秋のひと日

暖かな日差し
昨日と今日
まるで別天地

黄葉がカサコソと背を丸め駆けて行く晩秋

置き去りの公園のぶらんこ、滑り台、鉄棒、、、秋のひと日が子供たちの戻って来る声を待っている
今日は日曜日、
夏の忘れ物を思い出し孫はなごり惜しそうに
あの雲に乗せて、ぐんぐんと、、、
大空を突き抜けて゛ぶらんこ゛をこぐ

夏の思い出゛逆さまのブラブラ鉄棒゛
きっと大切な゛忘れ物゛に気がつくでしょう、、、

昨日の夕刊から

゛今日の話題゛、、、新聞の片隅に目が止まる。

゛智恵子抄、道程゛の詩人高村光太郎の
゛正直、親切゛
道徳心の当たり前の言葉が
私の心を掴んで離れない。

ハイテク時代の陰りか
゛死語゛に近いと私も思えた。
改めて゛正直、親切゛幾度か自分の心に問いつつ書いてみた

゛正直、親切、正直、親切、正直、親切、正直、、、、゛
すると
゛正直村と私の友達のご主人のお名前正直さん゛が浮かんだ

親切、、、あの日の心の中にジーンと来た゛親切゛
゛本当にありがとうございました゛
世の中捨てたものでは無い

私は、社会に二つの借りをしています。
゛何らかの形で戻しておきたい゛

老いて来ると゛される側、求める側゛ばかりになっている事に気ずきます。