細かな振動が発生し、以前と同じように機首部分を握るとピタっと振動が止まります。

ペラを回しながら、マウント部分を押さえたり、いろんな所を押したり引いたり。

「ん?あやしいぞ」



赤の部分は、機体の右側の一部、青の部分は、機体左側の一部。
で、左右の機体を合わせると、写真のようになるのだが、この“赤線”と“青線”が重なる部分は、接着されていません。

そして、これらの箇所を押さえると、振動が止まるような感じです。

また、真っ二つに割らなければダメかと思ったのですが、とりあえず瞬間接着剤で固定してみます。

数分後、ペラを付けてのテスト。

結果は・・・・・



寝よ・・・


まあ、振動といっても、以前と比べるとかなり改善されているのは確実で、もしかすると許容範囲なのかもしれません。

ペラのバランスをやり直し、その次の策としては“フロントマウント”でやってみますか。