RC AIR LINE

ヘリだけのつもりで始めた空ラジ。
しかし現在、飛行機、EDF、グライダー・・・
ラジコン病になってしまった・・・

サングラス(黄色のレンズ)

2009年10月29日 | その他
以前サングラスを購入した際に、レンズの色の違いによる見え方に関して書いたことがあります(8月5日の記事)。
その時、黄色のレンズに関しては、あまり良いことを書きませんでしたが、ちょっと修正したいと思います。

一面の曇り空(起伏のない雲)というコンディションでモグラを飛ばした時のこと、ふと「黄色のレンズを試してみよう」という気になり、装着してみました。

すると、モグラの姿がハッキリと浮かび上がって見えるではありませんか!

正直、裸眼でも問題なく見えますし、メチャクチャ驚く程の変化ではありませんので、視界全体が黄色になる違和感が伴うことを考えると、サングラスをかけるかどうかは、微妙なところではあります。

実際、300~400m上空を飛んでいるモグラを見上げている時は、明らかに“クッキリ”感が違うので、黄色レンズのサングラスは有効でしたが、高度が下がってまわりの景色が視界に入るようになると、“黄色い視界”の違和感が増してしまい、結果サングラスを外してしまいました。

私なりに考えた、黄色のレンズが有効な状況は、
・起伏や切れ目のない曇が一面に広がっている曇空
・まわりの景色(建物や木々)が視界に入らない(上を見上げるってこと)

だと思います。

でも、人それぞれ好みもありますし、雲などの状況で見方は違いますので、上記の内容は“参考”ということでお願いします。




高度計

2009年10月27日 | グライダー(EasyFly)
空高く飛んでいるモグラを見て「高度はどのくらいあるんだろう?」と、RC仲間と話をしていました。

ある日、「Easy Glider」を所有するエロパーさんが、ハイペリオンのE-meter2を購入。
ワクワクしながら測定結果を見ると約400m!

また、別の日には500mを突破!
その時のフライトは終始見ていたのですが、正直怖かったです。
機体の姿勢は判るものの、約2メートルある機体がメチャクチャ小さく、しばらく目を離してしまうと、再度機体を発見するのに、キョロキョロと探さなければなりません。

ちなみにこのエロパーさんの最高高度記録は710mで、もちろん目視飛行ですが、小さな“+”にしか見えません(怖)。

エロパーさんに、その時のデータを提供していただきました。




数字が見えないですね・・・
X軸が時間で、一目盛りが“1分”、Y軸が高度で、一目盛りが“20m”です。
いただいたデータはキレイなのですが、縮小したらダメになってしまった・・・
エロパーさん、ごめんなさい。


前置きが長くなりましたが、果たして自分のモグラが、どのくらいの高度まで上がっているのかが気になります。

そこで、EagleTreeの高度計を購入してみました。




重さは約7グラムで、すでに持っているeLoggerに接続して使用しますが、左上のケーブルを使い、受信機の空きチャンネルに接続することにより、この高度計を単体で使用できます。

単体で使用した場合は、最高高度だけしか記録せず、記録した高度は6→4→0(640mの場合)のように、LEDで表示してくれます。

ここで、このブログ初の動画を用意しました。

ただし、単にLEDの数字が変わるだけのつまらない動画(17秒)です。



この高度計は、eLoggerに接続した場合は飛行中のデータを記録し続けて、後からPCの画面上でグラフ表示させることができます。

初の高度測定ですが、まずは様子見ということで、全く不安を感じない高度で飛ばしました。
自分では「400m近くかな?」と思っていたのですが、結果は254m。

二回目の測定は、ちょっと頑張って上げてみたところ、45?m(忘れた・・・)でした。

三回目の測定からは、eLoggerに接続して飛行中全てのデータを取ることにしました。
「ちょっと怖いな」と思う位まで上げてみたところ、最高高度は52?m(忘れた。理由は後記)でした。
途中、なかなか降りてこない場面がありましたので、おそらくサーマルに乗ったものと思われます。

最後のフライトである四回目は、離陸後2分間モーター全開で上昇させ、最高高度にチャレンジしてみました。
最後は、機体が小さな“+”にしか見えないため姿勢が判らず、怖くなってきたので、モーターOFF。
「かなり上がったな」と、記録更新の自信あり。
結果は640m!(驚)

この時、ちょっとだけ高度計の信頼性を疑ったのですが、一緒にモグラを飛ばしている(同時に飛ばしてます)エロパーさん(E-meter2搭載)の高度と比べると、あながち間違いではないようです。

正直、これ以上は怖くて上げられそうにないのですが、710mの記録?を持つエロパーさん曰く、「『もっとアゲロ~』という悪魔の囁きが聞こえる」そうです。

そういえば、そのような声が聞こえたような気が・・・

家に帰り、フライトデータをPCの画面にグラフ表示させようとしたのですが・・・
高度が表示されない・・・
「あっ!」
eLogger本体の設定(高度を記録させる設定)を忘れていました・・・

三本目はサーマルに乗ったと思われるので、高度のグラフを見るのが楽しみ(モーターがOFFにもかかわらず上昇するグラフ)だっただけに、この時のショックは、のりピー(ファンでした)逮捕に匹敵する程でした。

なお、二本目の最高高度を忘れたのは、単なる老化現象による記憶力の低下によるものですが、三本目の高度を忘れたのは、eLoggerに記録されているという安心感から、覚えようとしなかったためです(必死の言い訳)。

ちなみに四本目の高度は、高度計自体が最終フライト時の最高高度を記憶しているので、大丈夫でした。

まあ、その他のデータ(電流と電圧)が取れたからいいかな・・・




最大電流:17.8A(モーターON時の突入電流です)
上昇時の電流(モーター全開):12.5A~13.5Aくらい
滑空時の電流:最大で0.7Aくらい

eLoggerの設定も完了したので、次回も張り切って最高高度にチャレンジしてみようと思います。

でも怖い・・・

サーボが・・・

2009年10月17日 | グライダー(EasyFly)
エルロンサーボに、トラブルが発生しました。

飛行中、どうも機体が左に傾くと思っていたら、右翼のサーボが目一杯振れた状態のままになっていて、逆方向に動かそうとプロポのスティックを操作しても「ガガガガッ」と音がして動きません。

てっきり“ギヤ欠け”かと思ったのですが“ギヤ飛び”でした。

サーボケースを開けて、ズレたギヤを正しい位置に戻して終了。

ギヤが飛ぶ(ズレる)こと自体マズイので、交換しようかと思いましたが、壊れたわけではないので再利用することにしました(貧乏性)。

その後、問題なく飛んでいるので大丈夫でしょう。たぶん・・・

“モグラ”良い!

2009年10月15日 | グライダー(EasyFly)
モーターグライダー(以下モグラ)のEasy Flyですが、結論を先にいうと「驚く程良く飛ぶ」です。

実に安定していて、風上に向かっているときでも、超低速にもかかわらず、ビシッと安定しています。

モーターのパワーも、とりあえずは問題ないレベルではないでしょうか。
とはいっても、風が強いときに風上に向かって上昇する時は、パワー不足を感じます。

とにかくこのモグラは、スペック不明の固まりなので、モーターも「1000KV」ということしか解りません。

気になるサーボのニュートラルズレですが、確かにズレます。
しかし、所詮のんびり飛行のグライダーなので、その都度トリムを動かして対応しています。

飛行時間は、サーマルが発生していない時で20~25分程度、風が強い時で30分程度(風上に向かうとホバリング状態になるから)サーマル発生時で今までの最長は38分です。

なお、使用リポはT-REXと共用の3S 2200mAhで、上記の時間飛ばして50%ちょっとを消費します。

とにかく、全くの初心者でも簡単に飛ばせるモグラで、なかなか良いのではないでしょうか。



スィ~っと滑空中のEasy Fly(Photo by S.Tさん)

モーターグライダー Easy Fly

2009年10月13日 | グライダー(EasyFly)
9月18日にちょっとだけお見せしたグライダーを紹介します。

これまで、ヘリ専門でやってきましたが、ある時(ずいぶん前のことですが)ディレクターズチェアーに座りながら、遥か上空のグライダーを飛ばしている人を見たときから、「こんな、のんびりしたスタイルもいいな」と思い、それ以降、心のどこかに“グライダー”が存在していました。
その後、ヘリ仲間と「飛行機系もいいね」などと話をしているうちに購入意欲が高まり、ついに爆発!
モーターグライダーの「Easy Fly」を購入しました。
実はこの機体、マルチプレックス社の「Easy Glider」のコピー品です。



右がK.Tさん所有の“本家”Easy Glider
左が“コピー品”のEasy Fly(主翼が汚いのは、塗装に失敗したからです)

安さに釣られて、香港のショップからコピー品を購入してしまいました。
購入者のレビューを見ると、サーボのニュートラルが狂うという問題があるようですが、その他は大きな問題はないようで、YouTubeなどの動画を見るかぎり、普通に飛んでいます。

さてさて、実際はどうでしょう。
宣伝文句では「箱から出して10分で飛行可能」とのこと。
もちろん、そんなわけありません。

まず、エレベーターとラダーのリンケージロッドがメチャクチャ固い!
指の腹で「刺さるのではないか」と思う程の力で押して、なんとか動くレベルです。

この状態でも、飛ばせば飛ぶのでしょうが、とても飛ばす気になりません。
そこで、リンケージパイプの中にシリコンスプレーを注入したところ、かなり改善しましたが、まだ“固い”というレベルです。
どうやらリンケージパイプ(ロッド)が、尾翼付近でかなり鋭角に曲げられているようです。

改善するには、機体を真っ二つに割って、リンケージパイプの引き回しを変えるしかないのですが、そこまでする気力はありません。
リンケージの固さに関しては、スペック不明のサーボに頑張ってもらうことにします。

すべてのヒンジにシリコンスプレーを吹き付け、とりあえず機体の準備は完了(とこの時は思っていた)。

次は、プロポの設定。

ニュートラルを出して、各サーボの動作を確認。
特に問題はなく、初めて見るエルロンの動きに感心しながら、すべてのサーボを動かしながら遊んでいたのですが、ふとアンプを触ってみるとアッチッチ状態!
18Aのアンプということしか解らない代物なので、BECの容量も不明(泣)。
「かなり温かい」なら、まだいいのだが、「熱い」のでは問題である。
そこでアンプを、BEC容量3Aのアンプ(25A)に交換しました。
一応、すべてのサーボをしばらく動かし、アンプを触ってみると「そこそこ温かい」程度でした。

これで機体の準備は完了です。

はたして、ちゃんと飛んでくれるのでしょうか?