燃え出る夏のセレナーデ

暑（＾－＾）

色むトマトに物思い



゛暑中に燃へて激しきこの世の不揃ひの赤きトマトであやを採る゛

未だ少し早いかなと思いながら
五月半ば
畑のスタート台でヨーイドンをさせました
八本の苗
真夏の思い出を
充実の陽が不揃いの顔に呼びかけている


゛暑中に燃ヘるオレンジのジュースのよふな陽を詰め込みた金盞花゛



ルールルル
夜明けのスキャット
庭いっぱいの微笑



゛裏窓の祭りの星は輝やきている孤独な部屋の受験生゛

お神輿もお神楽も、、、



ヨーヨー掬いも

若い日の思い出は、、、、走馬灯



祭りの雑踏の音
耳にして
本のヘージを開いても
気になってちっとも身に入らなかった

あの日の祭りの裏窓
今は、、、
病夫を支えて
再びカーテンを開いてみたが
孤独な部屋になっていた

真夏の途中

朝顔の涼しさ


情緒を誘うコスモスに魅せられて


゛朝顔は花弁の色をはんなり添えへて明日へと蔓は上り行く゛

夕日を背にし明日咲く楽しみの畳まれた蕾はんなりと色付けされている


あの日のベンチ


てんとう虫も夏盛り


水浴び



゛公園の二つ並びた憩ふベンチに勢ひ余す水しぶき゛

虹を描いた水しぶきが
私の体にひんやりと触れ
その涼しさを暑さを狭間に゛キュ゛っと
握り返したくなる

沐浴の香り
みどり木立のさわやかさ

癒し

゛暑に嘆く麦わら帽子父母の姿を思い出にふと被る゛

？プッッンだったのかしら


母の姿

夏が来て思い出す
裏玄関に掛けてある
今年の夏の
働き者の父母の姿



゛百万ドルの星座を仰ぐ向日葵は開きたままで眠り込む゛



にこにこと陽に媚を得る向日葵は疲れてしまって花弁を閉じるのも忘れ深く眠ってしまいました



゛冷へたドリンク暑を乗り越へてこくこくと喉元潜る起爆剤゛


薬剤師さんから買った今日のドリンク体に良く効いて元気になりました

猛暑には、、、
冷えたドリンクはこくこくと喉を鳴らし早やエネルギーに変わる即効剤



゛煙草を買ひの口実の病夫の団扇彷徨ひて朝迄煽ぐ゛


クーラーの効いた一杯屋がきっと懐かしいでしょう、、、この体では(；一_一)あの日を団扇で夫は思い出し煽いでいましたよ（＾－＾）

煙草を買いにと出かけたまま近くの一杯屋であやされた
あの頃の元気な姿を懐かしみ病夫は朝迄団扇を煽いでいましたが
仰ぎ返えされて、、、、
光陰矢の如し
元気だったあの日から五年目の夏になりましたね

夜半の雨

夜半の雨音に寝返りをすると、、、
陽に燃える夏の空
暑の汗が
屋根を走る

親は傷の付く
私への忠告
雨は出し惜しみしながら
ぶつぶつと促して行く

あまり長くは語らない
束の間の
大地への冷やしの雨

盛夏

七夕の海へ海へと流れる水のバカンス


金河銀河の流れ星


山もりの野菜に果物ここだけは民衆市場と活気づく生き残り。暑の中のグレープの口に涼しいほろ苦さ




゛海へ海波のバカンス何処ドコと水門潜る石狩の水゛

夏だ゛
バカンスだ
七夕近くのの水の流れは
海へ海へと波に乗せ笹舟をを漕ぐ（＾－＾）


゛暑に喘ぐ二つ割したグレープフルーツ地平彷徨ひほろ苦さ゛

市場で山盛りのフルーツ
暑にも負けずにさっぱりとして涼しけれ

夏が来れば思い出す

納涼まつりの高嶺の花


この花の出会いに思わずシューベルトの野バラをハーミング



夕涼み呟やきたくなるフエンス中

陽が大好きな真上を見て咲くゆりもあり


鉄砲ゆりの蕾がまつりにあわせ咲く時期を図りている


我が庭に赤く熟したトマトが燃える太陽の下で微笑みだす



゛納涼祭の汗を拭ぐひしハンケチにネオンのバラが赤く咲き゛

ハンケチを手にすれば納涼まつりで
冷や汗や大汗を拭った
ネオンサインの花より高く
高嶺の花が咲く

通りを歩けば野バラの歌で
育った私達、、、この花には棘が有るが魅力もある

゛盆の空への単衣着は蕾持ったる夏の浴衣のゆりの花゛

夕涼みの花に
団扇を持ったあの頃が
目を擦れば
ふと思い出のゆりの花
懐かしいあの小径

゛気ままな気分ミシンを掛けるジグザグに踏む雑巾の縫ひ試し゛

ミシンの前に座り
先ず始め
手にする事は
ミシンの芽を揃えるために
ジグザグに雑巾の縫い試し

夏の食卓

あたたかなご飯に漬物それだけで猛暑を乗り越えられる母の味

弾き返される手慣れたフライパン

今年の猛暑にも負けない激辛の青南蛮(；一_一)辛くて辛く大汗を掻く




゛青きキューリの浅漬けに元気を貰ひパリパリと食む母の味゛


母の味
さっぱりとした漬物は
猛暑の中の元気な素


゛弾きて返へすフライパン激辛な青き南蛮勢ひ余す゛

フライパンの中は青南蛮の
ひりひりとした激辛な匂いに
今年の夏は弾き返される

涼しい風

一日の労いにカーテンが揺れている




珈琲一杯の労い


゛吾の部屋に一日が終はり労ひのレースカーテン揺れている゛

風は日々温好（＾－＾）保たれている


雨上がりの窓に
発芽した勢いつけた草の芽を
気にやみながらも

珈琲一杯に心が癒されます

左右を確認しのっそり大道を這う盛夏なり

゛ぎよ゛っとして、、、小さい頃は醜くくても大きくなれば器量よし、、、その心は?

美しい蝶を求めたあの日

夏の夜をていいっぱいにおめかしをしてお持て成しをするのは夜の蝶（＾－＾）


今年の夏の通りでの出会い（




゛あの日の蝶がのそりのそりと大道を毛皮を着込む盛夏なり゛

舗装路を気取った姿で毛皮を着込み
左右を確認して
のそりのそりと
ご機嫌に歩く姿は、、、
昨日私の目の前で嬉しそうに
螺旋を描き飛んで行く
蝶の化身かしら

゛ぎょ゛っとして振り向くと
嬉しそうにウインク交わす
只今夏の盛りなり

今日は雨

今日は労いの雨


ワンタッチの傘



我が家のトマト雨の滴でキラリ

充実の百日草、、、この花もお盆を潜る頃にはこんな微笑みも出て来るでしょう








庭の百日草が雨に洗われて、、、

昨日は曇り空を蕾を抱え心配気に大空を仰いでいた
百日草
今朝は雨に洗われて涼しげに咲いている

私が幼い頃から
見て育ってきた
亡き母の花

蕾を抱え
昨日一日の長い沈黙
もつれた糸も解かれた

夏窓に労いの雨


疲れた心が゛ほっ゛とする

何時もと変わらない
暮らしが待っている