RC AIR LINE

ヘリだけのつもりで始めた空ラジ。
しかし現在、飛行機、EDF、グライダー・・・
ラジコン病になってしまった・・・

モーター交換(その6)

2010年03月26日 | グライダー(EasyFly)
モーター交換も“その6”になってしまいました。
いつまで続くのでしょうか?

さて、新マウント(キャップマウント)の形にあわせて、機首部分を削ります。

まず、リューターで荒削りを行い、続いて、キャップマウントに紙ヤスリを巻き付けた物で仕上げを行います。



これにより、キャップマウントにピッタリ合う形に削ることができます。

ちょっと仮組してみましょう。



う~ん、いい感じ。

前の記事でも書きましたが、このキャップマウントの正体は、嫁さんのヘアムースのキャップなのですが、よくあるフニャフニャの物ではなく、かなり堅くてしっかりした物です。

これをしっかりと機首部分に接着すれば、モーターマウントとしてだけでなく、機首部分の剛性アップにもなるはずです。

次に、キャップマウントにモーター取付穴を開けます。

穴開けの位置ですが、モーターを直接キャップマウントに取り付けるのではなく、モーターに付属してきた十字マウントにモーターを取り付けて、その状態の物をキャップマウントに取り付けます。

これは、エロ本放火魔さんからのアドバイスで、なるべくモーターのシャフトから離れたところでマウントに固定することにより、振動防止になるとのこと。
まあ“踏張りが効く”ってことでしょうか?

でも待てよ、この十字マウントをモーターの一部と考えると、確かにシャフトから離れた箇所で固定するので“踏張りが効く”というのもうなずけますが、十字マウントをマウントの一部と考えると、結局モーターを固定しているのは、シャフトの近くか?

うーん、わからなくなってきたぞ・・・

いずれにせよ、アルミ?製の十字マウントを使った方が、シャフトから離れた箇所で固定できるので、よしとしましょう。

で、出来上がったのがこちら。



ふんふん、なかなかいいかも。

ちょっと怖いですが、テストしてみましょう。

マウント部分を手に持ち、モーター全開!

「ぷい~ん」OK!

次は、実際にペラを付けての実験。

「ブイーーーン!」OK!OK!

あとは、実際に取り付けてどうなるかですね。

モーター交換(その5)

2010年03月07日 | グライダー(EasyFly)
モーターが暴れて破損したマウントですが、どうせ使えないのだから「とりあえず取っちゃえ」ということで、外してみました。



(残骸の一部をゴミ箱に放り込んでからの写真です。)

マウントを外す際に、機首部だけを縦に「パカ」っと割ったのですが(割れたのではなく、割ったのです)この後の“新マウント”取り付け時の作業効率をアップさせるために、もうちょっと割ってみました。




もうちょっと・・・




ん、もっとかな?




あららららー



じつは、以前から“中身”が気になってたので、これを機会に解剖してみました。



「へえ、こんな感じなんだ・・・よし(満足)」(←それだけかよ!)


さてさて、新しいモーターマウントですが、機首(マウント周辺)の剛性アップも兼ねられる方法として、こんな物を使用してみようと思います。



なんと、UVカットや湿気のコントロールまでしてくれるモーターマウントです(しかもNewタイプ!)

これの周りに接着剤をてんこ盛りにして機体に取り付けるだけで、あら不思議!紫外線や湿気から機体を守ってくれます(すげー!!ん?)。

正体は、嫁さんのヘアムース(たぶん)のキャップ。
フニャフニャのプラスチックに見えますが、なんのなんの、かなり硬くてしっかりしています。

キャップが若干大きいため、機体側を削る作業から始めないとダメですね。

さて、どうなることやら・・・

モーター交換(その4)

2010年03月04日 | グライダー(EasyFly)
2月11日の記事で「モーターマウントの一部が、機体に接着されていないのが振動の原因かも?」的なことを書きましたが、結果は「ハズレ」でした。

まあ、きちんと接着しなおしたこと自体は正解なのでいいのですが、フルスロットルにすると「ビリビリビリー」と振動し、マウント部分を強く握りしめると、振動は収まります。

“握る”と同じ効果を得られる方法として、“グラステープでグルグル巻きにする”ことと“マジックテープを強く巻きつける”を試したのですが惨敗。

ダメだぁ・・・

スピンナーの精度を疑い、テープやワッシャーなどでバランス調整を試みるが効果無し。

唯一効果があったのは、すでにバランスが取れているペラに、更にテープを貼っていくこと。

ペラのバランスが取れていても、全体的なバランスが取れていないからか、ある程度は改善するものの、結局振動が止まるには至りませんでした。

「モーターマウント周辺の強化・・・どうすればいいのだろう?」と悩みながらあれこれやっていたところ、とんでもないことが起きてしまいました。

モーターを回したところ、全開にする前から振動が出始め、「ん?」と思うと同時に「バリバリバリーーーー」という音と共に、モーター自体が大暴れ!

「ななな!なんだあ?」



モーターマウント破損。

度重なるモーターの取り付け・取り外し、そして振動が原因でしょう。

赤で囲った部分が割れてしまいました。

大変なことになってしまった。

どうしよう・・・

モーター交換(その3)

2010年02月11日 | グライダー(EasyFly)
モグラの振動の原因ですが、モーターマウント周辺を強化する前に「ひょっとしてこれか?」という箇所を発見しました。



写真赤丸部分の、マウントと機体がしっかりと接着されていませんでした。

左側を見ると、白っぽい接着剤でしっかりと固定されているのがわかりますが、赤丸箇所は、端の方にちょっとだけ接着剤が見える程度で、実際は、力を加えると簡単にズレてしまう(接着されていない)状態でした。

ベンチテストの際に、「マウント周辺を強く握ると振動が止まる」 というのも、うなずけます。

これは“強度不足”以前の問題ですね。

早速、SU接着剤とエポキシてんこ盛りで固定しました。

すぐにテストしたい気持ちを抑え、エポキシが完全に硬化するように、一日放置することにします。

モーター交換(その2)

2010年02月08日 | グライダー(EasyFly)
モグラのモーター交換の結果ですが、失敗でした。

モーターの交換が終わったモグラですが、交換終了後のテストで大きく振動が発生。

エロ本放火魔さんのアドバイスにより、ペラ取り付け部にワッシャーを入れてガタをなくしたところ振動が止まりました。

これで安心して、日曜日の朝に飛行場に向かったのですが・・・

現場に到着後、まずは回転数の測定。
純正モーターでは7200回転でしたが、今回の測定結果は9900回転。思わず“ニヤリ”としてしまう。

しかし、いざ発航させようとモーター全開にしたところ「ビリ!ビリ!ビリ!」と大振動!

とにかく飛ばしたいので、振動が無くなるまでスロットルを絞って(80%まで絞りました)飛ばしてみたところ、純正モーターよりパワーが無く“辛うじて上昇する”程度です。

その後、スピンナーやペラ取り付け部をばらしたりして試行錯誤するも、原因不明。

ですが、ふとしたことから、“モーターマウント周辺の強度不足”が原因であることが判明しました。

現場のベンチテストでモーターを回転させた際、たまたまモーターマウント周辺を握るようにして機体を支えていたのですが、振動が発生した際に、思わずギュッっと強く握り絞めてしまったところ、振動が“ピタッ”と止まりました。

早速グラステープでモーターマウント周辺をグルグル巻きにしたところ、かなり振動が改善されましたが完璧ではありません。

その後、2フライトしましたが、振動が原因なのかパワーが無く(純正と同じ位)、何よりもスロットルをONにしたときに「ビリビリビリビリ~」という音を出しながら飛ぶのが嫌で、全く楽しくありませんでした。

“強度不足”は発泡機の宿命なんですね。

さて、モーターを純粋に戻すか、マウント周辺の強化にチャレンジするか・・・

一旦純粋に戻して、じっくり強化策を練ることにします。

モーター交換

2010年02月07日 | グライダー(EasyFly)
さて、モグラのモーター交換作業を行います。

交換するモーターはこれ。



KV値は“1000”で、ピークで25A(15秒)流せるモーターで、以前エロ本放火魔さんが使用していたモーターと同じものです。

Easy Flyのモーターマウントはバックマウントなので、まずモーターシャフトを入れ替えなければなりません。

モーターシャフトの入れ替えは、圧入されたシャフトを抜かなければいけないので、万力でシャフトを抜いて差し換えます。




それではまず、モグラに付いている純正モーターを外します。
(モーターマウントに、新モーターの取り付け穴を開けた後の写真です)



そして、外したモーターがこれ。



うーん、怪しさ抜群のモーターですねえ。
でも、なかなか良いモーターだと思いますよ。

新モーターを取り付けて、



新調したスピンナーを取り付けます。



使用するペラは9X5と10X6を用意。
とりあえず10X6を取り付けてみました。



さてさて、結果はどうなるでしょうか・・・

モーターの考察

2010年02月02日 | グライダー(EasyFly)
RC仲間である、エロ本放火魔さん(旧エロパーさん)が所有していたEasyGlider(現在はステビアに変更)には、パワーのあるモーターが積んであり、上昇スピードが全く違いました。

以前(2009年10月27日の記事)で、エロ本放火魔さんが710mまで上げた時のデータ(グラフ)を載せましたが、710mに達するのに要した時間は、約1分程度です。
対して私のモグラは、2分かけて640mです。

上昇中の速度を単純に数字だけで計算すると、
大パワーモーター:0.71×60=42.6km/h(毎秒11.8m)
小パワーモーター:0.32×60=19.2km/h(毎秒5.3m)

実に倍以上の違いがあります。

私的には、スピード自体はどうでもいいのですが、消費電流が気になります。

またしても、単純計算です。

上昇時に消費する電力は(電流と電圧は平均値)、
大パワーモーター:23A×11.5V=264.5Wh
小パワーモーター:13.5A×11.5V=155Wh

約1.7倍の差がありますが、小パワーの私のモグラは、同じ高度に達するのに倍の時間がかかりますので、消費電力も倍ということになり、155Wh×2=310Whになります(こんな計算でいいのか??)。

結局小パワーモーターの方が、大パワーモーターより約1.2倍の電力を消費することになります。

要するに、パワーのあるモーターを使用すると、当然多くの電力を必要とするのですが、モーターONの時間が短くなるため、最終的には、パワーの少ないモーターよりも電力を必要としない(バッテリーが長持ちする)ということになります(と思うのですが・・・)。

ただし上記の値は、エロ本放火魔さんのモーターとの比較ですので、パワーのあるモーターであれば、何でもOKという訳ではありません。

ということで、特に大きな不満はないのですが、モグラのモーターを交換することにしました。

ということで、次回は“モーター交換の巻”です。

高度計

2009年10月27日 | グライダー(EasyFly)
空高く飛んでいるモグラを見て「高度はどのくらいあるんだろう?」と、RC仲間と話をしていました。

ある日、「Easy Glider」を所有するエロパーさんが、ハイペリオンのE-meter2を購入。
ワクワクしながら測定結果を見ると約400m!

また、別の日には500mを突破!
その時のフライトは終始見ていたのですが、正直怖かったです。
機体の姿勢は判るものの、約2メートルある機体がメチャクチャ小さく、しばらく目を離してしまうと、再度機体を発見するのに、キョロキョロと探さなければなりません。

ちなみにこのエロパーさんの最高高度記録は710mで、もちろん目視飛行ですが、小さな“+”にしか見えません(怖)。

エロパーさんに、その時のデータを提供していただきました。




数字が見えないですね・・・
X軸が時間で、一目盛りが“1分”、Y軸が高度で、一目盛りが“20m”です。
いただいたデータはキレイなのですが、縮小したらダメになってしまった・・・
エロパーさん、ごめんなさい。


前置きが長くなりましたが、果たして自分のモグラが、どのくらいの高度まで上がっているのかが気になります。

そこで、EagleTreeの高度計を購入してみました。




重さは約7グラムで、すでに持っているeLoggerに接続して使用しますが、左上のケーブルを使い、受信機の空きチャンネルに接続することにより、この高度計を単体で使用できます。

単体で使用した場合は、最高高度だけしか記録せず、記録した高度は6→4→0(640mの場合)のように、LEDで表示してくれます。

ここで、このブログ初の動画を用意しました。

ただし、単にLEDの数字が変わるだけのつまらない動画(17秒)です。



この高度計は、eLoggerに接続した場合は飛行中のデータを記録し続けて、後からPCの画面上でグラフ表示させることができます。

初の高度測定ですが、まずは様子見ということで、全く不安を感じない高度で飛ばしました。
自分では「400m近くかな?」と思っていたのですが、結果は254m。

二回目の測定は、ちょっと頑張って上げてみたところ、45?m(忘れた・・・)でした。

三回目の測定からは、eLoggerに接続して飛行中全てのデータを取ることにしました。
「ちょっと怖いな」と思う位まで上げてみたところ、最高高度は52?m(忘れた。理由は後記)でした。
途中、なかなか降りてこない場面がありましたので、おそらくサーマルに乗ったものと思われます。

最後のフライトである四回目は、離陸後2分間モーター全開で上昇させ、最高高度にチャレンジしてみました。
最後は、機体が小さな“+”にしか見えないため姿勢が判らず、怖くなってきたので、モーターOFF。
「かなり上がったな」と、記録更新の自信あり。
結果は640m!(驚)

この時、ちょっとだけ高度計の信頼性を疑ったのですが、一緒にモグラを飛ばしている(同時に飛ばしてます)エロパーさん(E-meter2搭載)の高度と比べると、あながち間違いではないようです。

正直、これ以上は怖くて上げられそうにないのですが、710mの記録?を持つエロパーさん曰く、「『もっとアゲロ~』という悪魔の囁きが聞こえる」そうです。

そういえば、そのような声が聞こえたような気が・・・

家に帰り、フライトデータをPCの画面にグラフ表示させようとしたのですが・・・
高度が表示されない・・・
「あっ!」
eLogger本体の設定(高度を記録させる設定)を忘れていました・・・

三本目はサーマルに乗ったと思われるので、高度のグラフを見るのが楽しみ(モーターがOFFにもかかわらず上昇するグラフ)だっただけに、この時のショックは、のりピー(ファンでした)逮捕に匹敵する程でした。

なお、二本目の最高高度を忘れたのは、単なる老化現象による記憶力の低下によるものですが、三本目の高度を忘れたのは、eLoggerに記録されているという安心感から、覚えようとしなかったためです(必死の言い訳)。

ちなみに四本目の高度は、高度計自体が最終フライト時の最高高度を記憶しているので、大丈夫でした。

まあ、その他のデータ(電流と電圧)が取れたからいいかな・・・




最大電流:17.8A(モーターON時の突入電流です)
上昇時の電流(モーター全開):12.5A~13.5Aくらい
滑空時の電流:最大で0.7Aくらい

eLoggerの設定も完了したので、次回も張り切って最高高度にチャレンジしてみようと思います。

でも怖い・・・

サーボが・・・

2009年10月17日 | グライダー(EasyFly)
エルロンサーボに、トラブルが発生しました。

飛行中、どうも機体が左に傾くと思っていたら、右翼のサーボが目一杯振れた状態のままになっていて、逆方向に動かそうとプロポのスティックを操作しても「ガガガガッ」と音がして動きません。

てっきり“ギヤ欠け”かと思ったのですが“ギヤ飛び”でした。

サーボケースを開けて、ズレたギヤを正しい位置に戻して終了。

ギヤが飛ぶ(ズレる)こと自体マズイので、交換しようかと思いましたが、壊れたわけではないので再利用することにしました(貧乏性)。

その後、問題なく飛んでいるので大丈夫でしょう。たぶん・・・

“モグラ”良い!

2009年10月15日 | グライダー(EasyFly)
モーターグライダー(以下モグラ)のEasy Flyですが、結論を先にいうと「驚く程良く飛ぶ」です。

実に安定していて、風上に向かっているときでも、超低速にもかかわらず、ビシッと安定しています。

モーターのパワーも、とりあえずは問題ないレベルではないでしょうか。
とはいっても、風が強いときに風上に向かって上昇する時は、パワー不足を感じます。

とにかくこのモグラは、スペック不明の固まりなので、モーターも「1000KV」ということしか解りません。

気になるサーボのニュートラルズレですが、確かにズレます。
しかし、所詮のんびり飛行のグライダーなので、その都度トリムを動かして対応しています。

飛行時間は、サーマルが発生していない時で20~25分程度、風が強い時で30分程度(風上に向かうとホバリング状態になるから)サーマル発生時で今までの最長は38分です。

なお、使用リポはT-REXと共用の3S 2200mAhで、上記の時間飛ばして50%ちょっとを消費します。

とにかく、全くの初心者でも簡単に飛ばせるモグラで、なかなか良いのではないでしょうか。



スィ~っと滑空中のEasy Fly(Photo by S.Tさん)