カーテンを引く手に
六丁目の大きな夕陽が
今日一日を語り始める
かたずけの終わった庭につめ切り草が秋陽を点す
長々と続いた雨も上がったので
久しぶり
残暑のかたずけをした
゛あ々疲れた゛
切なくて
自分の仕事の量と
消耗してしまった朝食のカロリー
計りにかけみたくなる
ふとポケットを探ると
食べ残こりのキャラメル一個が私に力添え
今日の仕事を
最後迄終える勇気に繋がった
見渡す空に
亡母の微笑
愛燦々と私の背中を照らしてくれていた
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