Rosie＠新宿二丁目

いやー、久し振りに朝まで飲んじゃいました。締めのお店は会社の先輩行きつけのバー。ＣＤではなくレコードをかけてくれる、今どき少なくなったストレートなロック・バー。お店のコースケくんもナイスなガイだ。しかし酔っ払ったときのブルースとか、どうしてこう沁みるのかね。ジミヘンやスティーヴィー・レイ・ボーンのごつごつしたギターの音や、キャロル・キングやフィービー・スノウの切ない声を聴きながら黒ビールとか飲んでると（最近このパターンが気にいっている）思わずくさいセリフ（想像におまかせしますが）を口走っちゃいそうでヤバイ。

外に出ると空はもう当たり前のように明るくて、頭がくらくらする。この感じが醍醐味なんだよなー、とかいってるうちに電車も走り始めるのだが、週末早朝の電車には不思議な空気がある。夜遊び組みと早朝お仕事組みに加えて制服を着た小学生が数人（こんな時間から？）。さまざまな人間が集っているのにどこか空虚なこの雰囲気、どこかで覚えがあるなと思ったらＮＹの地下鉄だった。東京とＮＹが似ているとは俺は思わないが、ぽかっと穴が空いたようなこの時間に都会が素顔みたいなものを覗かせるのだろうか……あ、まだ酒がまわってるかな？